「ここが教室ね」
「緊張するね。雫ちゃん」
「こんなところで緊張していても仕方ないのじゃないかしら?さぁ、行きましょう」
「うん!」
ガララ
「なかなか綺麗じゃない」
「そうだね!」
(ねえねえ、あの人めっちゃ美人じゃない?)
(それ思った!)
(いかにもお嬢様って感じよね!)
(そうそう!オーラが滲み出てるよね!)
(もう一人の人はどちらかと言うと可愛いって感じかな?)
(愛嬌よさそうな顔してるよね〜)
「私の席は真ん中らしいわ」
「ちょっとだけ離れちゃったね・・・」
「まぁ別に離れたから喋らないわけじゃないわ」
「そうだね!」
ガララ
チャイムと同時にドアが空いたのでそちらをみてみると、スーツを着た1人の女性が入ってくる。茶柱佐枝だ。そのまま教壇に立つと説明を始める
どうしようかしら・・・説明は知ってるから聞かないでいいとして、先生を堕とすかどうかが迷うところですわね。。堕としといたら楽なことは間違いないんですけど、でも、脅すような人だし、めんどくさいかもしれないわね。まぁ、生徒を墜としてからでも遅くはないわね。
「先につけお前たち」
「このクラスの担任をすることになった茶柱佐枝だ。この学校は特殊で3年間学年でのクラス替えは存在しない。1時間後の入学式の前にこの学校の特殊なツールが書かれた資料を配らせてもらう。」
「今から配る学生証カード。それで敷地内にある施設や売店などで送品を購入したりすることができるようになっている。クレジットカードのようなものだ。しかし、ポイントを消費することになる。学校内においてこのポイントで買えないものはない学校の敷地内にあるものなら、何でも購入可能だ」
「ポイントは毎月1日に自走的に振り込まれることになっている。お前たち全員、平等に10万ポイントがすでに支給されているはずだ。なお、1ポイントにつき1円の価値がある。」
その瞬間、教室がざわついた。
どうしましょう・・・10万円しかもらえないのは知っていたけど、月のお小遣いの10分の1もないわ。買うもの迷うわね。
「ポイントの支給額が多いことに驚いたか?この学校は実力で生徒を測る。入学を果たしたお前たちには、それだけの価値と可能性がある。そのことに対する評価みたいなものだ。ただし、このポイントは卒業後には全て学校側が回収することになっている。振り込まれた後、ポイントをどう使おうがお前たちの自由だ。仮にポイントを使う必要がないと思ったものは誰かに譲渡しても構わない。だが、無理やりカツアゲするような真似だけはするなよ?学校はいじめ問題だけは敏感だからな」
佐枝ちゃんはわたしたちをゆっくり見渡し
「質問はないようだな。では良い学生ライフを送ってくれ」
と言って出ていった
「みんな少し話を聞いてもらっていいかな?」
「僕たちは今日からこのクラスで同じ時を過ごすことになる。だから今から自己紹介を行ってはやぅみんなが仲良くなれたらと思うんだ。どうかな?」
どうしようかしら。レズなことを明かしてもいいし、明かさずに徐々に堕としていってもいいわね。
「賛成ー!私たち、まだみんなの名前とか全然知らないし」
「確かに~」
「じゃあまずは僕から。僕の名前は平田洋介。ずっと洋介って呼ばれてきたから、みんなも洋介って呼んでほしい。趣味はスポーツ全般だけど、サッカーが一番好きで、ここでも、サッカーをしようかなって考えてる。よろしく。」
さすが平田君ね。非の打ち所がないわ。これはモテるわけね。
「じゃあつぎは」
「はいは~い。私がやるね!櫛田桔梗って言います!中学からの同級生などは一人もいないので、みんなと1日でも早く仲良くなりたいです。そして私の目標は、ここにいるみんなと友達になることです!なので、どんどん放課後とかに誘ってくれると嬉しいです!」
「俺の名前は山内春樹。小学生はテニスで全国に、中学時代はサッカー部でエースで背番号は1番だった!でも今はけがをしてリハビリ中だ!よろしくぅ」
「じゃあ次は…」
「俺らはガキかよ。自己紹介なんてバカだけでやってろよ」
「僕は、仲良くなろうとすることは間違いじゃないと思うんだ、でも不愉快な思いをさせてしまったのなら申し訳ない」
「なによ、自己紹介ぐらいいいじゃない!」
「そうよそうよ」
「うるせえ!別にこっちは仲良しこよしするためにこんなところまで来たんじゃねえ!」
そう言って出て行ってしまった。それに続いて何人かの生徒も出て行ってしまった。。。
やっぱり須藤君は更生させる必要があるわね。このままだとやはり暴力事件を起こすわ。まぁまだ何も干渉していないのだから当たり前だけど
「皆ごめんね。悪いのは自己紹介なんてものをしようといったのがいけなかったんだ」
「そんなことないよ!あんな人たちほっといて続けよう??」
「じゃあ、俺は池寛治。好きなものはかわいいか美人な女の子で、イケメンが嫌いだ。彼女は今はいないので随時募集中だ!よろしくっ!かわいいことかが話しかけてくれると嬉しい!」
「うん。よろしく、池君」
「じゃあ…あの次自己紹介お願いできるかな?」
「フッ。まかせたまえ」
「私の名前は高円寺六助。高円寺コンツェルンの一人息子にして、いずれはこの日本社会を背負って立つ男だ。正直この学校では、私を楽しませるものもないと思ったが、君が来ているなら別じゃないか。…雫ガール。まさか君が来ているとは。これは楽しめそうだね」
高円寺はそう言って雫の方を見た。クラスの目が雫に向く
「あらこれはどうも。お久しぶりですわね。高円寺さん」
「久しぶりだねぇ。君とはしっかり話したことはなかったが、面白い人だと聞いているよ。僕を楽しませてくれよ」
「それはそれは、こちらも期待していますよ」
「あの…じゃあ、次お願いしてもいいかな?」
「わかりましたわ。わたくしの名前は白雪雫。白雪財閥の一人娘ですわ。高円寺さんとは、実家の付き合いで何度かあったことがありますわ」
(白雪財閥ってあの?!)
