遊戯王マスターデュエル とあるシャドール使いの格付戦奮闘記   作:咲夜泪

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 本日の最強カード

 《エルシャドール・ミドラーシュ》
 融合・効果モンスター
 星5/闇属性/魔法使い族/攻2200/守 800
 「シャドール」モンスター+闇属性モンスター
 このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
 (1):フィールドのこのカードは相手の効果では破壊されない。
 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
 その間はお互いに1ターンに1度しかモンスターを特殊召喚できない。
 (3):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
 そのカードを手札に加える。

 皆(『シャドール』使い限定)大好き『シャドール』が誇る制圧モンスター。
 か弱いので全力で守護らなければならない……ッッ!
 効果による破壊耐性を持っているが、相手の効果限定なので『ブラックホール』だと一緒に破壊しちゃうよ?(1敗)

 最近の環境は墓地送り、除外、リリースとか、除去方法が酷いので横に制圧モンスター並べておいてヘイトをそらしておくと生き残れる可能性高まるかも?


24vs『召喚シャドール』

 

 

 ――先月のランクマッチと比べて、遥かに楽に感じるのは、やっぱりフルパワーの『ドライトロン宣告者』が消え去ったからであろう。

 

 というか、その頃は切断対策がされてなかったので、必ずと言って良いほど先攻の『ドライトロン宣告者』だったから苦戦したに過ぎず、《サイバー・エンジェル-弁天-》が制限に規制された後は数えるほどしか遭遇していない。

 ……此方が先攻取って《エルシャドール・ミドラーシュ》を立てたら即サレンダーした中に含まれていたかもしれないので、まぁもう忘れて良い存在だろう。

 

 今期の脅威は『相剣天威』、『電脳堺』、『エルドリッチ』である。……『黄金郷のコンキスタドール』が制限にされたからきついという前評判は、他の厄介極まる罠を入れれる枠となっただけで更に厄介さが増したというオチに終わった。

 

 前回と比べて数を減らしている『鉄獣』は、ほぼ全デッキに出張している《D-HERO デストロイフェニックスガイ》が致命的に刺さる。先に出しておけば出てきた下級『鉄獣』モンスターの効果を使わせずに破壊出来るから対処が大分楽になったし、対『相剣』のせいで採用が多くなった『無限泡影』《エフェクト・ヴェーラー》という逆風もある。

 

 また《原始生命態ニビル》の採用も増えているように思える。対『相剣』では《フルール・ド・バロネス》を出される前に撃てるので、2枚以上投入している決闘者も多いようだ。……なお、それで止まるとは言ってない。

 

「……前回の突然の新パックから一ヶ月、もしかしたらあの2大(害悪)テーマの実装が近づいているかもなぁ。……あ、後攻か」

 

 さて、今回の相手は――。

 

『魔法カード『おろかな埋葬』発動、デッキからモンスター《シャドール・リザード》を墓地に送る。効果で墓地に送られた《シャドール・リザード》の効果発動、デッキから『シャドール』カード、永続罠『影依の偽典』を墓地に送る』

 

 珍しい。ミラー対決か。相手のデッキ枚数は39枚、『芝刈り』型じゃない『シャドール』か。

 『おろかな埋葬』はデッキから好きな『シャドール』モンスターを墓地に送れる万能のサーチ要因なんだが、結局は制限カード、素引きしなきゃ意味の無いサーチカードという扱いなので採用を見送っている。『テラ・フォーミング』も同じ扱いだ。60枚の中に入れる枠が無い。

 

『手札から《シャドール・リザード》を通常召喚、《シャドール・リザード》1体でリンク召喚、召喚条件はレベル4以下の魔法使い族モンスター1体、リンク1《聖魔の乙女アルテミス》』

 

 召喚権を使ってまで光属性を用意、となると、次は融合か。

 

『魔法カード『影依融合』発動、手札の《シャドール・ビースト》と光属性《聖魔の乙女アルテミス》を融合、レベル8《エルシャドール・ネフィリム》』

 

 見慣れた動き。やっぱり『シャドール』は《エルシャドール・ネフィリム》出してからが本番だよね!

