戦姫欲望シンフォギアOOO   作:ルオン

1 / 1
プロローグ:新たな欲望の王の転移

欲望

 

それは、不足を感じ、それを満たそうとする

感情のこと。

 

その欲望を解放し、暴れるメダルの存在

【グリード】。

グリードは800年前に存在した王、オーズによって生み出された存在。

オーズはグリード達の核【コアメダル】を求め、グリードの1人【アンク】と手を組み、他のグリード、【ウヴァ】【カザリ】【メズール】【ガメル】を撃退し、コアメダルを奪う。

するとオーズはアンクを裏切り、アンクからもコアメダルを奪い取った。オーズはグリード達から奪ったコアメダルを、腰に身につけたベルト【オーズドライバー】に装備されているアイテム【オースキャナー】でスキャンした。

それによりオーズは力を制御する事ができず、暴走してコアメダルを抜かれた事で疲労していたグリード達と共に石棺となる。

 

そして800年の年月が経ち、アンクが不完全な状態で復活し、石棺の中央にあった石化したオーズドライバーを動かし、グリード達が復活した

石棺を監視していた巨大財団【鴻上ファウンデーション】は、石棺を囲うように張っていたセンサーに反応した事で、グリードの復活を予見し、鴻上ファウンデーションの自衛組織【ライドベンダー隊】を出動させる。

現場に駆けつけライドベンダー隊の隊長、

後藤(ごとう) 慎太郎(しんたろう)は、ライドベンダー隊が使うマシン、【ライドベンダー】で石棺を保管していたビルの壁を破壊し、持っていた銃でグリードを撃つ。

だが、グリードには通用せず、後藤は外で待機していた隊員達と共に、グリードごとビルを崩壊させた。

そのビルで、警備員のバイトをしていた青年、火野(ひの) 映司(えいじ)は、不完全な状態で復活したアンクと出会い、人間の欲望を利用したウヴァによって生み出された、メダルの怪人【ヤミー】を倒す為、アンクの誘いに乗り、オーズドライバーを装着し、仮面ライダーオーズとなってヤミーを撃退。

その後、映司はアンクと共に、次々に現れるヤミーを、【セルメダル】にて変身する戦士【仮面ライダーバース】こと伊達(だて) 明(あきら)と後藤、ヤミーの攻撃を瀕死の状態となり、アンクに体を乗っ取られた刑事、泉(いずみ) 信吾(しんご)の妹である泉(いずみ) 比奈(ひな)、比奈のバイト先【クスクシエ】の店長である白石(しらいし) 知世子(ちよこ)、鴻上ファウンデーションの会長である鴻上(こうがみ) 光生(こうせい)と、秘書を務める里中(さとなか) エリカの協力により、グリードを撃退し、世界を平和にした。

しかし、その代償として映司達は、【無】を司る紫のコアメダル【恐竜メダル】と呼ばれるメダルの力により、自身のコアメダルにひびをいれられ、限界が来ていたアンクを失った。

同時に恐竜メダルにてグリードになった人間、真木(まき) 清人(きよと)を倒す際に、アンクのメダル以外のコアメダルを、映司が放った必殺技で発生したブラックホールに吸い込まれてしまった。

 

戦いの後、映司はアンクを甦らせる為、鴻上ファウンデーションの研究協力員として世界各地を旅して回った。

ある日、隕石落下に伴い現れた40年後のメダルの仮面ライダー【仮面ライダーポセイドン】の出現に伴い、日本へ一時帰国した映司。

飛行機を降りた映司は、空港にて死んだ筈のアンクと再会を果たし、ポセイドンと戦うバースに変身した後藤と、バースが装着する【バースドライバー】のプロトタイプで変身する戦士【仮面ライダープロトバース】の伊達の元に駆けつけ、ブラックホールに吸い込まれてしまった筈のコアメダルを、体内に宿していたポセイドンからアンクの協力で取り戻し、再びオーズとして戦う。

