とち狂った奴らの幻想入り生活(台本) 作:黒音195(kurone)
こよと地底!
幻想郷、それは妖精、妖怪、神にとって、最後の楽園。そこには、たまに現実から迷い込む者や、神隠しで連れてこられる者も居る。迷い込んだ者、連れてこられた者は外来人と呼ばれ、妖怪に食われるか、野垂れ死にするかを迫られる。
運良く博麗神社という場所に辿り着けば、外の世界に帰るか、もしくは博麗の巫女の保護下に置かれ、幻想郷に永住する事も可能である。
そんな幻想郷にある日、4つの落下物が飛来する。1つは吸血鬼の住む赤い舘へ・・・1つは、人里の近くの森へ・・・1つは、赤い舘の近くの湖へ・・・1つは・・・
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁぁあぁあぁぁぁあァぁあぁぁぁあぁぁあぁっっっ!?!!!???!聞いてないっすよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!紫さぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁぁあぁあぁぁぁあァぁあぁぁぁあぁぁあぁん!!!」
・・・妖怪達の住む山へ。
さぁ、君たちの幻想郷生活はこれからだ・・・
~地底、地下666階~
ここは、地底・・・地下666階にある旧地獄街道。その入口にあたる場所。そこに落ちてきた1人の人物の名は「こよ」
「はぁ・・・はぁ・・・死ぬかと思った・・・いやいやいやいや!なんで死んでないの俺ぇ!?絶対死んだと思ってたんだけど!?これが主人公補正ってやつ?!」
誤解の無いように説明しておくが、主人公補正なんて言うものはあまりない。あぁ言ったものはご都合主義と言うのだ・・・
「大丈夫!?今創作者のほとんどの人に喧嘩売ったけど!?」
さて、ここ。旧地獄という場所は、妖怪の山の中心にある巨大な穴から行ける場所である。そんな場所にあるので、あまり人気の無い場所だ。
この旧地獄には、主に地上で嫌われた妖怪が多く住んでいる。主に鬼。その他にも、釣瓶落とし、土蜘蛛、橋姫、その他にも様々な妖怪が住んでいる。
「お、誰だ?お前は?地底じゃ見た事ねぇ顔だな」
話しかけて来たのは、地底の妖怪でもかなりの力を持つ妖怪。鬼の四天王、怪力乱神。星熊 勇儀・・・
「でかっ!じゃなくて・・・初めまして、俺はこよと申します。いつの間にかこんな所に居て・・・ここは何処ですか?」
「私は星熊勇儀だ。ここは旧地獄街道に繋がる道。地獄の入口さ」
「地獄っすか・・・すげぇ所に飛ばされたなぁ・・・」
「ここじゃなんだ、話のわかる奴の所に案内するから着いてきな」
「まじっすか!ありがとうございます!」
こよと勇儀は旧地獄街道を歩いていく。途中、色んな鬼に出会いながら・・・
「お、お兄さん良い身体してるじゃないか。どうだい?私と勝負しないか?」
「俺っすか!?いや!遠慮しときます!」
「なら飲み比べするか!」
「酒飲めないんですよ!申し訳ないです!」
「おい萃香、今地霊殿に連れていく所だから邪魔すんな」
「あぁん?あたしに指図すんな勇儀!それならお前があたしと勝負しろ!」
「望む所だ!!」
「ちょっ!?」
そんな騒動に巻き込まれながらも、命からがら生き延びたこよは、無事でも無いが、地霊殿へと辿り着く。
「ここが地霊殿だ。詳しい事は中に居るさとりって奴に聞いてくれ。じゃ、生きてたらまた会おう」
そう言い、勇儀は去っていく。
「・・・え?この広そうな所を案内無しで行くんですか・・・?」
こよの旅は、前途多難である・・・