〜 オベリスクブルー寮 〜
鏡介
「ッ……クァァァ!」
自然と目が覚め、ベッドから降りる。少し眠い目を擦りながら窓を開けると、空がカラレス模様に染まっていた。
鏡介
「ダークネスきてんじゃん!」
一瞬で目が覚めた俺は、すぐさまデッキを握り、外へ走る。透子に通信を入れ、適当な場所で落ち合う事にした。
〜 アカデミア前 〜
鏡介
「俺のターンドロー!」
鏡介 手札5→6
鏡介
「俺は(機巧-御神尊真神)をリリース無しで召喚!コイツはカードが6枚以上除外されていればリリース無しで召喚出来る」
出てきたのは、機械的な銀色の狼。超長期戦になる対ダークネス用のリソース回復狼だ。
鏡介 手札6→5
鏡介
「さらに効果発動!手札から(ドライアスⅢ世)を捨てて攻守が同じモンスター(真竜剣皇マスターP)を手札に!フィールドの(ドラゴニックD)の効果発動!(機巧-御神尊真神)を叩き割って(使徒)を手札に!叩き割られた(機巧-御神尊真神)の効果!除外されているカードである(継承)2枚、(紅き血染めのエルドリクシル)2枚、(黄金郷のコンキスタドール)、(黄金郷のワッケーロ)をデッキに戻す!」
機械の狼の遠吠えにより、異次元からカードがデッキに呼び寄せられる。
鏡介 手札5→4→5→4→5
鏡介
「(使徒)発動!効果発動!墓地の(黙示録)2枚と(ドライアス)を戻して1枚ドロー!チェーンで(復活)!対象に取った(ドライアス)を守備表示で蘇生!」
墓地からやってくる槍持つ竜人。これで破壊は怖くない。
鏡介
「(使徒)の効果発動!自分ターンにアドバンス召喚するので、(使徒)と(クイーンマドルチェ・ティアラミス)をリリース!覚醒せよ!(真竜剣皇マスターP)!墓地へ送られた(使徒)の効果発動!お前の(マドルチェ·サロン)を破壊!更に(剣皇マスターP)の効果発動!墓地の(使徒)を除外して、(マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード)を破壊!」
フィールドに降り立つ純白の竜騎士。その手に握る剣を一閃させ、お菓子の国の王女を両断した。
鏡介
「バトルフェイズ!(黄金郷エルドリッチ)、(マスターP)、(ダイナマイトK)でダイレクトアタック!」
3体のダイレクトアタックが決まり、最後のダークネスを討ち倒した。
鏡介
「ふぅ〜透子、そっちの調子はどうだ?」
透子
「こっちもさっき終わったところです!しかしキリがありませんよ!」
ダークネスとの戦闘が始まってどれぐらいの時間が経っただろう。十代の言葉を借りるなら、ぶっ潰しても、ぶっ潰してもミスティーは湧いてくる。
透子
「あ、そういえば吹雪さんは大丈夫なのでしょうか……無事だと良いのですが……」
唐突に吹雪さんの無事を案じる透子。他にも居た気がするんだが……なんだったか。
ゴルド
「お困りのようやなぁ!」
豪快に斧を振るいミスターTを2体ほど両断した(ゴルド)、その側では(シルバ)が手に持つ双剣でミスターTを切り裂いていた。
ゴルド
「昨日ぶりやなぁ鏡介の旦那!話はさっき聞いたで!ワイらに任せて先に行きや!」
シルバ
「なに、俺等とて生半可な実力はしていない。必ず帰って来てやる」
鏡介
「助かる!行くぞ透子!」
俺は透子の手を取りアカデミアを走る。吹雪さん……一体どこに……
〜 エントランス 〜
アカデミアを駆け回っていると、エントランスにたどり着いた。そこに、吹雪さんの姿がありました。
鏡介
「吹雪さん!」
吹雪
「鏡介君、それに透子君!無事だったんだね!」
声をかけると、安堵した様子で返事する吹雪さん。
吹雪
「2人が無事で良かった……でもそれ以外にも居たはずなんだ……思い出せない……忘れたくなかった大切な仲間が……でも、これを使えばきっと……」
吹雪さんが握るのは、ダークネスの仮面。これで一時的にダークネスの世界へ行く訳ですね?
