暗黒と光道   作:必殺雷撃人

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10.斎王襲来!

 

〜 ?? 〜

 

 誰もいない部屋で、1人の男がテーブルに座り、タロットカードを捲っていた。

 

斎王

 「正位置の(運命の輪)……意味する物は予想外の結果。確かにその通りだ」

 

 彼は本来なら、エド·フェニックスに持たせたカードで十代を洗脳して光の結社と呼ばれる組織の尖兵とするつもりだった。

 しかし、十代は洗脳されず精神に重大なダメージを与えるのみに留まった。

 

 彼は再びカードを捲った。結果は(愚者)の正位置。放浪を意味するカードだ。

 

斎王

 「十代はもうすぐこの島を出る。ならば別の……」

 

 そんな事を考えていると、船員からもうすぐ島に着くと告げられた。

 

 斎王はカーテンを捲り、デュエルアカデミアを漠然と眺めるのであった。

 

 

 

〜 崖 〜

 

 私は今、十代さんを探しています。理由は、十代さんがどこかへ行ってしまったから。

 

??

 「貴方が古神透子さんですね?」

 

透子

 「誰ですか?」

 

 眼の前にいたのは、白い服を着た男性。

 

斎王

 「斎王、斎王琢磨。貴方の事は、万丈目さんから凄腕のデュエリストであると聞いています」

 

透子

 「いえいえそんな……」

 

斎王

 「ところで、ここであったのも何かの縁。ここでデュエルをしませんか?」

 

 どこか強引なデュエルの誘い。別に拒む理由もありませんが……

 

透子

 「ええ、別に構いませ……」

 

 次の言葉を口にしようとした瞬間、意識が一瞬消えて、手足を動かせなくなりました。だからいきなり変わるのはやめて下さいよ……

 

 

〜〜〜

 

 斎王。それはギャンブルなカードで、絶対に都合のいい効果を引き当てるやべーやつ。それを透子に任せる訳にはいかない。

 

闇透子

 「解った。別に断っても後々やるだろうし、やってやるぜ」

 

斎王

 「貴方はこの瞬間から、運命をカードに導かれる!」

 

斎王·闇透子

 「デュエル!」

 

 デュエルを宣言した瞬間、辺りが霧に包まれ、斎王はどこからともなく丸テーブルを取り出し、デッキを中央に置いた。

 

闇透子

 「……随分変わったデュエルディスクだな」

 

斎王

 「私はデュエルディスクを持っていないので、タロットカードの要領でプレイさせて頂きます。」

 

 嫌味で言ったつもりだったが、斎王は特に気にすることもなくカードを5枚並べて、更にデッキから1枚追加で並べた。先攻は斎王ってことかい。

 

 斎王は伏せているカードを魔法·罠ゾーンに出した。

 

斎王

 「私はマジックカード(幻視)を発動。デッキからカードを引く」

 

斎王 手札6→5→6

 

 斎王が引いたカードは、(アルカナフォースXII_THE HANGED MAN)。

 

 斎王だからやっぱ(アルカナフォース)だよな……(カップ·オブ·エース)も3積みされてるんだろうなぁ……

 

幻視(アニメオリジナル)

通常魔法

デッキからカードを1枚ドローして相手に見せる。その後、ドローしたカードをデッキに戻してシャッフルする。

そのカードがプレイされた時、相手に1000ポイントのダメージを与える。

 

斎王

 「その後、このカードをデッキに戻してシャッフルします。透子さん、貴方がデッキをシャッフルして下さい」

 

斎王 手札6→5

 

闇透子

 「解った。(ハングドマン)がデッキボトムに行くように願いながら、丁寧にシャッフルしてやるよ」

 

 斎王のテーブルに近寄り、ファローシャッフルとディールシャッフルを混ぜながら、丁寧に混ぜる。

 

斎王

 「随分と変わったシャッフルをするのですね」

 

闇透子

 「こうすると均等に混ざるのさ。ほら、シャッフル終わったぞ」

 

