プリキュア・トロピカルパーティー!   作:狼と踊る男

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明日の続きの前に序章の前に起こった出来事の話です


~序章~よりも前の話。つまり0話?

 

どこかの廃工場・・・

 

真っ黒で角が3本の兜・真っ黒のボディースーツを着た男性が一人ここにいた・・・

 

少女A「待ちなさい!!」

 

白いプリキュアと同じ声をした少女が叫ぶと、黒い男性は振り返り、少女Aをはじめとした4人の少女と子熊のぬいぐるみが視界に入るのを確認する。相手の少女4人は敵意むき出しの様子だ?

 

ピンクの少女「持って行ったカード返して!!」

 

ピンクの少女が叫ぶ。しかし黒い男性は言われた内容を全く気にする素振りも見せず、左手に持っていたカードケースのような物を触っていき、物色しているようだ?

 

紫の少女「それを使わせる訳には行かない!!キュアップ・ラパパ!!風よ!!吹きなさい!!」

 

紫の少女は星の装飾が施された杖を向ける。すると、突風が黒い男性を襲うが男性は右手に持っていた鞭で風を切るように振るい、そのまま紫の少女を薙ぎ払い、紫の少女は壁に叩きつけられてしまう

 

金髪の少女「よくも!!」

 

黒い男性「ハアァァッ~!!」

 

黒い男性は突如力を籠め、衝撃波のようなモノを発生させる。それをモロに受けてしまった4人は吹き飛び・転倒していき、少女A以外の3人はポケットから複数の宝石を落としてしまう。

 

それを回収する間もなく、黒い男性が鞭で宝石を奪い取り、懐にしまうと、今度はカードケースから一枚トランプを取り出し、それに力を籠めるとカードは宙に浮き、4人と子熊のぬいぐるみに向かって黒と赤の混じった瘴気(しょうき)が放たれたのだ

 

ピンクの少女「ぁっ!?キュアップ・ラパパ!!」

 

瘴気は黒い男性以外を容赦なく飲み込んでいき、その余波だったのか?廃工場は大爆発を起こし次のカットにはもう崩れた工場となっていた・・・

 

黒い男性はいつの間に脱出していたのか?工場の外から瓦礫の山に踏み込んでいき、少女達が居た付近に近づくと、両腕を広げる。すると瓦礫から取りこぼしがあった他の宝石・そして拳に収まる程度の小さいアクリルの板が4枚浮かんできて、それらをすべて回収すると、上機嫌でこの場を立ち去っていく。その最中、予想では5つ手に入るはずのアクリルの板が一つ足りない事に多少疑問は持ったが、特に気にする『者』だった訳でもなかったためそのまま立ち去っていくのであった・・・・・・

 

それから数分いや数十分・・・どれだけ時間がたったかわからなかったが、周辺は真っ暗。いやもともと工場の中もかなり暗かったことから始めから遅い時間だったのであろう?崩れた工場の付近に大雨が降り、傘無しで歩けばわずか数秒でずぶ濡れ確定なほどである。

 

崩れた廃工場の瓦礫が動き、下から少女が現れた。いやこの場合『脱出』したという方が正しいのかもしれない?

 

少女A「・・・みらい?・・・リコ?・・・モフルン?・・・ことは?・・・・・・」

 

少女Aは思い出した・・・あの一瞬の出来事を・・・ピンクの少女が咄嗟に自分を守るために何かをした事を・・・そして見たのだ彼女達が姿を変えてしまう瞬間を・・・

 

少女A「みらい・・・リコ・・・モフルン・・・ことは・・・・・・うああぁぁぁっぁぁっっぁぁ~~!?」

 

少女Aはこの大雨にも負けないほどの叫びを上げていた・・・

 

友を守れなかった不甲斐ない自分を・・・

 

助けられるだけの自分が弱くて悔しいという想い・大切な友達を奪われたという悲しい想いが溢れだし、その場でただ・・・拳を瓦礫に叩きつけながら泣き崩れていたのだった・・・

 

 

 

 

 

この廃工場の一件は後に地元の新聞にも取り上げられ、爆発の原因は依然捜査中と掲載され、この数日後『魔法つかい!プリキュア』が『スタートゥインクルプリキュア』・『ヒーリングっど♡プリキュア』を襲撃する事件が発生したのだった・・・




明日の続きもお楽しみに?
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