吹雪さんが仮面を付けると、闇のオーラの様な者を発して何処かへ消えてしまいました。
鏡介
「よし、俺らは一休みだ。いつダークネスが来るか分からないから、休める時に休まないとな」
鏡介はそう言って、スポーツドリンクとサンドイッチを1つずつ渡してきました。そういえば吹雪さんを探している時に少し寄り道しましたがその為でしたか……。
渡されたサンドイッチの袋を開けて口へ運びます。味は……卵パンですか。無難な美味しさですね。
渡されたスポーツドリンクを開けて口の中のサンドイッチを流して軽食は終わりです。
ふと鏡介の方を見ましたが、すでに食事は終わっていました。今は耳に手を当て通信している様です。
鏡介
「戦況は芳しくない……か……透子。ジャスティス·ワールド方面はどうか(グラファ)に聞いて見たが、(裁き)と(戒め)をフル投入してなんとかミスターT軍団を押し留めている状況らしい。こっちには戦力を回せないようだ」
そうですか……尚更早くこの事態を収束させたいのですが……親玉が出てこないんですよね……
そんな事を考えていると、吹雪さんが息を切らして帰ってきました。
透子
「吹雪さん!大丈夫ですか!」
吹雪
「あぁ……思い出したんだ……万丈目君に翔君、そして明日香の事も。皆ダークネスに呑まれ、希望を奪われ心を折られていた……これがダークネスのやり方なんだ……」
万丈目さんに翔さん、明日香の事も、私達は言われるまで完全に忘れていました。ダークネスに負けると負けた人は全ての人の記憶から消えてしまう……もし……もしも鏡介が負けたら私も……
透子
「嫌……嫌です!大切な……大切な人、鏡介の事なんて忘れたくありません!」
鏡介
「透子……少し我慢しろ、少しでも俺が居たという証を……お前に遺す」
鏡介がそう言うと、後ろから抱かれた感触と同時に、うなじに鋭い痛みが全身に走りました。
透子
「い、痛い!痛いぃ!」
鏡介
「ごめんな。でもこれで俺の事を忘れたとしても、誰か愛する人がいたっていう事実は残る筈だから……」
痛みが鎮まると、打って変わって噛まれた所から暖かな感覚が身体中に広がっていくのを感じます。
鏡介
「ほら、噛みな。そうすれば俺もお前の事を忘れないからさ」
私に抱きついたまま、左腕を私の前に差し出す鏡介。こんな事をするカップルは、きっと私達だけでしょうね。
私は持てる限りの力を使って鏡介の左腕に噛みつきました。口の中に広がる微かな鉄の味。ハッとして噛み傷を見ると、はっきりと私の歯型が残り、少し出血したのか血が少し滲んでいました。
鏡介
「っ痛ぇ……そこまで噛まなくても良いだろうに……まぁ、それも透子の愛かな」
吹雪
「確かに……それも愛の形かもしれない……間違いなく少数だろうけどね」
愛……これが私達の愛の形。フフッ、ダークネスとの戦いの最中なのに、幸せな気持ちになってしまいます。
吹雪
「幸せそうな所で申し訳ないが……ダークネスが来たぞ!僕はアカデミアから出てダークネスの親玉を相手する!着いてくるんだ!」
周りを見渡すと、大量のミスターTが私達を取り囲んでいました。その数は……下手したら100行くかもしれません。
鏡介
「吹雪さん!俺が突破口を開きます!透子もそれに続け!」
透子
「そ、そんな事したら鏡介が!私も」
鏡介
「いいから早く行けぇ!お前は吹雪さんを守る使命がある!さっさと行けぇ!」
鏡介の鬼気迫る表情を見て、彼の必死さを瞬時に察しました。行くしか……ないですね……
透子
「ッ……分かりました。必ず帰ってきて下さい!」
吹雪の手を取り玄関へ走ると、目の前にはミスターTが3人。しかし直様後ろから魔力弾が放たれ黒いカードとなって散っていきました。
鏡介
「お前らの相手はこの俺だぁ!俺が立っている限り、絶対にここは通さねぇ!」
鏡介の勇ましい声を聞いて、私達はアカデミアから脱出しました。
〜 アカデミア前 〜
玄関から飛び出すと、そこには大量のダークネスの姿が。しかし吹雪さんは気にすることなくダークネスの真ん中へ歩み始めました。それにしてもダークネスの動きが無くて不気味です。
吹雪
「さぁ出て来い!ダークネス!僕の記憶を奪ってみせろ!」
吹雪さんがそう言うとダークネスの6割程消えて、黒いコートと黒い仮面を付けた一人の男性が現れました。
吹雪
「お前がダークネスか!僕はお前を許さない!」
ダークネス
「君の挑戦を祝福しよう。天上院吹雪」
吹雪·ダークネス
「デュエル!」
ダークネス
「先攻は僕。ドロー!」
ダークネス 手札5→6
ダークネス
「僕は(クリアー·ファントム)を召喚。そしてフィールド魔法(クリアー·ワールド)を発動!」
ダークネス 手札6→5→4
ダークネスのフィールドに、透明な結晶に包まれた亡霊が現れ、4つの巨大なクリスタルのみが宙に浮かぶ不思議な世界へと変化しました。
ダークネス
「(クリアー·ワールド)はお互いのモンスターにネガティブエフェクトを与える。しかし、(クリアー·ファントム)は属性を持たない。カードを2枚セットしてターンエンド」
