とある漂流魔王少年と魔法少女【凍結中】   作:ディストピア

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今回はとあるキャラの視点での過去話です、若干飛ばしてますが


活動報告にも書きましたがゼブル・グランディアの私服イメージの挿絵をキャラ紹介に載せました

午前7時に予約投稿


閑話

とある場所

 

 

「私は秋雨翔子………………詳しくは思い出せないけど死んだはず、なんだけど…………何で何かの舞台、近いのだとHUNTER×HUNTERのグリードアイランドに入る為の試験会場で自分の番を待っているみたいな状態になってるんだろうか…………って説明口調で現状確認したけど殆ど理解不可能ね」

 

椅子に座って机に頬杖を付きながら我先にと並んでる人達を眺める

 

 

 

「通路の入口で整理券まで配ってるし、『貴方達は不幸な事故で死にましたが幸運にも転生するチャンスを得ました、異なる世界に力を持って転生し好きに生きる権利を得たのです』、何て言われてもなぁー、興味は有るけどさ」

 

この場所に来て暫く経ってから現れた人物が言っていた事を思い出し

 

 

 

溜め息をつく

 

 

「死んだ事を無かった事にするのは出来るのかな?、こなたやカガミン達が泣きそうだしなぁ、自分の事で友達や後輩達に泣かれるって辛いんだよねぇ」

 

生きていた時の友達や慕ってくれていた後輩達を思い出し少し黄昏る

 

 

20分後

 

 

「人も減ってきたし、そろそろ私も並ぶかな」

 

そう言って席を立ち列に並ぶ

 

 

 

「貴女の入る部屋は三番の部屋です、お間違えの無いよう気を付けてください」

 

そう言って番号が書かれた紙を手渡す緑の顔の人?

 

 

 

「遠くからだと人が邪魔で見えなかったけど、あの人?ってHUNTER×HUNTERのビーンズさんよね、何で居るの?」

 

想像すらしていなかった人物に驚きながらも通路を進む

 

 

 

「三番の部屋…………此処ね、六人待ちか…………ゲームが有れば時間を潰せるんだけどな」

 

待っている人の数を見て項垂れていると二番の部屋から声が響いてくる

 

 

『サイコロの目は5、そうだな…………俺の選ぶ転生特典は、一つ目はハイスクールD×Dの主人公兵藤一誠のセットだ、詳しくは見た目に赤龍帝の籠手に聖剣アスカロンに成長速度と白龍皇の籠手だ、二つ目はヴァーリ・ルシファーの戦闘の才能、三つ目は八神はやての倍の魔力量、四つ目は双覇の聖魔剣を…………魔剣創造と聖剣創造付きだな、五つ目は原作開始時期にヒロイン達より少し年上にだ!!』

 

そんな声が通路に響き渡る

 

 

「転生特典は自分で選べるんだ、数はサイコロの目で決定か、私も今の内に幾つか考えてよ」

 

そう言って顎に手を当て考え始める

 

 

『転生先はくじで決定か、来い俺が望む世界!!』

 

再び声が響き、考えるのを止めて聞くのに集中する

 

 

『魔法少女リリカルなのは、しかも一期から参加出来るのかよ、クッソー…………ナデポかニコポを選んどけばよかったぜ!!』

 

心底悔しそうな声で喋る男

 

 

それを聞き

 

 

 

「リリカルなのは世界か、羨ましいな…………ヒロイン達と仲良くなったり、バリアジャケットか騎士甲冑を自分好みに設定とかしたいな~、こなた達とコスプレやってたしなー」

 

男の行き先を知り心底羨ましがる秋雨翔子

 

 

 

そして次が自分の番になった時、再び二番の部屋から声が聞こえてくる

 

 

『僕の出した目は3です、特典は一つ目がキャプテン翼の主人公の大空翼のサッカーの才能、二つ目は魔法先生ネギま!の世界に転生、三つ目は和泉亜子に同年代で必ず会えるようにしてください』

 

そんな事を願う落ち着いた感じの少年と言っても良い程に若い声

 

 

「あんな願いをするなんて、そんなに和泉亜子ってキャラが好きなのねー、って…………私の番か」

 

微笑ましい気持ちになりながらも自分の番だと気づき慌てて部屋に入る

 

 

 

部屋の中には二十代前半位の女性が居た

 

「来たわね、先ずは此のサイコロを振りなさい、それで転生特典の数が決まるわ」

 

そうサイコロを指差す女性

 

 

「えいっ」

 

軽く気合いを入れてサイコロを振る秋雨翔子

 

 

 

そして出た目は

 

「出目は5ね、じゃあこの箱から5枚のくじを引きなさい」

 

そう言って箱を差し出す

 

 

「えっ?、転生特典は自分で決めるんじゃぁ」

 

聞こえていた内容との違いに驚き尋ねる

 

 

「ああ…………隣の部屋の五月蝿い声を聞いていたのね、残念ながら内容を自分で決めれる部屋と決められない部屋が有るのよ、此処はくじで決定よ」

 

女性はそう現実を突き付ける

 

「ちなみに内容は貴女の知る何かよ、くじの内容は貴女の記憶から完全にランダムで決定ね、矛盾した場合は引き直しね、例えば人造人間セルとミスターサタンの戦闘能力を引いたら矛盾しすぎてるから引き直しよ」

 

女性はもう少し詳しく説明する

 

 

「わかりました、じゃあ一枚ずつ引きます」

 

そう言って最初に引いたのは

 

「『主人公の妹』ですか、危険な世界が有るから厄介ですね、死亡フラグの塊の様な気がするし」

 

