暗黒と光道   作:必殺雷撃人

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ペアデュエルのルールが少しガバガバかもしれません。ご了承ください。


39.結束深めるペアデュエル!

 

 

 

〜オベリスクブルーデュエルフィールド〜

 

透子

 「バトル!(ファルコン)さんで(スリップ·ライダー)を攻撃!する時にフィールドの(ビッグバン·シュート)を手札へ!そして(スリップ·ライダー)は除外され(ファルコン)さんでダイレクトアタック!」

 

鏡介

 「ぐわぁぁ!」

 

 10ターン以上に渡る長い攻防を制し、私は無事デュエルに勝利することが出来ました。もしkozmoに除外されたkozmoカードを大量にデッキへ戻すカードがあったらリソース負けしてました。

 

 そんな事を考えていると、突然近くでカメラのシャッター音が鳴りました。

 

透子

 「ひゃあ!なんですか?カメラ?」

 

 そこにいたのはカメラを持ったブルー生。話を聞くと、卒業アルバム制作委員会なる組織らしいです。

 卒業……そうですか。もうそんな時期なのですね……

 

 写真を取った人から、1枚のチケットを渡されました。なんでも1週間後に始まるパーティーのチケットらしいです。まだ未定らしいですが、タッグデュエルをやる計画もあるらしいです。

 

 他の3年生を写真に収めるべく立ち去る制作委員会の人達。しばらく呆けていると、突然鏡介が何かを思いついた様に声をあげました。

 

鏡介

 「なぁ、透子。もしタッグデュエルがあるならさ、俺とタッグ組もうぜ。ついでに一緒にタッグデュエル用の調整もしてさ!」

 

 一緒にデッキ調整……ちょっと待って下さい!?男女が一緒にデッキ調整やる事はデートより進んでる事ですよ!?そんなまだ手すら繋いだ事もないのに……

 

鏡介

 「もしかして、自分のデッキを他の人に合わせるのは嫌か?それなら俺が透子のデッキに合わせてやる。ライトロードと合わせられる奴はないけどな」

 

透子

 「いや……その……鏡介と一緒にデッキ調整するのは……その、恥ずかしいな……って。まだデートしたことすらない訳ですし……」

 

鏡介

 「いや、デートよりデッキ調整が進んでるってどういうことだよ……まぁとにかく!俺はお前以外とタッグは組みたくないんだよ!頼む!」

 

 一瞬呆気に取られてましたが、すぐに我に返り強い口調でタッグを迫る鏡介。私も鏡介さん以外と組む気は無いですけど……

 

透子

 「……私も鏡介以外と組むことは考えていません。よろしく……お願いしますね?」

 

鏡介

 「よし!それじゃあ早速行くぜ!場所は俺の部屋にしたいんだが、大丈夫か?」

 

透子

 「は、はい、分かりました。使うデッキはそこで考えましょう」

 

 恥ずかしい事は考えずに、私はタッグデュエルで使いたいデッキを考えながら鏡介に付いていきました。

 

 

〜 オベリスクブルー寮 〜

 

 よっし!どうにか誘うことに成功したぜ。まさかデートよりもデッキ構築が上とは思わなかったが。

 

鏡介

 「さて、どんなデッキを使いたいんだ?」

 

透子

 「私はこのデッキが使いたいんです」

 

 透子が出してきたのは、バージェストマとファルコンビート。そしてライトロード。ライトロードは……シナジーあるデッキってなんだ?墓地でアド稼げるシャドールは前世で友人がよく回してたが詳しくは分からんし……とりあえず放置するか。

 

鏡介

 「それなら俺はこのデッキを使えば良いな」

 

 俺が見せたのは(幻煌龍)と(エーリアン)。後は罠をどうするかだな。

 

鏡介

 「まずはシナジーが強いだろうエーリアンとファルコンビートの構築考えるぞ。ライトロードは……何を使うかは後で決める」

 

