プリキュア・トロピカルパーティー!   作:狼と踊る男

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長らくお待たせいたしました。今回の話ではいろんな人達がたくさん登場いたします。


『デリシャス・トライアングル』

 

 

 

 

 

超バトラーヤラネーダ「ハアァァッ!!」

 

遂に始まった超バトラーヤラネーダ対プリキュアの戦い・・・

 

超バトラーヤラネーダは炎のブレスを吐き出し、並び立つ4組のプリキュアを襲い、プリキュア達のいた場所は大きな砂煙が舞い上がっていた。しかし、プリキュア達はその砂煙から跳び出していき、反撃が始まっていく

 

サマー「やあぁっ!!」

 

フラミンゴ「だあぁぁっ!!」

 

ソレイユ「そぉれ!!」

 

セレーネ「はぁ!!」

 

先陣を切ったのはサマー・フラミンゴ・ソレイユ・セレーネの4人。サマーは『おてんとサマーストライク』・フラミンゴは『ぶっとびフラミンゴスマッシュ』・ソレイユは『ライダーV3』・セレーネは『ライダーX』のスターカラーペンを使い、それぞれの必殺技を同時に放つ。しかし超バトラーヤラネーダは左腕を振るいその巨大な腕で4つの技をかき消し、右拳(みぎこぶし)で4人を殴り倒そうとするが、4人の背後から3人のプリキュアがその右拳に向かって突撃していく

 

プレシャス・スター・スパークル「だあぁぁっーー!!」

 

プレシャスは『500キロカロリーパンチ』・スターは『ライダー2号』のペンを使った『2号スターパンチ』・スパークルは『ロボライダー』のエレメントを使った『ロボパンチ』を同時に超バトラーヤラネーダの右拳に叩きつけるが、まるで効いていないかのように3人は吹き飛んでいき、後ろにいたサマー達4人にも超バトラーヤラネーダの右パンチが決まり、7人は倒れてしまう

 

グレース「行くよ!!フォンテーヌ!!ヤムヤム!!」

 

フォンテーヌ「えぇ!!」・ヤムヤム「了解!!」

 

ヤムヤム「バリカッターブレイズ!!二刀流!!」

 

フォンテーヌ「スパークカッター!!」

 

グレース「リボルクラァァッーシュ!!」

 

ヤムヤムは『バリカッターブレイズ』を投げ飛ばさず、掴んで二刀流で挑み・フォンテーヌは『バイオライダーのエレメント』でバイオブレードを使った技『スパークカッター』を・グレースは『RXのエレメント』でリボルケインの『リボルクラッシュ』をほぼ同時に超バトラーヤラネーダの腹部に突き刺す。しかし刃が刺さる事が無く、超バトラーヤラネーダが息を吸い、腹部に張りを作ると、まるでスーパーボルが跳ね返る時のように3人もはじき返されてしまう

 

超バトラーヤラネーダ「痒(かゆ)いですね?ぬぉ!?」

 

コーラル「・・・・・・」

 

グレース達の攻撃を『痒い』と評価していた超バトラーヤラネーダの足元に突如、超バトラーヤラネーダの身長に近いほどのエネルギー体のサンゴ礁が出現し、超バトラーヤラネーダの巨体が揺らぐ。どうやらコーラルが『もこもこコーラルデフュージョン』にアレンジを加えたようだ?

 

コーラル「今だよ!!」

 

スパイシー「ピリッとサンドプレス!!」

 

超バトラーヤラネーダ「ぶぅっ!?」

 

ミルキー「パパイア!!」

 

パパイア「はあぁぁっーー!!」

 

ミルキー「ルゥゥ~ン!!」

 

バランスを崩した超バトラーヤラネーダの顎(あご)にスパイシーの『ピリッとサンドプレス』をガツンと叩き込み、顔が天を向けたその瞬間、パパイアの『ぱんぱかパパイアショット』とミルキーの『ストロンガー』のペンを使ったミルキーショック。その二つが混ざった電気を帯びたパパイアショットが超バトラーヤラネーダの眼を狙い、流石にこれには堪(こた)えた様子を見せ、もともと体勢を崩していた状態でもあったので、そのまま地面に倒れこみ、一瞬の隙が生まれたのを見逃さない3人が残っていた

 

コスモ・アース・ラメール「はあぁぁっぁぁっーー!!」

 