 そんなにファローとディールは広まってないのか?他の奴らがよくやるヒンドゥーシャッフルはカードが固まりやすいんだよな。

 昔(ヘル·テンペスト)を決めた後モンスターと魔法が完全に分離して、ヒンドゥーだけでシャッフルしたら地獄を見たからな。身を持って理解している。

 

斎王

 「ちなみに、さっきドローした(ハングドマン)がプレイされた時、貴方は1000ポイントのダメージを受ける事になります」

 

闇透子

 「効果の説明感謝する。続けてくれ」

 

斎王

 「では私は(ナイト·オブ·ペンタクルス)を守備表示で召喚」

 

斎王 手札5→4

 

 現れたのは、槍を持った異形な戦士。その頭上で、カードが回りだす。

 

ナイト·オブ·ペンタクルス(アニメオリジナル)

レベル3/地属性/戦士族/攻1000/守1000

召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時にコイントスを1回行う。表の場合は正位置の効果を、裏の場合は逆位置の効果をこのカードは得る。

●正位置:このカードは戦闘で破壊されない。

●逆位置:このカードは相手モンスターが攻撃してきた時、破壊される。このカードは攻撃を行う事ができない。

 

闇透子

 「……コイントスじゃないのかよ」

 

斎王

 「ストップの合図をして下さい。正位置ならこのカードは戦闘では破壊されません。逆位置ならこのカードは攻撃出来ず、相手が攻撃してきた時、破壊されます」

 

闇透子

 「ストップ!」

 

 どうせ正位置に止まるんだろうけど、とりあえず合図しておく。

 

 頭上のカードは正位置で止まった。うん、知ってた。

 

斎王

 「正位置なので(ナイト·オブ·ペンタクル)は戦闘では破壊されません。私はカードを1枚セットしてターンエンド。さぁ、貴方のターンですよ」

 

斎王 LP4000 手札3 伏せ1

 

ナイト·オブ·ペンタクルス 守1000

 

闇透子 LP4000 手札5 伏せ0

 

 随分と消極的なフィールドだな。さて、ササッと蹴散らしますか。

 

闇透子

 「俺のターンドロー!」

 

闇透子 手札5→6

 

闇透子

 「スタンバイ、メインフェイズに入る。俺は(暗黒界の取引)を発動!お互いに1枚ドローして1枚捨てる!捨てられた(ブラウ)の効果で1枚ドロー!更に(暗黒界の門)を発動!墓地の(ブラウ)を除外して1枚捨てて1枚ドロー!捨てられた(スノウ)の効果で(グラファ)をサーチ!そして(天使の施し)ぃ!3枚ドローして2枚捨てるぅ!」

 

天使の施し(制限カード)

通常魔法

自分のデッキからカードを3枚ドローし、その後手札を2枚選択して捨てる。

 

 闇透子 6→5→8→6

 

 よし!ドローが最高だぜ!

 

闇透子

 「捨てられた(グラファ)をチェーン1、(ゴルド)をチェーン2で効果発動!(ゴルド)を蘇生!そして(グラファ)の効果で (ナイト·オブ·ペンタクルス)を対象に破壊!」

 

 墓地から吹き出す瘴気に苦しみながら、異形の戦士は破壊された。

 

闇透子

 「俺は(生還の宝札)を発動!これでモンスターが蘇生された時に1枚ドローできる!(ゴルド)を手札に戻して(グラファ)を蘇生!1枚ドロー!」

 

闇透子 手札6→5→6→7

 

闇透子

 「(暗黒界の門)を張り替えて、(スノウ)を除外して1枚捨てて1枚ドロー!捨てられた(ベージ)の効果で自己蘇生!更に(宝札)でドロー!」

 

闇透子 手札7→6→5→6→7

 

闇透子

 「(おろかな埋葬)発動して(グラファ)を墓地へ!そして(ベージ)を戻して(グラファ)!(宝札)でドロー!更に(暗黒界の取引)を発動!お互いに1枚ドローして1枚捨てる!捨てられた(ブラウ)の効果で1枚ドロー!」

 

闇透子 手札 7→6→7→8→7→8→7→8

斎王 手札 3→2→3

 