 

『特殊召喚された《エルシャドール・ネフィリム》の効果発動、墓地に送られた《シャドール・ビースト》の効果発動。《シャドール・ビースト》の効果で1枚ドロー、《エルシャドール・ネフィリム》の効果でデッキから《影霊の翼 ウェンディ》を墓地に送る。《影霊の翼 ウェンディ》の効果発動、デッキから《シャドール・ビースト》を裏側守備表示で特殊召喚、ターンエンド』

 

 ……え? そのEXモンスターゾーンに出した《エルシャドール・ネフィリム》、《グラビティ・コントローラー》にして墓地送りにして『影依の偽典』回収しないの?

 

「それをしないという事は、そもそもEXデッキに入ってない? となると、『超融合』用に《スターヴヴェノム・フュージョン・ドラゴン》、『ハリセレーネアクセス』が入ってるのかな?」

 

 

 『召喚シャドール』

 LP8000

 手札2枚

 EXモンスターゾーン

 《エルシャドール・ネフィリム》星8/光属性/天使族/攻2800/守2500

 メインモンスターゾーン

  裏側守備表示のモンスター(《シャドール・ビースト》)

 魔法・罠カードゾーン

  無し

 

 

「私のターン、ドロー」

 

 ふむふむ、ならその墓地の『影依融合』『影依の偽典』、手札に回収する事は無いよ?

 

「フィールド魔法『暴走魔法陣』発動、効果処理としてデッキから《召喚師アレイスター》を手札に加える」

 

 棒立ちターンエンド同然なので好き勝手に展開しよう。

 

「《召喚師アレイスター》を通常召喚、効果発動。デッキから『召喚魔術』を手札に加える」

 

 《灰流うらら》チェック確認、《増殖するG》も多分無し。《エフェクト・ヴェーラー》も無いのだろう。

 

「手札から魔法カード『召喚魔術』発動、融合モンスターによって決められた融合素材モンスターを手札から墓地に送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。手札の《シャドール・リザード》と光属性《妖精伝姫-シラユキ》を墓地に送って融合! レベル8《エルシャドール・ネフィリム》!」

 

 『召喚魔術』の便利なところは手札融合なら『召喚獣』縛りは無いという事だ。《召喚師アレイスター》がいるからと言って、必ずしも『召喚獣』を出す必要は無いのだ。

 

「特殊召喚された《エルシャドール・ネフィリム》の効果発動、墓地に送られた《シャドール・リザード》の効果発動! 《シャドール・リザード》の効果でデッキから永続罠『影依の偽典』を墓地に送り、《エルシャドール・ネフィリム》の効果で《影依の巫女 エリアル》を墓地に送って効果発動、相手の墓地の『影依融合』『影依の偽典』《影霊の翼 ウェンディ》を除外する」

 

 『シャドール』ミラーは後攻有利たる所以は、後出しで相手の墓地リソースを削られるからだ。

 自分のターンの内に『影依の偽典』回収しなかったんだから、自業自得よな。

 

「バトル、《エルシャドール・ネフィリム》で裏側守備表示のモンスターを攻撃、特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に《エルシャドール・ネフィリム》の効果発動、そのモンスターを破壊する」

『破壊されて墓地に送られた《シャドール・ビースト》の効果発動、デッキから1枚ドローする』

 

 《シャドール・ビースト》のリバース効果を発動させてしまった場合、2枚ドローの上に1枚効果で墓地に送れるという3アドを稼がせてしまうので、《エルシャドール・ネフィリム》で効果破壊して1枚ドローという1アドに留める。

 

「メイン2、《エルシャドール・ネフィリム》と《召喚師アレイスター》2体でリンク召喚、召喚条件は効果モンスター2体、リンク2《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》」

 

 相手の《エルシャドール・ネフィリム》? 勿論処理するとも。『シャドール』融合モンスターを処理する時は墓地に『シャドール』魔法・罠カードが無い時が一番効率的だ。後続を出せなくなるからね……何だか、自分自身の弱点を告白しているような気分だなぁ。

 

「墓地に送られた《エルシャドール・ネフィリム》の効果発動、墓地の永続罠『影依の偽典』を手札に加える」

 

 リンク召喚で自主的に墓地に送れるのに、それをやらずにセルフ融合フェス縛りしている相手とは違うのだよ。

 

