10時に予約投稿
第十八話
ゼブルが海外からの転校扱いで『何故か』小学1年生から学生生活を始めて、早くも今は6年生になった頃、ちなみにアスナとは違うクラスだ
(4月生まれで転校時は9歳、一応3年迄は魔法で身長を誤魔化していたが…………普通に抜かれた、ちなみに転校前に戸籍を作ったガトウ、タカミチ、ぬらりひょんの三人を取り合えず咸佳法の状態で3回程全力で蹴りつけた)
《そう言えば、物凄く今更なんだけどさ…………ライフメイカー》
算数の授業中に授業を真面目に受けてる振りをしながら念話でライフメイカーに話し掛けるゼブル
《なんだ……二代目、授業を真面目に受けなくて良いのか?》
袋の中からそう返答するライフメイカー
《簡単すぎてつまらん、一応これでも魔導技術者だ、聞き流してもたいして問題にならんよ、ベルカ式とミッド式なんて魔力と言うエネルギーを魔法式で操る科学技術の延長だ、魔法の構築や制御は理数系なんだよ、だからこのレベルの数式なんて聞く価値すらない…………初歩の初歩の初歩にも程がある、つまらないのは全ての授業だがな、だから少し会話に付き合え》
溜め息をしながらそう念話で言うゼブル
《…………そうか、それで何を聞きたいのだ》
本気で飽き飽きしていると理解し会話を続行する気になったライフメイカー
《封印から解放された時から、ナギからお前に限りなく良く似た魔力波長を感じていた、この世界のお前はナギに寄生し乗っ取ろうとしていた…………と見ているが、お前はどう考えてる》
ナギに感じていた事を告げ尋ねるゼブル
《確かにあの者からは我と同じ気配を感じた、この世界の我はあの者に敗北し…………体を奪おうとしていたのかもな》
ゼブルと同じ考えに至ったライフメイカーもそれを認めた
《お前の支配を気合いと根性で暫くの間を耐え抜き、抗っていたのかな?、あの侵食具合…………いや、同化具合で抗うとは、凄まじい精神力と意思の強さだな》
ナギの状態を思い出し呆れるゼブル
《あの者達は隠していた筈だが良くソコまで分かるな》
その考察に関心するライフメイカー
《お前の魔力波長を知ってるしナギの魔力波長も知っている、毎日一緒に居たなら気付かなかったかも知れないけど、封印から目覚めたら魔力波長が変わり果てていたら流石に分かる、魔力波長での個人の識別は得意なんだよ》
あの変化に気付かない程鈍感じゃない、と告げるゼブル
《成る程、ソナタからしたら寝て起きたら劇的に魔力波長が変わっていた事になるからか》
今の説明で何故簡単に気付いたのかを理解したライフメイカー
《かと言って本人に聞いても誤魔化されてただろうし、何よりこの世界のお前に遭遇してないのに知っていたら有り得ないからな》
尋ねる事すら出来ん、と続けるゼブル
《しかし、アスナは……雪広あやかって喧嘩友達が出来たからか、近衛木乃香って友達が出来たからか、或いは両方か…………感情が良く出るようになったな、良い傾向だ》
アスナの良い変化を喜ぶゼブル
《人形のようだったあの娘、この世界のアマテルの子孫だったか、確かに変わり始めているな》
その変化を好ましく思っているのか、若干声が優しげだ
そんな感じに真面目に見せかけて、完全に不真面目な態度で授業を受けつつ、クラスメイトを一歩引いた位置から観察し、当たり障りなく過ごしていた
近い未来の長谷川千雨と同様に完全に傍観者に徹している
(アリシアが居ればそれなりに愉快で楽しい学園生活かもしれないけど…………心底つまらん、所詮俺はアリシアに依存した壊れかけの人間か…………帰りたい)
今のゼブルは自分が自己の維持に必要としているのがアリシアで、自分が完全にアリシアに依存した壊れかけの人間だと完全に自覚して居た
