暗黒と光道   作:必殺雷撃人

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GWなので連投です。


43.卒業デュエル!侵略のダークネス!

 

 鏡介に大胆な告白をされてからかなりの時間が経ちました。明日香さんの海外留学が決まったり、万丈目さんが(おジャマ·イエロー)のコスプレをしてエドさんを倒してプロのオファーが大量に来たり、クロノス先生が私達の卒業を妨害したり、ヘルカイザーが車椅子に乗って帰ってきたりと色々な事がありました。

 

 私達にも結構な量のオファーが来ているので、協力して少しずつ吟味しているところです。

 

 少しずつなのは理由があって、それは日中にソーラーエクスチェンジしているからです。

 

 鏡介曰く、私達が通信出来たのはソーラーエクスチェンジで魔力の一部が溜め込まれていたから。なので効率が落ちますが人間界でソーラーエクスチェンジをする事で、隙間時間に魔力を溜め込んでいるのです。

 

 ついでに(ライラ)さんを呼んで魔法の練習をしています。今の所出来るのは罠の発動をして、その効果を実体化する事だけですが。ちなみに(デモンズチェーン)や(鎖付きブーメラン)が1番のお気に入りです。

 

 閑話休題。今、ここ大講義室で卒業デュエルという物が開催されようとしています。

 

 その大まかなルールは、3年生が期間内にデュエルをして勝ち負け関わらず1点、対戦相手が何年生かどうかで勝った時の点が変わり、得点が100点になったら合格。100点になった後でも得点は溜まり、得点が1位の人がデュエルキングこと遊戯さんのデッキのレプリカがもらえるそうです。

 

 デュエルキングのデッキ……1年の時に見ましたけど、まともに回せそうにないし今のインフレについていけそうにないので、あまり欲しいとは思いません。

 

 集会が終わった後に大講義室前で少し待ってると、ようやく通信が来ました。どうやら鮫島校長に呼ばれて、暗黒界の使用は極力控える様にと釘を刺されたそうです。極力って事は禁止じゃないんですよね?ならたまに使うぶんには問題なさそうです。

 

鏡介

 『なぁ透子、これから学園中を走り回るんだからさ、(強制脱出装置)を使って俺をふっ飛ばしてくれよ。魔力で作った飛膜で大移動するからさ。アカデミア入口に移動していてくれ』

 

 中々大胆な移動方法ですね……でも面白そうですね。私もやってみたいです。

 

 

〜 アカデミア前 〜

 

 アカデミアの玄関で待っていると鏡介がやってきました。もう(強制脱出装置)はセット済みです。早くきて欲しいのですが……

 

鏡介

 「おまたせ!もう準備は出来てるか?」

 

透子

 「はい、もう準備完了です!早速やりますね?トラップ発動(強制脱出装置)!」

 

 セットカードから小型の建物が現れ、鏡介を吸い込み天高くへ射出しました。

 

鏡介

 「のわァァァ!」

 

 派手にふっ飛ばされた鏡介ですが、体勢を立て直し魔力で飛膜を生成、重力に逆らう様にゆっくりと移動しています。

 

 これ……魔力で風作ったらもっと遠くへ行けるのでは?ちょっとやってみましょうか。

 意識を集中させ、鏡介の背中を押すように風を生み出します。

 

鏡介

 『ウオォォォ!スゲェめっちゃ飛んでる!さぁデュエリストはどこだぁ!ヒャッッホォォォウ!』

 

 そのままウッキウキで飛翔する鏡介。これよくよく考えたら危ないですね。どうやって着地するのでしょうか。

 

透子

 「さて、仕方ないので私は目についた生徒の皆さんとデュエルするとしましょう」

 

 私は偶然目があったイエロー生を見つけたので声をかけようとしたら、その生徒が背を向けて逃げ始めました。

 

透子

 「トラップ発動!(デモンズチェーン)!逃しませんよ!さぁデュエルです!」

 

 左腕に絡められた鎖を見て顔を青くするイエローさん。さぁ!お楽しみはこれからです!

 

 

 

〜〜〜

 

 今、俺は悠々と空の旅をしている。目線の先にはだだっ広い森。こりゃ進路ミスったか?

