Assault Lily with GODZILLA 〜Kings of the earth〜   作:俺っちは勝者の味方ー!

1 / 9
他のクロスオーバー完結してないのに別の二次創作に手を出したバカです。
ちょっとスランプ気味なので気分転換に書き始めました。気分転換の方が書いてて楽しかったらこっちの方がメインで投稿することになるかも。
今更ですが、難しい文章書くの苦手なんで誤字脱字あったらすんません。
駄作ではありますがどうぞ楽しんで。



神話の再誕
プロローグ


地球……約46億年もの昔に誕生したとされる水と緑に包まれた惑星。

長い歴史を誇るこの星は、幾度に渡って生命の破壊と再生とが繰り返されてきた。それは地球が元来持つエネルギーによって引き起こされる災害であったり、あるいは宇宙から飛来した小惑星によるものであったり…とその因果は様々だ。

そのサイクルの繰り返しは母なる大地が定めた掟であり、何人をも覆せぬ世の理であることは周知の事実である。

 

……がしかし、近未来の地球にてその摂理を真っ向から否定するような異常事態(イレギュラー)が発生していた。

 

その厄災の名を…人類は『ヒュージ』と称した。それは人類共通の敵として、突如として降りかかってきた未知の存在であった。更には、()()の人間や兵器では傷一つ与えられないほど強靭な肉体を持っているときた。

スモール級やミディアム級という…とりわけ弱い分類に属するヒュージならば対抗できない訳でも無いが、ラージ級以上の敵に対しては通常兵器の火力は蚊ほども効かないのだ…。

故にまともに戦うことすらままならなかった人類の生活圏は、面白いくらい早いスピードで失われていった。

それまで人類が築き上げてきた文明の…その軌跡がいかに無意味であったかを突きつけるように呆気なく…。

 

では、人類は絶滅したのかと聞かれれば決してそうではない。

 

 

『ヒュージ』が持つとされる超常的な力…『マギ』。それを持っているか否かによって、人とヒュージの生物としての格の差は如実に表されていた。

そんなヒュージ出現による不景気の最中、暗雲を払う太陽の如く…人類にとっての希望の光が差し込んだ。

 

“人もまたヒュージと同様にマギを宿すことでヒュージに対抗し得る”…という事実が判明したのだ。

人がマギを宿すその例についでだが、主に10代の女性に多く見られる結果が出ている。

……年齢的に少女と呼ぶに相応しい彼女らがヒュージと戦うその姿から、正式な名として『リリィ』と呼称され、戦地に駆り出されるようになっていった。

 

ある一定の量のマギを有している少女が、貴重な戦力として重宝されるのはこの時代背景からすれば仕方の無いことかもしれない。が…やはり胸糞悪い話であることに変わりはない。

しかし、それしか対処する方法が無いのだから、いい年した大人達は善良な少女らに助けを乞う他に道は無かった。

 

こうして…ヒュージとリリィ(人類)の両勢力による生存競争は50年もの間、進展と衰退を繰り返しながら今も尚続いている。

 

◼️

 

人間からすれば50年という年月は生涯のおおよそ半分に匹敵するくらい長い時間である。

だがそんなもの、地球からすれば“()()()50年”の一言で片が付くレベルだ。

 

これまで多くの破壊と再生を繰り返してきた惑星にとって地表で起こっている人類とヒュージとの争いは、過去に起こった()()()()()()に比べれば鼻で笑うような些細な出来事に過ぎなかった。

 

……過ぎなかった()()()()()

 

 

この世は弱肉強食。人類がヒュージに負けて絶滅するのは、自然界の摂理に従っているので致し方ないことだろう。

しかし、それよりも危惧すべき問題が発生してしまったのだ…。

 

その問題とは、捕食・寄生・成長を繰り返すヒュージの生態がこの50年で地球の生態系を大きく崩壊させた点にある。

 

ヒュージ細胞が動植物を侵しヒュージ化させることは、その種の繁栄を遮ることに他ならない…。

今では地表の動植物の一割がヒュージと化して、人類を脅かしている。

 

この“一割”という数字は決して少なくはない値だ。たった50年ぽっちで、それだけの生態系が滅びていると言えるのだから…。

 

 

仮に人類が滅んだとしよう。その先にある未来は、ただ一つだけの種族が()()を支配する地獄絵図しか有り得ない。

現時点で、ヒュージは人にとっての脅威でしかない。だが、その常識がいつ覆されるかわかったものではないのもまた事実だ…。

ヒュージが人類を絶滅させる頃には、かつての美しい自然の姿が完全に失われていてもおかしくはないだろう。

 

◼️

 

そんな危機に直面し、母なる大地はいずれ確実に起こり得るであろう最悪な未来を回避するべく既に手を打っていた。

 

 

ある者に異分子(ヒュージ)の殲滅を担ってもらうのだ。

 

 

地球が発信した信号(シグナル)はその者に届くまでに数十年は要するものである。しかし、何度も言うが…その程度の年月は地球や()()からしてみれば人が瞬きをする時間と同義なのだ。

決して時間が掛かっているとは言えない。むしろ非常に早いくらいで効率的である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地球の発したSOSは、地表が激動に渦巻く最中…確かに伝わっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………GARUUUU…!

 

 

 

 

 

王が目醒める。

 

 

 

吉と呼ぶべきか否か、その信号(シグナル)は王以外の者達にも覚醒の兆しを与えることとなった。

 

古来よりこの星の支配者として生態系の頂点に君臨していた彼等。

ヒュージは愚かにもそんな彼等の眠りを妨げ、目覚めさせてしまった…。

 

 

 

 

そして、遠からずヒュージは、人類は…リリィは思い知ることになるだろう。

この星の真の支配者が一体誰なのかを。

 

 




『モンスターバースのゴジラ=自然の調律者みたいな感じやから、ヒュージが蔓延ってたら激おこぷんぷん丸じゃね?』

…っていうクソくだらない妄想して書き始めたので期待しないで…。
次回以降はモケーレ・ムベンベくらい首を長くしてお待ちください。

既に製作確定済みの次章だけど、そのさらに次の章で活躍するレギオンはどっちが良い?

  • ヘルヴォル&グラン・エプレ
  • アールヴヘイム&ロネスネス
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。