(めっちゃお金持ちじゃん!!)
(これ逆玉じゃん!めっちゃ美人だし俺告白しちゃおうかな!!)
(お前じゃ釣り合わねえよ!俺ならいけるかも!)
「あ、ちなみに私女の子にしか興味がないので、そこらへんはあしからず」
(え?)
「「「「「ええええええええええええ!!?!?!?!?!!?」」」」」
「そ、それってつまり…レズってこと!?!?!?」
「ええ、そうですわ。ちなみに今は3人の彼女と愛人といえばいいのかしら、そんな関係の人は両手両足では収まらないくらいはいますわ」
「それってつまり、私たちも狙われるかもしれないってこと??」
「「「きゃあああああああ」」」
「ええそうね」
「「「「「「「「ぎゃああああああああ」」」」」」」」
「もったいないけど、なんかありな気がしてきた!!」
「山内お前何言ってんだよ!」
「いや、考えてみろよ。手が届かない美人より、百合している美人の方がいいじゃねえか!!」
「まぁ、確かに??」
「というわけで皆さんよろしくお願いしますわ」
「だいぶ驚いたけど、よろしくね。白雪さん」
「ええ、お願いしますわ」
(私たちも狙われちゃってるってこと?!)
(あんな美人なら私いいかもしれない)
(ちょっと!)
「じゃあ次君お願いできるかな?」
ガタッ
「えー、綾小路清隆です。趣味は特にありません。…みんなと仲良くなれるように頑張りますので、よろしくお願いします」
原作の主人公。綾小路清隆さん。やはり主人公だけあって、とてつもない力を秘めていますわね。まぁそれでも神様からもらったこの体にはかないませんわ
「うん。よろしくね。綾小路君」
「雫ちゃん…雫ちゃんってレズだったんだね。」
櫛田が雫に話しかける
「ええ。そうですわ。この話を聞いて私から離れても構いませんわ。そういう人は一定数いましたから」
「うんうん。離れないよ。逆にもし私を堕とす気なら覚悟しといたほうがいいよ。私はなかなか堕ちないから」
「あら。それは期待できるわね。でも今はいいですわ。今はほかの人にも目を向けないといけないですから」
こう言っておけば承認欲求の塊の櫛田さんは嫉妬するはずですわ。櫛田さんはじっくり堕としていきましょうか
「そうなんだ。とりあえず連絡先交換しよっか」
「わかりましたわ」
「ねえねえ。私とも連絡先交換しよ~」
「私も」
「私もお願いしていいかな」
そう言ってきたのは、軽井沢さん。松下さん。そして佐藤さんだ。
「ええいいですわ。その代わり堕とされても文句は言わないくださいね」
「まぁ、堕とせるなら堕としてみろってとこだし。万が一堕とされても、お金持ちだし美人だからいいみたいなところもあるけどね」
「まぁわたくしは気に入った人しか堕とさないので、勝手に堕ちちゃった人の面倒は見ませんわ。愛人ぐらいにはしてあげますけど。それに私は愛人にも独占欲がありますので、男子と話すなまでは言いませんけど、親しくなることは禁止しますわ。それに彼女になったなら、男子との事務的以外の接触を禁じます。そのかわり、愛人になっても彼女になっても、アルバイトや仕事などは私の会社の専属や社員として一生面倒は見てあげますわ」
「わぉ。結構厳しいんだね。それにしてももう会社持ってるの!白雪財閥の会社をもらったとか?」
「仮にも白雪財閥の一人娘の愛人になるということでしたらそれぐらいは覚悟してもらわないと困りますわ。それに会社は自分で一からちゃんと作りましたわ。お金は最初は援助はしてもらいましたけど。もうそれも返しましたわ」
「やっぱすごいね。」
「ありがとうございます。皆さんと仲良くなれたらうれしいですわ。」
「じゃあさ、この後みんなで遊びに行こうよ!」
「いいね!ショッピングモール行こうか」
監視カメラの場所などを確認しに行こうかと思ってましたけど、それは別に今日じゃなくてもいいですし、皆さんと遊びに行く方が優先度は高いですわね
「ええ。いいですね」
「じゃあ私も行こうかな」
「櫛田さんも!やった!」
「入学式長かったね~」
「本当に長かったわ~」
「入学式なんてどこも長いものじゃないかしら」
「そうだけど。長く感じちゃうよね」
「まあ入学式って面白いものじゃないから仕方ないんじゃないかな??」
「そうよね!櫛田さん!」
「って、そんなことより何しに行く?服買いに来たいんだけど」
「私はどこでもいいから、みんながいいなら軽井沢さんの案でいいんじゃないかしら」