闇透子

 「(成金ゴブリン)を発動!相手を1000LP回復させて1枚ドロー、更に(成金ゴブリン)でドロー!」

 

闇透子 手札8→7→8→7→8

斎王 LP 4000→6000 

 

斎王

 「いいんですか?こんなに私のLPを増やしても」

 

闇透子

 「このデッキはLP8000を1ターンで削り取れるように作られている。それぐらいはくれてやる。まだまだソリティアするからな、俺は3枚カードをセットして(手札抹殺)を発動!お互いに手札を全て捨ててその枚数分だけドロー!」

 

闇透子 手札8→5→4→0→4

斎王 手札 3→0→3

 

闇透子

 「捨てられたのはモンスター4体!(ゴルド)をチェーン1、(シルバ)をチェーン2、(ベージ)をチェーン3、(暗黒界の導師セルリ)をチェーン4!逆順処理に入る!(セルリ)が相手フィールドに特殊召喚、(ベージ)が自己蘇生、(シルバ)も自己蘇生、(ゴルド)も自己蘇生だ!そして(宝札)で1枚ドロー!」

 

 ワラワラと墓地から蘇る暗黒界達。その視線は、敵陣に居座る(セルリ)に向けられていた。

 

闇透子

 「相手フィールドにいる(セルリ)の効果発動!このカードが暗黒界カードの効果によって特殊召喚に成功した時、相手は手札を1枚選択して捨てる!よって俺は(ブラウ)を捨てる」

 

 (セルリ)が何やら呪文の様なものを唱えると、俺の手札にある(ブラウ)が消えた。

 

闇透子

 「捨てられた(ブラウ)の効果でデッキから1枚ドロー、そして相手の効果で捨てられたので追加で1枚ドロー!」

 

闇透子 手札4→ 5→6→7

 

闇透子

 「俺は(ゴルド)と(シルバ)を手札に戻して(グラファ)を2体蘇生!そして(宝札)の効果を2回発動して2枚ドロー!」

 

闇透子 手札8→10→12

 

闇透子

 「伏せていた(闇の誘惑)を発動!2枚ドローして闇属性モンスターを1体除外する!俺は(ゴルド)を除外する」 

 

闇透子 手札 12→14→13

 

闇透子

 「更にもう1枚伏せていた(闇の誘惑)を発動!2枚ドローして(シルバ)を除外!」

 

闇透子 手札13→15→14

 

闇透子

 「(トレード·イン)を発動!手札の(グラファ)を捨てて2枚ドロー!」

 

闇透子 手札14→13→12→14

 

闇透子

 「(ベージ)を手札に戻して(グラファ)蘇生!1枚ドロー!」

 

闇透子 手札14→15→16

 

闇透子

 「バトルフェイズ!(グラファ)で(セルリ)を攻撃!」

 

 (グラファ)のブレスがセルリに触れようとした瞬間、透明なバリアに阻まれた。

 

斎王

 「トラップカード(攻撃の無力化)を発動!その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する!」

 

闇透子

 「しょうがねぇな……カードを5枚セット、モンスターをセットしてターンエンド。手札制限で6枚になるように、手札を4枚捨てる」

 

闇透子 16→11→10→6

 

闇透子 LP4000 手札6  伏せ5

暗黒界の門

暗黒界の龍神グラファ 攻3000

暗黒界の龍神グラファ 攻3000

暗黒界の龍神グラファ 攻3000

 

斎王 LP4000 手札3 伏せ0

 

 

斎王

 「クッ!私のターンドロー!」

 

闇透子

 「スタンバイフェイズ!(貪欲な瓶)を発動!(暗黒界の取引)2枚と(天使の施し)、さっき捨てた(ベージ)、(手札抹殺)をデッキに戻して1枚ドロー」

 

闇透子 手札6→7

斎王 手札 3→4

 

斎王

 「私は(カップ·オブ·エース)を発動!正位置なら2枚ドロー。逆位置なら、貴方が2枚ドローする」

 

 斎王の頭上でカードが周り、正位置で止まった。

 

