暗黒と光道   作:必殺雷撃人

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17.3学年突入!権力の暴力

 

〜 大講義室 〜

 

 春休みも終わり、遂に始まった3学年。最近飛び級で入学してきた早乙女レイが宣誓を行うと、先生が各アカデミアから優秀な転入生を新たに迎える事を発表した。

 

 転入生は(アモン)、目つきが明らかに学生のそれじゃない(オブライエン)、何故かワニを背負っている(ジム)、大分遅れてやってきた(ヨハン)、そして教師の(プロフェッサーコブラ)。

 

 そして、プロフェッサーコブラの口からエキシビションマッチを行うとして、十代と宝玉獣を使うヨハンがデュエルを行い、十代の勝利で終わった。

 

 それにしても宝玉獣か……どうやら(究極宝玉神レインボードラゴン)入ってないようだな……なんでもまだカード化すらしてないらしい。

 

 その事を言った瞬間観客の大ブーイング。“下級だけのデッキとか舐めてんのか”とか言っている。今度下級オンリーのデッキで轢き潰して回ろうかな?妖仙獣とかワイトとか。

 

 エキシビションマッチの後、コブラは明日からデスクロージャーデュエルというイベントを行う事を宣言した。なんでも全学年の生徒が毎日デュエルをする、所謂ジェネックスみたいなイベントらしい。違う所は変な腕輪を身に着けてデュエルを行うところだけだ。

 

 面白い。DPはジェネックスからあまり使ってないから大分余ってるけど、デュエルが出来るならなんでもいい。暗黒界で轢き潰すだけだからな。

 

鏡子

 「楽しみだな、(ベージ)。しばらく仕事は尽きそうにないぞ」

 

ベージ

 『勘弁して欲しい……と言っても聞かないでしょうに。腹は括りますよ、旦那』

 

 (ベージ)は少ししんどそうに答えるもあまり嫌々さは感じない。(ブラウ)曰く、昔は仕事熱心な奴だったらしく。今でもその名残りを見れるのだとか。

 

 閉会式が終わると、肩に(ルビー·カーバンクル)を乗せた青年、さっき十代とデュエルしていたヨハンが俺の前にやってきた。

 

ヨハン

 「なぁ、お前もカードの精霊が見えるのか?」

 

鏡子

 「あぁ、こいつは(ベージ)。俺、邪神鏡子の暗黒界デッキで2番目の働き者さ」

 

ベージ

 『働き者なんてそんな柄じゃねぇッスよ。俺だってサボれるならサボりたいッスよ』

 

ヨハン

 「へぇ〜じゃあ1番の働き者は誰なんだ?」

 

鏡子

 「それはこいつ。(暗黒界の龍神グラファ)。部下を手札に戻しつつ何度でもフィールドに出勤する社長の鑑みてぇなモンスターだ。こいつを媒体にウイルスばら撒いたり(スキドレ)で制圧したりしながらビートダウンするのが俺の(暗黒界)デッキさ」

 

ヨハン

 「暗黒界デッキ……噂で聞いた事がある。そのデッキの相手をしたデュエリストは魂を砕かれて二度とデュエルが出来なくなるどころか、カードを見ることすら出来なくなる恐ろしいデッキだって……」

 

 ヨハンが警戒した様子で(グラファ)のカードを見ていると、横から角の生えた白馬が姿を現した。

 

サファイアペガサス

 『ヨハン気をつけろ。彼女からは、何か危険な気配を感じる』

 

鏡子

 「失礼なやつだな。宝玉獣のメインエンジン。次会ったら(ディノミスクス)で除外してやるから覚悟しておけ」

 

 そんな会話をかわした後、俺とヨハンは別れた。

 

 

〜 アカデミア前 〜

 

鏡子

 「バトルフェイズ!(グラファ)で(海竜-ダイダロス)を攻撃!そして残りの(グラファ)2体と(ゴルド)でダイレクトアタック!」

 

ブルー生

 「そんな……このエリートの俺が……馬鹿なぁ……」

 