「《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の効果発動、2000LPを払い、『フュージョン・デステニー』を墓地に送って発動! 手札から《D-HERO ディバインガイ》、デッキから《D-HERO ダッシュガイ》を墓地に送って融合! レベル8《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を守備表示で特殊召喚!」

 

 君達はずっと友達だよ! ――どれか、多分《アナコンダ》が禁止にされるまでの仲、だけど。

 

「《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の効果発動、自分フィールドの《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》を破壊し、相手フィールドの《エルシャドール・ネフィリム》を破壊する――相手の墓地に回収出来る『シャドール』魔法・罠カードが無い為、墓地に送られた際の効果は発動出来ない」

 

 棒立ちの《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》を放置するのは危険なので、ついでに破壊しておく。

 どうせ次のターンに復活するんだから《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を破壊した方が良い?

 いやいや、コイツが最も隙を晒すのは墓地にいる時だ。相手の『墓穴の指名者』を使わせる仕事もあるが、もう一仕事させる為にフィールドに残すプレイングを敢えて取る。

 

「カードを1枚セットしてターンエンド」

 

 

 『芝刈り召喚シャドール』

 LP6000

 手札2枚

 EXモンスターゾーン

  無し

 メインモンスターゾーン

 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2100

 魔法・罠カードゾーン

  伏せカード1枚(『影依の偽典』)

 フィールド魔法『暴走魔法陣』

 

 

『私のターン、ドロー』

 

 相手の手札は4枚、さて、何をしてくるやら。

 

『フィールド魔法『暴走魔法陣』発動』

「《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の効果発動、自身と相手フィールドの『暴走魔法陣』を破壊する。効果処理中にフィールドから離れてしまっては《召喚師アレイスター》のサーチは行えない」

 

 ふむふむ、ほぼほぼミラー戦確定か。なら手の内は全部透けているようなものだ。

 

「効果で破壊された《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の効果発動」

『速攻魔法『墓穴の指名者』発動、相手の墓地の《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を除外する。次のターン終了時まで。この効果で除外したモンスターの効果は無効化される』

 

 『暴走魔法陣』を破壊して《召喚師アレイスター》をサーチさせず、『墓穴の指名者』を使わせたのなら良い仕事をしただろう。特にチェーンする事無く除外される。

 

『《召喚師アレイスター》を通常召喚、効果発動』

 

 最初から手札に握っていたか。相手の手札は残り1枚だし――『召喚魔術』で融合させないよ?

 ミラー対決と解った時点で、自分の場からEXデッキから特殊召喚したモンスターをどけるギミックぐらい用意しているさ! これはそのちょっとした応用だ。

 

「チェーンして永続罠『影依の偽典』発動! さらにチェーンして墓地の《妖精伝姫-シラユキ》の効果発動! 墓地の『フュージョン・デステニー』《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》《D-HERO ディバインガイ》《D-HERO ダッシュガイ》《召喚師アレイスター》《シャドール・リザード》、フィールドの『暴走魔法陣』の7枚を除外して《妖精伝姫-シラユキ》を特殊召喚」

 

 『召喚獣』融合モンスターを出す為の素材は《召喚師アレイスター》と+『α』、それに該当するのは炎属性・光属性・融合モンスターだ。

 

「永続罠『影依の偽典』の効果で墓地から《影依の巫女 エリアル》と光属性《エルシャドール・ネフィリム》を除外して融合召喚! レベル8《エルシャドール・ネフィリム》!」

『《召喚師アレイスター》の効果でデッキから『召喚魔術』を手札に加える』

 

 炎属性モンスターはお互いの墓地に最初から無い。光属性と融合モンスターは今の一連の動きで此方の墓地から完全に消え去った。

 

「特殊召喚された《エルシャドール・ネフィリム》の効果発動、特殊召喚された《妖精伝姫-シラユキ》の効果発動! 《妖精伝姫-シラユキ》の効果で相手の場の《召喚師アレイスター》を裏側守備表示に変更し、《エルシャドール・ネフィリム》の効果でデッキから《影依の巫女 エリアル》を墓地に送って効果発動、相手の墓地の《聖魔の乙女アルテミス》《エルシャドール・ネフィリム》《シャドール・ビースト》を除外する」

 

 無いとは思うが、《召喚師アレイスター》をついでに裏側守備表示にする事で1体でのリンク召喚を出来なくする。

 これで相手の墓地からも光属性・融合モンスターが完全に消え去る。この状態で『召喚魔術』で融合出来るもんなら大したもんだ。

 