元々40年後の鴻上光生にて生み出され、意志を持っていなかったサメ・クジラ・オオカミウオのコアメダルと、ポセイドンドライバーでポセイドンに変身していた青年、湊(みなと) ミハルは、ブラックホールを通じて40年後の未来にたどり着いたコアメダルを吸収してしまった事により、未来のコアメダルに意志が宿り、体を乗っ取られてしまっていたが、映司の助けにより、ポセイドンと分離する事に成功し、本来変身する戦士【仮面ライダーアクア】へと変身し、分離して独自に動けるようになったポセイドンを、映司と共に撃退し、隕石落下に伴い発生したワームホールで未来へと帰って行った。

同時に、アンクもワームホールに入って行った。映司達の前に現れたアンクは、実は40年後の未来からやって来たアンクだった。映司達の時代のアンクは、今だ割れたメダルの状態であった。だがそれは、いつかアンクを復活させる事ができるという、証明でもある。映司は希望を見いだし、アンクを復活させようと意志を固くする。

その後、映司は死の商人【財団X】の1人、カンナギの襲撃を受け、未来のコアメダル、サメ・クジラ・オオカミウオの3枚を奪われてしまう。

映司は先輩ライダーである【仮面ライダーダブル】、左(ひだり) 翔太郎(しょうたろう)とフィリップと連絡を取り、一度会ったことのある後輩ライダー、【仮面ライダーフォーゼ】こと如月(きさらぎ) 弦太郎(げんたろう)に会いに行き、協力してカンナギを倒す。

 

カンナギを倒した映司は再び旅へ。後輩のライダー達や、世界のピンチの時、必ず日本へと戻っていた。

一度、映司達の地球と平行世界に存在する地球を衝突させようと企てた最上(もがみ) 魁星(かいせい)が、映司達を迎え打つ為に、財団Xにより開発された財団X製のコアメダルを使い、一時的にアンクと再会を果たしたが、財団Xのコアメダルが消滅し、アンクも再び消えてしまう。

 

それから数年の時が流れ、日本では映司達が過ごした夢見町を中心に事件が起きていた。

かつて石棺となった筈の800年前のオーズが、アンクと真木を除いた、ウヴァ・カザリ・メズール・ガメルの4人と共に復活し、人々を襲い出した。

海外に服を作る為、様々な事を学びに行っていた比奈は、日本に帰国し、兄である信吾や、仮面ライダーである伊達や後藤達と共に、レジスタンスとして対抗する。

風が吹く町風都を守る仮面ライダー、ダブルの翔太郎やフィリップ、他の地にいる仮面ライダー達も、復活した800年前のオーズとグリード達を倒そうと、夢見町に向かおうとしたが、800年前のオーズはグリード達にヤミーを生み出させ、他の仮面ライダー達の元に行かせ妨害した。

そして800年前の王の襲撃から数ヶ月が経ったある日、アンクが復活した。復活したアンクは、腕だけの状態だった為、グリード達の攻撃を受けて危険な状態にあった信吾の体を借り、映司と再会する。

 

再会したアンクは、映司の指示に従い、レジスタンスとして活動する比奈達の隠れ家へと向かい、比奈達とも再会する。

そこで互いに情報交換をした際、映司が800年前のオーズから少女を庇って攻撃を受け、生死不明だと聞かされたアンク。

アンクは比奈を連れ、映司の元に行く。映司との再会を果たした比奈は喜びのあまり、映司へと抱きつく。映司は比奈から離れ、アンクへアイスを手渡し、アンクはそのアイスを食べるが、映司の中に知らないメダルの力を感じとっていた。

するとそこへウヴァが現れ、映司はアンクにコアメダルを要求し、オーズに変身してウヴァを撃破。ウヴァの意志が宿ったコアメダルを破壊しようとする映司を、アンクが止める。そこへ駆けつけた伊達と後藤は、生きていた映司に少女はどうなったのかを確認。その返答に、その場にいた映司を良く知るアンク達は違和感を覚え、アンクが問いつめる。

アンク達が映司だと思っていた人物は、映司の体を乗っ取った、鴻上が新たに開発したコアメダル、ムカデ・ハチ・アリによって生まれた人造グリードの【ゴーダ】であった。

少女を守った事で死んだ映司の遺体を乗っ取ったゴーダと共闘する事となったアンク達は、グリード達を取り込んだ800年前のオーズと戦う事になる。

アンクと再会した800年前のオーズは、アンクをも取り込み、オーズへと変身したゴーダを追い詰める。だが、取り込まれたアンクが、800年前のオーズの体から恐竜メダルを奪い取り、ゴーダへと渡す。