透子

 「分かりました。ところでそのエーリアンはどんなデッキなんですか?」

 

鏡介

 「エーリアンはな……」

 

 こうして俺達は放課後に俺の部屋に寄ってデッキを構築しあう事になった。調整の為にデュエルしたり、汎用魔法罠のどれを採用するかで軽い口論も起きたりしたが、調整でキレイにキマった時は喜びを共有し、遂にデッキは完成した。

 

 ちなみに、ライトロードに合わせるデッキは、開き直って暗黒界にする事にした。ただそれだとモンスターゾーンを圧迫しまくるので、あまりモンスター並べない(暗黒界の洗脳)を軸にしたデッキを作ることにした。

 

 コントロール軸の暗黒界は1度だけ組んだ事があった為それを思い出しつつ、どうにか完成する事が出来た。

 

〜 1週間後 〜

 

 ついに完成したデッキを握り、会場に訪れるとそこには多種多様の食事。どうやらデュエルはまだしないようです。

 

明日香

 「あら、透子も来たのね?」

 

透子

 「ええ。この1週間の成果を、このタッグデュエルで見せてあげます」

 

 私がそう言うと、明日香は少し驚いた様な顔をしていました。

 

明日香

 「タッグデュエル?そんな情報はなかった筈だけど……」

 

 あれ?私はタッグデュエルがあるって聞いたんですけど……まぁいいです。ご飯を食べながら過ごしましょう。

 

明日香

 「ところで、タッグデュエルをするって言ってたけど鏡介と組むのね?」

 

透子

 「は、はい。確かにその通りですけど……どうしてそれを?」

 

明日香

 「どうしてって、貴方いつも帰るとき軽々とした足取りでオベリスクブルー男子寮に行ってるじゃない。気になって少し覗いたら鏡介と抱き合ってたし」

 

 見られてた!1番見られたくない所を見られてた!

 

剣山

 「レディース!アーンドジェントルメーン!紳士淑女の皆様、パーティーは楽しんでるドンか?いよいよ今回のメインイベント!【ペアデュエル】を開催するドン!」

 

 ペアデュエル?タッグデュエルとは違うのでしょうか。

 

 話を聞くと、LP4000。お互いのフィールドと墓地共有で、ターンプレイヤーが物理的に入れ代わりながらデュエルをするそうです。

 

 これ裏方の人は、手札から罠を撃つときはどうなるのでしょうか?確認しないと……

 

鏡介

 「よし、合流完了。それにしても明日香は大人気だな」

 

 鏡介が指差す方を向くと、万丈目さんと翔さんが取り合いをしていました。本当に人気ですね明日香さん。

 

鏡介

 「それはさておき、先に大体育館に行ってきな。俺は手札の誘発即時効果はどうするのか聞いてくるからさ」

 

透子

 「分かりました。お願いしますね」

 

〜〜〜

 

 大体育館にたどり着くと、6つのデュエルフィールドが作られていました。私達は影響がなかったですが、最初の月一デュエルでデュエルディスクが反応しなくなる事件があったからでしょう。

 

 その時は鏡介がテーブルデュエルでどうにかすればいいと言ったので、テーブルデュエルで月一デュエルは終わりました。

 

鏡介

 「おまたせ。裁定確認してきたぜ」

 

 手札からの妨害は制作チームにとって想定外らしく、暫定的に前のターンプレイヤーだった人のみ使えるとのことです。つまり私、相手1、鏡介、相手2といる場合、私は相手1にしか手札から罠が撃てないという事ですね。これはあのカードが重要になりそうですね。

 

 さて……相手は誰なのでしょうか……。

 デュエルフィールドに立つと、そこには校長と……トメさん!?なんで購買の人が!?