『……私はこれでターンエンド』

「私のターン、ドロー」

 

 思い通りにデュエルを進められるのは気持ち良いねぇ。相手からしたらたまったもんじゃないと思うけど。

 

「墓地の『召喚魔術』の効果発動、除外されている《召喚師アレイスター》を手札に、墓地の『召喚魔術』をデッキに戻す」

 

 とは言え、此方の墓地の『シャドール』モンスターも《影依の巫女 エリアル》だけになってしまっているので、相当な痛手なんだけどね!

 

「《シャドール・ファルコン》を通常召喚――レベル2のチューナーモンスター《シャドール・ファルコン》にレベル8の《エルシャドール・ネフィリム》をチューニング! シンクロ召喚、レベル10《フルール・ド・バロネス》」

 

 なお、墓地に『シャドール』魔法・罠カードが無いので、《エルシャドール・ネフィリム》の墓地送りされた際の回収効果を使えない。非常に勿体無いね!

 

「《妖精伝姫-シラユキ》を攻撃表示に変更し、《フルール・ド・バロネス》の効果発動、相手フィールドの裏側守備表示の《召喚師アレイスター》を破壊する」

 

 ちなみに《召喚師アレイスター》の『召喚魔術』サーチ効果、特殊召喚には対応してない癖にリバース時には対応していたりする。

 これが今回、《召喚師アレイスター》を出さずに《シャドール・ファルコン》を通常召喚して《フルール・ド・バロネス》を出した最大の理由だね。

 

「バトル、攻撃力3000の《フルール・ド・バロネス》と攻撃力1850の《妖精伝姫-シラユキ》でダイレクトアタック、残りLP3150」

 

 さて、あと出来る事は『影依の偽典』で『シャドール』融合モンスターを出す事ぐらいだが、墓地の『シャドール』モンスターは《エルシャドール・ネフィリム》《シャドール・ファルコン》《影依の巫女 エリアル》、何でも出せるが、無理に出して墓地リソースを減らす必要はあるまい。

 

「私はこれでターンエンド」

 

 

 『芝刈り召喚シャドール』

 LP6000

 手札3枚(《召喚師アレイスター》)

 EXモンスターゾーン

 《フルール・ド・バロネス》星10/風属性/戦士族/攻3000/守2400

 メインモンスターゾーン

 《妖精伝姫-シラユキ》星4/光属性/魔法使い族/攻1850/守1000

 魔法・罠カードゾーン

  永続罠『影依の偽典』

 

 

『私のターン、ドロー』

 

 さぁ、ラストターンだ。何をしてくるかな!

 

『魔法カード『召喚魔術』発動』

「《フルール・ド・バロネス》の効果発動、このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動出来る。その発動を無効にして破壊する」

 

 通る訳無いだろう。これで《召喚師アレイスター》を除外しない限り『召喚魔術』の墓地効果を使えまい。

 

『モンスターを裏側守備表示でセット――』

「メインフェイズ終了前、永続罠『影依の偽典』の効果発動、墓地の《シャドール・ファルコン》と異なる属性の《影依の巫女 エリアル》を除外し、融合召喚。レベル6《エルシャドール・アプカローネ》」

 

 終わりのようだね。おそらく伏せたカードは『シャドール』モンスター。

 リバース効果が厄介なのは破壊効果持ちの《シャドール・リザード》とバウンス効果持ちの《シャドール・ドラゴン》、蘇生効果持ちの《シャドール・ファルコン》も厄介だし、《影霊の翼 ウェンディ》だったら好きな『シャドール』モンスターを裏側守備表示で呼んでこれる。

 ……よくよく考えて、厄介じゃないリバース効果は皆無だね!

