とある漂流魔王少年と魔法少女【凍結中】   作:ディストピア

16 / 29
この時期のアリサはこんな性格じゃないと言うのは無視してください、環境や人間関係が変われば性格くらい変わります


今回は10時に予約投稿

キャラ紹介、設定は一番上が良いのか、一番下が良いのかどっちだろ


第十三話

アリシアが引っ越してきたテスタロッサ家に移り、家族と住み始めて数ヵ月後の11月半ば頃

 

 

夜に流す程度に軽い組手をした後(ゼブルは16歳モード)、シナトがゼブルに話しかけた

 

「ゼブル……お前、今度の日曜日予定は空いてるか?」

 

真面目な表情で尋ねるシナト

 

「アリシアとフェイトの二人と毎日遊んでるけど…………事情さえ有れば1日くらい我慢してくれると思うから、空けようと思えば…………異世界に跳ばされない限りは大丈夫」

 

懸念事項は一応有るけど大丈夫と告げるゼブル

 

「そうか……二人には俺から事情を軽く説明しておく、今度の日曜日に俺に付いて来て欲しい、俺の護衛相手のデビットさんからの頼まれ事の条件に合うのがお前しか居なくてな」

 

誘った理由を端的に教えるシナト

 

「まぁ……別に良いけど理由は教えてよ、具体的には頼まれ事の内容をね」

 

「わかっている、お前の了承が取れたからな、今から説明する」

 

そうして詳しい説明に入り

 

 

 

 

日曜日当日のとある場所にて行われているパーティー会場

 

 

「あんたがゼブル・グランディア?、お父さんからは男の子だって聞いていたけど…………女の子だったの?、名前は女の子っぽくないけど…………」

 

そういう少女、アリサ・バニングス

 

「気持ちは分かるけど、これでも一応れっきとした男ですよ……バニングスさん」

 

一切気にせず訂正するゼブル

 

「えっ…………でも着てる服、ドレスよね?」

 

アリサの言う通り今のゼブルは首元に喉を保護する紫の布、胸元に宝玉の付いた五角形の金属盤、袖口や裾に紫のラインが入った薄紫色のドレス?を着ている、ドラクエの賢者のローブの様な物…………ってか実際に本物の賢者のローブ

 

「最初はお宅の所のメイドさんが悪乗りしてきらびやかなドレスとかメイド服を着せようとしたから、一応持って来てたコレを着てる……ドレスじゃなくてローブだけどね」

 

苦笑いでそう告げるゼブル、それを聞いたアリサは頭を押さえてる

 

「同年代の男の子だって聞いていたから警戒していたけど、あんたはあの連中とは違うみたいね」

 

心の底から安心したかの様に警戒をするのを止めるアリサ

 

 

「あと……バニングスさんだとお父さんと被るからアリサで良いわよ、あと……なんでスーツじゃなくてローブ?」

 

紛らわしいから名前呼びで良いと言い、そして疑問に思った事を尋ねるアリサ

 

「アリサ……か、アリサ・バニングス……確かに覚えた、名前は本人から教えて貰えって言われていたからな、ローブなのは女の子の振りをして君の言うあの連中、気持ち悪い子供達が信用する事が出来る類いの人間か確認して欲しいって頼まれてるのと、アリサをあまり警戒させない為の物、連中が原因で男に対して警戒心が強いって聞いてたし、何よりも最大の理由が…………」

 

ローブを着て女の子に見える様にしている理由を説明して、途中で言葉を止めるゼブル

 

「最大の理由が?」

 

続きが気になり食い付くアリサ

 

「一切メイクしてないのに女の子にしか見えないから、スーツが完全に似合わないんだよ、或いは男装にしか見えない」

 

在る意味で切実すぎる理由を口にするゼブル

 

「納得だわ、実際に可愛い女の子にしか見えないしね、ってか本当に男?」

 

納得しゼブルが男と言う事を疑問に思うアリサ

 

「俺は完全に母親を小さくした感じの息子だよ、あぁ……それと、例の連中が来たら偽名を名乗るから合わせてね」

 

苦笑いしながらそう告げ、頼み事をするゼブル

 

 

アリサは理由を察したのか無言で頷く

 

 

 

パーティーがある程度進んだ頃、遠くから見ていた男の子の内の一人が近付いてきた

 

 

「お久し振りですね、アリサ・バニングスさん、会えて嬉しいですよ、そちらの方は始めてお会いしますね、如月刃と言います、以後お見知りおきを」

 

