ウマ娘がTRPGをするようです   作:泥狼俯瞰

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本作は「矢野俊策/F.E.A.R+株式会社KADOKAWA」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作作品です。
誤字報告ありがとうございます。
個別エンディング回その4。これにて本シナリオは終了となります。
ダブルクロスを選んだ理由が、戦闘系システムで大事な時は格好よくなる主人公ライスシャワーを書きたかったからです。まだ、満足出来ていないのでDX3は続きを書きたいですが各PC持ち回りで主役回やるとシナリオ4つ用意しなきゃならないんですか!?


ダブルクロス23(エンディングフェイズ 累計シーン数⑰)

「最後はライスがやるね。時間は放課後で白城(しらぎ)ちゃんと帰るところからでお願いします」

「わかった」

 

エンディングフェイズ 累計シーン数 17 登場指定PC番号 1 シーン名 

 

 

 徹夜したのだろうか、少し疲れたような顔をした漆原(うるしばら)から

黒米(くろめ)さん、今日の帰りに白城(しらぎ)さんをUGN附中市支部に連れてきてもらいたいのです」

「連れて来ていいんですか?」

「ええ。普段は喫茶店として営業していますから一般の方が入店する分には問題はありませんよ。それと白城さんに会って確認したいことがありますから」

「確認したいことですか。訊いておきましょうか?」

「いえ、記憶処理がちゃんと出来ているかの確認なので黒米さんには出来ませんから」

「そ、そうですか」

「友人を騙すような真似をさせてとても申し訳ないのですが、これもレネゲイドウイルスの関わる事件に巻き込まれてしまった非オーヴァードの方への対応なので……」

「わかりました。帰りに寄りますね」

という会話を今朝したので白城ちゃんとUGN附中市支部である喫茶アルカラブへ向かうよ。

 

 

喫茶アルカラブ――

 

 

「いらっしゃいませ。空いてるお席にどうぞ」

とカウンターの向こうから漆原さんが声をかけてくる。

「クロメの方から誘ってくれたけどなかなかオシャレな店だね、ここ。マスターさんもモデル体型で美人だし。いつの間にこんなところを?」

「お見舞いの時にここのケーキをお母さんから貰ってね。美味しかったから、白城ちゃんの退院祝いで食べたいなぁって思って調べたんだ」

「ほほ~。祝が祝ってくれると」

「も~白城ちゃん!怒るよ!」

「ごめんごめん」

「ほら、頼むもの決めちゃおう」

とメニューを広げる。

「おお。確かに美味しそう。ショートケーキは頼むの確定として、他には何頼もうかな~」

 

「ご注文はお決まりでしょうか」

「……!深歩(みほ)ちゃん。もう動いて大丈夫なの!?」

「はい。店長から目の届く範囲であれば動いていいと許可をいただきました」

「そっかぁ。良かった」

「え?なになに、どういう関係?」

「初めまして。祝ちゃんの友達の深歩と言います。この喫茶店の居候兼バイトです」

「深歩さんっすね。初めまして。白城善乃(よしの)って言います。同じくクロメの友達っす。よろしく!」

「こちらこそよろしくお願いします」

と互いに握手をする。

「新しく友情を育んでるところに水を差すようで悪いですが、深歩さん注文取ってきて下さい」

「わかりました店長。それではご注文の方をお伺いします」

「ケーキセットを二つ。ショートケーキとモンブランで、飲み物はホットのブレンドとホットココアでお願いします」

「復唱します。ケーキセットを二つ。ショートケーキとザッハトルテで、飲み物はホットのブレンドとホットココアですね」

「はい」

 

 

カランコローンと店のドアが開く

「いらっしゃいませ。空いてるお席にどうぞ」

「マスター。アールグレイ、アイスで」

小金井(こがねい)さん。メニューにないものを注文するのはやめて下さい」

「え?奈名優(ななしろ)の嬢ちゃんがいるときは出てきたぞ」

「それは真希さんの私物です。うちの商品ではありません」

「マジかよ」

「深歩さん、小金井さんの方の注文を取っておいてください」

 

 

「ご注文のショートケーキとザッハトルテ、それとブレンドコーヒーとホットココアです」

注文した品が手際よく置かれる中、黒米の前に置かれた皿の影が文字を作る。

”記憶処理は適切に施されているようです。そのまま食事をお楽しみください。”

黒米が見たのが確認できると影は元の形に戻る。

「白城ちゃん食べようか」

「そうだね。あとザッハトルテも食べたいから食べさせあいっこしようね」

「うん」

 

 

「すいません店長。色々と書類の方を準備してもらっていたら来るのが遅くなってしまいました」

カウンターの方から奈名優が入ってくる。

「大丈夫ですよ真希さん。お遣いを頼んだのは私ですから。書類の方はデスクの上に置いておいてください」

「おっ、奈名優の嬢ちゃんがきたならアイスティー出るか。店長が紅茶嫌いのせいで出してくれないんだよ」

「出せますけど……いい加減メニューにない品を頼むのはやめてくださいと何度も言われてるじゃないですか」

 

 

「クロメー。あのお兄さん常連かな?」

「えっ。うん。そうじゃないかな」

「決めた。明日からここで創作活動するわ」

「それって……まさか」

「あのお兄さんからただならぬ気配を感じるんだよね。絶対何か面白いことが起きると直感が告げてる」

「あっ……そういう」

 

 

 昨日と同じ今日。

 今日と同じ明日。

 世界は同じ時を刻み、変わらないように見えた。

 だが──、世界は既に変貌していた。

 そんな世界で私は、私達は、迷いながらも進み続けよう。

 大切なあなたと共に支え合って。

 

 

でこのシーンを終わります!




次回アフタープレイという敵キャラの話だったり成長の方向性とか感想回

次回システムについて

  • COC第7版
  • 艦これ
  • メガネリオン
  • うどんTRPG
  • その他(オススメがある)
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