斎王

 「正位置の効果により、私は2枚ドロー!そして私は(スート·オブ·ソードX)を発動!正位置なら貴方のモンスターを全て破壊、逆位置なら自分のモンスターを全て破壊します」

 

斎王 手札4→3→5→4

 

闇透子

 「チェーンして(神秘の中華なべ)を発動!(グラファ)をリリースして攻撃力3000分のLPを回復する!」

 

闇透子 LP4000→7000

 

スート·オブ·ソードX(アニメオリジナル)

通常魔法

コイントスを1回行い以下の効果を適用する。

●表:相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。

●裏:自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。

 

 (グラファ)が鍋で炒められている間に、斎王の頭上のカードは正位置で止まった。

 

斎王

 「正位置の効果で貴方のモンスターを全て破壊します!」

 

 俺のフィールドで大爆発が起き、モンスターが全滅した。まぁ魔法罠が残ってるから大した事じゃない。

 

斎王「私は(アルカナフォースVI-THE LOVERS)を召喚!正位置なら2体分の生贄になり、裏側なら私は生贄召喚出来ない!」

 

斎王 手札4→3

 

 相変わらず不気味な宇宙人の様な姿をしたモンスターの頭上で、カードが正位置で止まった。

 

斎王

 「私は(二重召喚)を発動!そして……

 

闇透子

 「待った!トラップ発動!(マインドクラッシュ)!カード名を1つ宣言して発動。宣言したカードが相手の手札にある場合、相手は手札のそのカードを全て捨てる。外した場合、俺は手札をランダムに1枚選んで捨てる。 俺が宣言するのは、(アルカナフォースXXI-THE WORLD)!」

 

 一筋の光が斎王の手札に直撃し、斎王の手札から(アルカナフォースXXI-THE WORLD)がこぼれた。

 

斎王「な、何ぃ!くっ!私は(THE LOVERS)を生贄に、現われろ!(アルカナフォースXV_THE DEVIL)!」

 

 現れたのは、どう形容すればいいのか分からない異形の怪物。そんな怪物の頭上でもカードは回る。

 

斎王 手札3→2→1→0

 

アルカナフォースXV_THE DEVIL(アニメオリジナル)

レベル7/光属性/天使族/攻2500/守2500

召喚時にコイントスを1回行う。

表の場合は正位置の効果を、裏の場合は逆位置の効果をこのカードは得る。

●正位置:このカードが攻撃する時、フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。破壊しない場合、このカードを破壊する。

この効果で破壊されたモンスターのコントローラーは500ポイントのダメージを受ける。

●逆位置:このカードが攻撃する時、フィールド上のモンスターを全て破壊する。

 

 止まったのは……逆位置。

 

斎王

 「逆位置の効果により、(THE DEVIL)は攻撃した時に相手のモンスターを全て破壊する効果を得る!バトル……」

 

闇透子

 「だったらこうだ!トラップカード(バージェストマ·ディノミスクス)を発動!効果で手札を1枚捨てて、フィールドのカードを1枚対象に除外!俺が除外するのは(THE DEVIL)だ!」

 

 (THE DEVIL)に無数の触手で絡みつく(ディノミスクス)。(THE DEVIL)は絡みつかれたところからどんどんと腐食していき、ドロドロの液体へと姿を変えた。

 

闇透子

 「そして捨てられた(ベージ)の効果で自己蘇生。(宝札)で1枚ドロー!」

 

闇透子 手札7→6→7

 

斎王

 「こんな……こんな筈では……(暗黒界の導師セルリ)でダイレクトアタック……ターンエンドだ」

 

 (セルリ)が申し訳無さそうに俺を杖で殴ってきた。暗黒界の門の力で強化されていてもそこまで痛くはなかった。

 

闇透子 LP7000→6600

 

斎王 LP4000 手札2

暗黒界の導師セルリ 攻100→400

 

闇透子 LP6600 手札7 伏せ2

フィールド(暗黒界の門)

 

闇透子

 「俺のターンドロー!」

 

闇透子 手札8→9

 