 

鏡介

 「なんで校長先生とトメさんが下級生に混じってんだよ……てかトメさんデュエル出来んのか?」

 

トメ

 「鏡介ちゃん達との思い出作りの為さ。デュエルは1週間前は何も知らなかったよ。でも、とある生徒からいっぱい教えてもらったからね。油断してると痛い目見るよ」

 

鏡介·透子·鮫島·トメ

 「デュエル!」

 

透子

 「先攻は私です!ドロー!」

 

透子 手札5→6

 

透子

 「カードを3枚セットしてターンエンド!」

 

透子·鏡介 LP4000 伏せ3

 

透子 手札3

鏡介 手札5

 

鮫島·トメ LP4000 伏せ0

 

鮫島 手札5

トメ 手札5

 

トメ

 「アタシのターン、ドロー!モンスターをセット、2枚セットしてターンエンドだよ」

 

鮫島·トメ LP4000 伏せ2

 

セットモンスター

 

鮫島 手札5

トメ 手札3

 

透子·鏡介 LP4000 伏せ3

 

透子 手札3

鏡介 手札5

 

鏡介 

 「俺のターンドロー!」

 

鏡介 手札5→6

 

鏡介

 「スタンバイ!メインフェイズ!メインフェイズ開始時に(強欲で金満な壺)を発動!エクストラデッキを6枚裏側で除外して2枚ドロー!このカードを発動するターン、俺はこのカード以外の効果でドロー出来ないぜ!」

 

鏡介 手札6→5→7

 

鏡介

 「更に俺は(強欲で謙虚な壺)を発動!デッキトップ3枚を捲り、その中の一枚を手札に加える!このカードを発動するターン、俺は特殊召喚出来ないぜ!」

 

捲られたカード

幻殻竜

幻煌龍スパイラル

潜海奇襲

 

鏡介

 「俺が加えるのは(幻殻竜)!そのまま通常召喚!」

 

 フィールドに飛来したのは、黒紫の甲殻で身を包む謎のモンスター。その打点は、なんと2000。

 

鏡介 手札7→6→7

 

 

トメ

 「攻撃力2000!?ちょ、ちょっと!どうして(強欲で金満な壺)でドローできないのに手札に加えているんだい?」

 

鏡介

 「流石にそこまでは習ってなかったか。ドローと手札に加えるは別物だからな。よって問題なく加えられる。俺はカードを2枚セットしてターンエンド」

 

透子·鏡介 LP4000 伏せ5

 

透子 手札3

鏡介 手札5

 

幻殻竜 攻2000

 

鮫島·トメ LP4000 伏せ2

 

セットモンスター

 

鮫島 手札5

トメ 手札4

 

鮫島

 「私のターンドロー!」

 

鮫島 手札5→6

 

鏡介

 「スタンバイフェイズに永続罠(潜海奇襲)!発動時の効果処理として手札·墓地から(海)を発動出来る!発動せよ!(幻煌の都 パシフィス)!」

 

 デュエルフィールドが塗り替わり、中心に水没した祭壇を据えた幻想的な深海の世界へと変化しました。

 

鏡介 手札5→4

 

トメ

 「まぁキレイな場所だねぇ……でもちょっと待った。これ(海)じゃないわよねぇ?なんで発動出来たのかしら?」

 

透子

 「(幻煌の都 パシフィス)はルール上海として扱います!よってこれは海です!」

 

鮫島

 「ふぅむ。私は(融合)を発動!私は(サイバー·オーガ)2体を融合!現れろ!(サイバー·オーガ2)!」

 

 祭壇の前に渦が現れ、下半身が蛇のようになっている機械が現れました。

 

鮫島 手札6→5→3

 

鏡介

 「相手がカードの効果を発動した時に(幻煌の都 パシフィス)の効果発動!チェーンして(バージェストマ·ピカイア)発動!逆順処理により手札の(バージェストマ·レアンコイリア)を捨てて2枚ドロー!そして(パシフィス)で幻竜族レベル8攻守2000の(幻煌龍トークン)を特殊召喚!」

 

 水没した都市から現れたのは淡い水色の龍。そして水没都市から泡が溢れてきました。

 