 ふぅ……フィールドを大掃除された時はどうなるかと思ったが、なんとかなったぜ。

 

ブラウ

「それにしても、つくづく思うのですが、(生還の宝札)の力は凄まじいですな。我々暗黒界一同もここまで力を発揮出来るとは初めは思いませんでした」

 

鏡子

 「そうだな、正直いつ禁止にぶち込まれてもおかしくないぜ」

 

 デスクロージャーデュエルが正式に始まった次の日。俺は支給された腕輪をつけて、目についたオベリスクブルー生を暗黒界と時々メタファイズとkozmo、稀にインフェルノイドで捻じ伏せていた。

 

 オベリスクブルーには、もう(ゴブリン突撃部隊)に装備魔法付けてイキる奴は残っていない。そろそろラーイエローの生徒にも目を向けて見ようかな?最近身体が少し重いけど。

 

ブラウ

 「おっ、主。どうやらどこかで主を呼んでいるようです」

 

鏡子

 「校内放送か。俺が校長室に来いだと?」

 

 突然校内放送が流れ、俺は指示通りに校長室へ向かった。嫌な予感しかしねぇよ。

 

 

〜 校長室 〜 

 

鏡子

 「は?……今なんて?」

 

鮫島

 「信じたくないのも分かります。ですがこうでもしないと、貴方は暴れ続けるでしょう。貴方はこれから(kozmo-エメラルドポリス)、(kozmo-ダークシミター)、(kozmo-ドロッセル)、(暗黒界の取引)、(暗黒界の門)、(名推理)、(モンスターゲート)、(隣の芝刈り)を1枚以下、(暗黒界の術師スノウ)、(暗黒界の龍神グラファ)を2枚以下でデュエルに臨んでもらいます。当然、(ウイルス)カードは入れてはいけません」

 

 鮫島校長は真剣な顔つきで、こちらを見ている。

 

鏡子

 「どうして……俺の事がそんなに嫌いかよ……」

 

鮫島

 「別にこれは私の私怨ではありません。透子さん、貴方の実力は余りにも高過ぎるのです。本来ならば喜ばしい事なのですが、そのせいで貴方と対戦したデュエリスト……特にオベリスクブルーの生徒は自信を喪失し、酷い者はカードに恐怖心を抱くようになってしまいました。貴方が入学して今日に至るまでに、貴方のデュエルを直接的な理由として自主退学を選んだ生徒は実に300人にも登るのです」

 

 鮫島校長に挙げられたカードを制限されると、冗談抜きに今の(暗黒界)と(インフェルノイド)そして(kozmo)が死ぬ。でも間違いなく、断ると退学をちらつかせてくるだろう。

 

鮫島

 「きっと貴方の事です。この制約を乗り越えて活躍することでしょう。貴方が相手をリスペクトするデュエルをする事を、楽しみにしていますよ」

 

 鮫島校長は書類を手に持ち、笑顔で校長室を後にした。

 

ブラウ

 『これは……酷いですね。ここまでされると我々は……』

 

鏡子

 「それ以上言うな、とにかくデッキを再構築するぞ。愚痴はそこからだ」

 

 俺はふらつく足でしっかり地面を踏みしめながら、自室に戻った。

 

 リスペクトなんてするものか。俺は……純粋なカードの力でデュエルに勝つ。

 

 

〜 オベリスクブルー寮 〜

 

鏡子

 「回らねぇ……」

 

 とりあえず(シルバ)や(ゴルド)を増やしては見たが、全盛期と比べると全然回らない。とにかく手札交換が弱くなったのが非常に効いている。無理やり動かす為に(陽気な葬儀屋)を3積みするぐらいには効いている。でもまだ(グラファ)が2積みできるだけましか……とりあえず先攻ソリティアは諦めて、中低速でアドバンテージを稼いでいこう。

 

陽気な葬儀屋

通常魔法

自分の手札から3枚までのモンスターカードを墓地へ捨てる。

 

