仮面ライダーディブレイカー~紅の破壊者~ 作:火野荒シオンLv.X-ビリオン
翔「えっ、そのまま大会編突入しないの?」
シオン「モブキャラまだ考えてない」
零「思ったんですが、作者ってあまり計画立ててないですよね?」
翔「お前よくそれで小説家やっていけるな」
シオン「それ、以前サイトの方で、士たちに似た事言われた」
零の恐ろしさと、奴隷少女
翔たちは、【惑星ディアスムーン】の草原地帯にオーロラでやって来ていた。
街に直接行かなかったのは、いきなりオーロラから出てきたら、町の者たちが、パニックを起こしかねないからだ。
「あ、地味に遠い場所に来てしまった」
「ここからだと、30分ぐらい歩かないと【メルディア】に着きませんね」
「………大会に締め切りは?」
「今日の3時までですね。因みに現在時刻は、2時半ですね」
零の言葉を聞いた翔は―――オーロラを再び呼び出し、何処からかバイクを取り出した。
【マシンディブレイカー】―――翔が使う、最高時速720km/sのハイスペックバイクだ。
翔は急いでバイクに乗ると、零にもうひとつあるヘルメットを投げ渡した。
「急げ!間に合わんぞ!!」
「∑って、待ってくださいよ!?」
零は急いでヘルメットを被ると、マシンディブレイカーに跨る。
そして翔は、零が乗ったことを確認すると、エンジンをかけて、最高時速で草原を駆け抜けていった。
~~~
「うっぷ………」
「おーい、大丈夫かー?」
「……これが大丈夫に………見えますか………うっぷ………!」
現在、零はとある宿のベットの上で、グロッキー状態になっていた。
理由は簡単、バイクの最高時速で、思いっきり駆け抜けたからだ。
その際、急な下り坂があり、それを全速力で走りぬいたら、これで吐きそうにならないわけがない。
なお、クロックアップやハイパークロックアップ、フリーズを使う翔は、普通に立っている。
「あ、それとお前の分の登録もしといたぞ」
「………はい?」
「いやだから、お前の分も大会の名簿に登録しt」
「―――何で私の分まで登録してるんですかぁぁぁぁ!!?ぐぅぷ……」
翔の言葉に、思わず叫ぶ零だが、叫んだせいで吐き気が余計に酷くなる。
それを見た翔はというと、軽く笑い出していた。
………その後零に顔面を殴られていたが。
「何で私までうっぷ、大会にぐぅむぷ、出ないといけないんですか………!」
「いや、お前もそろそろ久しぶりに【人間】と戦わないと、怪人ばっかしだと、別の意味で鈍りだすぞ?後、お前もう寝てろ」
「………確かに昔の私たちは、【人々を殺しまくっていた】んですけど………」
そういう零の瞳には、軽く涙が零れていた。
「確かにな。けど今は、昔と違う。特にお前はな」
「………まぁ確かに、リーダーは今でも人を切ってくる時もありますしね」
「おいおい、一応は傷を治したりしてるだろ」
「必ずじゃないくせに」
零の手痛い言葉に、何のことかなーと、翔は強引に誤魔化す。
すると零は、何処からか紙を取り出し、何かを書き出す。
それを書き終えると、翔に紙を渡した。
「………これは?」
「この世界で大会に出るとき、お弁当を準備しようと思いまして」
「で、何でそれを俺に?」
「リーダーがさっき言ったじゃないですか。『お前もう寝てろ』って」
その言葉に、翔は数分前の言葉を思い出す。
そして確かに言ったことを確認すると―――全速力で部屋から逃げ出した。
否、逃げ出そうとしたが、翔が扉を開けようとした瞬間にドアノブの取っ手が使えなくなるように、器用にナイフが刺さった。
翔は恐る恐る後ろを向くと、そこにはさっきまで吐き気を催していてのが嘘みたいな零(と書いて鬼と読む)が、何処からか取り出したナイフを、3本ぐらい構えていた。
しかもベットの膨らみ具合で器用に隠れているが、よく見るとナイフが、後10本程あるのが見えた。
「―――代わりに買い物行ってきて下さい?後、無駄に高いものを選ばないでくださいね?」
「………ハイワカリマシタ」
正直、今の零の攻撃を防ぎきれそうにないと直感で感じた翔は、素直に従っていた。
~~~
「―――本気で死ぬかと思った………」