ダークネス LP4000 手札2 伏せ2
クリアー·ファントム 攻1200
クリアー·ファントム(アニメオリカ)
レベル3/闇属性/悪魔族/攻撃力1200/守備力800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、このカードの属性は「闇」として扱わない。
攻撃表示のこのカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時、相手フィールド上のモンスター1体を破壊する。その後、相手のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
クリアー·ワールド(アニメ版)
フィールド魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスターの属性によって、そのモンスターのコントローラーは以下の効果を適用する。
●光属性:自分は手札を公開し続けなければならない。
●闇属性:自分は攻撃宣言をする事ができない。
●地属性:自分のエンドフェイズ時に自分フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する。
●水属性:自分のエンドフェイズ時に自分は手札を1枚捨てる。
●炎属性:自分のエンドフェイズ時に自分は1000ポイントのダメージを受ける。
●風属性:自分は魔法カードを発動できない。
属性毎にデメリットを与えるフィールド魔法……それがあのダークネスの戦略ですか。となると送り付けられる(ラヴァゴーレム)とかに警戒が必要ですね。
吹雪
「僕のターン!ドロー!」
吹雪 手札5→6
吹雪
「(強欲で金満な壺)を発動!エクストラデッキを6枚裏側で除外して2枚ドロー!そして(レッドアイズ·インサイト)を発動!デッキから(レッドアイズ·ダークネスメタルドラゴン)を墓地へ送り(真紅眼融合)を手札に加える!」
吹雪 手札6→5→7→6→7
吹雪
「(真紅眼融合)発動!デッキから(真紅眼の黒竜)と(真紅眼の凶星竜−メテオ・ドラゴン)を墓地へ送り融合!来い!(流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン)!効果発動!デッキから(真紅眼の飛竜)を墓地へ送り、その攻撃力の半分のダメージを与える。(真紅眼の飛竜)の攻撃力は1800。よって900のダメージを与える!」
放たれる小粒な……それでも人の頭ぐらいはありそうな隕石がダークネスに降り注ぎました。
ダークネス LP4000→3100
吹雪 手札7→6
現れた流星竜。しかし、その身体が紫色色の光に包まれました。
ダークネス
「(流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン)は闇属性。(クリアー·ワールド)の効果によって攻撃出来ない。個を持つから流される。個性など必要ない!」
吹雪
「クッ……僕はモンスターをセット。カードを2枚セットしてターンエンドだ」
吹雪 LP4000 手札3 伏せ2
流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン 攻3500
ダークネス LP3100 手札5 伏せ2
フィールド(クリアー·ワールド)
クリアー·ファントム 攻1200
ダークネス
「僕のターンドロー!」
ダークネス 手札5→6
ダークネス
「(手札断殺)を発動。お互いに2枚墓地へ送り2枚ドロー!」
ダークネス 手札6→5→3→5
吹雪 手札2→0→2
ダークネス
「永続トラップ(メモリー・スナッチャー)を発動。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は相手の墓地のカードを確認できない。過ぎた事は忘れてしまえばいい」
墓地の確認を封じるカード?随分と影響力が少ないカードですね。
ダークネス
「魔法カード(復活の福音)を発動、墓地よりいでよ!(クリアー·バイスドラゴン)!」
出てきたのは、結晶に包まれたドラゴン。クリアーモンスターは結晶に引きこもっているのが特徴のモンスターなんですね。しかし攻撃力0……何かありそうですね。
ダークネス 手札5→4
ダークネス
「(クリアー·バイスドラゴン)は相手モンスターに攻撃する場合、ダメージ計算時のみ攻撃力が攻撃対象にしたモンスターの攻撃力の倍になる。(流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン)の攻撃力は3500。よって攻撃力は7000となる!」
必ず攻撃したモンスターの攻撃力分のダメージを与えるモンスター。結構凶悪ですね……ん?これ(クリアー·ファントム)の攻撃が入ったら吹雪さんのLP残りませんよ!?