3人は先の偽キュアフェリーチェとの戦いでも放った合体技を先の時よりも高い出力で放ち、それが超バトラーヤラネーダの顔面に決まり、砂煙が超バトラーヤラネーダの巨体を覆い隠す

 

いつの間にか並び立っている他のプリキュア達の前に着地したコスモ・アース・ラメールも砂煙に隠れた超バトラーヤラネーダの様子を窺(うかが)っていたが、ほんの数秒後には砂煙は体勢を整えた超バトラーヤラネーダが振り払い、その強風が一同を襲うが、吹き飛ばされる者は誰一人としていなかったのは幸いである

 

超バトラーヤラネーダ「今のは少し効きましたよ?」

 

ラメール「しぶといわね!?」

 

サマー「皆!!ここは私達に任せて!!ラメール!!」

 

ラメール「オーライ!!またアレで一気に決めるわよ!!」

 

『ランドハートクルリング!!・・・マリンハートクルリング!!・・・5つの力!!世界にドカンとトロピカれ!!・・・』

 

スパークル・スター・プレシャス・ヤムヤム「でかっ!?」

 

スパイシー「あの人もプリキュア?」

 

超バトラーヤラネーダをも上回る巨大なプリキュア『キュアオアシス』の幻影を初めて見たプリキュア達の感想は十人十色のようである?前の最終決戦の時同様二つのリングを合わせた力を『トロピカル~ジュ!プリキュア』は発動させたようだ?

 

キュアオアシス「ぅぅぅっ~~フィィバアァァッ~~!!」

 

超バトラーヤラネーダ「ぶぶぶぶぶぶぶっ!?」

 

フォンテーヌ「なんかノリのいい技ね?」

 

スパークル「イエェ~イ!!」

 

ミルキー「なんか楽しいルン!!」

 

フォンテーヌ「って、踊っちゃってるし?」

 

『プリキュア!!スーパートロピカルパラダイス!!』

 

巨大なキュアオアシスの幻影が超バトラーヤラネーダへと踊りながら迫っていく・・・かつての戦いのように両手でバシッ!!と挟み込んでヴィクトリー!!それで片が付くと全員がそう思っていた。しかし・・・

 

超バトラーヤラネーダ「その程度ですか?」

 

なんと超バトラーヤラネーダはスーパートロピカルパラダイスを耐え抜き、最後の両手でバシッと挟み込まれたはずの状況から『腕力』だけで弾き飛ばし、逆にキュアオアシスの幻影にアッパーを叩き込み、その余波でサマー達までも吹き飛んでしまうありさまだ。つまり『スーパートロピカルパラダイス』が破られたという事であった

 

ラメール「『スーパートロピカルパラダイス』が効かない!?」

 

超バトラーヤラネーダ「同じ技が二度も通じると思わないことですね?」

 

スター「くぅっ!?皆!!」

 

4人 「うん!!」

 

『スタァァー!トゥインクルゥゥ~~!!イマジネェェーーション!!』

 

地面に強打し、動けないサマー達と超バトラーヤラネーダを交互に見たスター。そのスターの声にミルキー達4人は頷き、『スタートゥインクルイマジネーション』を放ったが、それも超バトラーヤラネーダは右フックで弾き飛ばし、体をひねり、尻尾の薙ぎ払いで『スター☆トゥインクルプリキュア』を一掃し、スター達までも地面に強打してしまう

 

グレース「サマー!?スター!?・・・行くよ!!」

 

『ファイナル!!ヒーリングっどシャワァァーー!!』

 

超バトラーヤラネーダ「しゃらくさい!!」

 

倒れるサマー達・スター達に代わり超バトラーヤラネーダに挑む『ヒーリングっど♡プリキュア』は『ファイナル・ヒーリングっどシャワー』をを放ったが、超バトラーヤラネーダは深呼吸→とてつもない肺活量で息を吐き『ファイナル・ヒーリングっどシャワー』を破る。その小さな台風とも言えそうなブレスに吹き飛ばされ、『ヒーリングっど♡プリキュア』までもが倒れてしまい、プレシャス達は目の前の超バトラーヤラネーダに恐怖していた・・・

 

プレシャス「皆、私達もやろう!!」

 

スパイシー「でも・・・」

 