友好的な態度で近付き挨拶をしてくる如月刃、それなりに美形だが……品定めするようにニヤニヤ笑っているので全てが台無しだ

 

それに対してゼブルは

 

「如月刃様ですね、初めまして……私の名前はキティ・ハウゼンと申します」

 

ゼブルは頭を下げた後に人懐っこい笑顔でそう返すが心中では

 

(なにコイツ、スゲー殴りたい位に胸くそ悪いな、何より舐め回す様な視線が気持ち悪い)

 

何て事を作り笑いを一切崩す事無く思っていた

 

(うわーー完全に別人ね、にしてもキティ……子猫か、何気に似合うわね)

 

それを見ながらアリサはそんな事を考えていた

 

 

 

少し話をした後、如月刃が突然少し笑みを深くし

 

「アリサさん、頭にゴミが付いてますよ」

 

そう言ってアリサの頭に手を伸ばし

 

「如月刃様、如何なる理由が有ろうとも男子が女性の頭を気安く触るものでは有りませんよ」

 

ゼブルに手を掴まれ止められた、その間にアリサは自分で頭の上を払っている

 

(ギルバート・アルファードの魔眼が光った時と同じ感じの魔力を感じたから止めてみたが…………正解かな)

 

 

「それもそうでしたね、うっかりしてましたよ……止めてくださり感謝します、キティさん」

 

にこやかに自分の失態を謝罪し感謝の言葉を送る如月刃

 

「アリサ様、少し顔色が悪くなってますから風に当たりに行きませんか?」

 

「そうね…………そうしようかな、キティ行きましょ」

 

ゼブルは適当な理由をでっち上げ、その場を離れる理由を作ったのに気付いたアリサはそれに乗ってその場をゼブルを連れて離れる

 

 

 

 

少し離れた時に如月刃が舌打ちしたのを二人はしっかりと聞いていた

 

 

少し離れた風の当たる場所に着いた時アリサが話し掛ける

 

「あんたの演技って凄いわね、完全に別人だったわよ、それと頭を撫でられそうに成ったのを止めてくれてありがと」

 

ゼブルの演技を絶賛しつつ触られるのを止めてくれた事を感謝するアリサ

 

「アレが視界に入った時に一瞬心底嫌そうな顔をしてたからね、アレぐらい当然の事だよ…………気持ち悪いってのは第一印象で理解出来てたし、殴りたい程に」

 

恩に着せようとしない態度に関心しつつ殴りたい程に気持ち悪いって事に同意し頷くアリサ

 

「ところで……何で偽名がキティなのよ」

 

気になった事を尋ねるアリサ

 

「何処の誰の事か知らないけど、似た様な感じの雰囲気のヤツが俺を見るなり塔城小猫の色違いか!ってかなり失礼な事を言ってきてね、それを参考に子猫って意味のキティを……ハウゼンは完全に適当に」

 

遠い目をしながら嫌な事を思い出すように説明するゼブル

 

「色違いって……、それってつまり……2Pキャラ扱いされたって事よね、確かに失礼な話ね」

 

同情するような目でゼブルを見るアリサ

 

 

「アリサ……1つ確認したいんだけど、気持ち悪い子供達って今あそこで如月刃と一緒に居るあいつらで全部か?」

 

そう言って指を指した方角には先程の如月刃と二人の男の子が居た

 

「えっと…………ちょっと待って、全員特徴的だから…………あいつらで間違いないわ、あんな所でこそこそ何をやってるのかしら?」

 

人の目を気にしてか部屋の隅の方の物影でこそこそと集まって何かを話している

 

 

「どれが誰か知ってる?」

 

そう尋ねるゼブル

 

「金の短髪が如月刃で、赤毛の軽そうなのがナギ・クヴァル、銀髪なのがヴァーリ・シュタインよ」

 

そう説明するアリサ

 

「何かくだらない事を企んでるかも知れないし、ちょっと近付くけど……付いてくる?」

 

少し考えた後、そう告げて移動しようとし、一緒に行くか確認をするゼブル

 

「行くわ、もしかしたらあいつらを近付かせない様にする為の情報が手に入るかもしれないし」

 

危険なヤツだってわかれば周りの人に近寄らせないように頼めるし、と続けるアリサ

 

「じゃあ行くか、こっそりと……バレない様に」

 

小さくオーと返事をしたアリサを連れて近づくゼブル

 

 

 

 

 

それなりに近づくと会話が聞こえてきた、ので……こっそりと二つのICレコーダーで録音を始めるゼブル

 

 

「ケケケッ……残念だったな、頭を撫でようとしたからにはナデポスキルでも持ってるのか?、邪魔されてたけどな」

 