恐竜メダル、プテラ・トリケラ・ティラノの3枚で【プトティラコンボ】へと姿を変えたゴーダは、斧型のアイテム【メダガブリュー】を使い、800年前のオーズを撃退した。

 

全てが終わったのも束の間、800年前のオーズを倒した事により、宙に浮かんだ数枚のコアメダルと、大量のセルメダルを見たゴーダが力を求め、メダルを吸収し、自身のコアメダルを使って【仮面ライダーゴーダ】へと姿を変えたゴーダ。

ゴーダはアンクからメダルを奪い、アンクは信吾と分離し、ゴーダは使っていた映司の体と分離した。

伊達は仮面ライダーバースに、後藤は新たなコアメダルであるエビ・カニ・サソリの3枚と、実験開発段階にあった【バースドライバーX】を使い【仮面ライダーバースX】へと変身し、ゴーダと戦う。

その間にアンクは、映司の体に憑依し、精神世界で本物の映司と再会を果たす。そして映司から語られたのは、死の間際に映司が望んだこと、それはアンクの復活だった。その映司の欲望が、願いが叶いアンクは復活を果たした。

映司に憑依したアンクは、自身のメダルであるタカ・クジャク・コンドルのメダルの姿が変わるのを見て、映司がやりたい事を察し、姿を変えた3枚のメダルをオーズドライバーに装填し、【仮面ライダーオーズ・タジャドルエタニティ】へと変身した。

変身したアンクはゴーダを圧倒し、ついにゴーダを倒した。ゴーダを倒したアンクは、再び精神世界にて映司と話そうとするが、映司に背中を押され分離してしまう。

そして意識を取り戻した映司を見て、喜ぶ比奈達だったが、800年前のオーズの攻撃の影響が残っており、残りわずかの命だった。

そこに、里中が映司が救った少女を連れて駆けつける。少女を見た映司は安心し、アンクと比奈に手を握られながら死んでしまった。

 

その後、ヤミーを倒しきった仮面ライダー達が駆けつけ、映司の死を知り涙した。

特にダブルの翔太郎とフィリップ、フォーゼの弦太郎が膝をつく程であった。

その数日後、アンク達は衝撃を受ける。

なんと比奈のお腹には、映司の子が宿っていたのだ。映司の恋人であった比奈は、日本に帰国する前に映司と愛し合い、その身に命を宿したのだ。

それを知った面々は、喜び、比奈をフォローする事を誓う。鴻上の人脈で、比奈達は映司の母、火野(ひの) 麗子(れいこ)と出会い、映司のこれまでの話をし、様々な手を使い、火野の姓を名乗る事になった。

 

そして数年の時が経ち、映司と比奈の息子、火野(ひの) 映助(えいすけ)は立派に育ち、ボランティア活動をしていた。

彼の名づけ親であるアンクは、比奈達の家に住み、映助を陰ながら見守り、伊達や後藤、翔太郎やフィリップ達は、暇さえあれば映助に会いに行き、鍛えたり遊んだりしていた。

そんなある日、中学生になっていた映助は比奈に頼まれ、スーパーに買い物に出ていた。帰りにアンクと会い、一緒に歩いていたその時だった。

映助とアンクの目の前に、昭和の時代からライダー達と戦う悪の組織【ショッカー】の幹部怪人、【スペースイカデビル】と戦闘員が現れ襲い掛かってきた。

アンクは勿論、鍛えられてきた映助は、すぐに回避し、戦闘員達の攻撃を避け続けた。

しびれをきらしたイカデビルが、映助に向かっていき、映助を殴り飛ばす。殴り飛ばされた映助は、近くのブロック塀にぶつかり、痛みに耐えながらその場に膝をつく。

その時、映司の形見として持っていたオーズドライバーが、内ポケットから落ちる。オーズドライバーを拾い上げた映助は、もしや?と思い、オーズドライバーを腰にあてがう。するとオーズドライバーからベルトが現れ、腰に巻きつく。