鏡子

 「とりあえず(墓穴の道連れ)と(未開域)、(暗黒の瘴気)を入れて……手札補充も兼ねて(便乗)と(カップ·オブ·エース)でも入れてみるか。相手にドローさせるカード多いな……折角だし(魔宮の賄賂)も入れよ」

 

ブラウ

 『これで……我々も今までのように戦う事が出来ますか?』

 

鏡子

 「まぁ、全盛期までとはいかないが、そこらのデュエリストには負けない程度には仕上げたつもりだ。明日になったら早速そこらのデュエリストしばきに行こうぜ」

 

 ひとまず、透子に意識譲ってやるか。あいつもデッキの調整はしたいだろうし。

 

 デッキをデッキケースにしまい。無駄にでかいベッドにダイブして眠りについた。

 

 

〜〜〜

 

透子

 「ん……ふぅ〜〜!」

 

ライラ

 『おはよう、透子。随分と寝たわね』

 

 ベッドから起きると、そこには長い黒髪で(ライトロード)特有の金の装飾をあしらったローブを着た女性。(ライトロード·マジシャンライラ)さんがいました。

 

透子

 「そうですね。まぁ、鏡子が長く身体を動かしていたせいなんですけどね。確かデスクロージャーデュエルなんてものの最中なんですよね?」

 

 腕につけられた変な腕輪を見ながら、(ライラ)さんに問いかけます。

 

ライラ

 『その事なんだけど……その腕輪、何か仕掛けがあるって(ライニャン)から報告があったのよ』

 

透子

 「仕掛け?」

 

 私のオウム返しに、(ライラ)はゆっくりと頷きました。

 

ライラ

 『報告によれば……デュエリストのエネルギーを少量吸い取ってどこかへ飛ばす装置らしいわ。どこに集められているのかは今(ライニャン)と(ライコウ)に捜索させているわ』

 

透子

 「デュエリストのエネルギーって何なんですか?」

 

ライラ

 『俗に言う(闘気)というものね。デュエリストが戦う時に溢れる気迫……鏡子とデュエルし終わった時に強い倦怠感を感じるでしょ?あれは闘気を出しすぎたせいで疲労してしまうの』

 

透子

 「そんなものがデュエルしている時に出ているんですか……なんか嫌なので、どうにかそのエネルギーを抑える事は出来ないんですかね?」

 

 私の問いに、(ライラ)さんは眉を顰めました。

 

ライラ

 『感情を殺せばどうにか……でもそう簡単にはいかないわ』

 

 そんな事を話していると、(ガロス)さんが部屋に入ってきました。

 

ガロス

 『たった今(ライデン)がアカデミアの上に立つものが鏡子のデッキに強力な制裁を与えたと報告が来た。それがこの音声だ』

 

 (ガロス)さんが持ってきた本から鮫島校長と鏡子の声が出てきて、鏡子は(kozmo-エメラルドポリス)、(kozmo-ダークシミター)、(kozmo-ドロッセル)、(暗黒界の取引)、(暗黒界の門)、(名推理)、(モンスターゲート)、(隣の芝刈り)を1枚以下。(暗黒界の尖兵ベージ)、(暗黒界の術師スノウ)、(暗黒界の龍神グラファ)を2枚以下というデッキを維持するのが厳しいレベルの制限を受けてしまいました。

 

ガロス

 『なぁ、(ライラ)。これはチャンスじゃないか?あっちのデッキは壊滅。こっちは被害なし。今なら下級ライトロードの我々だけでも倒せるんじゃないか?』

 

透子

 「まだです。鏡子はそんな制限に屈する程弱くはありません。確かに暗黒界特有の大量展開は見れなくなるでしょうけど、それでも形を変えて戦う筈です。それにもし暗黒界を封印したとしても、鏡子にはメタファイズを筆頭とした強力なデッキがいくつかあります。私達だけではとても……」

 

 私がそう反論すると、(ガロス)さんはションボリした様子で頭を下げてきました。

 