翔は零に渡された買い物袋を手に持ち、メルディアの商店街まで来ていた。
零によると、この街では今、ディアスムーンのトーナメントの為に、この世界(どちらかと言うと惑星)の名物などが安く販売されるらしい。
その上屋台の料理も、かなり安くて美味しいと評判らしい。
なお、翔は屋台で買い物した瞬間、死が確定するので、お店の人が買うように進めても断っていた。
「ったく、零のやつ、どうしてこう節約に拘るんだか………」
零は、ちょっとした理由で翔と共にと旅をしだしたのだが、ある日金銭面で危機的状況に陥ったことがある。
その為零は、度々滞在しているバイトをしたり、野犬や野生の猪などを捕まえて非常食にしたり、挙句の果てには、家でやるようなバイトを5つぐらい掛け持ちしたりして、節約をしていた。
服の洗濯も、何処で覚えたのか石鹸などを自分で作ったりする程、変な方向に向かっているぐらいだ。
因みに金銭管理もそうだが、家事や洗濯、料理も彼女が仕切っており、強ち出来なくもない翔は、彼女のおかげで今を生きているようなものだ。
なのでそれらで頭が上がらないし、逆らうことも出来ない。
因みに今の言葉を彼女の前で言った瞬間、【零の変身するライダー】で殴られるか、ナイフで死ぬかのどちらかになる。
「えーっと、ピーマンに人参、牛肉に魚………魚は何でもいいのか?と言うか、この世界にピーマンとか牛肉って普通にあるのか??」
似たようなものはあると思うけど、等と独り言を言っているときだった。
前から薄汚れたローブを着た人物が、翔にぶつかって来た。
「あっ!」
「うおっと。大丈夫か?」
「あ、あぁ、すいません………急いでて前を見てなくて」
「いやいや、気にしなくていいから」
翔はそう言うと、ローブの人物(声が女性のものだった為、恐らく女性だろう)は、再び翔に謝罪すると、走って去っていく。
その際翔は、違和感を感じていた。
翔は女性の事に軽く引っかかり、さっさと買い物を済ませて後を追いかけようとしていた。
~~~
現在、零は魂が宿ってない状態に陥っていた。
先程無理をして、翔を脅したからである。
翔が買い物に出掛けた後、豪快に気分が悪くなり、そして今に至る。
吐き気まではなくなったが、色んな意味で今までの疲労がどっと来ていた。
「し、ぬ………」
休むはずが、全然寝れない程の状態に何故かなっていた。
寝ようにも怠すぎて逆に寝れないという、なんと悲しいことだろうか。
そんな時だった。
「―――嫌っ!嫌です!!離してください!!」
「お前が逃げるのが悪いからだろうが!」
「………?」
外から騒ぎ声が聞こえる。
零は体をゆっくり起こしつつ、部屋の窓を開ける。
するとそこには、先程翔がぶつかった女性らしきローブの人物が、複数の男に囲まれているのが目に写った。
「全く、【奴隷】の癖に舐めやがって」
「私は奴隷なんかになりたくない!」
「無駄だ!どうせお前はもう帰る場所なんてないからな!」
「あぐっ!?」
男の一人が、女性を殴る。
女性は殴られたあと、顔のフードを取られる。
その顔はまだ14、5歳程の、まだ若い女性―――というより少女で、軽く衰弱している顔をしていた。
「ふんっ!手間をかけさせやがって………」
「ぐぅ………あぁ………」
「おいおい、あんまり顔を殴んなよ。大事な商品なんだからさ」
「へいへい。にしてもいい顔だよなぁ………」
「だなぁ………一応【味見】してみるか?」
「おっ!それいいねぇ!!」
「確かに、体をそこまでボロボロにしなければ良いからなぁ」
―――男たちは、明らかに少女を強姦しようとしている。
少女はそれを察すると、思いっきり暴れだす。
だが、男の一人が再び女性の顔を殴り、おとなしくさせる。
「嫌、いやぁぁぁ!!」
「だからぁ、大人しくしてろって言ってんだろ!」
「ぐぶぅ!?」
「おいおい、さっき言っただろう。あんま顔殴るなって」
「それより、人影が少ないところに行くぜ。この嬢ちゃんには、改めて自分の立場を分からせるんだ」
男がそう言って、少女の手を無理矢理つかんだときだった。
「―――てぇぇぇぇぇい!!」