鏡介

 「更に(パシフィス)の効果発動!1ターンに1度、通常モンスターが特殊召喚された場合に発動!デッキから幻煌龍魔法罠(幻煌龍の戦禍)を手札に加える!トークンは通常モンスターだから対象に入るぜ!」

 

鏡介 手札5→6

 

 鏡介曰く、相手ターンにサーチ効果を使うと前のターンプレイヤー。つまり今だと鏡介がサーチする事になるそうです。トメさんのターンには私がサーチする事になります。私も幻煌龍魔法罠を少し入れてるのでサーチは出来ます……本当に最低限ですが。

 幻煌龍罠は効果モンスターがいると使えないのでエクシーズを展開出来ないんですよね。

 

鮫島

 「手札交換ですか……まぁいいでしょう。私はカードを2枚セットしてターンエンドです」

 

鏡介

 「エンドフェイズに手札からトラップ発動(幻煌龍の戦禍)!俺達のフィールドが通常モンスターのみ場合に発動でき、相手のカードを1枚破壊!(海)があれば手札から発動できるぜ!(サイバー·オーガ2)を破壊!更に墓地の(レアンコイリア)の効果発動!特殊召喚!」

 

鏡介 手札6→5

 

 墓地から古代生物が湧き、どこからかボウガンを構えた半魚人が無数に現れました。

 彼らは大量のトライデントを射出して(サイバー·オーガ2)は瞬く間に破壊されていきました。

 

鮫島

 「手札からトラップですと!?ですがタダでは起きません!トラップ発動!(リビングデッドの呼び声)!(サイバー·オーガ2)を特殊召喚!」

 

 トメさんの(リビデ)ですか……面倒ですね。

 

鏡介

 「トラップ発動!(強欲な贈り物)!このカードは相手に2枚ドローさせるカードだが、贈る相手は透子だ!」

 

 そんなもの伏せてたんですか!?手札減ってたので助かります。

 

鮫島·トメ LP4000 伏せ3

 

セットモンスター

サイバー·オーガ·2 攻2600

 

リビングデッドの呼び声(サイバー·オーガ·2)

 

鮫島 手札1

トメ 手札4

 

透子·鏡介 LP4000 伏せ2

 

透子 手札5

鏡介 手札5

 

フィールド(幻煌の都 パシフィス)

 

幻殻竜 攻2000

幻煌龍トークン 攻2000

バージェストマ·レアンコイリア 攻1200

 

潜海奇襲

 

透子

 「私のターンドロー!」

 

透子 手札5→6

 

 来たしたよ!展開札が!

 

透子

 「(隣の芝刈り)発動!私とトメさんのデッキ枚数差は54-34!よって20枚の墓地肥やしです!」

 

 

 芝刈り機が私の墓地をどんどんと肥やし、バージェストマ罠が大量に落ちました。

 

透子 手札6→5

 

トメ

 「20枚もカードを墓地に捨てるなんて……もったいないねぇ……」

 

透子

 「まだアカデミアには浸透していない概念なんですが、墓地は手札なんです。しばらくしたらその意味もわかると思います。私は永続トラップ(リターナブル瓶)を発動して効果発動!(積み上げる幸福)を除外して同名以外の罠(バージェストマ·マーレラ)を手札に加えてバトルフェイズに入ります!」

 

透子 手札5→6

 

鮫島

 「なっ(サイバー·オーガ·2)の攻撃力は2600。透子さんのフィールドのモンスターでは倒せない筈」

 

透子

 「打点で超える必要はありません!(幻煌龍トークン)で(サイバー·オーガ·2)を攻撃!ダメージステップ開始時に(潜海奇襲)の効果発動!元々のレベルが5以上の自分の水属性モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に、その相手モンスター(サイバー·オーガ·2)を破壊します!」

 

