ハリー・ポッターとアラクネロリババァ!   作:メヴィ

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おひさしぶりぶりぶりだいこんです


クィディッチ

 

 「な ん で 隠してたのかな??」

 「こんな傷は我輩でも治せますからな」

 「馬鹿な事を言うのもそこまでだよ。この傷跡はケルベロスの牙だろう?ケルベロスの唾液は魔法薬なんて効かない呪いだ。___さっさとそこの椅子に座っておとなしくしていろセブルス・スネイプ」

 

 私はセブルスの自室で若干怒気を込めてフルネームで名前を呼びながらセブルスを椅子に無理やり座らせた。私が怒っているのは勿論理由がある。

 私がトロールに重症を負わされた日にセブルスは賢者の石を守っているケルベロス、フラッフィーを確認しに行ったらしい。そこで足を噛まれていたのをずっと放置していたのだ。

 

 

 まったく……なんでこう、意地を張るかな……ケルベロスの唾液が身体に回ってしまったら治癒魔法も魔法薬も効きにくくなるというのに…頑固なのはいつまで経っても治らない、か。

 

 

 傷跡に私の糸で作った包帯に《清潔》と《活性化》を掛けてグルグルと巻いていく。これなら傷口が雑菌で膿むこともないし傷口の細胞が活性化されて通常よりは速く治るだろう。

 

 「__よし、これで良いだろう。良いかい?こう言う傷は魔法よりも紋術の方が有効だと言うのはわかっているなら私を頼って欲しいね__っと、そろそろクィディッチが始まる……私はもう行くよ」

 

 私は持っていた懐中時計を確認してパタパタとセブルスの部屋を出てた。

 

 「……感謝します」

 

 出る瞬間にセブルスの小さい声が聞こえて私はすこしニマニマしながら競技場へ足を早めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「遅れてしまって申し訳ない!」

 「あ!ウッド先輩!キィがきましたよ!」

 

 私が謝罪をしつつ選手の控え室に行くとハリーの声が聞こえた。ハリーは一番前の列のウッド先輩の隣にいてなかなか来ない私をとても心配していたらしい。申し訳ない。

 

 「よ~し、全員揃ったところで、今日はスリザリンとの試合だ。ハリーとキィル、期待の新人二人が入ってくれたおかげで戦力も格段に上がった。今日こそはスリザリンに勝つぞ!!」

 『おう!!』

 

 

 「ん?怖いのかハリー?」

 「ち、ちょっとね…」

 「大丈夫だ。まぁ、良く覚えてないけど……頭にグラッジャーを食らって一週間後に目が覚めた」

 「!!」

 

 ………そういえば私がいた頃もちょくちょく昏睡してたり長い間気絶していた生徒もいたね……よし。

 

 「ちょっと失礼」

 「「ぐぇッ!?」」

 

 私はドアが開いて飛び出そうとしているフレッドとジョージを捕まえて強引に物陰に引っ張っていって私を含めた三人の周りに《時間加速》の空間を作った。

 

フ「おいおいなんだよ」

ジ「もう試合だぞ?」

 

 双子はとても不満そうに口を尖らせていた。まるでアヒルみたいに。なら、あまり不満では無いのかな?

 

 「いや別に大したことじゃないよ?前に言っていただろう?「お前らを守るのが役目」だと、なら……ハリーに怪我なんてさせないよね??___もしグラッジャーがハリーに当たろうものなら君たちにはだぁ~いすきな宿題(漢字ドリル)を倍にするからね」

 「「イエスマムッ!!!」」

 

 私が双子に微笑みながらそう言うとバッと綺麗に敬礼をして慌てて飛び出していった。

 ……確かに漢字ドリルは面倒だけど……そんなに倍になるのが嫌かな?まぁハリーが安心して試合に望めるようにするなら文句はないけれど…よく考えてみれば二人には宿題ばかりでまだ紋術を実際に教えては無かったね……鞭ばかりじゃなくて飴もあげることにするかな。

 

 「さて、と……私の出番が無いことを祈りますかね」

 

 そして競技場からフーチ先生の声が聞こえてグリフィンドールとスリザリンの試合がはじまった。

 

 まずはグリフィンドールが開幕先制点をゲットした。そのあとはスリザリンの選手にクワッフルが取られてしまって、それを取り替えそうと特攻した先輩をスリザリンの選手は蹴り落とした。それに観客席はoh………と、同情するような声をあげた。まぁ別にルール違反では無いけれど。

 

 幸いそのままシュートされたクワッフルはウッド先輩が見事に防いでくれた。クワッフルはしっかりとグリフィンドールがキャッチしていて、選手から選手へとドリブルしながらゴールにシュートしてグリフィンドールの得点は20点となった。

 

 

 

 「うわ…痛そうだね……大丈夫かな?」

 

