仮面ライダーディブレイカー~紅の破壊者~ 作:火野荒シオンLv.X-ビリオン
翔「何が?」
シオン「力が云々かんぬん」
翔「そうか?」
とある森。
そこでは女性が一人、ポツリと椅子に座っていた。
「リーダー、まだ帰ってこないなぁ………」
そんなことを呟きつつ、近くのテーブルに置いてあるサンドイッチを、一つ手に取る。
そしてそれを口に運ぶと、不意に背後から気配を感じた。
「―――イヌ、か」
女性は後ろを向くと、2,3体ほどの野犬がいた。
「どうやら、サンドイッチ目当てじゃなくて、私のようね?」
女性はそう言うと、何処からか奇妙な形をした剣を取り出した。
そして女性は野犬に剣を向ける………時だった。
「………なーにやってんだ?零(れい)」
ふと、後ろから声が聞こえる。
零と呼ばれた女性は、後ろを振り向く。
そこに居たのは、自分がよく知る人物だった。
「リーダー!何処に行ってたんですか!」
「ちょっとな。………で、お前はなんで【ゼロブレード】を構えているんだ?」
リーダーと呼ばれた男―――登竜翔は、目の前の女性―――星野零に向かって尋ねる。
「イヌが来たので、非常食にしようと」
「だからって、なんでゼロブレードを構えるんだよ………」
翔はそう言うと、野犬達を見つめる。
すると野犬達は、翔が放つ静かな気迫に圧倒され、声をあげて逃げていった。
「あぁ!?非常食が!!」
「別にいいだろ?」
「良くないですよ!!後一週間で食料が尽きるんですから!!」
零は翔に向かってギャーギャー喚くとそのまま説教に突入していた。
「大体リーダーは何処に行ってたんですか!『お!ちょうど戦争が始まりそうだ!!』とか言ってオーロラ使って戦場に飛び込んでいって、そして終わったと思ったらオーロラ使ってまたどこかに行くし!少しは放浪癖を治してくださいよ!?」
「わーかった!分かったから!!耳元で喚くな!!」
翔はなんとか零を落ち着かせると、何処に行っていたのか説明していた。
「まずあの戦場に行って暴れてきた」
「確かあの時、なんか言ってましたね」
「あぁ、あれ。いや、あいつらすぐに逃げ腰になっているくせに、力を権力みたいにして振る舞っていたからな。町一つ守れないくせに、なーにが国を守るだ。国を守るために力を手に入れたのに、自分優先で」
翔はそう言うが、零にとっては「リーダーもそこまで変わらないくせに」と感じていた。
「んで、その後あの切ったおっさん回復させて、別の世界に向かった」
「何処に行ったんですか?」
零は翔に尋ねる。
すると翔は爽やかな笑顔で
「ディケイド………門矢士のところだ」
と、言った。
「ええっ!?アイツのところに行ったんですか!?」
「と言っても、リ・イマジネーションのZXに丁度ボコボコにさせられていたがな?」
「あの男がですか!?」
零は翔の言葉に驚く。
それもそのはず、ディケイド―――門矢士はライダーの全ての力を使うことができる。
その上、士自身も高い戦闘力を持つため、まず負けることはないのだ。
「それがさぁー、リ・イマジネーションのZXがリミッター解除したらしくて、それがあり得ないほど強くなっていたんだよ」
「………あの発光で、ですか?」
「そう。おまけに【ZXイナズマキック】で、リ・イマジネーションのクウガ………小野寺ユウスケを倒した」
翔の言葉に、再び零は驚いた。
「ということはつまり………」
「一応あのキック、【雷】纏っているからな。それで心配停止したら、アルティメットどころか、ライアルまで覚醒するだろうな」
翔はそう言うと、テーブルにサンドイッチがあることに気づき、一つ手にとって食べた。
そしてサンドイッチを飲み込むと、自信満々に零に向かって言った。
「―――まぁ、現段階で俺を倒せるのは、限られているしな。というか仕方ないとはいえ、互角以上に相手できるやつがいなくてつまらん」
その言葉を聞き、零は
「やっぱりリーダー、貴方も大して人の事言いませんね?」
「え?何が??」
と、翔に言っていた。
「あっ、そういえばこの近くに、『ヘルズ』が居るらしいです」
「………アイツらか」
零の言葉に翔はため息をついたと同時に
―――突然背後に銃みたいなものを構え、撃っていた。
『いでっ!?』
するとそこから、灰色の怪物が現れた。
「やっぱりいたか」
『くそっ!いつから気づいてた!!』
「サンドイッチ食ってるとき」
そう言って翔は、懐から金色のベルトのようなものを取り出す。
そして灰色の怪物―――エレファントオルフェノクの前に立つ。
「リーダー。私も」
「別にいい。下がってろ」
「分かりました」
零は翔の言葉に従い、後ろに下がる。
そして腰に金色のベルトを巻くと、腰にあるケースから、一枚のカードを取り出した。
「せいぜい楽しませてくれよ?」
『舐めるなよ!』
「威勢がよくて何よりだ。―――変身」
翔はそう言うと、ベルトのバックルを開き、そこにカードを挿入する。
そしてバックルを閉じたとき
『カメン・ライド ディ・ブレイカー!!』
そのような音声が響き渡ると同時に、自分の下から、大量のカードが渦を巻いて、自分の周りを纏う。
そしてカードが分解され身体にまとわりつき、少しづつ姿を変えていく。
そしてカードが周りから無くなり、そこに立っていたのは、赤いボディをし、所々に黒と白のラインが入った、紫色の複眼をしている存在………。
「―――さぁ、お前にとっての力を見せてみろ」
仮面ライダー・ディブレイカーが立っていた。
正直翔も人の事言えない気がする。
ここでヒロイン(?)登場です。
翔と零は、ちょっとした関係です。
………別に恋愛関係じゃありません←
非常食としてしか認識されない野犬ww。
零の説教www。
翔が言ってること=あんま人の事言えない
そんな感じですもん、彼がディブレイカーの力を使っているの←
それと、若干昭和リイマジのネタバレしています。
サイトの方は投稿しているので、そちらを見れば分かるかと。
そしてめっちゃ自信満々の翔ェw。
ここに来て敵に狙われているようなフラグがたちました。
そしてすぐにばれるオルフェノクェww。
後、決め台詞あんな感じにしたけど、どうですかね(聞くな)?
次回は戦闘回。
そしてディブレイカーの恐ろしさが軽く見えます。