迷える魂は安眠を求める   作:ハリボー

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日本代表選手の皆さんお疲れ様でした。
最後までナイスプレー!

おはよう!こんにちは!こんばんは!
ハリボーでございますって事でね、惜しくも敗れてしまったサッカー日本代表でしたけど、良い試合だったなぁ。

また四年後頑張ってもらいたいっすね。
今日が休みで良かったよ。スペイン戦仕事あるから寝てたから。

まぁハリボーのどうでもいい事など置いといて
本編へGO‼︎

みなさんからの感想読ませて頂いております!ありがとう‼︎

今後とも感想と評価をよろしくお願いします!


ギレーシア太陽時計遺跡【捌】

仕留めた。

 

ほんの僅かな攻防だった。

 

しかし、その中でも悪魔であり機械である私に、心という物が存在していた事に驚いた。

 

恐怖、言葉や意味としての知識はある。

だが、知っているのと体感するのではまるで別物だ。

 

それを生み出されて数百年経ったこの時、初めて知った。

 

それと同時に感謝という感情も知れた。

 

ミストガン。

 

彼は良き人間だ。私に知らぬ事を戦いの中で教えてくれた。

彼は教えたなどと思っていないだろう。

彼はここから脱出する為に、管理者である私を倒す為に戦ったのだから。

 

だが、彼は今私がトドメを刺した。

気を失っていた彼を・・・。

 

これを卑怯と言うのでしょうか?

気絶している彼にトドメを刺した事。

だが、そうしなければ私は倒されていた・・・かも知れない。

私を作りたもうたゼレフに管理を任されたこの研究所を守る為、私は貴方にトドメを刺した。

 

 

 

 

 

手応えはあった。

 

確実に着弾した。

 

トドメを刺した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は

 

ず

 

な

 

の

 

に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・」

 

「なぜ?」

 

「・・・」

 

 

「なぜ!生きているミストガン!」

 

 

「・・・」

 

「う、動ける訳がない!貴方は確かに気を失っていたし、魔力弾が確実に着弾した手応えもあったのだ!だと言うのになぜ、五体満足で立ち上がっている!」

 

「・・・」

 

「答えろ!」

 

ただ黙って立つミストガン。

だが、何とも言えぬ気味の悪さが漂っていた。

その事に、恐怖が再びデウス・エクス・マキナを染め上げていく。

 

「答えないのであればそれでも良いでしょう。立つのがやっとであるのなら、今度こそ防ぐ事は出来はしない!」

 

魔力弾を確実に着弾した手応えがあった以上、避けたと言う可能性はない!ならば、何かしらの方法で防御したと言う事。ならば今度こそ直接触れて倒せば良い!防がれたとしても、ミストガンはああして立っているのがやっとの状態。力押しか連撃か状況によって攻撃を続ければ防がきることが出来ず今度こそ!

 

「動く事はお勧めしません。苦しみが伸びるだけ。しかし、ミストガン貴方が動かなければそれはない。良いですか?動かないで下さいね。」

 

腕を剣に変える

 

「さらば敬意を表するに値する人間!貴方のことは我が記憶の中に永遠に刻み込まれることでしょう!」

 

「・・・」

 

抵抗することなく剣はミストガンの身体を両断する。

 

「・・・」

 

「なるほど・・・魔力弾は防がれたとばかり思っていましたが、防がれた訳ではなかったという事ですか。防がれた訳ではない。」

 

 

 

 

 

着弾したが着弾していなかった

 

 

 

 

 

「なるほど・・・ようやく分かりましたよ貴方の本来の魔法が。まさか、実在したとは・・・その魔法を使う物は例外なく安らかな眠りにつきながら死んだとデータにありました。いえ、それは正しくはない。習得に至るまでの過程で覚めることのない眠りについた。」

 

 

 

 

 

 

レクイエム(夢幻の安息)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レクイエム・・・それが今まで使っていた杖に施していた魔法ではない、貴方本来の魔法。」

 

「・・・この魔法は本来なら、俺が扱えるはずがなかった。」

 

チッ、ア(・)イ(・)ツ(・)め久々に覗いてきたかと思えばチャッチャと魔力だけ渡してまた寝やがった。

まぁ、今回は感謝しといてやるよ。

 

「師匠は俺とアイツの魂が、それぞれ違う魔法が合っていると考えていたみたいだが、それは違ったんだよ。」

 

「何を言っているのですか?」

 

「合っていたのは間違いない。合っていた、いや合い過ぎた。師匠が想定していた以上に魂は混ざり合っていた。一つになっていた。俺はアイツ、アイツは俺だ。」

 

「本当に何を言っているのか分かりませんが・・・貴方を倒せばそれもどうでも良いことです。」

 

再び急接近

 

突き出される剣は確実にミストガンの胸を貫く。

 

「無駄だ。俺はここに存在し同時にここに存在しない。」

 