腰にあてがった映助はもちろん、回避から戦闘する事に変え、離れた位置から見ていたアンクは驚いた。

アンクは戦闘員を殴り飛ばし、映助にタカ・トラ・バッタの3枚のコアメダルを投げ渡し、変身するように叫ぶ。

覚悟を決めた映助は、メダルをオーズドライバーに装填し、オースキャナーでメダルをスキャンし、【仮面ライダーオーズ・タトバコンボ】に変身した。

映助がオーズに変身した事に驚くスペースイカデビル。映助は、腕に装備されている【トラクロー】を展開さは、何回か斬りつけた後、スペースイカデビルを蹴り飛ばす。

映助は標的を戦闘員に変え、トラクローで次々と倒していく。戦闘員を倒し終え、標的を再びスペースイカデビルに戻すと、スペースイカデビルが蹴られた事で腰を痛め、地面を這いつくばっていた。

その隙を逃す事なく、映助はオースキャナーでメダルをスキャンし、必殺技【タトバキック】を叩き込み、スペースイカデビルを撃退した。

 

その後、映助はアンクと共に比奈達に何があったのかを説明。無茶した事に対して説教を受けた映助は、その場にいた全員に、オーズとして戦いたいと言い、鍛えてもらえるように頼み込む。

映助の覚悟を見た伊達と後藤は、他のライダー達に連絡を取り、映助をライダーとして鍛えあげる。

 

鍛えられた映助は、高校と大学を飛び級で卒業し、鴻上ファウンデーションに入社して、ライドベンダー隊に所属の鴻上会長のボディガードとして活動する。

 

そんな映助は現在、鴻上ファウンデーション内部にある研究所に、鴻上会長と里中エリカと共に来ていた。

 

「それでは会長、実験を開始いたします」

 

「ああ。やってくれたまえ」

 

「はい!」

 

研究員の1人が、鴻上会長から離れ、近くにあった機械を操作する。一部始終を見ていた映助が、どこか心配そうな顔をして鴻上会長に声をかける。

 

「会長、本当に大丈夫なんですか?」

 

「む?心配かね?」

 

「えぇ。コアメダルを使っての実験······正直

 不安しかありません。しかも、恐竜メダルを

 使ってなら尚更です」

 

「君の心配も分かる。だが、いつ800年前の

 オーズのような存在が現れるかも分からな

 い。備えておくためには必要な事なのだ」

 

「それは·········分かっています」

 

「まぁ、私としては、恐竜メダルを頼りたくは

 ないのだがね。しかし、背に腹は代えられな

 いからね」

 

「会長、始まります」

 

「うむ」

 

里中に言われ、映助との話をやめて装置へと目を向ける鴻上会長。映助も釣られるように、装置へと目を向ける。

すると、装置の中央に置かれた剣と、その剣に取りつけられた恐竜メダルが光りだす。

徐々に光を強くしていく剣とメダル。

その光に歓喜した鴻上会長が目を輝かせたその時、警報が鳴り響く。

 

「何があった!?」

 

「剣とメダルのエネルギーが急激に上昇してい

 ます!また、その上に高エネルギー反応を探

 知!この反応は··········ワームホールです!」

 

「何だと!?」

 

研究員の報告に驚く映助。

すると、剣とメダルの上にワームホールが出現し、辺りにあった物を吸い込み始め、剣とメダルをも吸い込んだ。

 

「剣とメダルが!?」

 

剣とメダルが吸い込まれ、慌てる映助。

その時、何故か研究室にあったタライが映助へと飛んでいき―――

 

「げふっ!?」

 

「ッ!?映助くん!!」

 

映助の顔面にぶつかり、吸い込まれまいと掴んでいた手すりを離してしまう。

それに気づいた鴻上会長は、映助に手を伸ばすが届かず、映助はそのままワームホールに吸い込まれてしまい、ワームホールは消滅した。

そしてこの日を堺に、映助は新たな世界での物語が始まるのであった。




という訳で、仮面ライダーオーズとシンフォギアのクロス作品になります!

次回は、ワームホールに吸い込まれてしまった映助の話しになります!
次回も是非読んでください!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。