ダージリン「まったく、愛里寿さんには困ったものですわ。」
ここは愛里寿が召喚した学園艦の聖グロリアーナ女学院管轄区の女学院内の談話室、そこではダージリンとオレンジペコ、アッサム、ルクリリそしてローズヒップが紅茶の飲みながら会議をしつつ愛里寿がミカとバミューダ三姉妹とともに撮影しているドローン映像の雄英高校の実技試験を見ていた。
オレンジペコ「それにしても雄英高校の入試試験は随分過激ですね。」
まあたしかにそのとおりである。いくら個性という異能が普通な超人社会といえど今まで普通の小中学生として生活してきた子供たちにいきなり模擬戦闘を行えとは酷な話である。
(普通なら少し問題になりそうと思ってしまうのではというのは作者の考えです。)
ダージリン「まあ、普通の試験もあるので普通科などの子は問題ない上に誓約書を書かせて[負傷は自己責任]ということにしてるみたいですし。」
ルクリリ「しかし、このような内容では[強い個性を持っているものが強い、正しい]という個性主義の悪化につながりかねないと思うのですが。」
ちなみに何故ルクリリがダージリン達とのお茶会に出席しているのかというとこの世界では彼女はマチルダⅡ歩兵戦車隊の実質的な隊長だからである。
ここでこの世界での聖グロの戦車隊の各隊長とその編成を紹介する。
チャーチル歩兵戦車隊隊長兼中隊長:ダージリン
同副隊長:オレンジペコ
同砲手:アッサム
マチルダ歩兵戦車隊隊長:ルクリリ
MK.Ⅲクルセイダー巡航戦車隊隊長:ローズヒップ
このような編成となっている、ちなみに愛里寿がこの学園艦に召喚した際に気を使ってチャーチルの改良型のブラックプリンスと自分が使っているセンチュリオンそして巡航戦車のクロムウェルとコメットも送ったのだがダージリンはかたくなにこの四種類の戦車を
使わない。(まあ知波単がチハとハ号、そしてカミ車以外ほとんど使わないのと同じである。)
ダージリン「だからこそいまだに個性による差別やいじめ、迫害が絶えずにヴィランが発生する遠因となっているというのに。」
ローズヒップ「ダージリン様!このワタクシのクルセイダー隊に雄英高校への突撃許可をくださいまし!。」
ダージリン「ダメですわ。」
ローズヒップはそんな~というがまあ当然である。まあ愛里寿はもう少ししたら自分たちの存在を公にするつもりでいたので、別に問題ないが時期を合わせねばならないしそもそも愛里寿は最初の攻撃は自分と選抜チームのメンバーのみで行いほかのメンバーにあまり罪を着せるつもりはなかったので今勝手に動かれると少々まずい。
(ちなみに愛里寿の気遣いはバミューダ三姉妹と母の千代、そして各校のチームの隊長は気付いておりもっと自分たちを頼ってほしいと思っている。)
ダージリン「ところでアッサム、GI6のメンバーからの情報は?」
アッサム「はい、愛里寿さんとルミさんが飛ばしていた連盟のドローンを経由して雄英高のメインコンピューターへの侵入にすでに成功し工作員が誰もいない職員室からスケジュール表とイベント表のコピーを行い、現在プラウダ高校のNKVDの協力のもと学園艦に撤収中です。」
なんという手際の良さである(まあ雄英の警備が入試試験中とはいえ予想以上にザル過ぎたのも原因ではあるが。)
ダージリン「そう、全員無事なら問題ないわ。ではGI6のメンバーが帰ってきたらその情報は大学選抜管轄区の情報収集分析科に」
アッサム「はい、無論です。」
オレンジペコ「ダ、ダージリン様。一つ聞きたいことがあるのですが。」
ダージリン「何かしらオレンジペコ?」
オレンジペコ「なぜ、愛里寿さんはこんなに雄英を警戒しているのでしょうか?この様子だと三年後のヒーローたちはいまのヒーローとそんなに変わらないと思うのですが。」
ダージリン「ああ、それは
『SMAAASH!!!』
ダージリン達「「「「「!!!???」」」」」
その瞬間なんと、アッサムやルクリリが“予算の無駄使い”と言い、ローズヒップは“遅すぎですわ”と貶した0ポイントヴィランがたった一人の少年に吹き飛ばされた。
ダージリン「ア、アッサム。」
アッサム「は、はい。」
ダージリン「今すぐあの少年、緑谷出久について調べなおしなさい。早急に、GI6を使っても構いません。」
アッサム「りょ、了解しました。」
そういってアッサムはGI6本部へルクリリとローズヒップを連れて急行していった。
オレンジペコ「ダ、ダージリン様。」
ダージリン「おそらく、愛里寿さんは彼を警戒していたのでしょうね。」
こうしてこの世界の本来の主人公緑谷出久とオールマイトの関係がGI6により原作よりも早く判明することとなった。
そしてヒーローたちはこれから起こる大惨事を止めるチャンスに気づくことすら出来なかった。
初めて2000文字近くまで書きました。おそらく次がUSJでの戦闘になると思います。
大学選抜が大活躍しますよ~。
感想お待ちしております。