そんな訳で完全にホームシック状態になっている
(何時か永劫に別れる事が確定している者達との交流は…………本当に苦痛で最悪な拷問だよ、時空漂流で移動している最中はルーラや次元転送による異世界転移も出来ないみたいだから自力で帰る事も出来ないし)
クラウス、オリヴィエ、エレミア、クロゼルグの四人との強制的な永遠の別れはかなり根深く深い心の傷として刻まれているようだ、完全にトラウマレベルで他者が自分の大事な者の内に入る事を恐れている
(けど今の俺はベルカ時代を含めて千人以上殺してる戦乱時の英雄の一人って言う、同族殺しの大量殺戮者…………アリシアと仲良くする資格が俺に有るのかな?、けど…………アリシアに拒絶されたら完全に壊れて狂う自信があるしな、嫌な自信だよ)
この世界での事を知られてアリシアに拒絶される事にも恐怖を抱き、完全に思考が迷走している
そんな感じに周りに悟られない程度に、けれど明確に拒絶しながら学生生活を過ごしていた
ちなみにアスナ達とは時々一緒に遊ぶ男の子の友達程度の関係に収まっている
ちなみに小学4年生になる頃には、一人で居る時は完全に目が死んでいる状態で学園生活を過ごしていた、甘い物を食べている時は復活していたが
この数年の間にガトウとタカミチ関係で知り合ったエヴァンジェリンには、初見で普通に仮面を張り付けて生活していると簡単に気付かれたが…………魔法系の技術者としての視点で討論する事が出来る相手だからか、それなりに良好な関係が築けている、この時だけはゼブルも楽しげだ
血と記憶と袋の奥底で埃を被っていたムーンオーブを対価にして気が向いた時限定で錬金術と魔法の講師をして貰っていたりもする
ムーンオーブの力で魔力が多少増大し風邪や花粉症に悩まされる事が無くなり、研究の結果呪いも多少改善されたからか、わりとエヴァンジェリンの機嫌は良いので講師も何気に週に2~4回はしている、チャチャゼロも多少は動けてる…………よちよちと歩ける程度だが
ライフメイカーの事もバレたが平行存在と言う事で5回程度憂さ晴らしに殴って満足していた…………端から見たら本を殴る金髪美少女って言う変な光景だったが
ゼブルが自分の平行存在の子孫だと知った時は完全に停止する程に驚いていたが、エヴァンジェリンはそれ理由にゼブルを特別扱いする事はなかった
(境遇と今現在の学年と身長で少し同情はされたが、魔法薬で一時的な成長などを試した結果…………151㎝が成長限界と分かってゼブルは本気で落ち込んでいた)
そして更に時は流れ
2000年12月後期、冬休み中
「共学化のテストケースとして麻帆良女子中に入れって、遂に耄碌してボケたか妖怪爺!!」
エヴァンジェリンと囲碁での勝負が終わったぬらりひょんからそう言われて暴言を吐くゼブル
「いやいや、正確にはその為の生徒を選出する為に厳しいテストをするから、参加して合格して欲しい…………お主なら問題を起こさぬじゃろうしな」
そう言うぬらりひょん
「同じだろぬらりひょん、結局はテストに合格して女子中に入れって事じゃないか!!」
そう言うゼブル
「…………さっきから妖怪爺だのぬらりひょんだの酷くないかのう、アスナちゃんや木乃香の身辺警護もしやすくなるし、他の同年代の男子学生で能力が高い者にはハーレム願望が強い者が何故か沢山居るからのう」
妖怪扱いに泣き真似をする学園長、他の者が選ばれた場合の危険性を言うのも忘れないが
「年齢を下に設定されたのは流石にもう諦めも付いたけどさぁ、学園の中に居るアスナと近衛木乃香の身辺警護が必要って何事だ?、裏の面倒事に巻き込む気か、魔法側の面倒事が起きるのか、飛び級してるって言うナギの子供達に何か関係があるのか、近衛近右衛門学園長先生」
