皆さん
おはようございます!
こんにちわ!
こんばんは!
ハリボーです!
皆さんスペイン戦は観戦されたのでしょうか?
え?ハリボーは見たのかって?
ハハッ・・・見てません。寝てましたハイ。
と言うか飯に一緒に行った友達に言われるまで知りませんでした。
どおりで街が騒いでいたのかが理解できたと言った感じでしたね。
まぁ、そんな事は気にせず本編へGO‼︎‼︎
ちなみに感想めっちゃ待ってます!
「さて残り6分程でしょうか?それでは殲滅戦と参りましょう。」
「・・・」
「ミストガン」
クソッ!どうする⁉︎ジェニーを庇いながら残り6分を切った時間でコイツを倒すには
「・・・ジェニーここからは君への攻撃を完全に防ぎ切る事は不可能だ。もしそっちは攻撃が向かったらとにかく避けろ。受けてはダメだ、とにかく避ける事に全力を「イヤッ!」なっ!?」
全力の否定、思わずジェニーを見ると直後に胸元を掴まれた。
「ミストガン!何が何でもアイツを倒してここを出るわよ!そんでブルーペガサスの皆んなに私は真実を伝えるんだ!舐めんじゃないわよ!私だって魔導士!こんな修羅場乗り越えてやるわよ!アンタは私の心配はせずにアイツを倒す事に集中しなさい!あたしは守られるだけの魔導士じゃない!条件の無視?イイわよ講義でもなんでもすれば?ここを出られればね。分かる?とにかくここを出ない事には何も始まらないの!?だから一緒にアイツを倒すわよ!」
一気に捲し立てたからか、言い終わった後ゼェゼェ言ってはいるがその瞳の強さは増すばかり。
そしてようやく気がつく。
「・・・そうだな」
俺は彼女をみくびっていた事を。
「・・・すまない」
そして
「ありがとう」
彼女は笑って一言
「どういたしまして」
互いにフッと笑い、肩を並べデウス・エクス・マキナと向かい立つ。
「互いへの遺言はもう宜しいですか?」
「遺言?それは違うわね。」
「・・・コレからお前を倒すのだからな」
緊張が張り詰める。
3名の魔力が一気に膨れ上がった!
「フルチャージ‼︎」
「マキナソウル‼︎」
「二重魔法陣‼︎」
デウス・エクス・マキナのカラミティラインとジェニーのアンティークジャベリンが互いを相殺し合いながらいくつかお互いに向かっての直撃のコースを進む。しかし、ジェニーへの攻撃はミストガンの重月によって床と天井に軌道を変えた。
「動きを止めるな!」
「分かってる‼︎マキナソウル、デビルチェーンソー!」
突っ込んでいくジェニーに合わせ、デウス・エクス・マキナに対し幻術を発動する。
「影法師!」
爆炎の中からヤツが飛び出してくる。
対してダメージを受けている印象はないが、そんな事を気にしている暇などない。
「また幻術の類ですか。」
影法師で増えたうちの一体を簡単に消し飛ばす。
「ガハッ」
「おや?どうやら当たりのようですね?なんと滑稽な」
「それはアンタよ!」
「何!?」
「がああああああっ!こ、コレは対魔の!」
「そうよ!取り込むのは苦労したけど、今は頑張ってよかったって心の底から思えるわ!ゼレフ書の悪魔って聞いた時から思っていたけれど、どうやらアタリのようね!この対魔の加護を施したチェーンソーはアンタに効く‼︎」
「ガハッ!おのれ!離れろ!?」
レーザーで消し飛ばすが
「忘れたの?今の私一人じゃないのよ?」
「・・・そしてこう付け加えてやる。影法師で生み出した幻術は全て実態を持つ。それは魔法とて同じだ。・・・加護も・・・・・・な。」
約30人のジェニーのデビルチェーンソーに削られる。
決して少なくないダメージ、コレで終わりとは思えないがこちらが有利である事には変わりはない!
畳み掛けるならば今!