そう愉快げに笑う赤毛の男、ナギ・クヴァル

 

「うるせーな、キティだったか……可愛いからってこの俺の邪魔をしやがって、塔城小猫の色違いって事は俺らの同類か?、女だけど……元から女か?」

 

悪態をつく如月刃

 

 

その内容を聞き若干苛立ってるゼブル

 

「コイツら……あのクズの同類か?、それにナデポって…………頭を撫でられるとポッて惚れる事に成るのか?、高機能性遺伝子障害病…………通称HGSによる超能力にしても質が悪すぎるぞ」

 

苛立ちながらも呆れつつ考察し、ナデポの事を苦虫を噛み潰したような表情でそう吐き捨てる

 

「マジでHGS患者だったら人格改編や精神支配の可能性も有るか、止めて正解だったな」

 

そう言うものの表情は良くない、アリサは完全に顔が蒼白に成っている

 

「HGS患者な超能力者、ゼブルが止めてなかったらあたしは…………」

 

ゼブルが居なかった場合の最悪の状況を考えて泣きかけているアリサ

 

 

 

そんな様子に気付かずに会話を続ける三人

 

「塔城小猫の色違いか……可愛いし、成長するまでは腰から尻にかけてのラインを楽しめるな、成長したら白音モードな姿になるなら成長しても楽しめるか」

 

そんな考えを口にする銀髪、ヴァーリ・シュタイン

 

「いやいや、白音モードの魅力と言ったら抜群のスタイルで大きな胸だろ、大きなおっぱいには男の夢とロマンと希望が詰まってんだぜ!」

 

そうナギ・クヴァルが両手を広げて断言する、かなりの大声で

 

「いやいや、小さな女の子が恥ずかしげに頬を染めて羞恥に悶える様が一番最高じゃないか、胸など不要!!」

 

そう高らかに宣言する如月刃

 

「「「お前達とは一度じっくり話し合う必要が有りそうだな!!」」」

 

そう言って睨み合う三人、途中から大声で喋り始めているからかなり目立っているが本人達は全く気付いていない

 

「ロリッ娘こそが至高の存在だ!」

 

そう断言する如月刃

 

「腰から尻にかけてのラインを舐めるな、美尻こそが神が作りし至高の芸術だ」

 

それに反論し美尻こそが至高と宣言するヴァーリ・シュタイン

 

「揺れて弾んで形を変える大きなおっぱいの素晴らしさが何故理解できない、おっぱいこそが最上の至宝とも言うべき人類の宝だ!!」

 

そう熱く高らかに熱弁するナギ・クヴァル

 

 

その三人は自分達が今はまだ六歳前後の年齢だと言う現実を完全に忘れ去っている

 

 

 

 

「「聞いてるだけで恥ずかしい」」

 

そう力無くハモるゼブルとアリサ

 

 

 

その三人は親からすらも他人のふりをされていたが流石に我慢できなくなったのか、彼等の親が周りに誠心誠意謝った後にそれぞれの親の手で強制退場させられて会場から消え去った

 

 

 

 

 

 

「何だか…………凄く疲れたわ」

 

パーティーが終わった後に力無く呟くアリサ

 

「あの変態三人組は流石にもう来ないと思うな、寧ろ親が表に出したがらないだろ………アレは」

 

適当に貰った二つのジュースの片方をアリサの前に置き、もう片方のジュースを飲みながらそう言うゼブル

 

 

「あぁ、ジュースありがと」

 

そう呟き飲み始めるアリサ

 

 

「なんと言うか…………大変だったみたいだな二人とも」

 

同情するような表情でそう言いながら近付くシナト

 

「シナトの息子にあの三人が信用できるか調べて貰うつもりだったが、勝手に自滅したな」

 

そう苦笑いのデビット・バニングス

 

 

「いえ…………それが一歩間違えたら最低な状態になってました」

 

そう言ってICレコーダーの片方を渡し最初から再生するゼブル

 

 

「あの金髪小僧はHGS患者だったのか?、洗脳系の能力の場合確かに最悪の状態になっていたな、アリサちゃん頭を撫でられかけていたからな」

 

そう言ってゼブル言葉に同意するシナト

 

 

アリサの父親のデビット・バニングスは声を出さない程に静かに……強く激しく怒っていた

 

「ゼブル君、君のお陰で娘は助かった、ありがとう」

 

そう頭を下げ礼を言うデビット・バニングス

 

 

「いや……ちょ……頭を上げてください、気持ちはある程度理解できますけど、困ります」

 