呆れながら年齢の事は諦めたと言った後に真面目に考察するゼブル、ついでに嫌みを込めて名を呼ぶ
「ふぉ…………何故ナギの子達の事を知っとるんじゃ?、あと何故か名を呼ばれて寒気がしたんじゃが?」
秘密にされてる筈のナギの子供達の事を知ってる事に驚き、何故か寒気がしたらしい…………エヴァンジェリンの方は何故か見てない
「それはナギの息子のネギと娘のリーアの優秀さを自慢気に教えてきたタカミチに言え、エヴァさんの所で討論してる時に普通に自慢してきたぞ、ナギの子供達に戦い方を軽く教えてあげたら最初にリーアちゃんが師匠って言い出して、ネギ君も訓練中は師匠って言ってくれた……ってな」
それを聞き頭を押さえる学園長
「そんな訳で私も普通に知っている、麻帆良に来るようならどの程度出来るのか試す程度はする気だがな、呪いの解析と改変も終わったから、中学生をもう3年過ごせば呪いは解けるが…………暫くは麻帆良でのんびりするさ、この数年は学園行事や長期休みなら外にも出れてるしな……高校にでも暇潰しに通うかな?」
この数年は夏休み等の長期休みなら外に出れて、修学旅行で京都などにも行けているからか……エヴァンジェリンはかなり落ち着いている
「そこまで呪いの解析と改変が終わっておったのか、麻帆良防衛の戦力を考えると残ってくれるのは有りがたいがのぉ、良いのか?」
呪いの解呪の準備が終わり、あとは時の経過で終わると聞いて驚き、自由になれるのに残るのかと遠回しに聞く近衛近右衛門
「自由の身には成れるが…………やりたい事が特に無いからな、ナギは探したいが…………死んだと言われてそろそろ10年だ、奴が死んだとは思えんが…………念入りに情報を集めるにしても拠点が欲しいからな、学生をやりながら気長に情報を集めるさ」
今迄呪いが解けた後の事を考えていなかったからか、軽く黄昏ながら言うエヴァンジェリン…………そんな自分に対する呆れも若干入っている
「ハーレム願望ねぇ…………俺には理解できないが、前に跳ばされた世界では女に対する絶対命令権を得る絶対遵守の魔眼持ちが、故郷には頭を撫でると相手を強制的に自分に惚れさせるナデポとか言う洗脳…………精神操作系の能力持ちが居たしな、自分の同類を転生者と言って居たし…………如月刃も同類みたいだし、この世界にも居る可能性が有るか、知り合いがそんな最低能力の被害に会うのも嫌だし…………テストは全力出して受けるよ」
ハーレム願望と聞いてとある二人を思い出し、近衛近右衛門の頼みを聞く事にしたゼブル
「女限定の絶対遵守の魔眼にナデポとか言う洗脳か、記憶で見たが確かに居たら最悪だな、ん?…………私の頭を突然出会い頭に撫でようとして居た奴が昔居たが………アレがそうか?」
言いながらそんな奴が昔居た事を思い出すエヴァンジェリン
「近衛近右衛門学園長、テストだけど…………少し一手間かけて細工をして未登録の魔法使いを炙り出そうか」
エヴァンジェリンの言葉を聞き悪巧みを思い付いたのかニヤリと楽しげに笑みを浮かべるゼブル
「未登録の魔法使いを炙り出す細工じゃと…………何をする気じゃ?」
二人の言葉を聞き不安が増したのか、わりと乗り気な近右衛門
「細工が少し大変だけど、魔法で答える必要の無い問題を作りソレを魔法で隠し、魔力を扱える者だけが見える問題を作る、正解不正解に関係無く問題に答える事が出来たら…………そいつは魔法使いだ」
実に悪人的な笑みを浮かべるゼブル
「例えば問題は量子力学とか答えれる方がおかしい物や、自分が魔法使いなら何に魔法を使いますか?……何て質問とかな、超難解問題を作り正解したら女子中に転入確定!!、とか書いていたら魔法を使ってでも正解を書こうとするんじゃないか?」