ヤムヤム「サマー達の攻撃でも効かないんだよ!?私達の攻撃じゃ!?」

 

プレシャス「それでも、やるしかないよ!?やるだけやってみよう?」

 

スパイシー・ヤムヤム「うん・・・」

 

プレシャス「プリキュア!!プレシャストライアングル!!はあぁぁっ~~!!はあぁぁっ~~!!」

 

スパイシー「プリキュア!!スパイシーサークル!!はあぁぁっ~~!!はあぁぁっ~~!!」

 

ヤムヤム「プリキュア!!ヤムヤムラインズ!!はあぁぁっ~~!!はあぁぁっ~~!!」

 

3人の合わせ技がバトラーヤラネーダに直撃する。しかし防御された訳でもなくまさに蚊に刺された程度の様子だ。これには「そんな!?」と動揺を隠すことが出来ず、顔に出ていた

 

超バトラーヤラネーダ「これで終わりだ!!」

 

超バトラーヤラネーダが頭の角を地面に突き刺すと、大地が割れ・その衝撃で4組のプリキュアは再び宙を舞い、地面に強打していく。その様子を見ている苺鈴達も気が気ではない様子だ?

 

マリー「嘘・・・」

 

ジェントルー「あれだけの攻撃ですらもろともしないとはな?」

 

苺鈴 「皆・・・」

 

超バトラーヤラネーダ「あなた方のやる気パワーも奪って差し上げましょう?む?」

 

グレース「くぅっ・・・」

 

超バトラーヤラネーダ「ほぉ?」

 

倒れるプリキュア達の中で唯一(ゆいいつ)ふらつきながらも立ち上がったグレースを見て、これからどうするのか興味が沸いたのか超バトラーヤラネーダは一度動きを止めている

 

超バトラーヤラネーダ「まだ立ち上がりますか?さて、どうするのですかね?」

 

はぁ・・・はぁ・・・バトラー・・・本当に強い・・・もう・・・これに頼るしかない!!

 

グレースは意を決して懐から一本のエレメントボトルを取り出そうとした。しかしその手をフォンテーヌが掴み静止させたのだ

 

グレース「フォンテーヌ?」

 

フォンテーヌ「グレース!!それだけはダメ!!」

 

スパークル「アタシも反対!!あいつの力だけは使って欲しくないし!?」

 

グレース「でもこのままじゃ!?」

 

アース「私もそれは反対です」

 

グレース「でも私達の力が通じない・・・今はこれに頼るしか?」

 

アース「例えそうだとしても、それだけは認められません。覚えていますかグレース?初めてギガビョウゲンと戦った時に皆さんが私を励ましてくれた事を?」

 

グレース「ギガビョウゲンと戦った時?・・・ぁっ」

 

そうだった?今までもこんなピンチ何度もあった・・・でも私達はその度に気持ちを合わせて頑張ってきたのに私は・・・

 

グレース「ごめん皆。私バトラーが強すぎて、冷静になれてなかった」

 

アース「分かっていただけたのならそれで構いません」

 

フォンテーヌ「えぇ。思い留まってくれて良かった」

 

スパークル「ほんとほんと」

 

グレース「もう『この力』に頼ろうなんて考えない。バトラーとは私達の力で立ち向かわないとね?」

 

3人 「うん」

 

超バトラーヤラネーダ「おや?折角残してある手段を使わないのですか?」

 

グレース「これは使わない・・・あなたは私の・・・私達『プリキュア』の想いの力で倒す!!」

 

超バトラーヤラネーダ「そうですか?まぁ私としてはどちらでも構いませんがね?・・・ではそろそろ、終わりにいたしましょうか!!」

 

超バトラーヤラネーダが両腕を広げ、威嚇するように構えたその直後、超バトラーヤラネーダの耳にも聞こえるほどの『ぐうぅぅっ~~!!』という腹の虫が聞こえ、『誰?』と音の主を探そうと、振り返るとどうやらプレシャスが犯人のようだ?

