最弱主人公が史上最強の武器を作ったら歩く性犯罪者になりました。   作:昆布 海胆

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第11話 神の国で発売された新作ゲーム

人間界ではない神の世界『神界』

そこでいま、一代ムーブメントが起こっていた。

 

「異世界ツクール?」

 

世界には実に八百万の神がいる。

『やおよろず』と言うように数多に分かれた神々は各々が様々なモノを担当していた。

植物や動物、鉱石や液体、それは人類の時代と共に変化し続け、果てにはオナホールの神や電子書籍の神、ピンクローターの神から電動コケシの神など様々…

 

その中で一柱、人間の熟年カップルの性欲だけを担当する女神がいた。

あまりにも特質過ぎるそれの担当神、その名前は「精婆」

担当するカップルに対して神に対する寝取りや浮気を防止するためであろう彼女の容姿は名前とは正反対の少女、しかも掌サイズの某雪使いの妖精さんサイズの少女であった。

 

彼女は普段基本的に暇であった。

担当する対象が熟年カップルで、しかも熟年の性欲と言う言ってみれば高齢で絶倫体質の相手にしか仕事がないのだ、その為、本当に普段は何もする事がない。

そんな彼女達のような仕事が殆ど無い神達の間で「アサッテキー」と言う名前の会社が設立された。

暇な主婦達が集まってお茶会を開くようなノリで設立されたこの会社にはゲームの神や小説の神、編集の神や特殊能力の神…そんな特殊な力担当の神達が地上の人間を見習って作った。

これが普段暇だった神達に大ヒットし、魔術を司る神なんか完全に仕事を放棄して神だけにゲーム灰神となった。

その為、遥か昔に人間界から魔術が消滅したりする事態にもなっていたが、神達にとってはどうでもよかった。

別に魔法が使えなくても人類は栄え続けていたからだ。

 

神を模して人間を神は作り、人間の産み出した娯楽を模して神の遊びを作る、そんな流れが完成したのであった。

まさしく因果と言えるかもしれない。

 

「なになに?小さな異世界を任意に作ってあなたの思い通りの世界を作成できるシュミレーションゲーム!?

そこで一定以上成長した世界には課金サービスを使用することで本物の人間を送り込んで交配させる事が出来る、それによって更なる進化を楽しめるんですって?!これって熟年カップルの性欲だけしか担当したことのない私が創造神を体験できるの?!凄いじゃないコレ!」

 

精婆は新作コーナーに大々的に置かれたそれを手に取りレジへと会計しに向かった。

ここは神ノ国のゲームショップ「芸王」

 

熟年カップルの性欲だけを担当する容姿はロリロリの精婆の手に最新作ゲーム「異世界ツクール」が渡った日の話であった。

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