「じゃあ行こう~」
「ちょっと待ってもらえるかしら」
「どうしたの雫ちゃん」
原作を破壊することになっちゃうかもしれないけれどしょうがないかしら。まぁここに篠原さんがいない時点で、原作は変わっているようなものですし、今更気にしても仕方ないですわね。ちょっとだけなら、いや重要なことだけは言わないでおこうかしら
「あんまりお金は使いすぎない方がいいと思うわ」
「なんで?」
「それはね佐藤さん。来月も10万円ももらえるとは限らないからですわ」
「どういう意味?」
「考えてもみてください。もし毎月10万円もの大金を学生全員に配っていたとしたら、40人×4クラス×3学年×100000円、つまり4800万円。1年にしたら5億7600万円もの大金が飛んでいくことになりますわ。そんな大金を本当に将来活躍できるかもわからない高校生に与えるなんておかしいですもの」
「なるほど。つまりこれからもらえる金額は減っていくということ?」
「さすが櫛田さんです。そういうことですわね。しかしこれはあくまで私の予想。皆さんの中だけにとどめておいてほしいですわ」
「わかったよ雫ちゃん。減る可能性があるってことが聞けただけで得だからさ」
「あっぶなー。私それ聞いてなかったら絶対に10万円今月で使ってたわ。じゃあ今日どうする?」
「軽井沢さん使うな。ではなく使いすぎるなですから。今日はいっぱい遊びましょう」
「じゃあ行こう!!」
「ねえねえ白雪さん」
「なんですか。松下さん」
「私の思い違いかもしれないけれど。白雪さんはなんで減るのかも分かってるんじゃないの」
「それはなぜです?」
「うーん。なんとなくかな。白雪さんが確信がないのにそんなこと言う人に見えないし。財閥のお嬢様だからなにかしってることがあるんじゃないかなーって」
「ふふっ。さすが松下さんですわね。まぁ半分正解半分不正解といったところでしょうか。確かにわたくしは、支給金が減る理由もわかっていますわ。でもそれはここで言っても無意味なこと。いえ、意味はあるのかもしれないけれど、いまではないと思いますわ。なので松下さんにはこのことは内緒にしてほしいですわ。そのかわり、あなたが私たちには及ばないにしても、なかなかの実力を持っていることを秘密にしておきますわ」
っ!!
「なんでそのことを?」
「そんなの見ていればわかりますわ」
「さすが白雪さんだね。いいよ交渉成立ってことで」
「よろしくお願いしますわね」
「いやー楽しかったね!」
「そうね。ちょっとお金は使いすぎたかもしれないけれど、まぁこれから節約していけばいいと思うわ」
「明日からもう授業だね」
「めんどくさーい」
「学生なんだから授業はしっかり受けないとだめだよ?」
「櫛田さんは頭よさそうだしいいかもだけどさ」
「わからないところあったら教えるからさ、頑張ってみよ!」
「…は~い」
「そういえば、かっこいい男子いた??」
「平田君はかっこよかったけど、ほかはあんまり印象残ってないかも」
「ちょっと。白雪さんの前でその話はしない方が」
「あら、別にいいですわ。年頃の女の子なのですからかっこいい男の子の話になるのが普通ですわ」
「意外と理解してるんだね」
「軽井沢さんそんな言い方」
「ごめんごめん。馬鹿にしてるんじゃなくて、男の子は嫌いみたいな感じかと思ったから」
「女の子が好きなだけで男の子は別に嫌いじゃありませんわ。男友達も普通にいましたし。兄もいます。それに私はまだあなたたちのことが友達としては好きですけど恋愛的に好きじゃありませんから、縛ったりしませんわ」
「それはそれでなんか気になる」
「それは申し訳ないですわ」
「ていうか雫ちゃんお兄ちゃんいたんだね!」
「ええ、後継には兄がつく予定ですし、私が一人っ子でレズなんてことになったら、それこそ私の後継の問題が大変ですわ」
「確かにそうだね」
「後継がいないなんてことになったらめんどくさそうだから、雫ちゃんは好きでもない人と子供を作らされていたかもしれないんだね」
「その可能性は十分にあったわ」
「こわっ」
「まぁそんなことにならなくて済んだのですから、兄と、兄を生んでくれた両親には感謝しかありませんわ」
「そうだねっ!」
「じゃあ寮についたし、解散しよっか」
「うん。みんなまた明日!」
「皆さんまた明日会いましょう」
なんか変な感じになっちゃったかもしれません。
ごめんなさい ♂️