水で構成されている様な(スパイラル)が海に消え、(サイバー·オーガ·2)の背後で身体を再構築して強襲。容易く機械の身体を噛み砕いてみせました。

 

透子

 「メインフェイズ2、私はカードを1枚セットしてターンエンドです」

 

透子·鏡介 LP4000 伏せ3

 

透子 手札5

鏡介 手札5

 

フィールド(幻煌の都 パシフィス)

 

幻殻竜 攻2000

幻煌龍トークン 攻2000

バージェストマ·レアンコイリア 守0

 

潜海奇襲

リターナブル瓶

 

鮫島·トメ LP4000 伏せ3

 

セットモンスター

 

鮫島 手札1

トメ 手札4

 

トメ

 「アタシのターンドロー!」

 

トメ 手札4→5

 

透子

 「スタンバイフェイズにトラップ発動!(バージェストマ·マーレラ)!チェーンして墓地の(バージェストマ·カナディア)!特殊召喚して、(マーレラ)でデッキから魔法罠カード(バージェストマ·ハルキゲニア)を墓地へ送ります!」

 

 だいぶ墓地が肥えているので必要ではありませんが、魔法罠ゾーンが埋まっているので仕方ありません。

 

トメ

 「アタシは相手の(幻煌龍トークン)と(幻殻竜)を生け贄にするよ!行きなさい!(溶岩魔神ラヴァゴーレム)!」

 

 鏡介のモンスターを生贄にして、私達のフィールドに現れたのは、溶岩で構成される魔神。なんて癖のあるモンスターを採用したんですか!?

 

トメ 手札5→4

 

トメ

 「永続トラップ発動!(洗脳解除)!これで(ラヴァゴーレム)ちゃんは私のフィールドに帰ってくるよ!」

 

透子

 「チェーンして墓地の(バージェストマ·マーレラ)!更にチェーンして(幻煌の都 パシフィス)!(マーレラ)を特殊召喚!して(幻煌龍トークン)を特殊召喚!」

 

 なるほど、どうやら相手にモンスターを押し付けてそれを取り返して戦うデッキですか……これ教えた生徒はいい趣味してますよ。

 

透子

 「更に通常モンスターが特殊召喚されたので(パシフィス)の効果発動!(幻煌龍の戦禍)を手札に加えます!」

 

トメ

 「更に魔法カード(アームズ·ホール)を発動!デッキの上を墓地へ送り、装備魔法(愚鈍の斧)を手札に加えて(ラヴァゴーレム)ちゃんに装備!これで攻撃力4000!更に(ラヴァゴーレム)ちゃんのデメリットの1000ダメージが500に減るよ!」

 

トメ 手札4→3→4→3

 

 金属質な斧を握り締める(ラヴァゴーレム)。ここ海の中なんですけど固まったりしないのでしょうか?

 

トメ

 「行きなさい!(ラヴァゴーレム)ちゃん!(バージェストマ·マーレラ)を攻撃!トメちゃんファイヤー!」

 

 斧は振るわずに口から火炎放射する(ラヴァゴーレム)。斧を持った意味とは……でも攻撃なんてさせません!

 

透子

 「さっき手札に加えた(幻煌龍の戦禍)を発動!(ラヴァゴーレム)を破壊です!」

 

 斧を持った溶岩魔神に放たれる無数のトライデント。それらが溶岩の身体を穴だらけにして破壊しました。

 

トメ

 「むむむ……私は(エクスチェンジ)を発動!これで私と鮫島校長の手札を入れ替える!カードを2枚セットしてターンエンド」

 

透子

 「エンドフェイズに(リターナブル瓶)の効果発動!墓地の(天威無双の拳)を除外して(バージェストマ·ハルキゲニア)を加えます!」

 

トメ·鮫島 LP4000 伏せ4

 

セットモンスター

 

 

鮫島 手札1

トメ 手札1

 

洗脳解除

 

透子·鏡介 LP4000 伏せ2

 

透子 手札4

鏡介 手札5

 

