仮面ライダーディブレイカー~紅の破壊者~ 作:火野荒シオンLv.X-ビリオン
シオン「?普通に見てオーズのだろ?」
翔「適当すぎんだろうが!」
シオン「いや、だって……この章突入してから一気に執筆速度減ったし…かといってこの章の話を消すのはどうかと思って…サブタイトルも特に思い浮かばなくて」
翔「だからってなんで最初に『恨み』がくるんだよぉぉぉぉ!!?」
次の日の朝、翔はゆっくりと毛延びをしながら起きて、辺りを確認する。
辺りには昨日襲ってきたムカデの死骸と、未だに寝ている零の姿があった。
「そーいやあの死骸の処理すんの忘れてたな……」と翔は呟くと、ディブレイクドライバーを装着し変身する。
そして『スペシャル』のカードで、周りの死骸をすべて焼き払っていた。
「……暇だ…」
変身を解いた翔はそう呟くと、とりあえず零を起こすために、軽く零を蹴飛ばす。
「ふにゃっ!?」と変な奇声を上げた零はバッと起き上がり、慌てて後ろを向く。
そしてそこに立っていた翔を見て、「なーんだ」と溜め息をついていた。
「リーダーだったんですか、私を蹴ったの……というか、蹴って起こさないでください。地味に痛かったです」
「本気で蹴ってないだけまだマシだろ」
「………というか、もう朝になってたんですか!?」
(まぁ、お前昨日気絶してそのままだったからな……)
翔は大慌てしている零を見て溜め息をつきつつ、懐からゼロドライバーを取り出し、零に投げ渡していた。
零は慌ててキャッチすると、ホムルが来たのかを尋ねてくる。
「お前が巨大ムカデみたいなやつに食われる直前に来たんだとよ」
「なんでそんなタイミングがいい時に……」
「俺に聞くな。…さて、とりあえず何日かはこの世界に滞在するか」
「ええっ!?もうこの世界に用は無いんじゃあ…」
零はそう言うが、翔は荷物とかがまだ乾ききってないし、何よりも昨日の猪(仮)の恨みが残っていると言って、何処かに走り出していってしまう。
…多分、昨日の猪(仮)を狩りに行ったのだろうが、果たして運よく見つかるのだろうか……
零はそんな事を思いながら、荷物の方を見る。
…なんかもう、水が腐敗したような臭いが放たれており、零は軽く涙目になりながら溜め息をついていた。
~~~
一方、フェムズ族の城では、ハクアが自身の部屋で一人佇んでいた。
すると部屋の外からノックがなり、ハクアは扉を開く。
そこから緑の髪をした女性が入ってきていた。
「失礼します、王」
「…ヒスイか。【例の物】、持ってきたのか?」
「…はい……」
ヒスイと呼ばれた女性は懐に手を入れ、封をされた箱のような物を取り出す。
そして取り出した箱の封を解き、蓋を明けると、何やら液体が入った注射器が入っていた。
ハクアはそれを手に取ろうとすると、突然ヒスイが注射器の上に手を置き、ハクアの行動を邪魔していた。
「…何のつもりだ」
「…王は……本当にいいのですか…?」
「…元々死ぬ気だ。だったらあやつを…ガクを倒すためなら、それなりの代償も受け入れよう」
ハクアはヒスイの手を退けると、注射器を手に取る。
そして右腕の服を捲り取ると、注射器を右腕に刺し、中の液体を注入していた。
すると半分ほど液体を注入し終えたハクアが苦しみだす。
「王!」とヒスイは叫ぶが、ハクアはそれを制する。
そして苦い顔をしつつも、残りの液体を注入してしまう。
「ぐっ…!」
「王!やはり駄目です!今なら流し込んだ液体を抜き取れ」
「だい、じょうぶ…だ……これ、ぐらい……!」
「王!!」
ハクアは注射器を抜き取ると、粉々に砕いてしまう。
そしてふらふらと立ち上がると、自身のベッドに倒れこんでいた。
「ぐっ…馴染むには1日は掛かり、そうだ…」
「王!しっかりしてください!!」
「っ…!!ヒスイ、よ…分かって、いるな…もしこの戦いに…勝利したら…ガクたちの傘下、に…」
「分かって…います……ですが…!!」
「…悪いが、もう…部屋から、出て、いって…くれ……」
「…分かり、ました……」
ヒスイが答えると、唇を噛み締めながら立ち上がり、部屋を出て行った。
~~~
「―――おらぁぁぁ!!待ちやがれこの猪もどきぃぃぃぃぃ!!!」
『ブモォォォォォォォ!?』
一方その頃の翔はというと、昨日の猪(仮)を見つけ、物凄い勢いで追いかけていた。
猪(仮)はそれに驚き、全速力で逃げていく。
しかも巨体ゆえか、かなりの差が開いていく。
「あーくそっ!やっぱ生身じゃ体格の差で追いつけねぇか!こうなったら…変身!」
そして数分後、ディブレイカーに変身した翔は、見事に猪(仮)を仕留めていた。
と言っても、完全に殺したわけではなく、気絶してるかどうかの境に追いやっただけで終わっていた。
翔はふぅ、と息を吐きながら変身を解く。