ガロス

 『そうか……しかし、魔力を貯めるためとはいえ実体化出来ずに見張る事しか出来ないのは……歯痒いな』

 

透子

 「ところで……そもそもなんでライトロードは暗黒界と敵対しているのですか?」

 

ライラ

 『それについては私が答えるわ』

 

 (ライラ)さんの説明を要約すると、なんでも暗黒界は約3年前から政権が交代し、十二個ある世界を1つにしてしまう恐ろしい魔法カードを開発しているらしいのです。当の暗黒界は知らぬ存ぜぬで通しているらしいですが、(ルミナス)さん曰く、間違いなく開発しているとのことです。

 

 その恐ろしい魔法カードの情報を得るために、ライトロードの皆さんが監視、時には強行偵察をしているそうです。

 

透子

 「とは言っても、私にはあまり関係ない話ですね……でも何か役に立てる事があれば言って下さい、そんな危険な事を見逃す訳にはいきません」

 

ライラ

 『それなら……鏡子に少し鎌かけてみて欲しいの。そのカードについて話してくれればよし、話さなくても何か分かる事がある筈よ』

 

 なるほど……機会があれば話して見ましょう。

 

透子

 「さて、そろそろデュエルしに行きますか。変なエネルギーが出ているのは癪ですが、やらないといけませんからね。あっ、もしライトロードが規制されたら嫌なのでファルコンビートとバージェストマ、自爆ナチュルでデュエルしましょう」

 

 私は3つのデッキを持って、部屋を出ていきました。

 

 

 

〜 翌日 アカデミア前 〜

 

鏡子

 「さて、新生暗黒界の初陣だ。適当なデュエリストの相手してやるぜ」

 

??

 「おいお前!俺とデュエルだ!俺のサイバー流でお前を倒す!」

 

 目の前に立ちふさがるのは、何の変哲もないオシリスレッドの男。どうやらカモがやってきたらしい。しかもサイバー流か。憂さ晴らしにはちょうどいい。そこの門下生君には潰れてもらおう。

 

鏡子

 「いいだろう。お前の師範にエグい制約を受けたが、それで落ちぶれる俺じゃない」

 

門下生·鏡子

 「デュエル!」

 

門下生

 「先攻はお前だ。制限を受けたお前など取るに足らない」

 

 どうやら俺が食らった制約の内容を知っているようだな。舐められたものだ。

 

鏡子

 「その言葉、終盤まで覚えておく事だ。俺のターンドロー!」

 

鏡子 手札5→6

 

鏡子

 「スタンバイ、メインフェイズ。俺はカードを3枚セットして(未開域のビッグフット)の効果発動。手札を選べ、当たれば墓地送り、外れれば特殊召喚して1枚ドローだ」

 

門下生

 「真ん中だ!」

 

鏡子

 「残念捨てられたのは(セルリ)。(ビッグフット)を特殊召喚して1枚ドロー。そして(セルリ)の効果発動。相手フィールドに特殊召喚され、再び強制効果発動。相手は手札を選んで捨てる。俺は(ブラウ)を捨てる」

 

門下生

 「ふん!自ら手札を減らすなんて落ちぶれたもんだな!」

 

鏡子

 「ほざけ、捨てた(ブラウ)の効果発動。1枚ドローし、相手に捨てられたので追加でドロー」

 

鏡子 手札6→3→2→3→2→3→4

 

鏡子

 「モンスターをセット。そして伏せていた(墓穴の道連れ)を発動。お互いに手札を見せて、その中からカードを1枚選んで捨てる。その後1枚ドローする。ほら、手札を見せろ」

 

門下生

 「ほらよ……うげっ全部暗黒界モンスターじゃねぇか!俺は(暗黒界の術師スノウ)を捨てる!」

 

鏡子

 「なら俺は(融合)を捨てる。なんで(サイバー·ドラゴン)が2枚揃ってんだよ?積み込みか?とりあえずドローそして捨てられた(スノウ)の効果発動。(暗黒界の龍神グラファ)をサーチ」

