ウマ娘がTRPGをするようです   作:泥狼俯瞰

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本作は「河嶋陶一朗/冒険企画局+株式会社KADOKAWA」が権利を有する「艦隊これくしょん ―艦これ― 艦これRPG」の二次創作作品です。
艦隊これくしょん ―艦これ― 艦これRPG 着任の書に記載されているシナリオ「近海警備 敵偵察部隊を迎撃せよ!」のネタバレを含みます。それでも良ければお進みください。
※注 この作品ではPLがイベントカードを引いてシーン表も振ってますが、本来は提督が引いてPLはシーン表を振るルールです。実際にプレイする時はお気を付けください


艦これ4(1サイクル目 シーン1)

「シーンを始めるにあたって、シーンプレイヤーを一人決めてくれ」

「では、私から参りますわ」

「マックイーンがシーンプレイヤーだな。了解。艦これRPGではシーンプレイヤー以外の艦娘も入渠していなければ基本的には全員登場だから、シーンに出ない宣言をしない限り全員いると思っておいてくれ」

「「「「はーい」」」」

「それじゃあ、マックイーンはイベントカードを一枚引いて、チェックされたシーンのイベント表を振ってくれ」

「いきますわ。ドロー!」

 山札から勢いよくカードを引いて表にする。

「遠征シーンでキーワードは『北海道』ですわ」

「それ書いたの私です!大湊が青森らしいので故郷が近いなぁって」

「ふふ。いいですわね。それでは遠征イベント表を振りますわ」

コロコロっと

「その出目だと……

 

遠征 社交界デビュー?

「一人前のレディーとして扱ってよね!」提督の代理で、セレブな人たちが集まる北海道に関するパーティーに出席。恥をかかないようにしないと。

シーンプレイヤーのPCは、提督が選んだ北海道に対応した指定個性で判定。思いつかない場合は《お嬢様》で判定。

 

か。う~ん、摩耶は《お嬢様》ピン持ちで取ってたからそのままでもいい気がするけど……スペシャルウィークは何か北海道でオススメのものはあるか?」

「そうですね。自然豊かでいっぱい走り回れるところが良いですよ!踏みしめた土から返ってくるどっしりした感触。一面に広がるキレイな草の緑と空の蒼。それと走った後に吹き抜ける爽やかな風。どれも最高ですよ!」

「それはウマ娘たちにはたまらないんだろうなぁ。だから、サイレンススズカ。走りたくなったのはわかったから座っててくれ」

 そう言われてサイレンススズカはしょぼんとしてしまう。

「自然は判定に使いにくそうだし、まだ、何かないか?」

「あとはやっぱり食べ物です。茹でたニンジンやジャガイモがまるまる入ったスープカレーとか、みじん切りされたタマネギの甘さと魚介スープと鶏のスープを絶妙に混ぜたサッパリ目のスープに道産小麦を使用したちぢれ麺が美味しいラーメンとか、寿司のネタも大きくて脂がのっていていいですし、外しちゃいけないのは乳製品もですよね!そのまま牛乳として飲んで良し、発酵させてチーズにしても良し、生クリームとバターにしてケーキとして食べたりするのも良し!最高ですね!」

 じゅるり

 食べ物の話をしていてそんな音が聞こえてくるのはやはり彼女たちがウマ娘という人よりもエネルギーを多く必要とする体だからなのだろう。

「だったら、そうだなこんな感じでいこう」

 

 

一サイクル目 シーン一

 

 

 蒼歳提督のかわりに君たちは北海道で開かれるお祭りに参加することになる。その祭りには、鎮守府へ備蓄を卸してくれている企業のお偉いさんたちも出資しているので君たちはそれなりの礼節が求められる。

 ということで摩耶には、屋台の食べ物をキレイに食べられたか《食べ物》で判定してもらおう。

「それなら、《元気》で代用判定、目標値は七ですね。飛龍さんからの声援もあるので六でもオーケー。余裕ですわ!」

コロコロ

「タキオンさん声援お願いしますわ……」

「マックイーン君は期待を裏切らないねぇ。ほら、飛龍から摩耶への声援で達成値にプラス一だ」

「ということで判定成功ですわ!」

 

「ねぇ、摩耶。鈴谷がオススメしてあげた屋台料理、美味しい?」

「この揚げジャガイモっていうやつは主食としてなかなかいいぜ。衣とイモのダブルパンチでなかなか腹にたまるぜ。それと飲んでるイチゴミルクはすげえな。イチゴの果肉がちゃんと入ってるのもそうだけど、ミルクの上にソフトクリームがのせられて渡されるとか、思ってもみなかったぜ」

 串に刺さった揚げジャガを頬張り、イチゴミルクを喉の奥まで流し込む。

「摩耶君。美味しいのはわかっているが、君も女の子だ。敷波君を見習って少し慎みをだなぁ」

とあまりにも美味しそうに食べて注目を浴びている摩耶君を注意する。という声援の演出

「えっ、別にあたしを見習う必要なんて……摩耶さんは今の摩耶さんでいい感じなんだから。まぁ、褒められたのは嬉しいけど」

「ん。わりぃ。美味しすぎて他の人の目があるのを忘れてたぜ。気をつけますわ」

イチゴの果肉が喉に引っ掛かったのもあって、摩耶は少々食べるスピードを落として、食べ方を意識しますわ。

 では、そんな摩耶の良い食べっぷりでありながらも、お上品な食べ方は、企業の偉い人たちに好印象を与えたのだった。

 

 

 ということで成功報酬として好きな資材をプラス2D6してくれ。

「でしたら、燃料をいただくことにしましょう。八個増えたので合計で十三個になってシーン〆ですわ」

 

 

 




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  • PC版
  • PS Vita版
  • アーケード版
  • 艦これRPG
  • 複数筐体
  • ない
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