 

プレシャス「腹ペコったぁ~!!」

 

アース「プレシャス。お腹が減ったのですか?」

 

プレシャス「うん。たくさん動いたからもう腹ペコりすぎてさぁ?」

 

ラメール「こんな時にあなたねぇ?」

 

ぐぅ~

 

ラメール「なぁ!?」

 

サマー「なんだ?ラメールだってお腹すいたんじゃん?」

 

ラメール「そっそんな事無いわよ!?気のせいよ!!気のせい!!」

 

ぐぅ~

 

サマー「あぁ~なんか私もお腹すいてきちゃった」

 

ぐぅ~

 

グレース「ぁっ・・・」

 

フォンテーヌ「グレース・・・」

 

グレース「その・・・あはは」

 

ぐうぅぅっ~~

 

コスモ「今の誰よ?」

 

スター「えへへ、ごめん今の私?」

 

ミルキー「きらヤバ~なぐらい響いたルン?」

 

スター「あぁっ!?『きらヤバ~』は私のセリフ!?」

 

「うふふっ」と思わず笑みが一同にこぼれ、それが引き金になったかのように全員の腹の虫が鳴り響き、バッチリこの場にいる者全員に聞こえるぐらいであった。全員頬が赤くなり、更に苦笑いも込みで再び笑みが生まれていく・・・

 

 

 

 

 

マリー「皆のお腹の音、ここまで聞こえてきたわね?」

 

ジェントルー「本当に緊張感のない奴らだな?」

 

苺鈴 「しょうがないんじゃない?ここまで激戦だったもの?お腹の一つもすくわよ?」

 

リコ 「はぁ~あのね?こんな時にお腹がすいたって場合じゃないんじゃないの?」

 

みらい「ごめん。私もお腹すいたかな?」

 

ことは「私も」

 

リコ 「あのね?」

 

ぐぅ~

 

リコ 「なぁ!?」

 

みらい「ほらぁ~リコだって?」

 

リコ 「今のは違うしぃ!?こんな時に鳴ってないしぃ!?」

 

苺鈴 「良いんじゃない?どんな時でもお腹がすいてちゃ何にも出来ないんだし?」

 

リコ 「言うわね苺鈴?あなたなら「こんな時に言う事か!?」ってツッコミそうなのに?」

 

苺鈴 「『ご飯は笑顔』・・・そんな言葉を教わってね?あんな強大な敵と戦ってるってのにお腹がすいてるなんてかわいそう・・・そう思わない?」

 

リコ 「まぁそりゃお腹がすいてちゃ力は出ないけど・・・」

 

苺鈴 「そういえば『仮面ライダーカブト』でこんなセリフがあったわね?おばあちゃんは言っていた・・・『食べる』っていう字は『人』が『良くなる』と書くって?何とかあの子達の

お腹を満たしてあげたいんだけど・・・ねぇことは?そんな魔法無い?」

 

リコ 「いやいや、そんな都合のいい魔法無いって?」

 

ことは「皆のお腹を満たすか・・・う~ん・・・イチゴメロンパンを皆のお腹の中に作り出しちゃうとか?」

 

苺鈴 「やりすぎてはち切れるかもだからそれは無しで?下手したら18禁グロテスク物だから?」

 

ことは「は~い。それじゃあ・・・はぁ!!これだぁ!!」

 

苺鈴 「どれ?」

 

みらい「プロト・クロウカード?これでどうするの?」

 

ことは「見てて?・・・キュアップ・ラパパ!!プリキュア達のお腹を満たしてあげて!!」

 

何故かアクアポッドの中にもあるはずの物が混じった52枚の『プロト・クロウカード』を手に持ち、魔法を使ったことはであったが、何も起こらない・・・

 

ことは「あれ?魔法が上手く使えない!?」

 

みらい「また!?どうして!?」

 

苺鈴 「もしかしてあのタツノオトシゴがエメラルドを取り込んでるせい?」

 

ことは「はぁ~どうしよう・・・」

 

みらい「だったら一緒にやろうよはーちゃん?」

 

ことは「一緒に?」

 

みらい「うん!!一人じゃ出来ないのなら二人で?」

 

リコ 「ちょっとみらい?私は入ってない訳?」

 

みらい「リコ?リコもやってくれるの?」

 

リコ 「当然。仲間外れなんてごめんよ?一緒にやりましょう!!」

 

みらい・ことは「うん!!」

 

苺鈴 「がんばってね皆?」

 

みらい「えっ?何言ってるの苺鈴?」

 

苺鈴 「へっ?」

 

リコ 「あなたもやるのよ?当然でしょ?」

 

苺鈴 「えっ?いやいや無理でしょ?だって私魔力ゼロだし・・・」

 