 

鏡子 手札4→3→4

門下生 手札5→4→5

 

鏡子

 「カードを1枚セットしてターンエンド」

 

鏡子 LP4000 手札3 伏せ3 

残デッキ29

 

未開域のビッグフット 攻3000

 

門下生

 「あんな制限食らっても攻撃力3000のモンスターを出せるなんて……流石魔王とか邪神なんて呼ばれるだけはある。俺のターンドロー!」

 

門下生 手札5→6

 

門下生

 「クソ!(セルリ)が邪魔で(サイバー·ドラゴン)を特殊召喚出来ない!俺は(セルリ)を生贄に(サイバー·ドラゴン)を召喚!バトル!(サイバー·ドラゴン)でセットモンスターを攻撃!エヴォリューションバースト!」 

 

鏡子

 「破壊されたのは(メタモルポット)だ!お互いに手札を全て捨てて5枚ドロー!」

 

門下生

 「そ、そんな!手札の(サイバー·ドラゴン)が!」

 

鏡子

 「更に捨てられた(ベージ)、(ブラウ)、(グラファ)の効果発動!(グラファ)で(サイバー·ドラゴン)を破壊して、(ブラウ)で1枚ドロー、(ベージ)は自己蘇生!」

 

鏡子 手札3→0→5→6

門下生 手札6→5→0→5

 

門下生

 「クソォ!俺はカードを3枚セットしてターンエンドだ!」

 

門下生 手札2 伏せ3

 

鏡子

 「俺のターンドロー」

 

鏡子 手札6→7  残デッキ21→20

 

鏡子

 「さて、ここは運試しといこう。(カップ·オブ·エース)を発動!表が出れば2枚ドロー、裏ならお前が2枚ドローする」

 

コイントス 裏

 

鏡子

 「残念。2枚ドローしな、だが相手がドローした時に発動出来る永続トラップ(便乗)を発動!」

 

鏡子 手札7 残デッキ20

 

門下生 手札3→5

 

鏡子

 「手札から(陽気な葬儀屋)を発動!俺は手札を3枚捨てる!」

 

門下生

 「チェーンしてトラップ発動!(リビングデッドの呼び声)!蘇れ(サイバー·ドラゴン)!」

 

 痩せ気味な男が現れ、男は抱えている棺桶に、俺が持つ3枚の手札を入れて墓地へと飛び降りていった。

 そしてそのそばで(サイバー·ドラゴン)が墓地から這い上がっていた。

 

鏡子

 「(グラファ)の効果チェーン1!対象は(サイバー·ドラゴン)!(ゴルド)をチェーン2、(ベージ)をチェーン3!」

 

門下生

 「ならばチェーンしてトラップカード、(アタックリフレクターユニット)を発動!(サイバー·ドラゴン)を生贄に(サイバー·バリア·ドラゴン)を特殊召喚!」

 

鏡子

 「ならば逆順処理に入る!チェーン4に(サイバー·ドラゴン)がリリースされて(サイバー·バリア)特殊召喚。チェーン3に(ベージ)が、チェーン2に(ゴルド)が蘇生。最後に(グラファ)の効果が不発」

 

鏡子 手札7→4

 

鏡子

 「はぁ……お前の師範がこんな制限をしなければ、俺は今頃(グラファ)3体とウイルス2種類と(スキドレ)と(マイクラ)構えて満足してたのにさ!」

 

門下生

 「なんだよその世紀末盤面は!?やはり邪神だな!今のうちに俺がお前を倒して、リスペクトの精神を叩き込んでやる!」

 

鏡子

 「出来るものならしてみるといい。俺は永続魔法(生還の宝札)を発動して(墓穴の道連れ)を発動!俺は……(サイバー·ジラフ)を捨てる」

 

門下生

 「俺は……クッ、(暗黒界の狩人ブラウ)を捨てる!」

 

鏡子

 「その後、お互いに1枚ドロー。そして(便乗)で2枚ドローして(ブラウ)でドロー」

 