魔法使いの見張りを置いとけば魔法を使ったら即座にカンニングとして強制退出も出来るしな、と続けたゼブル
「成る程…………良い手じゃな、準備に確かに手間取るが生徒の安全には変えられん、ましてや洗脳してでもハーレムを作ろうと企む者が居るならば娘を持つ者や女性陣のやる気も出るじゃろ」
ゼブルが出した案を採用する事にした近右衛門
その後行われたテストには150人の男子学生が参加し、その内の120人は普通に不合格で16人程が魔法によるカンニングで強制退出されて魔力封印が施され、残りの14人は魔法で隠された問題を解いたが…………点数が普通に足りなかったが、合格したゼブルを逆恨み…………あるいはお前が居なければ自分が入れると考えたのか、大半の10人が結託し夜に襲撃を仕掛けたが返り討ちに合い魔法使いとしての機能を完全破壊されて再起不能になり、残りの四人は自信満々に一人で不意打ちを仕掛けて挑み…………10秒以内に返り討ちに合い、自分勝手な罵詈雑言を浴びせながら魔法使いとしての機能とついでにリンカーコアと体内の気脈を完全破壊されて再起不能になった
一応は健常者程度には動けるように治療はした
「俺様の為に用意されたこの世界の主人公である俺様の邪魔をしやがって、身の程を知れよ、この踏み台にしかなれないモブキャラ風情が…………ねぇ、本当に理解不可能だよ……貴様らの思考は、四人共に同じ考えって仲良いよな…………クズ同士で」
ゼブルは攻撃されたら自己防衛の為に相手を再起不能にする許可は得ていたが、残りの未登録魔法使いの14人全員が奇襲不意打ち上等と攻撃を仕掛けてきた事に呆れながら、単独で挑んで来た四人が言って居た事を思い出し心底呆れながら馬鹿にしていた
近衛近右衛門やガトウにタカミチに他数名の魔法教師も襲撃者達が自分で勝手に口走っていた自分勝手過ぎる言葉の数々、ソレを映像と音声記録付きで報告された時にはその内容に心底呆れ果てていた
その内容を知り、実行前には魔法使いとして再起不能にするのは酷すぎる、と言っていた者達も庇う気が完全に無くなったようだ
その後に始まった中学一年生生活は男子と言う事で多少は警戒されていたが、女の子にしか見えないのとお気楽過ぎる思考からか、一月経つ頃には大半の一般女子からは警戒されなくなった
ちなみに警戒して居るのは、お嬢様が大好き過ぎて過剰警戒中の桜咲刹那、男性が苦手な宮崎のどか、何で男がこのクラスに来るんだよ……な長谷川千雨、血の臭いが染み付いているから多少警戒中の長瀬楓と龍宮真名、背中の傷を見られたくない和泉亜子、再起不能にするって容赦ねーと怖がっている春日美空の7人
ただし裏に関わる者だし同類だからと龍宮真名は殆んど気にしてない、長瀬楓も余り気にしていない、二人とも血の臭いが濃いから気にしてる程度
席は明石裕奈の後ろ、エヴァンジェリンの隣で男子だからか出席番号は32番
幾ら何でも女子寮に住む訳にはいかないからエヴァンジェリンの家の一室を定期的に血を提供する事で借りてる
そして2002年の2月上旬、子供先生達が麻帆良にやって来た
エヴァンジェリンがネギを襲う理由が無くなりました、試す気は有るみたいですが
ネギに双子の妹が出来ました
アスナはクール系です、タカミチの妹弟子です…………エヴァンジェリンとも付き合い有ります、何処まで書けるか不安です
ガトウは普段から変装用眼鏡を装備(24巻の215時間目でラカンが掛けてた物、認識迫害魔法が出る、値段は2万9800ドラクマ)
複数の転生者が簡単に大量に退場、名前すら考えてません
誤字に脱字、矛盾点が有れば報告してください
ダイジェスト風にして大半を飛ばそうかな?