ことは「そんな事関係ないよ?」

 

苺鈴 「えっ?」

 

ことは「私達が苺鈴『と』やりたいの?」

 

みらい「そそ、そういう事」

 

リコ 「それに校長先生が前に言ってたでしょ?忘れちゃった?」

 

苺鈴 「・・・『素直な言の葉は、時に魔法となる』・・・」

 

みらい・リコ・ことは「うん」

 

苺鈴 「・・・ふふっそうだったわね?すっかり忘れてた」

 

みらい「やろう苺鈴!!」

 

リコ 「『絶対、何とかする』んでしょ?あなたも?」

 

ことは「その魔法でまた奇跡を起こそうよ?ほら?『ジョーカー』と戦った時みたいにさ?」

 

苺鈴 「えぇ!!」

 

『キュアップ・ラパパ!!プリキュアの皆を満たして!!』

 

みらい・リコ・ことはそして苺鈴が呪文を唱え、プロトクロウカードに魔法が掛かった途端、無数の光が飛び出していき、数多(あまた)へと散っていく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J  「むぅぅ~~ん・・・とおぉっ!!」

 

ZO 「オォッ!!」

 

その頃、再生怪人軍団と戦っていた仮面ライダーJ・ZOそしてキュアエコー・・・

 

Jのライダーチョップがトカゲ男『アギト』の頭部と首を両断し、ZOのライダーパンチがサイ怪人の頭部に決まる。それにより二体は倒れ、すかさず残った蜂女『ズー』よコブラ男『ガライ』に向かっていくが、次がとどめの一撃だ

 

J・ZO「ライダァァーキィィック!!」

 

二人のライダーキックが二体の胸部に決まり、4体の怪人は爆死する。それを見届けた二人は爆炎を見つめ続け、別の方角に視線を移す。そこにはタイガーロイドと戦うキュアエコーの姿が映っていたのだ

 

タイガーロイド「ふんっ!!」

 

タイガーロイドは四つん這いになりながら背中の三門の大砲をキュアエコーに向ける。エコーとタイガーロイドの距離はおよそ20メートルは離れているようだ?

 

タイガーロイドの連撃のせいでエコーは近づくことが出来ず、砲撃を走って避けていた

 

タイガーロイド「ちょこまかとぉ!?」

 

エコー「・・・マルチアイ!!」

 

エコーは今『スマイルパクト』に『仮面ライダーBLACK』のエレメントボトルをセットしている。そのため『仮面ライダーBLACK』の能力・技を使うことが出来る。

マルチアイと叫ぶと、目に赤い光が数回チカチカと光ると、タイガーロイドの砲撃連射の光景が視界にはっきりと見え、タイガーロイドの弱点を見つけ出そうとしていたのだった

 

エコー(見えた。タイガーロイドの連射スピードは0,7秒。その一瞬を突くしかない!!)

 

砲撃を避けながらも攻撃のチャンスを狙い続けたエコーの努力がようやく報われる瞬間がやってきたようだ?

 

エコー「キングストォォ~ン!!フラァァッシュ!!」

 

タイガーロイド「うぅっ!?」

 

エコー「・・・・・・はぁ!!・・・ライダァァー!!キィィック!!」

 

キングストーンフラッシュを放ち、目をくらませた一瞬のスキを狙い、エコーは拳をグググッ!!と強く握りしめ、構を解くとその場で跳び、『仮面ライダーBLACK』と同じライダーキックを放つ。それが見事命中し、タイガーロイドは宙を舞い、地面にぶつかると同に爆死するのであった

 

エコー「・・・・・・」

 

タイガーロイドの爆死した場所の爆炎を見つめていたエコーの元にZO・Jも合流したのだが、その直後3人の元に小さい光が3人の右手に収まり、光が晴れると一本のペンが具現化されていた

 

J  「これは?・・・」

 

エコー「ミラクルライト?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・『すこやか市』・・・・・

 

真  「これは?・・・」

 

のどかの父「このペンライトはのどか達に関係しているんですかね?」

 

真  「恐らく?」

 

のどかの母「のどか・・・皆・・・」

 