 

 かといって進路を変える術が俺に無い。着地出来る開けた場所を探していると、森の切れ目でブルー生が黒いスーツを着たおっさんに襲われてかけているのを見つけた。

 

 あの姿は間違いなくダークネス!早速介入するぞ!

 

 姿勢を傾けて急降下。防御魔法たるバリアを張りながら地面と熱いキスをかました。

 

鏡介

 「ようミスティー!俺とデュエルしようぜ!お前はさっさと逃げな!」

 

ブルー生

 「あ、ありがとうございます!」

 

 おぼつかない足取りで逃げるブルー生。これで憂いはなくなったな。

 

ミスターT

 「逃げられましたか……まぁ良いでしょう。相手をしてさしあげましょう」

 

鏡介·ミスターT

 「デュエル!」

 

ミスターT

 「先攻は私、ドロー!」

 

ミスターT 手札5→6

 

ミスターT

 「私は(ダーク·アーキタイプ)を召喚。カードを2枚セットしてターンエンド」

 

ミスターT LP4000 手札3 伏せ2

 

ダーク·アーキタイプ 攻1400

 

鏡介 LP4000 手札5 伏せ0

 

 なんかデジャヴだな。それしか出来ないのか?

 

鏡介

 「俺のターンドロー!」

 

 あっ、掴んだデッキこれか。まぁいいや、安定感は暗黒界より高いからな。

 

鏡介

 「俺は(強欲で金満な壺)を発動!エクストラを6枚裏側除外して2枚ドロー!そして(強欲で謙虚な壺)を発動!3枚捲って1枚手札に!」

 

捲られたカード

真竜凰の使徒

ドラゴニックD

スキルドレイン

 

鏡介

 「俺は(ドラゴニックD)を加えて残りをデッキに戻す。そして(ドラゴニックD)発動!」

 

鏡介 手札5→6→5→7→6→7→6

 

 森の中だった空間が刷新され、ヘリポートの様な場所へ変化した。

 

鏡介

 「カードをセットして(ドラD)の効果発動!フィールドのセットカード(真竜皇の復活)を破壊してデッキから(真竜拳士ダイナマイトK)を手札に加える!」

 

 ヘリポートの様な場所に突如現れた(十二獣モルモラット)と名前の知らない2体のモンスター。それが力を収束させ1枚のカードを生み出した。

 

鏡介 手札6→5→6

 

鏡介

 「破壊された(復活)の効果発動!相手フィールドのモンスターを対象に破壊!」

 

 砕かれた(復活)が紫の光弾となって(アーキタイプ)に降り注ぎ爆散した。

 

鏡介

 「更に永続魔法(真竜凰の使徒)を発動!(真竜凰の使徒)の効果を発動!メインフェイズにアドバンス召喚を行う!よって俺は(使徒)をリリースして(ダイナマイトK)をアドバンス召喚!」

 

 鏡介 手札6→5→4

 

 フィールドに現れたのは、緑の鎧を纏った拳士。このデッキのキーカードの1つだ。

 

鏡介

 「(ドラD)の効果で真竜モンスターの攻守が300アップ!よって(ダイナマイトK)の攻撃力は2800!バトルフェイズ!(ダイナマイトK)でダイレクトアタック!ダイナマイトナックル!」

 

ミスターT

 「リバースカードオープン!(リビングデッドの呼び声)!蘇れ!(ダーク·アーキタイプ)!」

 

 緑の拳闘士の拳が謎のモンスターに炸裂し、身体に数か所の穴を作るダークネス。しかしすぐ治り平然としている。

 

ミスターT LP4000→2600

 

ミスターT

 「(ダーク·アーキタイプ)の効果発動!このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時、デッキから受けたダメージと同じ攻撃力を持つモンスターをデッキから特殊召喚します。その後、特殊召喚したモンスターのレベル分と同じになる様にモンスターを墓地へ送ります、私は2枚目の(ゼンマイ·ラビット)を墓地へ送ります」

 

 (ダーク·アーキタイプ)ってそんな効果なのか……縛りキツ過ぎねぇか?受けたダメージと同じって……

 

ミスターT 手札3→2

 

鏡介

 「(ゼンマイ·ラビット)……チェーンビートか。面白いデッキ使うんだな、これが命を賭けてなかったら楽しかったのに……俺はカードを3枚セットしてターンエンドだ」

 