 クワッフルがゴールにシュートされるのを見守っていたウッド先輩はスリザリンの選手が打ったグラッジャーが直撃して墜落した。

 私が念のためにウッド先輩のもとに向かうと意識はハッキリしているけれど打ち所が悪かったのか冷や汗を浮かべていた。

 

 「ウッド先輩、大丈夫……そうではないね」

 「うッ……ハァ、なに、頭に食らった時より随分マシだよ。____マダム・ポンフリー!痛み止めをください。折れたり捻ってはないのでまだ行けます」

 

 ウッド先輩が叫ぶ方向には救急箱と担架を浮かべてやってくるマダム・ポンフリーがいた。

 軽くウッド先輩を触診するとウッド先輩の言う通り折れたり無かったから渡された痛み止めをグイッと一息で飲んで私に「何時でも動けるように待機しててくれよ!」とまたゴールを守りに行った。

 どうやら今の間にシュートされてしまったらしく、スリザリンに10点の得点がされていた。ふと上を見上げるとそこではハリーが悔しかったのか顔を歪めながら拳を振り下ろすジェスチャーをしていた。

 ジェスチャーをしているハリーの後ろからグラッジャーが襲いかかろうとするけれどそれをフレッド?がバッドで打ち返してしっかりと守っていた。私の視線に気づいたのか若干ドヤ顔でサムズアップをしてきた。

 

 それにしても遠いと見分けがつかないな……近くだと微妙に匂いが違うからわかるのだけれどね。ま、しっかりとハリーを守ってくれてるみたいだから良いけどね。

 

 『__アンジェリーナ選手が脱落!!オールラウンダーキィル選手がチェイサーになりますッ!!』

 「え?」

 

 私が周りを見渡すとグリフィンドールの選手が担架に担がれて行くのが見えた。

 

 『スリザリンまたまた10点!!』

 「__うかうかしてられないね」

 

 私は杖を取り出して箒を呼び寄せる。

 数秒もしないで箒が飛んできて、手に取る暇がなさそうだから飛んでくる箒を掴んで空中で飛び乗る。

 

 「よっと__う"ぇ!?」

 「はぁ!?ふざけんなよグリフィンドール!!!」

 

 箒に乗った瞬間、タイミングが良いのか悪いのか、スリザリンがパスしようとしたクワッフルが私に飛び込んできて鳩尾に食い込んだ。ものすごく痛い……でも、クワッフルは私の腕の中だ。

 私はすぐに出せる限りのスピードで動き出してゴールを目指す。途中グラッジャーが飛んできたのを一回転して弾くと後方でギャアと悲鳴があがった。……ルール上は問題ないから……ね?

 そのあとは何故か追撃が減って難なくクワッフルをシュートできた。

 

 『ぐ、グリフィンドールに10点!』

 

 グリフィンドールからは歓声が上がり、スリザリンからは何故か悪魔を見るような目で見られた。

 

 (キィリは気づいていないがほとんどの男子の視線は股を押さえて白目で気絶したまま運ばれていくスリザリンの選手がいた。)

 

 何故だと考えているとフレッド……いやジョージがやってきて肩をに手を置いてきた。

 

 「あれは流石に可哀想じゃないですか……?」

 「?(クワッフルを)シュートしただけじゃないか?」

 「……確かに綺麗なシュート(致命傷)だったね……ブルブル

 「?」

 

 私とジョージがそんな会話をしていると突然観客達がざわつき初めるが何故かスリザリンの生徒は笑っていた。

 ふとグリフィンドールの方を見るとハーマイオニーが私に向かって叫び指を指していた。

 

 「あっち?あっちに何が____ハリー!?」

 

 視線の先では箒が暴れてハリーを振り落とそうと暴れていた。

 箒が暴れている理由はわからないが、とにかく大急ぎでハリーの元へ向かった。

 

 「ハリー!!」

 「き、キィ!ほッほう、箒が言うことをうわッ!?」

 

 次の瞬間ハリーはとうとう箒から落ちそうになるものの何とか箒にぶら下がったことで持ちこたえた。

 おそらく誰かがハリーの箒を操っているんだろうが……今は術師に構っている暇はない。

 審判のフーチ先生に視線を向け、目が合うとほんの一瞬だけ間が空いてから頷いた。うまく伝わってくれたらしい。

 

 「ハリー!そのまま手を離して私の箒に飛び降りて!」

 「え!?わ、わかった!」

 

 ハリーが手を離し、私の箒に乗る瞬間に一瞬だけ風を操ってふわりと勢いを殺して受け止めるとハリーは安堵したように息を吐いた。

 

 「あ、ありがとキィぶつけなくて良かった……

 「ハリー、何処か痛めた所__チッ、本当に私を怒らせたいみたいだな…

 「うわッ!?」

 

 ハリーに痛む場所がないか確認をしようとすると箒がハリーに体当たりをして落とそうとしてきた。私が箒を掴んで無理やり押さえ付けると無意識に脚を出してしまっていたから慌てて体に脚巻き付けてローブの外に出ないようにする。

 どうりで簡単に押さえられるわけだ……それに脚でハリーを突き飛ばさなくて良かったぁ……あれ?急に無抵抗になった?