すこやか市にて、偽フェリーチェとの戦いで傷ついた体をのどかの自宅で休ませていた真や、のどか達『プリキュア』の事情を知る他の人物達の元にもミラクルライトが送り込まれ、のどかの母は「あの子達なら大丈夫」と思いつつも、やはり心配はどうしても抜けられず、ミラクルライトを握りしめていたのだった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・『観星町』・・・・・

 

りょうじい「これは・・・ひかる・・・皆無事だといいんだが?・・・」

 

 

 

 

 

まどかの父「まどかは戦っているのか?・・・筑波(つくば)君・・・娘を護ってやってくれ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・『惑星サマーン』・・・・・

 

ララの母「『ミラクルライト』ルン!?」

 

ララの父「地球から『サマーン』まで飛んできたルン!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・『ヒーリングガーデン』・・・・・

 

テアティーヌ「ラテ・アスミさん、皆さん・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・『グランオーシャン』・・・・・

 

女王 「ミラクルライトが来たということは、ただ事ではないようですね?・・・ローラ・皆さん・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・地獄谷付近の荒野・・・・・

 

モモタロス「ぜぇ~ぜぇ~はぁ~ったくよぉ~あいつ何処行きやがったんだ?いつの間にかほったらかされて、気が付きゃデンライナーに戻れねぇしで散々だぜ・・・んぉ?なんだありゃ?」

 

モモタロスの言った『あいつ』とは苺鈴の事である。何故モモタロスと苺鈴が知り合いなのかというのはプロト・クロウカードのせいで平行世界へと飛んだからである。

 

モモタロスの視線の先にはミラクルライトが迫ってきているのが見え、気が付くと手にミラクルライトを持っていたのであった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・『青空市』・・・・・・

 

ロロ 「これが噂に聞いた『トロピカルメロンパン』ルン?きらヤバ~!!それじゃあ早速いっただっきまぁ~!!おわっ!?何ルン!?」

 

とある事情で地球に住んでいるララの兄『ロロ』の目の前で静止している光を触るとミラクルライトへと変化し、触れた途端ひかる達の今の様子が頭の中に直接見えていたのだ

 

ロロ 「ララ!?皆!?これは一大事ルン!?皆待ってるルン!!今行くルン!!」

 

『ミラクルライト』は本当に様々な場所に飛んでいき、プリキュア達に関わりのあった者達の元へと渡っていく。その中には同じ地球の中に存在する『ヒーリングガーデン』・『グランオーシャン』そして『地空人』の世界も含まれており、それだけではなく、果てしなく遠い星空界の『サマーン』や『スターパレス』・そして『スター☆トゥインクルプリキュア』が訪れた星にまで渡っていた

 

そしてみらい達の掛けた魔法は次元を超え、平行世界にまで及び・・・・・・

 

苺鈴達のいた世界『仮面ライダーが実在しない世界』にて『不思議図書館』・・・・・・

 

いおな「れいかさん!?」

 

れいか「すみません。遅れてしまいました」

 

マナ 「大丈夫です!!」

 

六花 「ところで皆のところにもミラクルライトが?」

 

れいか「えぇ。触れた途端見た事の無いプリキュア達と苺鈴さん達の姿が見えました」

 

いおな「全くあの子達ったら、厄介事に巻き込まれすぎよ?」

 

マナ 「皆困ってるみたいだし、このミラクルライトで力になろう!!」

 

3人 「えぇ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世界・・・どこかの人気の無い崖・・・

 

エール「スター。グレース。苺鈴ちゃん・・・んっ?わぁ~!!皆!!」

 

キュアエールが足音に気付き振り返ると、他の『Hguっと!プリキュア』のメンバーと『スカイライダー』を筆頭にした8人ライダーであった

 

スカイ「すまない。待たせた」

 

X  「どうやら、俺達以外の仮面ライダーやプリキュア達にも『こいつ』が渡っているようだな?」

 

エール「やっぱり皆さんのところにも来たんですねミラクルライト?」

 

アムール「エール。キュアスターやキュアグレース達が危険な状況にいる確率は99,9%」

 

マシェリ「そうなのです!!ですから早くこれを使いましょう!!」

 

エール「そうだね?・・・行くよ皆!!」

 

それぞれの場所・それぞれの世界そしてそれぞれの人物達・・・かつて敵対した者・かつて共に戦った者・本当に数多の人物達がそれぞれの応援を・想いをプレシャス達へとミラクルライトを振りながら、ミラクルライトを通し『おむすび』の装飾が施されたミラクルライト『ミラクルおむすびライト』が心身共に応援されているプリキュア達を満たし・力を宿していく・・・