「ジェニー!」
「ええ!一気に決める!」
さらに影法師を行使し、ジェニーの数を増やす。
約60人まで増え、デビルチェーンソーを振り翳し突っ込んでいく。
「コレで終わりよ!」
魔力が!
「不味い!ジェニー今すぐ離れろぉぉぉ!」
目を開けていられない程の光の発生。
同時に、体を突き抜けていく痛みと痺れ。
幾万の針が体を貫通していくかのように感じる。
雷の様な轟音と共に、部屋いっぱいを強大な魔力が駆け巡った。
ー数年前ー
「ミストガン」
「・・・・・・・・・?」
「コラ、寝直そうとするな。夜眠れなくなってしまうだろう。」
「・・・なんで?・・・・・・ウッ‼︎」
「ん、やはりまだ痛むか?」
「・・・まだ?」
「なんだ、覚えていないのか。」
「・・・おぼ・・・・・・えて?」
「修行中に自身の魔法行使によるフィードバックでダメージを負ったのだ。外傷は治療できたが、魔力そのものにダメージを喰らっているのでは、治癒の魔法でもどうしようもない。とは言え、寝てばかりでも時間の無駄だ。今日はもう座学に切り替えるぞ。」
そうだ。午前の修行中にあの魔法を行使して・・・失敗したんだっけ。
「・・・師匠おれ・・・どのくらい」
「お前が気絶していた時間か?なにたかだか4時間ほどだ。」
4時間・・・通りで
「・・・お腹・・・空いた。」
「アバスッ!」
「お前なぁ、何か言うことがあるだろう?普通は『治療してくださりありがとうございます』だの『お手数をおかけして申し訳ありません』だとかあると思うが?ん?どうだ?ん?ん?ん?」
「・・・師が弟子の面倒を見るのは当たり前。」
「ガハッ!」
「まぁ、ここに運んだのも治療したのも私ではないがな」
師匠じゃないのかよ。
なら何故さっきの言葉が出て来た。しかも、追撃を加える必要はないだろあれ。
「なんだ?不満そうだな。そうかそうか、まだ拳骨が欲しいのか?欲張りだなミストガン」
「・・・ごめんなさい」
「まったく」
失敗・・・か。本当に師匠が言っていた魔法は、本当に俺に合っているのだろうか?・・・この・・・俺なんかに。
「・・・」
「・・・おい」
「・・・はい」
「そろそろ足が痺れてきた、動けるなら早く起きろ。」
そういえば
「・・・あの、師匠」
「・・・な・・・なん、だ?ああ、まてゆっくり、ゆっくりだぞ!ゆっくり起き上がりなさい。ああ、不味い。足が痺れるなど久しぶりだ。」
「・・・なぜ、俺は膝枕されているのですか?」
よく見渡せばここは俺の部屋じゃないな。師匠の自室の暖炉の前。やはり師匠の部屋無駄に広い。いや、俺の部屋が狭い訳ではないが、むしろ広すぎると言うか。
「ああ、今ハイネとジュリエットがお前の部屋を掃除しているのでな、仕方なく私の部屋に運ばせた。」
いや、膝枕の理由になってねぇ。
ん?・・・ハイネとジュリエットに何させてるって?