 あっ、やべ。(使徒)で伏せ割っとけば良かった。プレミしたなぁ……

 

鏡介 LP4000 手札1 伏せ3

フィールド(ドラゴニックD)

 

真竜拳士ダイナマイトK 攻2500→2800

 

ミスターT LP2600 手札2 伏せ1

 

ゼンマイ·ラビット 攻1400

 

ミスターT

 「私のターンドロー!」

 

ミスターT 手札2→3

 

ミスターT

 「リバースカードオープン。トラップ発動(強制退室装置)お互いはそれぞれ自分フィールド上のモンスター1体を選び、そのモンスターをデッキに戻す。私は(ゼンマイ·ラビット)を選びます!」

 

鏡介

 「俺は(ダイナマイトK)を選ぶ、チェーンして(ダイナマイトK)の効果発動!デッキから(真竜の黙示録)を発動する!」

 

ミスターT

 「チェーンして(ゼンマイ·ラビット)の効果発動!自身を対象にして発動し、自身を次の自分スタンバイフェイズまで除外します!」

 

 逆順処理により、(ラビット)は除外、(ダイナマイトK)で(真竜の黙示録)発動、(退室装置)で(ダイナマイトK)のみがデッキバウンス。

 

ミスターT

 「私はカードを3枚セットしてターンエンドです」

 

鏡介

 「ならばエンドフェイズにトラップ発動!(幽麗なる幻滝)!デッキから幻竜族モンスター(真竜導師マジェスティM)を手札に加える!」

 

ミスターT LP2600 手札0 伏せ3

 

鏡介 LP4000 手札2 伏せ2

フィールド(ドラゴニックD)

 

真竜の黙示録

 

鏡介

 「俺のターンドロー!」

 

鏡介 手札2→3

 

鏡介

 「カードをセットして(ドラD)の効果発動!セットカード(真竜凰の使徒)を破壊して、真竜カード(真竜の継承)を手札に!そして破壊された(使徒)の効果発動!相手の魔法罠、そっちのセットカードを破壊!」

 

 放たれた緑の光弾によって、セットカード(吊り天井)が砕かれた。

 

鏡介 手札3→2→3

 

鏡介

 「更に(継承)を発動!効果発動!このターンに墓地へ送られたカードの種類だけドロー!今墓地へ送られたのは1枚、よって1枚ドロー!」

 

鏡介 手札3→2→3

 

 こちらには伏せもあるし……攻めるか!

 

鏡介

 「(継承)のもう1つの効果発動!自分ターンにアドバンス召喚をする!よって(継承)をリリースして(マジェスティM)をアドバンス召喚!墓地へ送られた(継承)の効果発動!セットカードを破壊!」

 

 (マジェスティM)が放った魔法弾により、(ウェーブフォース)が砕かれた。あっぶねえカード伏せてんなおい。

 

鏡介

 「バトル!(マジェスティM)でダイレクトアタック!マジェスティトルネード!」

 

ミスターT

 「トラップ発動!(ドレインシールド)!その攻撃を無効にし、その攻撃力分LPを回復する。よって2600のLPを回復!」

 

鏡介

 「チェーンして(マジェスティM)の効果発動!アドバンス召喚したこのモンスターがフィールドに存在し、相手がカードの効果を発動した時に発動出来る!デッキから真竜モンスター(真竜拳士ダイナマイトK)を手札に加える!」

 

ミスターT LP2600→5200

 

鏡介 手札3→4

 

鏡介

 「(ドレインシールド)……(ダークアーキタイプ)のダメージを回復する為のものか……まぁ、許容範囲。俺はカードを1枚セットしてターンエンド」

 

鏡介 LP4000 手札2 伏せ3

フィールド(ドラゴニックD)

 

真竜導師マジェスティM 攻2300→2600

 

真竜の黙示録

 

ミスターT LP5200 手札0 伏せ0

 

ミスターT

 「私のターンドロー!」

 

ミスターT 手札0→1

 

ミスターT

 「スタンバイフェイズに、(ゼンマイ·ラビット)は私のフィールドに帰ってくる。そして(命削りの宝札)を発動!3枚ドロー!そして……」

 