ダークネス
「バトルだ!(クリアー·バイスドラゴン)で(流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン)を攻撃!」
水晶から出てきたドラゴンは闇のブレスを放ち、容易く(流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン)を破壊。周囲に猛烈な爆風を巻き起こしました。
吹雪 LP4000→500
吹雪
「トラップ発動!(レッドアイズ·スピリッツ)!墓地のレッドアイズを特殊召喚出来る!特殊召喚するのは………」
目を見開き沈黙する吹雪さん。早く宣言して下さい。心臓に悪いです。
ダークネス
「どうした?もし宣言出来なければ、その効果は無効となる。もし墓地を確認しようにも、(メモリー・スナッチャー)がそれを許さない」
よく見るとダークネスの目が青く光っています。もしかして……何か洗脳の類なのでしょうか。それならそれに対応出来るカードがあった筈……ええと……
吹雪
「クッ……汚い真似を!」
ダークネス
「それは言いがかりだ。僕は君の心を移しただけだ。吹雪、君は自身を闇に落としたダークネスを酷く憎んでいる。憎しみが膨らむ余り、そのデッキにも憎しみを抱いたのさ!」
あっ、ありました!早速発動です!
透子
「永続トラップ(洗脳解除)発動!さぁ吹雪さん!高らかに宣言して下さい!貴方のモンスターの名を!」
吹雪
「……!思い出した!僕が宣言するのは(レッドアイズ·ダークネスメタルドラゴン)!」
墓地から飛びたった金属質なレッドアイズ。その攻撃力は2800。(クリアー·ファントム)では超えられません。
ダークネス
「チィ!小癪な!俺はカードを1枚セットしてターンエンド!」
ダークネス LP3100 手札3 伏せ2
フィールド(クリアー·ワールド)
クリアー·バイスドラゴン 攻0
クリアー·ファントム 攻1200
吹雪 LP500 手札3 伏せ1
レッドアイズ·ダークネスメタルドラゴン 攻2800
吹雪
「ありがとう透子君。僕のターンドロー!」
吹雪 手札3→4
吹雪
「(レッドアイズ·ダークネスメタルドラゴン)の効果発動!1ターンに1度、(レッドアイズ·ダークネスメタルドラゴン)以外のドラゴン族を墓地から特殊召喚する!現われろ!(真紅眼の黒竜)!」
金属質な竜の咆哮により、蘇る(真紅眼の黒竜)。その目はその名の通り紅く、主の敵を焼き払うべく口内に炎を湛えています。
吹雪
「(黒炎弾)を発動!(真紅眼の黒竜)の攻撃を放棄する代わりに、相手に(真紅眼の黒竜)の元々の攻撃力分のダメージを与える!やれ!(真紅眼の黒竜)!」
(真紅眼の黒竜)が放つ火炎弾がダークネスに炸裂し大爆発。その爆風は、ダークネスからかなり遠くにいた私にも飛んできました。
ダークネス LP3100→700
ダークネスの仮面が激しく割れ、隠された顔の大部分が明らかになりました。
透子
「あれ……あの顔は、確か藤原さん……でしたっけ?」
吹雪
「そうだろうとは思っていた……ダークネスのカードを持つ僕以外の人間は……藤原しかいない」
藤原
「ああそうだ。僕はダークネスの世界と1つになり、究極の勝利を手に入れた。(クリアー·ワールド)はその一端と言っていい」
周囲を見渡しても、あるのはただ白い景色と4つの水晶のみ。こんな味気ない世界が究極の勝利なのでしょうか……
藤原
「ダークネスの世界は憎しみも苦しみも、喜びも無い。あるのはそこ抜けた一体感だけだ。全ての知性と感情が1つとなり、悲しみも喜びも分かち合う。それこそが人生の勝利!戦う事なく得られる究極の勝利なんだ!素晴らしい世界だろう!」
何を言っているのか……全く、これっぽっちも入って来ません。ただ分かるのは、そこに愛は無いだろうという事です。
私は彼……鏡介に告白されてから、もう彼と共に居たいとしか願えなくなりました。もしそれを阻む事があるならば、私が持てる全ての力を使って止めます。たとえそれが世界の神であろうとも。