「ったく、殺されて調理されないだけマシだと思いやがれ。さぁて、帰るか」
翔はそう言って、猪(仮)に追い討ちで蹴たぐる。
そしてそのまま元来た道を戻っていく…
が、翔が去っていった場所に、誰かがやってくる。
見た目は12~3歳ほどの少年で、銀色に近い髪をしている……
その少年はゆっくりと気絶している猪(仮)に近づき、そちらをチラリと見ると、クスリと笑っていた。
「へぇ~……あれが最近騒ぎ出した『紅の破壊者』、か……確かに破壊者の資格は充分だね~。…でも、今はちょっと邪魔だね……彼には……」
少年は右手の指を鼻に近づけ、クスリと笑いながら呟く。
が、突然少年は笑うのを止め、両腕を下ろす。
「…僕だよ……何?『時空の裂け目』が発生して『進化を超えられなかった者の成り果て』を…?それで、その裂け目は何処に繋がったの?……へぇ~…成程……ほぅ、『創造と破滅を導く森』の植物を……分かった、今すぐ戻るよ。興味が湧いてきたしね。え、この星はいいのかって?…ちょっと面倒なのが現れてね……まぁ、どうせこの世界も『神が認めざる果実』はまともな力を発揮しないと思うよ?そうなると時間の無駄だしね」
すると少年はブツブツと独り言をしはじめ、誰かと会話をしてるような喋り方をし始める。
少年が独り言を終えると、右腕を伸ばし手を開く。
そしてそこから【七色に光った林檎のようなもの】が、何も無い掌に現れていた。
「本当は僕が直接渡すべきだけどね…まぁ、別にいっか」
少年はそう言って、七色の林檎を宙に投げ捨てる。
しかし七色の林檎は宙に留まり出し、暫くするとその場から消えてしまう。
それと同時に、少年もその場から、いなくなっていた。
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それから3日後………翔は適当に惑星バルザカを見て回っていた。
その理由としては、まだ(翔にとって)面白い事が残っていると思っているからだ。
因みに零は洗濯物の都合で一人だけ別の星に移動し、そこで合流する事になっている。
「…さて、と……予想していた通りだな」
翔はそう呟くと、その視線の先にあるのは、数日前翔たちが飛び落ちた池……その周辺には、数百もの兵士がいた。
その兵士は殆どがフェムス族とラシル族で、互いに戦闘体勢の状態に入っている。
それを見た翔はニヤリと笑い、ライドブッカーをソードモードにする。
「さーてと……―――殺し合いの始まりだ。下らねぇ事で『力』を使うやつらは、俺が一人残らず殺す」
翔はそれだけ呟くと、そのまま池のある方角へ、走り出していった。
最近思った事:この章全然書けねぇ
やっぱり、考えもせずに執筆したからですかねー……所々無理矢理ですし。
なお、超絶極神編のやつだけ軽く執筆したのですが、そっちの方が結構書けた←
翔は何故死骸をそのまま放置にして寝たのだろうか…
というか放置プレイされてた挙げ句、蹴り起こされた零ェww
本当にタイミングよかったんですよね、ホムルさん……もしかして、実はどこかで隠れ見てた?←
そして最終的に放置されてた洗濯物ェwww
ヒスイさんはオーバーロード語でレデュエ……つまり社長の声の人が演じてたオーバーロードの名前です。
…
……いくらレデュエの名前が由来だからって、ヒスイさんはルラギッタリはしません(割りと重要)
なお、自分は当初、Wikipedia見るまで、レデュエを男だと思ってました←
いや……社長の声をしているので、女だと思えなくて………
むしろあの声で女って、違和感以外の何者でもないですよ、マジで。
ハクアさんが打った注射器の中身は、次回明かしますが……結構ヤバイ代物です。
ドーピングと似たり寄ったりですけど、元々の性質とかが違いますし。
…けれど自分が死ぬ事で、総てを終わらせようとしているので、結構本気の覚悟なんですよね……
なので結局、勝っても負けても、戦いの後は死ぬんですよね…
そんな空気をぶち壊す翔と猪さんェw
それでも殺しはしないというのは、翔の優しさ………ではなくて気紛れ(ヲイ)
なお零にとっては、猪さんを美味しく頂きたかったようです。
ここで一番の無理矢理要素、謎の少年…
この人がある意味主犯です。
なお、少年の所々の『』は、勘が鋭い人なら分かる筈です。
ヒントとしては『創造と破滅を導く森』は、別名【ヘビ】と呼ばれている、ですかね。
面白そうな事が残ってそうという理由だけで残ってる翔w
洗濯物の都合で一人だけ別の星に行った零ww
そして生身で突攻する翔ェwww
いやまぁ、変身させてもよかったんですけどね?
…流石に生身の相手に、スペックアルティメットクウガレベルはどうかと思いまして。
次回は……翔が大暴れするのと、ハクアさんVSガクです。