私はレズだ。男の子が嫌いとかそういうのではなく、女の子が好きなのだ!
学校は女子高なので男の子はいないが、男の子とも喋れるし、仲が良い子もいる。ただ恋愛対象には見れない。それだけなのだ
私が女の子が好きということはとっくの昔に知られていたので、周りにいる子たちもそういう子たちばっかりだ。女の子が好きじゃない子でも私が本気で堕としにかかれば、堕ちてしまう。
私は容姿端麗で何でもできてしまっていたので、女の子を常に近くに侍らせていた。私立の名門女子高校に首席で入り、生徒会長もやっていた。なので生徒会は私の手のかかった女の子しかいない。それに部活も生徒会に入っていたし、どこか特定のクラブに所属していたわけではなかった。
でもたまに呼ばれる助っ人にはよく行っていた。他校の女の子をそこで堕としたりもしていた。ミスコンにも選ばれ、そこで私が同性愛者だと知ると、SNSでは女の子から様々なお誘いが来た。近くにいるだけでいいからそばに置いておいてほしいや、奴隷にしてほしいや、お姉さまになってほしいなどがあった。たまにかわいい子がいたら会ってみて願いをかなえてあげた子もたくさんいた。
そんな生活を送っていたある日、気づいたら真っ白な部屋にいた。
「あら目が覚めたのね」
そこには私にも引けを取らない美人な人がいた。
「はい、あの…ここはどこなのでしょうか」
「ここはなんて言えばいいのかしら……あの世とこの世の狭間ってところかしらね」
「あの世とこの世の狭間…あの、なんで私はここにいるんでしょうか」
「…あの…そのね…とても言いずらいんだけど」
ゴクリ
「あなた…死んじゃったの!!」
「は?…え、いや、なんで?」
「いやー実は最近ハマってる『ようこそ実力至上主義の教室へ』を見てたら、間違えて雷落としちゃって、それが当たっちゃった><」
え…?
「ええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!」
「な、なんでそんなことで死ななきゃいけないんですか?!せっかく会社作ってお金もたまって、女の子を侍らせる生活が始まるところだったのにーー!!」
「欲望に忠実ね」
「え、それじゃあ周りにいた子たちはどうなったんですか?!まさか死んでないよね?!」
「安心して、その子たちはぎりぎり一命をとりとめたわ。まあそのかわりあなたがいなくなって自暴自棄になってる子もいるみたいだけど」
「それじゃあよくないじゃないですか!!」
「そうね。まあ今回はあたしのミスだから、全員の精神を安定させて、日常生活に戻れるようにするわよ」
「もう!早くいってくださいよ」
「まあその話はあとでいいわ。今回あなたを呼んだのは、あなたにはいくつかの道があるからなの」
「いくつかの道?」
「そう。あなたの道は3つ。一つこのまま天国に行く。これはおすすめよ。天国にはかわいい女の子もいるしおいしい食べ物もある。ただ、あまりすることがないから趣味がないと暇になるかもね。まああなたは女の子を侍らすのが趣味みたいだから暇はしないのかもしれないけれど」
「なんですか。人の好きなことを馬鹿にして!」
「あら、馬鹿にしたつもりはなかったわ。馬鹿にしたように聞こえたのならごめんなさい。で、2つめが現実世界に戻ることよ。これはあなたにはお勧めしないわね。戻るときには記憶がなくなるのはもちろんだけど、顔やスペックも変わるから女の子を侍らせれる確率は格段に小さくなるわ。ただ、戻った先でも女の子が好きになるとは限らないけどね。」
「なるほど。すべてを忘れて同じ世界に行くということですね」
「そうよ。そして最後のが一番おすすめ!!私の大好きな『ようこそ実力至上主義の教室へ』の世界に行くこと!これがおすすめな理由はまずは記憶ね!この世界に行くなら記憶はそのままなうえに『ようこそ実力至上主義の教室へ』の原作の記憶もつけちゃいます」
「それってつまり、その『ようこそ実力至上主義の教室へ』のストーリーを知ったうえで行けるということですか?」
「そう!!そのとおり!!しかもこの世界はライトノベルの世界だからかわいい子が多いの!さらにあなたのスペックも最大限まで引き上げちゃいます!!あなたのスペックはもともと高いけど、それはあくまで人間の話。私がいじれば何でもできちゃうスーパーエリートになれるのよ!」
「なるほど。かわいい子が多いのはいいことですね。でも命の危険とかがあるなら行きたくないです!」
「その点については安心していいよ。この世界は学校を舞台にしてるから、命の危険はないわ」
「わかりました。じゃあその原作を見せてもらっていいですか?」
「そうしてあげたいけれど、規則でそういうことをするときは転生してからって決まってるの。ごめんなさいね」
これは悩みますね。2番の元の世界は除外していいとして、1番と3番は決めにくいですね。1番なら毎日が女の子に囲まれる生活を送れますし、3番ならかわいい女の子に囲まれる生活を送れるかもしれないですし…あれ?同じことで悩んでますねなら余計に悩みますね
