個別エンディング回その2。白城さんが再登場出来ました。
「ですわ」とツッコミと解説ポジ(正妻ポジ)という要素でメジロマックイーンを出してますがもっと面倒見が良かったり、自分に厳しい所とかも出したかったです。
「では、次は私がやらせてもらいますわ」
「オーケー」
「時間は昼休みの学校で、
「はいはい」
エンディングフェイズ 累計シーン数15 登場指定PC番号 2 シーン名 薄氷の上の平穏
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
四限目の終了を知らせる鐘が鳴る。それと同時にガタガタと机を動かす音が鳴り、
「一緒にお弁当食べよーう」
「今日のA定食ってメニューなんだっけ?」
「早弁しちまったから購買行ってくる!」
なんて声が教室にとどまらず、廊下からも聞こえてくる。
後ろから
「えっ、クロメいつの間にあの奈名優さんをお弁当に誘うような仲になったの!?」
なんていう叫びに似た悲鳴が聞こえてきているせいで後ろ髪が引かれるが用事を済ませてしまうためにさっさと移動する。
「失礼しますわ」
「どうぞ」
「こちら、漆原支部長からですわ」
「うむ、拝読させてもらおう」
と封を開けて、中身を確認する。
「黒米君の事は了承した。特待生の試験を受ける機会を近日中にもうけよう。連絡役ご苦労様」
「はい。失礼いたしました」
と学園長室を後にします。
お弁当を持ってきてないので購買によって、惣菜パンと菓子パンとプリン、それと牛乳を買って屋上に行きますわ。
奈名優が寄り道したせいだろう午後の陽射しが心地良い屋上には既に先客がいた。
「昨日はバイトだったんだよ。……だからちゃんと作り置きのカレーを用意しておいたろ。……ああ、悪かった。今日は早く帰るよ。……そっちも昼休みだろ、昼飯食わなきゃならんから切るぞ」
と冬堂は電話を切ってポケットの中に入れた。
「あら、お邪魔してしまいましたか?」
「ん?ああ、なしろんか。いや、別に昼飯を食べなきゃならなかったから電話は切るつもりだったし、ここは別に俺だけの場所じゃないから文句なんて言えねえよ」
「では、遠慮なく使わせていただきますわ」
と冬堂から少し離れた位置に座って惣菜パンの方を食べ始めますわ。
「おい、待て。なしろん。これをせめて敷け」
とハンカチを渡してくる。
「それなら、自分の物がありますので必要ありませんわ」
「そっちは手を拭くときに使うだろ。いいから」
渡そうとしていたハンカチを広げて地面に敷いてくれる。
「そ、そうですか。ありがとうございますわ」
では、今度こそ惣菜パンを食べ始めますわ。
「おい、待て。なしろん」
「こ、今度は何ですの!?」
「今日の昼はそれか?」
菓子パンとプリンを指して言う。
「ええ、そうですが、何か問題が?」
と首を傾げる奈名優を見て、冬堂は頭を抱える。
「ああ、わかった。これも食え」
奈名優に差し出されたのは蓋を開けたタッパーだった。
「えっと、これは?」
「サラダだよ。なしろんのそれだけだと健康に悪い」
「……これはあなたのなのでは?」
「いや、元々渡す予定だったやつだよ」
「それならなおさら悪いですわ!あなたが渡したい相手がいるのでしょ、なら貰うわけにはいきませんわ!」
「バレンタインのチョコじゃねえんだ、そういう事じゃねえ。渡す相手が休んだみたいだから俺が食わなきゃならなかったんだ。だから、なしろんが食ってくれるとちょうどいい」
「そういうことですの。では、いただきますわ」
「たんと食ってくれ」
「このドレッシング美味しいですわね。柑橘系……オレンジの爽やかな味がしてサッパリしてますわね。バイト先で使ってる物に負けてませんわ!店長に薦めてみましょうか……このドレッシングどこで買えますの?」
「あー、買う気満々のところ悪いがそれ売ってないんだよ。自家製だから」
「あら、そうなんですの。でしたら、とてもいい腕をしてますのね」
「そう褒めんな照れるだろ」
「はいっ?いえ、まさか……あなたが作りましたの?」
「そうだが」
「……」
これは私、女子力なるもので大敗してるのでは!?いえ、ですがドボメジロウ先生の少女漫画には気になる異性から手作りのお菓子を貰うシチュエーションがありました!ならセーフ!女の子としてセーフですわ!
「どうした?日差しにやられたか?」
「大丈夫ですわ。少し前に読んだマンガにこんなシチュエーションがあったなと思い出しただけですわ」
「へ~。特待生のなしろんでもマンガ読むんだな」
「私だってあなたと同い年なんですから少女マンガの一つや二つ持ってますし、読みますわよ」
「ふ~ん。幼馴染もその手の本は持ってるから読ませてもらってるけど、あれ、男が読んでも面白いんだよな」
「ええ、よくわかってるではありませんか」
なんて会話を交わしながら昼食を取り終える。
「ごちそうさまでした。サラダ美味しかったですわ」
「おそまつさま。ちゃんと健康には気をつかえよ」
「ええ、そうですわね。少し気をつけますわ」
「それじゃあ、俺は五限を受けに教室に戻るけど、特待生のなしろんはどうすんだ。このまま日向ぼっこもしていくのか?」
「私も授業は普通に受けるので戻りますわ」
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
昼休みの終わりを告げる鐘が鳴る。
はやくUGNエージェントとして活動したいと思う奈名優でも、こんな日常は悪くないのかもしれないと思った。
といったところでシーンを〆ますわ。
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