ウマ娘がTRPGをするようです   作:泥狼俯瞰

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本作は「矢野俊策/F.E.A.R+株式会社KADOKAWA」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作作品です。
感想と評価を下さった読者様、ありがとうございます。
マスターシーンです。敵のヤバさであったり、欲望だったりを伝えてPLの決意を高める役割があるのでUGN精鋭部隊には壊滅してもらいましょう。NPC乗っ取りはやってくれて構わないと思ってますが、話は聞けええ!!


ダブルクロス12(メインフェイズ 累計シーン数⑦)

「TRPGで気をつけなければならない要素にPLとPCでは持っている情報が異なるというのがありますわ。例をあげると、PLは邪神の眷属を知っているけどPCは初めて遭う奇怪な生物みたいな状態ですわ」

「うん。マックイーンさん、それがどうしたの?」

「マスターシーンでも同様の事が起こりますわ」

「そっか!マスターシーンはPCがいないからPLしか、そこで起きたことをわからないんだね」

「ええ、だからロールプレイの際はそこのところも気を付けておくとPCの行動が安定しますわ」

「わかったよ。気を付けておくね」

 

 

メインフェイズ 累計シーン数7 マスターシーン シーン名 迷子達は斯く語りき

 

 彼女の存在を知ったのは研究試料を借りに行った時だった。彼女を作った研究者はそれを劣化品(レプリカ)扱いしていた。

 だから、その姿に私たちは……共に歩む迷子(まよいご)の姿を重ねてしまったのだ。

 

 

「『手を引く者(ブーギーボギー)』、やりたいことが見つかりましたか」

「君と歩み始めた時から変わらず、この胸の内は空虚なままだよ。オーヴァードだっていうのに衝動一つ湧きやしない。でも……あの家よりも『矛盾概念(ここ)』の方が居心地が良い気がするよ」

「そうですか。では、貴方の願いが出るのをゆっくり待つとしましょう。ああ、それと貴方が連れて来た娘の調子はどうですか」

「あの娘を造ったのは私じゃないし、勝手に研究所を破壊して拉致し(つれ)てきたのは『灰眼(クラウディー)』と『セト』だよ」

「そうでしたね。でも、連れ出すための計画や連れ出した後の事も考えていたでしょ」

「……先にスポンサーや関係者を潰してから奪うか買い取るかするつもりだったからあの二人(バカども)のせいで大幅に計画を変えなきゃならなかった……。でも、昨日のUGN精鋭部隊との戦闘のおかげで招待状を渡した連中がこの都市に集まってくれたようだから、あの娘の怪我が治り次第、邪魔な連中の排除を始める連絡を入れるよ」

「ぜひ、『灰眼』と『セト』に入れてあげてください。結構気合が入っているようですから」

「元々ぶっ壊してくれたのはそいつらだから言われなくても働かせるさ」

「そうしてあげてください」

「さ、話は終わったね、迎えを呼んで帰んな。面倒だが客が来るようでね、迎える準備をしなきゃならない」

「……わかりました。ここで失礼させていただきます。では、また会いましょう『手を引く者』」

「ああ、片付いたら会いに行くよ『幸福論(マスターセオリ―)』」

 

 

「跡継ぎの長男(おとうと)が産まれたから自由に生きろと捨てられたのに、子供に甘いんですから……。セルリーダーに対して、UGNがやってくるから他の部下呼んで逃げろだなんて、本当に過保護なんだから。まあ、言ったところでそんなことないと否定するのでしょうけど……」

その呟きは遠くから響く戦闘音にかき消された。というところでシーンを終えるぞ。

 

 

「漆原は『セト』と引き分けたか逃げ切られてしまったようですね。しかも、附中市でまた暴れるぞと……なめられたものですね。潰しましょう」

「ステイ、ステイですわ!マンハッタンカフェさん。PCとPLが混ざって、黒いオーラが漏れてますわ!」

「いきなり、マスターエージェントがいるぞって脅してきやがったな。大人げねえぞ」

「ゴールドシップさん、そのマスターエージェントって何?」

「単純に言うと、他の奴らよりも超強いFHエージェントのことだな。これは自称できないから周りから認められたマジモンでやばいやつって覚えとけばいいぜ」

「うん、わかったよ!」

「マスターエージェントは確かに危険ですがどうせミドル戦闘では出てこなさそうなのでおいておきますわ。それよりも次のシーンはミドル戦闘っぽいのでそっちに集中ですわ。このPC達での初戦闘、勝っていきますわよ!」

 

 

 

 

 

 

 

ダイス運やガチャ運は

  • 常に上振れ
  • 重要な場面や推しで上振れ
  • 重要な場面や推しで下振れ
  • 普通
  • 常に下振れ
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