鏡子 手札4→3→2→3→5→6

 

鏡子

 「ようやく来たか。(暗黒界の門)を発動!墓地の(ブラウ)を除外して1枚捨てて1枚ドロー。捨てられた(シルバ)の効果を発動して自己蘇生。(宝札)で1枚ドローして(ベージ)戻して(グラファ)。(宝札)でドロー!」

 

鏡子 手札6→5→6→7→8→9

 

鏡子

 「墓地の(ゼピュロス)の効果発動!(門)をバウンスして墓地から蘇生して400バーンを受ける。(宝札)でドロー!(門)を発動!(ブラウ)を除外して1枚捨てて1枚ドロー!捨てられた(ベージ)を蘇生し……たいがフィールドが埋まっていて蘇生出来ない。(ゴルド)戻して(グラファ)!(宝札)でドロー!」

 

鏡子 手札9→10→11→10→9→10→11→12

 

 

鏡子 手札12  残デッキ8枚 伏せ1

暗黒界の門

 

未開域のビッグフット 攻3000

暗黒界の龍神グラファ 攻3000

暗黒界の龍神グラファ 攻3000

暗黒界の軍神シルバ 攻2600

BF-精鋭のゼピュロス 攻1600

 

便乗

生還の宝札

 

 

鏡子

 「バトルフェイズ!(ビッグフット)で(セルリ)に攻撃!」 

 

門下生

 「まだだ!(サイバー·バリア·ドラゴン)の効果発動!一度だけ戦闘を無効にする!」

 

 (サイバー·バリア)の頭部からバリアが形成され、(ビッグフット)の張り手は防がれた。

 

鏡子

 「まだだ!(ゼピュロス)で(セルリ)を攻撃!」

 

門下生

 「こんな……デッキが崩壊してもおかしくない規制を受けても戦えるなんて……でもまだ負けない!トラップカード(聖なるバリア-ミラーフォース)!これでお前のモンスターは全て破壊だぁ!」

 

鏡子

 「カウンタートラップ発動!(魔宮の賄賂)!相手の魔法·罠が発動した時に発動出来て、その発動を無効にし破壊!そして相手はデッキから1枚ドローする。ほれ、山吹色のお菓子だ!受け取れぇ!」

 

 弾けようとする光の壁に悪代官が小判を投げつけて無効化した。それでいいのか(ミラフォ)。

 そして(ゼピュロス)の一突きで、(セルリ)が粉砕された。

 

門下生 LP4000→ 2400

 

鏡子

 「相手がドローしたので(便乗)の効果で2枚ドロー!もうお前を守るモンスターはいない!暗黒界軍!総攻撃だ!」

 

門下生

 「う、うわぁぁぁ!」

 

門下生 LP2400→-200→-3200→-6200

 

鏡子

 「対戦。ありがとうございました。意外と回るもんだな。まだ(抹殺)も(施し)も撃ててないし結構行けるもんだな」

 

ブラウ

 『はい、主が異常に強かっただけで、弱体化しても他を圧倒出来る力は残っているようですね』

 

鏡子

 「俺が強いんじゃない。お前らの元々の力が優れていて、俺はそれを最大限引き出す構築を考えているだけさ」

 

ブラウ

 『主はいつもそうおっしゃいますが、主の構築と主のタクティクスがあって初めて我々は戦えるのです。そこはもっと誇っていいと、私は思います』

 

 (ブラウ)はそう言うが、俺の世界ではちょっと強めなファンデッキなんだよな……(宝札)入れてるから異常に強いだけで……まぁでも褒められて悪い気はしない。

 

鏡子

 「さて、ウォーミングアップも済んだしこのアカデミアにいるサイバー流の門下生を潰しにいくか!昨日の鬱憤を晴らしまくってやるぜ!」

 

 これからも困難はあるだろう。でも、それを俺は(グラファ)と、そして暗黒界達と乗り越えて行ける。今はそう思えてならない。

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