「ごふぁ!?」
零が宿屋の部屋の窓から、豪快に飛び降り、そのまま男に急降下キックを綺麗に浴びせていた。
男はそれが直撃すると、大きく吹っ飛ばされていた。
それを他の男たちが見ると、零の方を一斉に向く。
「貴方たち、一人の女の子によってたかって最低ね!」
「なんだぁ?この男は」
「失礼ね!私はれっきとした女性よ!」
「女だったのか………だが、俺たちの邪魔をしたこと、後悔させてやるよ!」
「どうせならお前も捕らえて、楽しんだあとに奴隷にしてやんよ!」
男たちはそう叫ぶと、零に群がっていく―――瞬間。
「ライダーキーック」
「げぶっ!?」
背後から誰かから飛び蹴りを受け、男の一人が思いっきり吹っ飛ぶ。
男たちは背後を向くと、そこに居たのは、買い物袋をぶら下げた翔だった。
「リーダー!!」
「ようよう、お前ら。一人の女の子に何をしようとしてたんだ?ついでに俺の仲間に」
「Σってついで扱いですか!?」
「だっ、誰だ貴様!」
「貴様も奴隷にしてやる!否、むしろ殺してやる!!」
男たちが叫ぶと、突然姿が変わり出す。
男たちの体はみるみる変わっていき、【リザードマン】という紫色の蜥蜴になった。
「なんだ、お前ら人間じゃなかったのか。じゃあ遠慮なく、俺も零も倒せるな………零」
「はい!」
『ゼロドライバー!セーット!!』
零が返事をすると、奇妙な形のドライバー………『ゼロドライバー』が腰に装着される。
翔もディブレイクドライバーを装着し、カードを構える。
そして零は、メテオが変身するときのような構えをしながら、足を一歩後ろに下げ、ナイトの変身するときの構えをとる。
リザードマンたちは、なんだなんだと顔を左右に振って二人を見る。
「「変身!!」」
『カメン・ライド ディ・ブレイカー!!』
『ゼロ・スタートアーップ!イチバンボシー!!』
二人が同時に叫ぶと、翔はカードをディブレイクドライバーに挿し込み、バックルを戻して変身する。
対して零は、ベルトの中央にある星のような物を左手で回し、右腕をフォーゼのように伸ばす。
すると星の様なところから、七色の光が溢れだし、それが零の体に纏われていく。
そしてそこに現れたのは、腕と足は黒く、所々に黄色と白のラインが入り、手や体の一部が赤、更に青色の部分が上半身を占めている。
そして顔は上が三分裂され、下側に突起が出ており、それらの部分は茶色……そしてマスクともいうべき部分は黒で、額は赤く、ダイヤの形をした物がついていており、黄色の複眼をした姿だった。
「さぁ、お前の力を見せてみろ」
「『仮面ライダーゼロ』!貴方たちを倒す!」
正直小説書くとき、ある程度物事決めたら、基本適当にやっていくタイプです←
いきなり街中でオーロラ出現→そこから人登場したら、いくら異世界から人が来るとしても驚きます。
そう思って街から離れたところに出たら、(主に零が)大変な目に遭いましたww。
因みにマシンディブレイカー、マシンディケイダーと同じように、バイクの姿を変えることができます。
ただし、基本的に使うことがないです←
全速力で飛ばした結果、零w。
ちゃっかり零の分まで登録する翔ww。
そして零の言った『人々を殺しまくっていた』とは………?
そして尻に引かれる翔と、無駄に怖い零www。
零の節約方向が変な方向に向かっているのは、気にしてはいけません←
一応翔も家事とか出来なくはないんですが、正直零が一人で家事全般やっていくので、あんま意味無いです。
そして少女の様子に異変を気づいた理由は、次回辺り明らかにします。
零の惨状w。
寝ようとして逆に気分が悪くなるってww。
そして少女を追いかけてきた男たちは、軽く塵屑です←
見た目のせいか、男に見間違えられる零w。
後ろから容赦なくと飛び蹴りする翔ww。
そしてここに来て、零のオリジナルライダーを出しました。
一応これにモチーフがありますが、多分文章で説明しても難しそうなので、ヒントを言うと、ニチアサを【朝七時から】見れば何となく分かります。
因みに答えが分かった人、異論は認める←
次回は、華麗に零のライダーが七変化します。