鏡介

 「待った!(マジェスティM)の効果発動!デッキから(真竜剣士イグニスH)を手札に!チェーンして永続トラップ(真竜皇の黙示録)の効果発動!相手ターンにアドバンス召喚する!よって(黙示録)をリリースして(ダイナマイトK)をアドバンス召喚!」

 

 逆順処理により、(黙示録)で(ダイナマイトK)がアドバンス召喚。(マジェスティM)で(イグニスH)サーチ。(命削りの宝札)でミスティーが3枚ドロー。

 

鏡介 手札2→1→2

 

ミスターT 手札1→0→3

 

鏡介

 「そして墓地へ送られた(黙示録)の効果発動!(ゼンマイ·ラビット)を破壊!」

 

ミスター

 「む、無駄だ!(ゼンマイ·ラビット)の効果発動!自身を次の自分スタンバイフェイズまで除外!」

 

鏡介

 「(ダイナマイトK)の効果発動!(マジェスティM)と同じ条件で真竜永続罠をサーチか発動出来る!俺は(真竜の黙示録)を発動する!」

 

 逆順処理により、(真竜の黙示録)発動、(ラビット)除外。

 

ミスターT

 「私は(ヴェルズ·サンダーバード)を召喚。カードを2枚セットしてターンエンドだ。エンドフェイズに私は手札を全て捨てなければならないが、私の手札は0だ」

 

ミスターT LP5200 手札0 伏せ2

 

ヴェルズ·サンダーバード 攻1650

ゼンマイ·ラビット 攻1400

 

鏡介 LP4000 手札2 伏せ3

フィールド(ドラゴニックD)

 

真竜導師マジェスティM 攻2300→2600

真竜拳士ダイナマイトK 攻2500→2800

 

真竜の復活

 

鏡介

 「俺のターンドロー!」

 

鏡介 手札2→3

 

 セットされている(大捕物)は効き目無し……さっさと別のカードに変えよう。

 

鏡介

 「(ドラD)の効果発動!セットされていた(大捕物)を破壊して(真竜の使徒)を手札に加える!(使徒)発動!効果発動!墓地の真竜カード3枚を戻して1枚ドローする。よって俺は(継承)、(黙示録)、(復活)を戻して1枚ドロー!」

 

鏡介 手札3→2→3→2→3

 

鏡介

 「よっし!(強欲で貪欲な壺)発動!デッキトップを10枚除外して2枚ドロー!」

 

鏡介 手札3→2→4

 

鏡介

 「(使徒)の効果発動、メインフェイズ中にアドバンス召喚する!(使徒)をリリースして(真竜騎将ドライアスIII世)をアドバンス召喚!墓地へ送られた(使徒)の効果発動!セットカードを破壊!」

 

 現れたるは槍を握る竜人。場に出るや否やその手に持つ槍を振るいセットカード(ブービーゲー厶)を貫いた。やばいカード抜いちまったよ。

 

鏡介 手札4→3

 

ミスターT

 「かかりましたね?破壊された(ブービーゲー厶)の効果発動!セットされたこのカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合、(ブービーゲーム)以外の自分の墓地の通常罠を2枚まで対象として発動し、そのカードを自分フィールドにセットします。そして、この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できます。よって(吊り天井)と(強制退室装置)をセットします!」

 

鏡介

 「チェーンして(マジェスティM)の効果発動!(イグニスH)を手札に!」

 

 クッソウザい笑い声とエフェクトと共にセットされた2枚のカード。だが、それらなら問題ないな。

 

鏡介 手札3→4

 

ミスターT

 「トラップ発動!(吊り天井)!対象はモンスターが4体以上存在するのでフィールドの表側表示モンスターを全て破壊!それにチェーンして(ゼンマイ·ラビット)、(ヴェルズ·サンダーバード)の効果発動!エンドフェイズまで除外!」

 

 巨大な(吊り天井)が空中に現れ、デュエルフィールドを押し潰したが、(ドライアスIII世))以外の真竜達は破壊される事なく地面に立っていた。

 