 

 「ミス・ラクネ!箒が落ち着いたなら早くポッターを戻してください!」

 「わかりました!ほらハリー」

 「う、うん!」

 

 フーチ先生に言われて急いでハリーを箒に乗せるとスニッチが目の前に現れてハリーはそれを追って飛んでいった。

 ……しばらくは得点も大丈夫そうだし、ハリーの近くにいることにしよう。

 ちょうど近くにいたフレッドにすれ違いざまにグラッジャーがハリーに近づかないように言ってからハリーを追いかけるとスリザリンのシーカーと一緒にスニッチを追いかけていた。

 

 お互いに体をぶつけ合って妨害しながら追いかけるとスニッチが急降下を始めてグラウンドの地面へと向かっていく。それを二人のシーカーは追いかけるが地面が近づいた所でスリザリンのシーカーが先にはリタイアしてハリーだけになった。

 地面のギリギリを飛びながら追いかけているハリーは何を思ったのか箒の上に立ち上がって腕を伸ばした。

 それを見た瞬間嫌な予感がした瞬間ハリーがバランスを崩して頭からグラウンドに落ちる____のを私はギリギリで間に合い、ハリーを抱き抱えながらグラウンドの上を数回バウンドした。

 

 「ぐッ!……ハリー、無事?……ハリー?」

 「ウッ!お、おぇッ!」

 

 何かが詰まっているようでハリーが苦しそうにしていた。

 土か何かを飲み込んだか?

 そう思い、えずいているハリーを無理やりたたせて

 

 「ハリー、ゴメン」

 「オェッ!?!?」

 

 鳩尾に一撃を入れて吐き出させた。詰まっていたものはハリーの口から飛び出して転がった。

 そこに再びフーチ先生がやってきてそれをつまみあげるとそれは金のスニッチだった。つまりハリーは落ちる瞬間にお口でスニッチを確保していた訳で、つまり

 

 『スニッチを取った!!ハリー・ポッターが金のスニッチをキャッチ!150点を獲得!』

 「ピッーー!!グリフィンドールの勝利!」

 

 放送が流れた直後にフーチ先生が試合終了の笛を吹いた。

 グラウンドには歓声が沸き上がり回りには先輩達で囲まれていて拍手をされていた。

 

 「ほら、勝ったよハリー……ハリー?」

 「ウッ……キィ…何で……」

 

 ハリーは鳩尾を押さえてうずくまっていた。ちょっと力加減を間違えたかな……?

 

 「す、すまないハリー!」

 

 

 

 

 その後も先輩達に誉められてもハリーはご機嫌斜めのままで謝り続けた結果暫く私の部屋で一緒に寝ると言うことで機嫌を治して貰った。

 

 

 

 

_____________

 

 

 

後の校長室にて

 

 「クックックw」

 「………うるさいよアルバス……はぁ……」

 「笑うなと言うのが無理な話じゃろうてw」

 「……」

 「ハリーは金の玉(金のスニッチ)を取り、ロリババアは金玉(睾丸)を取りかけたかwブフォw」

 「笑い事じゃないだろう……?箒は折ってしまったし、彼はマンゴ送りになってしまったし……悪いことをしてしまったね……」

 「お主w何と呼ばれているか知ってるかのw??__暴虐の白姫__じゃW!!!」

 「……もう好きにしてくれ……」

 私に付いた二つ名_暴虐の白姫_

 曰く、某双子を囁きで恐怖させて従える

 曰く、勝つためには手段を選ばない

 曰く、フーチ先生ですら手出しができない

 曰く、急所を躊躇無く狙い致命傷を負わせる

 曰く、一番の功労者だろうが試合後に殴って半殺しにする

 

 ……どうしてこうなった……

 

 

 

 

 

 

 

 




 やっぱり10年以上一緒に寝ていたからハリーはホグワーツにきてから熟睡できて無いみたいですね。まだ小学生の年齢だから仕方ないですね。

 キィリは……尾ひれが付きまくった結果の二つ名ですが、試合中に先輩を自由に動かせたり、追いかけてきた選手の選手を潰したり、勝利に導いたハリーを殴って悶絶させる………会話は観客に聞こえないから見ただけではヤバい子ですね。

 因みにキィリの各形態の出せるパワーランキングは

 タランチュラ(大)〉アラクネ〉タランチュラ(中)〉半アラクネ〉人間〉タランチュラ(小)

 って感じですね。大は全長8~12メートル位あります。中は6~8メートルくらいですかね。小は20cmくらいですね。

 人間形態でもスネイプ先生を押し倒せる位の力はあります(ココジュウヨウ)



こう言う外伝的なのは統合して良いですか?

  • ええで
  • 別にしろ
  • 続きはよ
  • おうどん食べたい
  • 蕎麦こそ嗜好である
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