「まったく、読書をしたならば読み終わったものから書庫に戻しなさいとあれほど言ったのに。ついでに部屋の掃除と整頓も命じておいたのよ。」
・・・やべぇ、散らかしてたのバレた。
前に一度しこたま説教くらったんだよなぁ。
そこからは気おつけていたのに・・・ハァァ。
「ミストガン」
「落ち込んでいても仕方がない、などとありふれたことは言いません。結論から述べましょう。魔法が失敗する事には明確な理由があります。簡単な例をあげるのならば、水魔法の相性が八割に対し火魔法が二割の者が火魔法の強力な魔法を習得するのに時間がかかりすぎると言った感じで。」
「・・・」
「貴方が魔法を修行し始めてから4ヶ月と少し、私の予想は正しかった様だ。」
「・・・予想?」
「ミストガン、お前は前に言っていたな。自分の見る夢を隣でいつも一緒に見ているバケモノがいると。」
「はい」
「それだよ」
「・・・はい?」
「お前が語っていた悪夢、ここではない何処かで死に気がつけばバケモノがいて殺し合い、最後には喰った。」
「・・・ええ、大まかな流れはそれで合っていますが?」
「ここで私は一つの仮説を立ててみた。その悪夢を見せているのがお前の隣で一緒に悪夢を見ているバケモノ。いや、お前の喰らったバケモノの魂が見せているのではないかとな。」
「・・・なっ!」
あまりの強引な仮説に思わず起き上がりそうになるが、激痛が走り師匠の膝に戻ってしまう。
「イッ!ば、馬鹿者!勢いよく太ももに頭を戻すな!あぁぁ、し、痺れが!」
ついでに2次被害発生。
「・・・で?仮説の続きは?」
「ん?ああ。要はお前がバケモノを喰らった事は事実でありそのバケモノの魂とお前の魂が結合したのではないかと考えている。悪夢もその一端だともな。まぁ、お前が言う通り私とてあまりにも強引であると言う事は認めるが。」
「・・・やはり俺には」
「ああ、勘違いはするな。今の魔法がお前に合っていないなどと言っているのではない。いいか?光と闇の関係性、それが今のお前の魂にも強く現れている。お前が光ならばバケモノが闇。修行している魔法がお前に合っているのは確実だ。だが、バケモノには合っていない。ならばどうするか?」
「?」
「バケモノの魂にも合う魔法を見つければいい。足りない部分を補填し合えばより高みに近づける。」
今でさえ辛い修行・・・師匠、貴方はさらに増やすとおっしゃるか?
「知り合いに古今東西、あらゆる魔法に詳しい者がいてな。その者に少し聞いてみるか」
楽しそうだなぁ師匠。
けど、そうか・・・バケモノの魂が。
その時、
「失礼しますアイリーン様。」
「ミストガン様のお部屋のお掃除終わりましたよ〜。」
「ご苦労様」
あっ、ハイネとジュリエット。
「ミストガン様、部屋に書物を持ち込むなとは言いませんが少し持ち込みすぎです。後掃除もこまめになさらないと。」
「・・・うぐ」
「そーですよー。あとあと、エッチィ本はどこに隠してるんです?あんなに探したのに見つからなかったんですからね!もう!」
「ジュリエットお前!手伝うと言ってついてきながら、ベットの下やクローゼットの中を漁りまくっていたのはそれが理由か!そのせいで掃除に時間がかかったんだぞ!」
と言うか、俺がそういう物を持っている前提だったのかお前。
「あら?ミストガンは女の子に興味ないの?」
アンタはどこに食いついてんだ師匠。
ギャーギャー騒ぐ二人と、少し心配そうに俺をみてくる師匠。
はぁ、まったく。
けどこういう日があってもいいか。
そう思いながら目を閉じた。
「・・・」
「・・・」
「・・・たかだか人間風情が・・・・・・まさかパルスマインまで使う羽目になるとは。」
パルスマイン。デウス・エクス・マキナが放ったそれは、高密度の魔力を一時的に暴走させ極限まで圧縮。その圧縮しきれなくなった暴走状態の純粋な魔力を無差別に放つものだった。
当然、自身も例外ではない。
「これ以上、私自身も魔力を消費するのはまずい。そうそうに、とどめを刺しておくとしましょう。」
デウス・エクス・マキナの腕に魔力が集中する。
「まずは貴方からですミストガン。貴方には最大の敬意を表しましょう。ゼレフに生み出されて初めて、真に恐怖した人間。先程は魔力の消費を抑えねばと言いましたが、貴方には魔力の消費など気にするなど烏滸がましい。感謝します、あなたはどの強者と出会えた事を・・・さらば!」
狙いは逸れる事なく、確実にミストガンへと放たれた魔力弾が着弾した。
感想待ってます!