 

プレシャス「はぁぁ~・・・皆の応援でお腹が満たされていくぅ~・・・こういうのを『ご飯粒に染み渡る』って言うんだね?」

 

スパイシー「違う違う。それを言うなら『五臓六腑に染み渡る』よ?」

 

プレシャス「あれ?そうだっけ?」

 

ヤムヤム「はわぁっ~いつものお腹いっぱいとは違う満腹感が身も心も満たしていくねぇ?」

 

プレシャス「あははっそうだね?・・・皆。ありがとう・・・」

 

超バトラーヤラネーダ「なんですと!?どういうことですか!?一体どこからそんな力が!?」

 

スター「皆が応援してくれてるからだよ?」

 

超バトラーヤラネーダ「『応援』?そんなもので力が湧いてくるなどありえません!?」

 

グレース「そんな事無い!!」

 

サマー「だって私達は!!」

 

『プリキュアだから!!』

 

プレシャス「行くよ皆!!」

 

プレシャスの号令の後『デリシャスパーティー♡プリキュア』が先頭に立ち、プリキュアの最後の技が放たれる

 

プレシャス・スパイシー・ヤムヤム「プリキュア!!」

 

ヤムヤム「デリシャス!!」

 

スパイシー「トライ!!」

 

プレシャス「アングル!!」

 

ヤムヤム・ヒーリングっど「はあぁぁっーー!!」

 

スパイシー・スター☆トゥインクル「はあぁぁっーー!!」

 

プレシャス・トロピカル~ジュ「はあぁぁっーー!!」

 

4組のプリキュアが揃って放たれた『プリキュア・デリシャストライアングル』。ヤムヤムは『ヒーリングっど♡プリキュア』と・スパイシーは『スター☆トゥインクルプリキュア』と・そしてプレシャスは『トロピカル~ジュ!プリキュア』と共に叫びながら腕を突き出し、3組に分かれたチームから放たれた光が途中から混ざっていき、虹色の光が超バトラーヤラネーダへと向かっていく

 

超バトラーヤラネーダ「させるかぁぁ~~!!」

 

反撃に超バトラーヤラネーダは口から高熱の火炎を吐き出すが、数秒押し留めただけに過ぎず、かき消され虹色の光は再び超バトラーヤラネーダへと向かっていき超バトラーヤラネーダはその虹色の光を両腕で押し出し、なんとか防ぐがはっきり言って余裕を感じる表情は無い。むしろ必死な感じだ?

 

超バトラーヤラネーダ「こんなもの!!食い尽くしてやりますよ!!」

 

超バトラーヤラネーダはおにぎりの形となった莫大なエネルギーを掃除機のように吸っていき、『プリキュア・デリシャストライアングル』を食らいつくそうとしていた。

しかし、吸っても吸ってもエネルギーは消えるどころか、継ぎ足されるかのように光が増していき、その間、超バトラーヤラネーダの胃袋はどんどん膨らんでいき、許容量はすでに限界に達していたようだ?

 

超バトラーヤラネーダ「はっ腹が苦しい!?食い尽くせないですと!?最強の力を手にしたこの私が!?」

 

『はあぁぁっーー!!』

 

プレシャス「ご飯は笑顔ぉぉっっーーー!!」

 

超バトラーヤラネーダ「あががががっ!?がはっ!?・・・・・・お腹・・・いっぱい・・・」

 

『ごちそうさまでした』

 

プレシャスの叫びと共にとうとう『プリキュア・デリシャストライアングル』の光が超バトラーヤラネーダの胃袋を埋め尽くし、超バトラーヤラネーダは満面の笑みを浮かべながらプリキュア達と共に両手を合わせ「ごちそうさまでした」と挨拶し、超バトラーヤラネーダは光の粒子となり、完全にその実を消滅させ、先の『トロピカル~ジュ!プリキュア』対バトラーヤラネーダの時同様、やる気パワーの塊が消滅し、プロトクロウカードの『ジョーカー』もひらひらと落ちていき、今度こそ戦いが終わった事を全員が察したのだった

 

 





最終話『浮気者!!『李 苺鈴』!!』(仮)

近日公開予定
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