吹雪
「個性を捨てろ?みんなと1つとなれ?こんな……こんな下らない事をする為にダークネスに堕ちたのか藤原!僕は君の純粋さが、君の頂点を目指す姿勢が眩しく、そして美しく感じた!なのにこんな、こんな世界を得るために孤高の天才である君はダークネスなんかに堕ちたのか!」
珍しく息を荒げる吹雪さん。大切な友人が大きく道を踏み外したのですから、まぁそうなるのでしょう。
藤原
「ダークネスの一端を得たお前がその程度の理解とは……残念だよ」
吹雪
「藤原!絶対に僕はこの身に代えてでも、君をダークネスから救い出して見せる!伏せていた(真紅眼の鎧旋)を発動!(手札断殺)で墓地へ送られた、墓地のレッドアイズ通常モンスター(真紅眼の凶星竜−メテオ・ドラゴン)を特殊召喚!そして再度召喚!これでレッドアイズは戦闘·効果で破壊されない!僕はカードを1枚セット。これでターンエンド!」
吹雪 LP500 手札3 伏せ1
レッドアイズ·ダークネスメタルドラゴン 攻2800
真紅眼の黒竜 攻2400
真紅眼の凶星竜−メテオ・ドラゴン 守2000
真紅眼の鎧旋
ダークネス LP3100 手札3 伏せ2
フィールド(クリアー·ワールド)
クリアー·バイスドラゴン 攻0
クリアー·ファントム 攻1200
藤原
「僕のターンドロー!」
藤原 手札3→4
藤原
「吹雪……どうやら君の願いは叶うことは無いようだ。僕は手札から永続魔法(クリアー·エンドキャノン)を発動。そして(クリアー·サクリファイス)を発動!墓地の(クリアー·キューブ)と(クリアー・ヴィシャス・ナイト)を除外して生贄の代わりにする!いでよ!(クリアー·デスペアー・ドラゴン)!」
2体の水晶籠もりモンスターを除外して現われたのは、水色を基調としたドラゴン。珍しく水晶に籠もっていないですね。
藤原 手札4→3
クリアー·デスペアー・ドラゴン(未OCG)
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカードの属性は「闇」として扱わない。
このカードは相手フィールド上に守備表示モンスターしか存在しない時、相手プレイヤーを直接攻撃する事が出来る。
このカードは相手モンスターと戦闘を行う時、相手に与える戦闘ダメージは0になる。
このカードが相手モンスターに攻撃を行う時、バトルフェイズ中、このカードの攻撃力は2倍になる。
このカードが相手のカードの効果によって手札またはデッキから墓地に送られた時、このカードをフィールド上に特殊召喚できる。
藤原
「さぁ、君に引導を渡そう。(クリアー·エンドキャノン)の効果を発動。フィールドのレベル7以上のモンスターを生贄にすることで、生贄にしたモンスターの攻撃力の半分のダメージをお前に与える!(クリアー·デスペアー・ドラゴン)の攻撃力は2500!よって1250のダメージを受けてもらう!」
水晶に籠もっていない竜が消え、藤原さんの右腕に顕現した巨大なガトリング砲。銃身が高速で回転し、水色の銃弾をばら撒き吹雪さんの身体を貫きました。
吹雪 LP500→-750
十代
「吹雪さん!」
LPが0になったタイミングでやってきた十代さんとヨハンさん。来るのが余りにも遅すぎました。
吹雪さんはダークネスに取り込まれ、黒いカードの束となって消えてしまいました。
十代
「お前は……藤原優介!ダークネスの世界に入った男!」
藤原
「如何にも。十代、ヨハン、そして透子。三人がかりでかかって来るといい。ダークネスの世界へ案内しよう!」
ダークネスの世界なんてごめんですね!貴方を倒せばこの異変は解決するんですからなんとしても倒します!
私は十代さんとヨハンさんの隣へ移動し、デュエルディスクを展開しました。
藤原·十代·ヨハン·透子
「デュエル!」
感想、心よりお待ちしております。クリアーのカードが足りてなかったので、アニメにも登場してないカードを投入しました。