「やぁセブルス……どうやったらクィディッチの観戦でローブが焦げるんだい?」
私の問いにムスッとした声で「むしろ私が聞きたい程ですな」と不機嫌そうに言うとセブルスはローブを脱いで
……私の糸を使ったローブにすれば良いのに…今年のクリスマスにでも送ろうかな?ま、それはおいおい考えるとして、
「まぁいいよ、それよりも
「……教員の誰かと言うのは確実でしょうな。我輩は反対呪文で先生の愛しのハリー・ポッターを守ることで精一杯でしたからな」
「あぁ、愛しているとも。
「ッ!!だとしても!」
セブルスは持っていたローブを投げ捨てて私の肩を掴んた。
「貴女は自分の身を大切にするべきだ!あの時!ポッターがスニッチを取る時に貴女が庇う必要なんて無かった!」
「ッセブ、ルス……ッ!」
セブルスは捲し立てた後に突然私のローブを捲って両脇を鷲掴みにしてきた。実はハリーを受け止めた時にあばら骨が折れるまではいかないもののヒビが入っていて激痛が走った。
思わずセブルスの腕を掴むが痛みで力が込められずに振り払われた。
「いつもそうだったッ!ポッターも、ブラックも!貴女に守られているのにもかかわらず貴女が傷ついているのを知らない!!」
「ッ!?あ"ッぐ!?」
ドンと音を立てて押し倒されて肺から空気が強制的に吐き出されて一瞬だけ目が霞む。
名前をなんとか呼ぶとセブルスはハッとした表情になり、震えながら私の上から退いた。
「ケホッ!ゴホッ!グッ……いてて…すこし、おいたが過ぎるよセブルス」
「わ、我輩は…「わかっているよ、君が私の体を心配してくれてるのは」
震え始めたセブルスを脚で引き寄せてそのまま包み込む様に抱き締める。セブルスは一瞬だけ震えるだけで、数秒もすると軽く抱き締め返してきた。
…セブルスは、優しすぎる。今も感情的になってしまったのは私が怪我を隠していたからだ。
まぁだからといってあんな乱暴に確認するのはどうかと思うけれど…セブルスが不器用なのは今さらだからね。
「……貴女は、死ねば怪我も病も治るのは重々承知しております。ですが、でなければ治らないのです」
セブルスはそう言いながら立ち上がり、ドアへ手を掛けた。
「……どうか、自愛というものを覚えて下さい」
セブルスは横目で私をチラリと見てから出ていった。
「自愛……か」
復唱すればその言葉が静かな部屋に寂しく響いた。
私は、私が使われることで良い未来が来るのならそれで良いんだ。
「ねぇキィ、ニコラス・フラメルって知ってる?」
クィディッチの試合があった日の夜、ハリーは私の部屋に来て寝る準備をしていた私にそう聞いてきた。
ニコラス・フラメルは賢者の石の製作者で、夫婦ともに命の水で数百年も生きている人物…だったかな、確かドア爺が知り合いだったかな。
でもどうして急に……いや、
「キィ?」
「ん、あぁなんでもないよ、ニコラス・フラメルについてだったね、私が知っているのはそう多くはないよ、
私が曖昧に答えて聞き返すと驚きの答えが帰ってきた。
「実は、スネイプがフラッフィーが守っている何かを狙ってるんだ。今日箒が変だったのはスネイプが呪文をかけていたからなんだ。ハグリットその事を言ったら関われるのはダンブルドアとニコラス・フラメルだけだって言われて、キィなら何かしら知ってるんじゃないかって思ってさ……キィ?」
「あ、あぁいや、どうやら思っていた以上に疲れてるみたいだ。今日はもう寝よう…それと、ハグリットがそう言うなら関わらない方が良いよ___おやすみハリー」
「お、おやすみキィ」
ハリー抱き締めてベッドに寝転がり、背中をトントンと優しく叩いていると徐々にウトウトし始め、私の心臓の音を聞かせるようにすればすぐに寝付いてしまった。
……セブルスはもう少し器用になれないものかな…?
「とあるものを生み出した数百年前の魔法使い?」
いつものようにハリー達と朝食を取っているとハリーは昨日私に聞いたことをハーマイオニーとロンに話していた。
「数百年前の魔法使い……?なら何故あのハグリットが知っているの?」
「だよなぁ、あのハグリットが知ってるなら生きてる人だよな」
「君たちハグリットをバカにしてないかな?」
ハグリットは確かに抜けた所があって魔法生物に対して狂気的な何かがあるけども!……人柄がとても良いんだ!
「まぁそれは置いておいて、とにかく今はニコラス・フラメルがどんな人なのかを調べましょう__先に授業に行ってるわね」
ハーマイオニーは残っていた朝食を食べ切って去っていった。懐中時計で確認してみるともう少しで授業が始まる時間になっていた。
ハリーとロンを急かして小走りで教室に向かうが、気まぐれな階段によって道が途切れてしまった。
……私はともかく、二人が不味いな。ミネルバの授業だから二回目で次は本当に地図か時計に変身させられる……仕方ないな。
「ハリー、ロン、先に謝っておくよ。___ごめんね?あと、吐かないでくれると助かるな」
「「え?」」
パチンと指を鳴らして《認識阻害》を私たちに掛けて脚で二人を両脇に抱き抱えて、スパ⚪ダーマンのように糸で反動をつけて上へ飛び上がる。両脇からは悲鳴が聞こえた。
……ロンを抱えていた脚の毛がすこし毟られていたのはすこしショックだった。
真っ青な顔をした二人の背中をさすりながら教室へ入ると直後に始業の鐘がなった。本当に危機一髪だった。
「さて皆さん授業を始めます!__?ミスター・ポッター、ウィーズリー、顔色が悪いですがどうかなさいましたか?」
「すいませんマクゴナガル教授、二人は朝食を食べすぎたみたいで」
「ふむ……今後は食べ過ぎには注意なさい。さッ!授業を始めますよ!」
授業中二人はずっと私を怨めしそうに私を見ていた。
ごめんって……
こう言う外伝的なのは統合して良いですか?
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ええで
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別にしろ
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続きはよ
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おうどん食べたい
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蕎麦こそ嗜好である