 

『ターンエンド』

「私のターン、ドロー。スタンバイフェイズ、《フルール・ド・バロネス》の効果発動、自分の墓地のレベル9以下のモンスター1体《エルシャドール・ネフィリム》を対象に発動、《フルール・ド・バロネス》をEXデッキに戻し、《エルシャドール・ネフィリム》を特殊召喚する」

 

 まぁそのカードが何であれ、もう関係無いんだけどね! 万能無効効果を使い切った《フルール・ド・バロネス》を戻して《エルシャドール・ネフィリム》に戻す。

 

「特殊召喚された《エルシャドール・ネフィリム》の効果発動、デッキから《影霊の翼 ウェンディ》を墓地に送って効果発動、デッキから《シャドール・ファルコン》を裏側守備表示で特殊召喚する」

 

 『シャドール』は融合してなんぼ、その循環を止められたら何も出来ないよね。

 

「《エルシャドール・アプカローネ》をリリースしてモンスターを裏側守備表示でセット、墓地に送られた《エルシャドール・アプカローネ》の効果発動、デッキから『神の写し身との接触』を手札に加え、その後、手札から『フュージョン・デステニー』を墓地に捨てる」

 

 これで準備は整った。さぁ結果の決まり切った最終局面だ。

 

「――バトル、攻撃力1850の《妖精伝姫-シラユキ》で裏側守備表示のモンスターを攻撃」

『守備力1000の《影霊の翼 ウェンディ》は戦闘破壊されるが――リバース効果発動、デッキから《影霊の巫女 エリアル》を裏側守備表示で特殊召喚する』

 

 ふむふむ、《影依の巫女 エリアル》だったか。後続に《影依の巫女 エリアル》?

 ……あ、舐めプしすぎていた。これ、《シャドール・ファルコン》持ってこられていたら殺せなかったじゃん。危ない危ない。

 ダイレクトアタック出来なくなる制約がつくとは言え、『影依の偽典』の出し惜しみはやめておくべきだね。メインフェイズ中にしか発動出来ないし。

 

「《エルシャドール・ネフィリム》で裏側守備表示の《影依の巫女 エリアル》を攻撃、特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に効果発動、そのモンスターを破壊する」

『効果で墓地に送られた《影依の巫女 エリアル》の効果発動、自分の墓地の《召喚師アレイスター》と相手の墓地の《エルシャドール・アプカローネ》《影霊の翼 ウェンディ》を除外する』

 

 此方の墓地の『シャドール』モンスターが全て除外され、尚且つ自分の《召喚師アレイスター》が除外した事で『召喚獣』融合ギミックを使って展開する事が出来る。

 実に見事だと言いたい処だが――。

 

「――残念、次のターンなどない。速攻魔法『神の写し身との接触』発動、フィールドの裏側守備表示の《シャドール・ビースト》と《シャドール・ファルコン》を融合! レベル5《エルシャドール・ミドラーシュ》!」

 

 デッキから手札に加えた『神の写し身との接触』を忘れたとは言わせないよ?

 いやはや、まだLPが3150残っているから生き残れると思っちゃったのかな? というか、忘れてない? 私の手札には今回のデュエルで最初以外使わずに温存しているモンスターがいる事を。

 

「墓地に送られた《シャドール・ファルコン》の効果発動、《シャドール・ビースト》の効果発動、《シャドール・ビースト》の効果でデッキから1枚ドロー、《シャドール・ファルコン》の効果で墓地の《シャドール・ファルコン》を裏側守備表示で特殊召喚する」

 

 此処で引いたカードは――3枚目の《召喚師アレイスター》か。時々思うんだけど、我がデッキ、殺意半端無いよね?

 

「攻撃力2200の《エルシャドール・ミドラーシュ》でダイレクトアタック――手札から《召喚師アレイスター》を墓地に送って効果発動、《エルシャドール・ミドラーシュ》の攻撃力・守備力を1000アップさせる」

 

 まぁ最初から見えている情報だけで、確定で死ぬ状況なのに《影依の巫女 エリアル》を裏側守備表示で特殊召喚したのは完全なプレミだ。

 

「ついでにもう1枚《召喚師アレイスター》の効果発動! 更に1枚発動! 攻撃力5200となった《エルシャドール・ミドラーシュ》でダイレクトアタックー!」

 

 何はともあれ、最大火力となった《エルシャドール・ミドラーシュ》でオーバーキルし、デュエル終了。《ミドラーシュ》で引導を渡されるのなら『シャドール』使いとして満足でしょ。




 今月は6月5日の時点で『ダイヤモンド1』に到達。
 ……なお、『ダイヤモンド1』での最初の相手は愉快な自害集団の『イグナイト』ワンキルbot。
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