幻想郷にやってきた冴えない少年と数多の道具の話   作:架空柿

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好奇心と健康のための研究

 霊夢が呆気なく終わった異変に唖然としていると、咲夜が一瞬でやってきた。のび太にとっては時を止めていた時間も『タンマウォッチ』やら『狂時機(マッドウォッチ)』やらの何らかの道具の影響で原理は不明だが無効になっているが。

 

霊夢「あら、咲夜じゃない。どうしたのよ。またのび太?」

 

咲夜「ええ。パチュリー様が連れてくるように申しているので。」

 

のび太「行きます行きます!」

 

霊夢「まあ本人が行きたいなら,,,」

 

咲夜「ありがとうございます。」

 

のび太「『どこでもドア』~!ささ、目的地を言ってください。」

 

咲夜「では、『紅魔館の地下大図書館へ』」

 

 咲夜がそう言い、のび太がドアを開いた。やはりドアの先は目的地に繋がった。

 

咲夜「相変わらず不思議ですね。」

 

 2人はドアをくぐった。

 

   ~地下大図書館~

 

 パチュリーが驚いた表情で見つめていた。周りを見ると本ばっかだった。

 

パチュリー「瞬間移動かしら?」

 

のび太「まあそんな感じです。」

 

パチュリー「この『ロボッター』、面白いわね。もっといろんな道具を見せてくれないかしら?」

 

のび太「良いですよ。」

 

 パチュリーが咳をする。

 

のび太「大丈夫ですか?『お医者さんカバン』~!」

 

 のび太は聴診器を当てた。

 

カバン『喘息と貧血。ビタミン剤と粉薬で治療。』

 

 薬が2つ出てきた。

 

のび太「これ、飲んでください!」

 

パチュリー「え、ええ,,,」

 

 パチュリーは魔法で水を出し、薬を飲んだ。

 

のび太「どうですか?」

 

パチュリー「最高ね!喘息が良くなったわ!」

 

のび太「それは何よりです!」

 

パチュリー「さて、改めまして。私は『パチュリー・ノーレッジ』。この図書館の主よ。」

 

のび太「僕の名前は『野比のび太』です!」

 

パチュリー「この『ロボッター』を借してくれてありがとう。」

 

のび太(コピーロボットが貸したのかな?)

 

パチュリー「そこでね、他の道具も見せてくれないかしら?」

 

のび太「良いですよ!『魔法事典』~!」

 

パチュリー「それはどんな道具なの?」

 

のび太「ペン借ります。例えばこれに『「片付け」といったら、もとあった場所に物が戻る。』と書きます。そして、片付け!」

 

 散らかった本が全て本棚に戻った。

 

パチュリー「片付いた,,,」

 

のび太「これは書いた魔法が使えるようになる辞典です。」 

 

パチュリー「どんなものでも?」

 

のび太「ええ。」

 

パチュリー「一冊貰えるかしら?」

 

のび太「ええ。」

 

 のび太は例のミラーで増やし、渡した。

 

パチュリー「それは?」

 

のび太「『フエルミラー』といって、いろんな物を複製できます。」

 

パチュリー「それも一つ貰えるかしら?」

 

のび太「ちょっと待ってください!」

 

 のび太は『まほうのかがみ』で増やして渡した。

 

パチュリー「へえ、同じようなのもあるのね。」

 

のび太「そうですね。あとこれとかどうでしょう!『とりよせバック』~!」

 

パチュリー「それは何?」

 

のび太「これは遠いところから欲しいものを取ることができるバックです。」

 

 のび太はバックに手を入れ、パチュリーの帽子を取った。

 

パチュリー「,,,3個。」

 

のび太「わかりました!」

 

 鏡で増やし、渡した。

 

パチュリー(これで本を取り返せる!)

 

 パチュリーはとても喜んだ。

 

パチュリー「じゃあ最後に一つお願いできるかしら?」

 

のび太「喜んで!」

 

 のび太はポケットの中を探った。

 

のび太(あるかなぁ,,,あった!)

 

のび太「『虫のしらせアラーム』~!これは危険が迫ると音を出して教えてくれる道具です。」

 

パチュリー「それも一つ貰えるかしら?」

 

のび太「もちろんです。」

 

 略

 

パチュリー「満足したわ!」

 

のび太「では、僕はこれで。」

 

 のび太はドアをくぐった。




 どうやらのび太は何かを悟ったようです。
※『虫のしらせアラーム』は原作ではドラミしか出していなかった気がしますが、この作品ではドラミの道具もドラえもんが持っています。

 登場ひみつ道具
 狂時機(マッドウォッチ)
 時を早めたり遅めたり止めたりすることができる時計。

 とりよせバック
 遠くの物を近くに持ってこれるバック。

 虫のしらせアラーム
 危機が迫ってきたら事前にしらせてくれる道具。

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