フィールド(幻煌の都 パシフィス)

 

バージェストマ·レアンコイリア 守0

バージェストマ·カナディア 守0

バージェストマ·マーレラ 守0

幻煌龍トークン 守2000

 

潜海奇襲

リターナブル瓶

 

鏡介

 「俺のターンドロー!」

 

鏡介 手札5→6

 

鏡介

 「早速行くぜ!(レアンコイリア)他全てのモンスターを攻撃表示にして、装備魔法(幻煌龍の螺旋突)を装備!このカードは通常モンスターのみに装備出来、貫通を付与するぜ!」

 

鏡介 手札6→5

 

トメ

 「トラップ発動!(サイバー·シャドー·ガードナー)!モンスターとして守備表示で特殊召喚されるよ!」

 

鏡介

 「……墓地のバージェストマは特殊召喚しない」

 

 (サイバー·シャドー·ガードナー)……鮫島校長のカードですか。攻撃された時に、攻撃したモンスターの攻守をコピーしてエンドフェイズに再度セットされるトラップカード。毎ターン発動できるからバージェストマが展開出来ますね。

 でも攻勢には出にくくなってしまいます。名残惜しいですが破壊するしかないでしょう。

 

鏡介

 「バトルフェイズだ!行け!(レアンコイリア)!セットモンスターに攻撃だ!」

 

トメ

 「セットモンスターは(マシュマロン)!効果発動だよ!相手に1000のダメージ!」

 

 これまた面倒なカードを……。これじゃ直接攻撃が出来なくなってしまいます。

 

透子·鏡介 LP4000→ 3000

 

トメ·鮫島 LP4000→3800

 

鏡介

 「だが戦闘ダメージは与えたので(幻煌龍の螺旋突)の効果発動!デッキから(幻煌龍スパイラル)を特殊召喚してこのカードを装備する!」

 

(パシフィス)の神殿から這い出てきたのは、水色を基調とした荒々しいドラゴン。攻撃力2900というこのデッキの最大打点です。

 

トメ

 「攻撃力2900!でも(マシュマロン)ちゃんは戦闘で破壊されないからこのターンは耐えられるよ!」

 

鏡介

 「それはどうかな?(マーレラ)で(サイバー·シャドー·ガードナー)を攻撃!(スパイラル)で(ガードナー)を攻撃!スパイラル・クラッシュ!」

 

 (マーレラ)の体当たりを受け止めきった機械生命体。しかし猛烈な水流を放つ(スパイラル)には耐えられず圧潰。1700の貫通です。

 

トメ·鮫島 LP4000→2300

 

鏡介

 「更に(幻煌龍トークン)で、(マシュマロン)を攻撃!(潜海奇襲)の効果発動!レベル5以上の水属性モンスターが相手モンスターと戦闘するダメージステップ開始時に、そのモンスターを破壊する!」

 

 水で構成されている様な(スパイラル)が海に消え、(マシュマロン)の背後から強襲。容易く破壊してみせました。

 

トメ

 「まさか(マシュマロン)ちゃんが破壊されるなんて!」

 

 攻撃出来るのは(マーレラ)と(カナディア)。合計攻撃力2400で私達の勝ちです。伏せが防御カードでなければ、ですが。

 

トメ

 「ダメージは通さないよ!速攻魔法(スケープゴート)!あたし達を守って!羊ちゃん達!」

 

 4体場に躍り出る子羊トークン。しかし、次の瞬間には強烈な威圧感により消滅しました。このエフェクトは……

 

鏡介

 「チェーンして(王者の看破)を発動した。演出を見るにどうやらチェーンは無かったみたいだな。攻撃続行!」

 

トメ

 「ま、まだだよ!トラップ発動!(ダメージ·ダイエット)!あらゆるダメージが半分になるよ!」

 

トメ·鮫島 LP2300→1700→1100

 