一枚目を確認し、少し考えた後に二枚目を引く

 

 

「『限界無しの完全記憶能力』また凄いのが来ましたね」

 

少し冷や汗を流しながら呟き尋ねる

 

「痛みや苦しみなどは忘れる事が出来るようにサービスしてください、例えば骨が折れた痛みと一生付き合う事に成ったら痛みで壊れるか狂います」

 

頭を下げて必死に頼み込む、それを聞き確かにと呟き

 

「わかったわ、その程度ならサービスするわ、さあ……次を引きなさい」

 

願いを聞き届けた後、さっさと引けと催促し始めたので次を引く

 

 

「『魔法や魔法事象を解析するのに特化した魔眼』、確かに見ただけで術式を解析する魔眼が有った様な気がするけど、そんな物まで入ってるの…………名前じゃなくて能力説明だし」

 

内容を見た後驚き…………そして呆れた

 

 

 

そして次に引いた四枚目は

 

「『刀語の鑢七実の見稽古』…………反則過ぎでしょコレは!!」

 

凄すぎる内容に流石に驚きすぎて半ば怒鳴っている、女性は耳を押さえている

 

 

「ハァハァ…………五枚目を引く権利を放棄する代わりに見稽古の劣化を頼みたいんだけど、見取り稽古が常識外れに上手い程度に、流石に反則過ぎて嫌ですよ」

 

秋雨翔子は鑢七実の見稽古が反則過ぎて嫌だから五枚目を引く権利の代わりに劣化させて欲しいと頼み込む

 

 

「勿体無いですが、その願いを叶えましょう、さあ…………最後に行き先を決めるくじを引きなさい」

 

頭を押さえながらも願いを聞き届けた女性は最後のくじを引けと言う

 

 

「行き先決めですか、ならば…………コレで!」

 

気合いと共に引いたくじ、その内容は

 

 

「『魔法先生ネギま!』…………あの~、私この漫画三話までしか見てないんですけど、あとウルティマホラとか言う大会の時の褐色肌の二人が戦う話を一話ほど…………」

 

戸惑いながら尋ねるが

 

 

「すまないが、名前を知っているだけ…………の物すら作品を知っていると判断されてくじが出現する様になっている」

 

無情な現実を突き付けられただけだった

 

 

「さて……………後はその扉を通り暫く歩けば転生する、好きに生きるが良い」

 

そう言って自分の後ろの扉を指差し、説明し激励?する女性

 

 

 

扉を開き歩き始める秋雨翔子

 

「このまま歩き続けたら転生するのか、学園ドタバタラブコメモドキって事しか知らないから、ある意味先入観無しで次の人生を楽しめるわね」

 

そう言いながら歩いていると徐々に光に包まれていき

 

 

 

 

意識が一端途切れた

 

 

 

 

(目が開かない、転生だから赤ちゃんからやり直しか、開かないわけよね)

 

そう納得していると声が聞こえてくる

 

「決めたぜ、兄は俺繋がりで名前はネギ、妹の名前はお前繋がりでリーアだ、名前を引っくり返しただけだけどな、コレくらいは許されるだろ」

 

そう言ってリーアと名付けた娘の頭を撫でるナギ

 

 

 

それから数年後

 

わざと危険に遭遇しようとする兄のネギに若干振り回されながらもフォローしていたがスタン爺に魔法を教えて貰って居た時に真冬の湖にネギが飛び込むなどと言う行動をして村の住民を騒がせた

 

 

 

そしてある冬の雪の降る日

 

「幾らなんでも父親に盲目的すぎるでしょ、本気で叱る大人も居ないし、英雄の子供ってある意味呪われているわね」

 

そう村の外れで子供らしくない口調で呟く幼女、リーア・スプリングフィールド

 

 

「リーアちゃん、こんな所に居たら危ない、スタン爺さんの所に早く逃げるんだ、悪魔の軍勢が襲ってきた」

 

村の男性はそう告げてスタン爺の居る場所を杖で指し示した後、悪魔に数名で向かって行った

 

 

「スタン爺の所に早く逃げないと……………ひょっとしてこの世界って幽遊白書やHUNTER×HUNTERの世界と同じ位に危険だったりするの?、見稽古を劣化させたの失敗だったかな」

 

リーアはこの事態に遭遇し漸くこの世界が危険に満ちた世界だと理解する

 

 

 

その後は物影に隠れたりしながら移動しネカネと合流した後にスタン爺とも出会い

 

 

 

悪魔に襲われそうなネギを間一髪助けたもののスタン爺は悪魔を封印した後に完全に石化し、ネカネの足も砕けて倒れ気絶した

 

 

 

そして死んだ筈の英雄、ナギ・スプリングフィールドに助けられネギは自分の形見だと杖を受け取り、リーアは魔法発動体としても使える金色の剣を大事にしろよと言われ渡された(26巻の表紙でアリカが持っている剣、鞘付き)

 

 

 

そして救助隊に保護された数日後にタカミチに出会い笑いながら滝を割るなんて芸当を見せられ、見稽古を劣化させたのを本気で後悔しながらネギと一緒1ヶ月の間戦い方を軽く教えられた

 

 

それ以降は自己流で剣を振り続けて体を鍛え、魔法を学び技術を磨き、飛び級をして3番目の成績で卒業(座学はネギとアーニャに負けたが、実技は勝った)

 

 

 

 

そして2003年2月上旬、卒業課題として麻帆良に数学担当で着任した




リーアの転生時と麻帆良に来る前の簡単な話です、1名程その他大勢の転生者の特典が判明しました、もう1名は堕ちた漂流魔王少年の方に先に登場します
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