「ちなみにいうと、『ようこそ実力至上主義の教室へ』の世界なら原作は破壊しちゃっていいし、暇にはならないと思うよ?」
なるほど。暇にはならないということは名前からわかるように何かがその学校では起こっているのでしょう……あれ、もしかして転生したとしても天国に帰ってこれるのでは?そうだとしたら『ようこそ実力至上主義の教室へ』を楽しんでから天国に行くということもありですね。
「『ようこそ実力至上主義の教室へ』に転生した後死んでしまっても、天国に戻ってこれるのでしょうか?」
「気づいたね。そう、戻ってこれるよ。ただし今天国に行けばずっと天国にいれるけど、転生した後悪さをしたら、地獄に行くことになるよ」
「わかりました。じゃあ転生することにします。」
「おや、いいの?自分で進勧めておいてなんだけど、転生した後悪さしちゃう可能性もあるんだよ?」
「そのことがわかっていれば悪さはしませんから」
「ま、そうだね。あ、あともうひとつ。悪さといっても今回の学校は特殊な学校だから、学校の中に試験が出てくるんだけどその試験の中なら悪さ…まぁ、騙すとかだね。そういうのは悪さのうちに入らないから」
「試験?それはどういうことですか?」
「それはあっちに行ってから確認してよ」
「わかりました。では最後に、あなたが私を死なせたことはもう何も言いません。なので私が深いかかわりを持ったあの子たちを死ぬまで幸せにしてやってください」
「ふふっ。最後の願いが自分のことじゃなくてほかの人のこととは、そりゃあ皆あんたに惚れるわけだね」
「ありがとうございます」
「じゃあ高校入学前に転生させるから頑張ってね。あとDクラスに行くようにしとくから。この意味も転生すればわかるわ」
「ん?…わかりました。行ってきます」
「いってらっしゃい」
そうして私は転生した
「し"す"く"せ"ん"は"い"ー」
「い"か"な"い"て"く"た"さ"い"-」
「い"か"な"い"て"ー」
「か"え"って"き"て"く"た"さ"い"」
私は高校に行くのにみんなに泣いて止められていた。しょうがないこの学校は3年間外部との連絡が一切取れないのだから。でも私は行かなければならない。かわいい女の子に出会うために!
「みんな。私は行かないといけないの。でも、みんなと別れるのは私もさみしいわ。だからみんなが入学してくるのを待ってるわ。勉強も運動も頑張るんですよ?入学してきたら必ず会いに行きますから。だからみんな泣かないでください?笑って私を見送ってほしいわ。ね?」
「...っ...必ず...っ追いかけますから...っ!」
「うん。待ってるわ。行ってくるわね」
「「「っ...はいっ...行ってらっしゃい...しずく先輩...っ」」」
おっと。いまだに私のお名前を言っていなかったわね。私の名前は白雪雫(しらゆきしずく)前世では謎の女神?のような存在に殺されましたが、今はその女神によって『ようこそ実力至上主義の教室へ』の世界に来ていますわ。この世界に転生するときに『ようこそ実力至上主義の教室へ』原作を知りましたが、なかなか楽しめそうではないかしら。かわいい女の子も多いみたいだしよかったわ。
この世界に来たのはつい最近だけど、前の私も女の子が好きだったのでもうすでに周りにいっぱい女の子がいましたわ。今の私はつい最近皆にあったばかりとは言え、前の私の記憶もあるのでお別れはさみしかったですわ。さらにこの世界では実家が「席を譲ってあげようって思わないの?」あら、原作が始まってしまったわ
「そこの君、お婆さんが困ってるのが見えないの」
原作どうりOLの人が高円寺君に席を譲ってほしいと言っているようですね。ですがここでは何も言わずに櫛田さんが出てくるまで待ちましょう。でないと、私がわざわざバスに乗った意味がなくなってしまいますから。
「実にクレイジーな質問だね、レディー。なぜこの私が、席を譲らなければいけないんだい?そんな理由はないが」
「君が座っているのは優先席よ。お年寄りに譲るのは当然でしょう?」
「理解ができないねぇ。優先席はあくまで優先席であって、法的な義務は存在しないのだよ。この席を譲るかどうか、それは私が判断することであって君が判断することじゃない。実にナンセンスな考えだよ」
「確かに私は若者だ。立つことに不自由は感じない。しかし、座っている時よりも大量を消耗することは明らかだ。意味もなく無益なことをするほど私はお人よしではないのだよ」
「そ、それが目上の人に対する態度!?」
「目上?君や老婆が私よりも長く生きていることは一目瞭然だ。だが、目上とは立場が上の人間を指しているのであって、長生きしている人ではない。それに君にも問題がある。年の差があるとしても、生意気極まりない実にふてぶてしい態度ではないか」
「なっ…!あなたは高校生でしょう!大人の言うことを聞きなさい!」
「も、もういいですよ…」
「どうやら君よりも老婆の方が物分かりがいいようだね。まだまだ日本も捨てたものではないね」
やっぱり音漏れてるわね。うるさいわ。まあいいでしょう。今からが重要なのだから
「あの…私も、お姉さんの言うとおりだと思うな」
来た!櫛田さんだ!