鏡介

 「しぶといな……メインフェイズ2。(リターナブル瓶)の効果により、墓地の(王者の看破)を除外して墓地の(幻煌龍の戦禍)を手札に加えてターンエンド」

 

トメ·鮫島 LP1100 伏せ1

 

 

鮫島 手札1

トメ 手札1

 

洗脳解除

 

透子·鏡介 LP3000 伏せ1

 

透子 手札4

鏡介 手札6

 

フィールド(幻煌の都 パシフィス)

 

バージェストマ·レアンコイリア 守0

バージェストマ·カナディア 守0

幻煌龍スパイラル 攻2900

幻煌龍トークン 守2000

 

幻煌龍の螺旋突(幻煌龍スパイラル)

潜海奇襲

リターナブル瓶

 

鮫島

 「私のターンドロー!」

 

鮫島 手札1→2

 

鮫島

 「トメさん……貴方が遺したチャンス……無駄にはしません!私はトーチトークンを2体生成して鏡介君たちのフィールドに(トーチゴーレム)を特殊召喚!そして来なさい!(トーチゴーレム)!」

 

 地面を割って現れる機械の様な悪魔。トメさん(エクスチェンジ)で渡してたのですか!?

 

鮫島 手札2→1

 

鮫島

 「更に伏せていた(トークン復活祭)を発動!お互いのトークンを全て破壊し、その数まで、フィールドのカードを破壊します!私は(幻煌の都 パシフィス)、(幻煌龍スパイラル)、(リターナブル瓶)を破壊します!(幻煌龍の戦禍)が手札から発動出来るのは海のおかげ!破壊出来れば勝機はあります!」

 

鏡介

 「(トークン復活祭)!?だがチェーンして(潜海奇襲)の効果発動!水属性モンスター(幻煌龍トークン)を除外する事でこのターン、表側の魔法罠は破壊されない!」

 

鮫島

 「な、ならば(スパイラル)、(レアンコイリア)を破壊します!」

 

 フィールドの水で出来た(スパイラル)が海に消え、強烈な渦潮を生み出し羊トークン達の暴走をバージェストマに反らしました。

 

鏡介

 「(トークン復活祭)の処理後に(幻煌龍の戦禍)を発動!(トーチゴーレム)を破壊!チェーンして(ハルキゲニア)!特殊召喚だ!」

 

 海の奥底から飛んでくる無数のトライデントが(トーチゴーレム)を撃ち抜き爆散させました。

 

鮫島

 「た、ターンエンド……」

 

 相手のリソースはほぼ空。相手の手札に(ゴーズ)がなければ私達の勝ちは堅いでしょう。

 

トメ·鮫島 LP1100 伏せ0

 

 

鮫島 手札1

トメ 手札1

 

洗脳解除

 

透子·鏡介 LP3000 伏せ1

 

透子 手札4

鏡介 手札6

 

フィールド(幻煌の都 パシフィス)

 

バージェストマ·ハルキゲニア 攻1200

 

潜海奇襲

リターナブル瓶

 

透子

 「私のターンドロー!バトル!(ハルキゲニア)でダイレクトアタック!」

 

 深い海を悠々と泳ぎ鮫島校長に食らいつく(ハルキゲニア)。苦悶の表情を浮かべながら鮫島校長は蹲りました。

 

トメ·鮫島 LP1100→-100

 

鏡介

 「まさか(トーチゴーレム)から(トークン復活祭)が飛んでくるとは思わなかったぜ。ガッチャ!良いデュエルだったぜ!」

 

鮫島

 「やはりお二人は強いですね……私ももっと精進しませんとな……」

 

トメ

 「確かに強かったねぇ……でも透子ちゃん達とデュエルできて楽しかったよ。もっとアタシもデュエルの勉強をして、もっと生徒たちとデュエルしたいよ」

 

 トメさん初心者と考えると結構強かったですよね……教えた人は結構強い人なのでょうね。

 

 私達は校長先生に一礼して会場から立ち去りました。

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