頭を下げられ慌てるゼブル

 

「危うく大事な愛娘を洗脳等と言う最悪の手段で取られる所だったんだ、十回や二十回下げても足りないぐらいだよ」

 

大真面目にそう言うデビット

 

「分かるけど、実際にされたら逃げたくなるくらいに困るから止めてください」

 

困ったように、う~~と唸りながらそう言うゼブル

 

「実際助かったわ、あんな変態に無理矢理に惚れる事に成ってたかも知れないんだし」

 

心底嫌そうな顔をしているアリサ

 

「また会えるかしら?」

 

若干恥ずかしげに頬を染めて尋ねるアリサ

 

「父さんの仕事がデビットさんの護衛の一人だからその内、機会が有れば会えるかもね」

 

そう言ったけれど、俺自身がバニングスグループに関わる機会事態は余り無いだろうけど……とも続けたが

 

 

それで少し落ち込むアリサ

 

「そう言えばシナト、ゼブル君は何処の学校に入学するのか既に決めているのか?」

 

シナトそう尋ねるデビット

 

 

「海外に行って飛び級がしたい…………等と言わない限りは、私立聖祥大付属小学校に仲の良い友人と一緒に入学予定ですよ」

 

そう返答するシナト、その友人は女の子の双子ですが……とも付け加える

 

 

「そうか、アリサも私立聖祥大付属小学校に入学予定だから学校で会えるな」

 

そう楽しげに言うデビット

 

 

「…………あのさ、あたしもあんたの友達になっても良い?」

 

若干不安そうに尋ねるアリサ

 

「良いですよ、よし!これで友達…………三人目?俺って友達少ないな、あいつらを入れたらプラス四人…………けど既に死んでる人間はカウントして良いのか?」

 

友達が増えた事を喜ぶが……少ない事に若干ショックを受けて死人を入れても良いのか悩み出すゼブル

 

「シナト……既に友達が四人死んでいるとは……」

 

呟いていた内容が気になりシナトに尋ねるデビット

 

「あ~~、紛争地帯での物騒な場所で今よりも幼い頃に出来た友達ですが、色々あって死に別れてます」

 

流石に事実を伝える訳にはいかないのでそれらしい事情を説明するシナト

 

「そうか……そんな事が有ってそれを覚えていても前を向いて生きてるわけか、強いな」

 

悲しげな表情をしながら呟くデビット

 

 

 

その後は私立聖祥大付属小学校での再会をゼブルがアリサと約束して別れた

 

 

 

 

 

後日ゼブルは高町士郎が娘に付き纏う少し気味の悪い子供の事を最近少し愚痴って居たのを思いだし、変態三人組の会話を録音したICレコーダーの音声データをプレゼントした結果、高町なのはは護身用に少し厳しくそれでいて優しく体術を教えられた、剣も少し教えられた

 

 

本人も気持ち悪い子達から逃げる為にと、真面目に全力で学び正しい身体の動かし方を学習し身体に覚えさせた結果、人並みに運動が出来るようになった…………たったの二ヶ月で




ゼブルはともかくアリサもなのはもまだ五歳なのに原作からかなり変わり始めてます

原作だとフェイトは5歳状態で生まれてるから、本来はこの時はまだ0歳…………ある意味アリシアと同じくらい境遇が劇的に変わってる、既に自分がアリシアのクローンだと知ってるし受け入れてる、プレシアが狂化してないし、アリシアお姉ちゃんが生存(同い年で)


如月刃はブレイブルーのジン・キサラギ
幼女好き、転生特典は外見とナデポとアームドデバイスにユキアネサ、今は剣を鞘から抜けなくて困っている(起動が出来ないし腕が短くてまともに持てない)

ナギ・クヴァルはネギま!のナギ・スプリングフィールド
大きなおっぱい大好き、転生特典は外見とナギレベルの膨大な魔力とネギま!の魔法だが魔法発動体を貰い忘れた為に使えないドジなヤツ

ヴァーリ・シュタインはハイスクールD×Dのヴァーリ・ルシファー
美尻と腰から尻にかけてのラインが好き、転生特典は外見と白龍皇の光翼、だがアルビオンの魂は無いし魔力も低い、才能も無いと初期兵藤一誠状態


なのはに付き纏う子達も含めて気持ち悪い子供は全員が転生者です
月村すずかと八神はやての所にも居るが、すずかには防衛システムを抜けなくて会えず、はやての方は猫姉妹に邪魔されて会えないので完全に運任せで偶然会えるのを待ってる状態になってる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。