 おっさっき瓶で戻したカードが来た。まぁ残りデッキが7·8枚だし、ありえない話ではないか。

 

闇透子

 「スタンバイ、メインフェイズに入る。俺は(天使の施し)を発動!3枚ドローして2枚捨てる。捨てられた(ベージ)をチェーン1、(セルリ)をチェーン2で発動!(セルリ)をそちらのフィールドに特殊召喚、(ベージ)を自己蘇生して(宝札)で1枚ドロー。そして(セルリ)の効果、相手は手札を選んで捨てる。俺は(ゴルド)を捨てる」

 

闇透子 手札9→8→11→9→10

 

闇透子

 「捨てられた(ゴルド)の効果発動!自己蘇生して、更に相手の効果で捨てられると相手のカードを2枚対象にして破壊する。(宝札)はタイミングを逃す」

 

 (ゴルド)が墓地から飛び出して、手に持つ巨大な斧で以て(セルリ)達を両断し、破壊した。

 

闇透子

 「(ベージ)と(ゴルド)を手札に戻してグラファを2体蘇生、(宝札)で2枚ドロー。(暗黒界の取引)でお互いに1枚ドローして1枚捨てる。捨てられた(ゴルド)を自己蘇生して(宝札)でドロー」

 

闇透子

 「(貪欲な壺)を発動!(ブラウ)、手札制限で捨てた(スノウ)2枚、(ベージ)、(セルリ)をデッキに戻して2枚ドロー」

 

 闇透子 手札 10→12→14→13→15

 

闇透子

暗黒界の龍神グラファ 攻3000

暗黒界の龍神グラファ 攻3000

暗黒界の武神ゴルド 攻2600

 

闇透子

 「バトルフェイズ!3体でダイレクトアタック!」

 

 2体の(グラファ)と金色の悪魔によって、斎王のLPは一瞬で溶けた。

 

斎王 LP6000→3000→0→-2600

 

 それにしても、あんまりセルフハンデス出来なかったな。もうちょっと一人回しするか、そういえば(暗黒界の洗脳)入れてないじゃん!帰ったら早速入れなきゃ。

 

 斎王はよほどショックだったのか膝をついている。そういえばこいつタロット占いで使いそうなテーブル持ってんな……占ってもらおうかな。

 

闇透子

 「対戦、ありがとうございました。そういえばお前タロット占い出来るんだよな?折角だし占ってくれよ。」

 

斎王

 「……まぁ良いでしょう。尤も、私が見た運命に逆らった者に、先の運命を見せても何の意味もないような気もしますが」

 

 斎王はデッキを片付けて、タロットカードを円状に並べた。

 

斎王

 「さぁ、貴方はこのカードをシャッフルして、3つの束をお好きな順番に並べて下さい」

 

 俺は占いについては何も知らないから、感性のままにシャッフルして、そして3つの束に纏めた後、カードを1つの束に並べ直した。

 

斎王

 「では、貴方がカードを引いてください。そこに貴方の運命が描かれています」

 

 俺がカードを引くと、そこには上層で火事と雷が起きている塔が描かれていた。

 

斎王

 「それは(塔)のカード。今回は正位置なので災害、災難、事故、崩壊を意味します」

 

闇透子

 「つまり……俺はこれからとんでもない災難に見舞われるわけか。本当なら信じないけど、(アルカナフォース)で有利な効果を連発しまくったアンタが言うなら信憑性は高いな」

 

斎王

 「これを信じるも信じないもあなた次第です。それでは、私はこれにて……」

 

 斎王は瞬きする間もなくテーブルを片付けて、立ち去っていった。

 

 それにしても災難ねぇ……アニメの世界だからあり得ない話じゃねぇが、それにあたりそうなシナリオが思いつかん。まぁ多分デュエルでどうにかなるだろう。そろそろ十代が見つかってほしいもんだが……もう暗い。そろそろ寝ねぇと明日に支障が出るからな。




というわけで、運命力が足りてない斎王戦でした。運命力フルパワーだったら闇透子でも勝てませんので、今のうちにやらせておきました。
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