最弱主人公が史上最強の武器を作ったら歩く性犯罪者になりました。 作:昆布 海胆
ライムに案内され、その建物の中に俺は足を踏み入れた。
中は土足で良いらしく…
「そのまま土足でどうぞ」
っと言われたが、俺の履いてるのは上履きなんて言うのは野暮ってモノだろう。
そんなどうでも良いことを考えていたら前に誰かが立っていた。
「よくぞ生きてここまでいらっしゃいました」
巫女装束と言うには余りにも露出度の高い服、色気の塊のような洋服を着た黒髪美人が会館の中で出迎えてくれた。
そして、ライムから…
「このリュータさんは、なんとステータスがオール1で!しかもHPが一桁です!」
と大きな声で報告が有った。
巫女の後ろにも何人も人が居るが、全員口を開けたままその言葉にポカーンとしている…
そうだよね、やっぱり最低最弱のステータスって事なんだよね…
リュータは皆の視線を見て、役立たずが来たと思われているに違いない…
そう感じ、しょぼーんとするのだが、一人の男が突然叫びだした!
「うぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!」
それに我に返ったように次々と嬉々とする雄叫びや叫び声を上げる人達?!?!
一体どういう事か?と首をかしげていると巫女から説明が始まった。
簡単にまとめると、この世界に身売りで連れてこられた人には神から力が与えられる、それは全員均等にランダム分配され、ステータスが低いものは神力がレアな物が与えられると言うのである。
ここまで酷いステータスだと、とんでもないスキルの可能性が高い可能性が非常に有り、ここに居る人達は元の世界に帰れるスキルの持ち主が現れるのを待っていたと言うのだ。
「それでは私が今から神に貴方のスキルは何か訪ねてみます。私のスキル名は「ゴッドコミュニケーション」と言いまして、5分に付き10神で神様と会話が出来るスキルなのです」
公衆電話か?!
ちなみに巫女様もステータスが半分くらい一桁で、HPも20しかないとの事だ。
それで神と会話できるスキルって言うのだから、もしかしたら俺のはとんでもないスキルなのかもしれない…と言う事なのだろう。
「って言うか、バッドじゃなくてゴッドなんですね…」
「バッドだと大人の事情で色々不味いですし、意味がおかしくなるでしょ?」
ごもっとも。
「それではスキル「ゴッドコミュニケーション」発動!」
すると目の前の何もない空間に突然透き通ったイルカが出現した。
うっすらとその後ろには表計算ソフトのような背景が透けて見える…
何処かで見たことの在るようなそのイルカ、その無駄に滑らかな動きに
「この方がこの世界の唯一神「お前を消す方法」様です」
もうやだこの世界…
※このネタが知りたい方はインターネットで『お前を消す方法』と調べてみよう