鏡介

 「(真竜騎将ドライアスIII世)の永続効果。このカードがフィールドに存在する限り、このカード以外の真竜モンスターは効果の対象にならず効果で破壊されない!よって(吊り天井)も無意味だ!更にフィールドを離れた(ドライアスIII世))の効果発動!デッキから真竜モンスター(マジェスティM)を守備表示で特殊召喚!(継承)発動!効果発動!墓地へ送られた真竜カードの種類分、2枚ドロー!」

 

鏡介 手札4→3→5

 

鏡介

 「そして(継承)の効果発動して、メインフェイズ中にアドバンス召喚する!よって(継承)をリリースして(イグニスH)をアドバンス召喚!(継承)の効果発動!セットカードを破壊!」

 

 破壊されたのは(業炎のバリア−ファイアーフォース−)。チェーンバーン要素もあるのか?

 

鏡介 手札5→4

 

鏡介

 「行くぜバトルフェイズ!(マジェスティM)でダイレクトアタック!マジェスティトルネード!」

 

(マジェスティM)の放つ暴風によってミスターTの身体の一部が吹き飛んだ。

 

ミスターT LP5200→2600

 

鏡介

 「行け!(ダイナマイトK)、(イグニスH)!ダイレクトアタック!」

 

ミスターT

 「う……グォォォ!」

 

ミスターT LP2600→500→-1900

 

 真竜達の猛攻を受けて黒いカードとなってどこかへ消えるミスティー。

 

鏡介

 「とりあえず……透子達に伝えないとな」

 

 魔力で脚を強化して、俺はアカデミアへ走る。

 

 

 

〜 ジャスティス·ワールド 〜

 

 場所はライトロードの拠点。拠点内が不気味な紋様に埋め尽くされるなか会議が始まりました。

 

鏡介

 「ええ〜皆さん。お集まりいただきありがとうございます……敬語疲れたからタメ口にするわ。集まった理由は、ついさっきダークネスがブルー生を襲撃していたのを目撃し、ダークネスが本格的な侵攻を始めたと考えたからだ」

 

 鏡介の発言に、場が僅かにざわつきましたがすぐに静かになりました。

 

ルミナス

 「遂に……この時が来たんだね。僕達ライトロードとしては、ジャスティスワールド、アカデミアを防衛ラインとしてダークネスを排除し続けるつもりでいるけど、暗黒界側はどうするんだい?」

 

カラレス

 「我も概ね同じ考えだ。元々ダークネスは世界各地に存在していた物。根絶は不可能だ。よって我々もジャスティスワールドを拠点に据え、防衛と排除に協力しようと思う」

 

 (カラレス)さんがそう答えると、(グラファ)さんが啜り泣きしていました。

 

グラファ

 「……余も同じ考えではございます。しかし……ッス、苦しいのです。世界の為とはいえ、愛すべき臣民を見捨てなければならない事に!」

 

 鏡介さんの言ってた通り、民思いの良い指導者ですね。でも、仕方ない事ですよね。世界の為ですもの……

 

ルミナス

 「……心中は察するよ。それよりも、誰がアカデミアに立ってダークネスと戦い、誰がジャスティスワールドで防衛をするか決めないとね」

 

透子

 「あの……そもそも皆さんはアカデミアで実体化って出来るんですか?どれぐらいライトロードの人が実体化するかは置いておいて、相当な魔力を消費すると思うのですが……」

 

 このダークネスとの戦いは相当な長期戦になります。1日戦って魔力が尽きたりしては話になりませんからね。

 

カラレス

 「それについては問題ない、私が精霊世界に近い結界を構築して消費する魔力を軽減するつもりだ」

 

ルミナス

 「それは助かるよ。それにまだダークネスの数は少ないようだし、そんなに数は出さなくても良いとは思う。それじゃあ早速編成の話だけど……」

 

 

 結論から言うと(ラチナ)さん、(ケルト)さん、(グラファ)さん、(ミネルバ)さん、(フェリス)さん、(ライデン)さん、(ファルコン)さんはまだ実体化する力が無いのでジャスティスワールドの防衛に徹し、残りの人達をダークネスの数を見て投入していく事になりました。

 そして、私と鏡介は明日からデュエルでダークネスを倒していく話になりました。

 

 ダークネス……私達は諦めません。必ず貴方達を追い払い、世界を守ってみせます。

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