櫛田さんは表に出している性格はとてもよく、みんなからの人気だとても高いのだが、裏の性格がえげつなく怖い。人の秘密を聞くことで承認欲求を満たすことを楽しんでいる。そのかわり秘密を言ってもらうような仲になるために、友達関係の構築を頑張っているので、ストレスがやばいらしい。そして自分のことがばれると、秘密を暴露しまくりクラスを崩壊させるという行動に出る。
「今度はプリティーガールか。どうやら今日は女性運があるようだ」
「お婆さん、さっきからずっと辛そうにしてるから、席を譲ってあげてもらえないかな?その社会貢献にもなると思うの」
「社会貢献か。なるほど、なかなか面白い意見だね。確かにお年寄りに席を譲ることは、社旗貢献の一環になるだろう。しかし私は自分が満足できていればそれでいいのだよ。それにこのような混雑した車内で、優先席に座っている私だけに言っているが、ほかにも我関せずを居座り黙っている者たちには言わないのかい?お年寄りを大切に思う心があるのなら、優先席かそうでないかなど些細な問題だと思うのだがね」
「皆さん。少しだけ私の話を聞いてください。どなたかお婆さんに席を譲ってあげてもらえないでしょうか?お願いします」
ここで行かなければ私がバスに乗った意味がなくなりますわ
「私でいいのなら代わりますわよ」
「ありがとうございますっ!」
っ!えっぐ!めっっちゃ美人じゃん!こんな美人今までの人生で見たことがないレベルだ。私の印象が薄くなるじゃねえか
とか思ってそうですわね。まぁこれから堕としていけばいいでしょう
目的地についてバスから降りる。そこで櫛田さんに声をかける
「さっきはすみません」
「あっ!さっきの、ありがとうございます!」
「今までバスや電車というものに乗ったことがなかったのでいつ譲ればいいかわからなかったのよ」
「バスや電車に乗ったことがない??」
「ええ。今までの移動はすべて車かヘリコプターなどでしたから」
「もしかして、お金持ちの家の人?」
「これは自己紹介が遅れましたわ。私の名前は白雪雫。白雪財閥の一人娘ですわ」
そう私の実家は白雪財閥。総資産が50兆円もある世界第一位の財閥ですわ。そんな私がなぜ高度育成高等学校に行くことになったかというと、親の意向なのですわ。まぁもし親の意向がなくとも高度育成高等学校に行っていましたが。そんなわけで私は生まれてこの方何も苦労せずに生きてきたのです。
「あの白雪財閥の!!世界第一位の財閥だよね?!大丈夫こんなところにいたら命狙われない?!」
「それは大丈夫ですわ万が一狙われてもプロ相手でも勝てるように教育されてきましたから」
「財閥ってすごいね…もし何かわからないこととかあったらいつでも聞いてね。自己紹介がまだだったね。私の名前は櫛田桔梗!この学校のみんなと友達になるのが目標なんだ!よろしくね」
「桔梗ね。こちらこそよろしく」
「き、桔梗?!」
あら、顔が赤くなったわ、意外と簡単なのかしら
「あら、いやだったかしら??」
「いや、嫌ではなかったけど」
「じゃあよろしくね桔梗、じゃあクラスを見に行きましょうか」
「うん…」
なんなのこの顔が熱くなる感じ
「私はDクラスだったわ。」
「私もDクラスだったよ雫ちゃんっ!一緒だね!」
ここに来るまでの間に雫ちゃんと呼ばせた。
「ええ、知ってる人が一緒でよかったわ。では、行きましょうか」
「うんっ!」
【最重要機密事項】
白雪 雫 (しらゆき しずく)
学力:A+
身体能力:B
判断力:B
協調性:A
総合力:B+
最低でもBで、とても高く今までで類を見ないほどの人材。入試試験ば満点。面接も満点がつけられている。同性愛者らしいがそれは個人の問題で私たちがどうにかすることではないが、もしマイナス要素だとしても、Aクラス入りは確実、だが、白雪財閥からの圧力があったため、Dクラスに配属とする
ありがとうございました