今度は連続で突きを放つ。

肉を穿つ感触が伝わってくる。だが、血が噴き出すこともなく幻術ならば消えるはずだがそれすらない。

 

「・・・レクイエム。安息などとは名ばかりの魔法だ。さっきも言ったな、俺はここに存在し同時にここに存在しないと。」

 

「そんな相反する事が」

 

「・・・俺の半分は確かにこの世界に存在している。だがもう半分はこの世界では無い何処かだ。」

 

「そんな事、あり得ていいはず・・・ガッ!」

 

「・・・レクイエムの真髄は『真実を操る魔法』ゆえにここにいる俺、ここにいない俺、その2つにどちらも肯定し否定する事で、曖昧な形で存在させている。だからこうやってお前を掴むことが出来る。俺はここに存在しているのだからな。」

 

杖に魔力の刃を形成し、デウス・エクス・マキナを仕返しとばかりに穿つ。

 

「ウッガァァァァァァァァ!」

 

「フッ!」

 

突き刺したまま飛び上がり空中で一回転。その遠心力を利用し頭から地面に叩きつける。

 

勢いで、刃から抜けてしまい二転三転バウンドを繰り返しながらデウス・エクス・マキナが吹っ飛んだ。

 

「・・・ジェニー」

 

吹っ飛んで行ったデウス・エクス・マキナをしりめにジェニーにかけよる。

 

「おい!ジェニー起きろ!おい!」

 

「うぅ・・・ミ、ミストガン?」

 

「立てるか?」

 

「だ、大丈・・・ミストガン後ろ!」

 

ジェニーに言われ振り向けば、眼前までデウス・エクス・マキナが迫る。

 

「貴方には通じない、それわ理解しました。ですが貴方を貫いても意味がなくとも、その後ろにいる彼女にはどうです?」

 

「ミストガン!」

 

「ジェニー大丈夫だ。信じてくれ。」

 

大きく振りかぶりそして振り下ろされる。

デウス・エクス・マキナ自身に。

 

「「!」」

 

「お前が俺達に攻撃したという真実を消した。では、その攻撃はどうなるか。その真実さえも操作できる。従って、その攻撃はお前自身を攻撃した真実になった。」

 

「おのれ、これがレクイエム!」

 

「な、なに?何がどうなっているの⁉︎」

 

一旦、ジェニーを抱え距離を取る。

 

「ひとつ・・・お聞きしても?」

 

「・・・時間がない、手短に言え。」

 

「なぜ最初から使わなかったのですか?レクイエムを使えば、ここに閉じ込められた真実をも操作できたでしょう?」

 

「・・・なんだ、そんなことか。簡単だ。」

 

「・・・」

 

「・・・ここに来ることが今回の仕事だったからだ。」

 

「ああ、そうでしたね。」

 

「終わりにしよう」

 

そう言うとミストガンは、ジェニー腕の中で抱えられているジェニーに顔を向ける。

 

「・・・」

 

口を開けポカーンとしている。少し間抜けとしか言いようがない。

 

「・・・ジェニー」

 

「私が気を失ってる間に何が合ったのよ。てか、さっきの何だったの?デウス・エクス・マキナが攻撃してきたと思ったらアイツ自身がぶった斬られたし。」

 

「・・・時間がない、ここから出る方法を言うぞ。」

 

「無視ですかそうですか。」

 

「君がアイツをテイクオーバーするんだ。」

 

「フーン・・・・・・・・・ハイ?」

 

「・・・では頼む。」

 

「まてコラ」

 

「・・・何だ?残り一分とない。」

 

「フフ・・・ハハハなるほど気が付いていたのですね。私を消滅させてもここを出入りする権限を失い出られなくなることに。」

 

「・・・まぁな。」

 

「え、そうだったの⁉︎」

 

「それにここを今後出入りする事は、彼女に必要な事だからな。」

 

「・・・貴方のレクイエムでここを出ない訳はそれですか。しかし、どうやって私をテイクオーバーするおつもりです?彼女のテイクオーバーは機械を吸収するマキナソウル。確かに私の半分は機械、ですが、もう半分は悪魔ですよ?」

 

「・・・それこそ何も問題はない。レクイエム。」

 

 

それに理屈など通用はしない。

 

 

「お前はたった今、悪魔という真実から意思ある機械となった。」

 

「「!」」

 

確かめるかのように己を調べる。

 

「本当に・・・ただの機械に・・・・・・なっている。意思を残したまま。」

 

「・・・これで何も問題はないな?」

 

「で、でも今まで私生きてる機械なんてテイクオーバーした事ない!てか、そもそも意思ある機械なんてあるか!」

 

「「目の前にいる」」

 

「何で意気投合してんのよ!ついさっきまで殺し合ってましたよね!私の記憶違いかしら⁉︎」

 

「・・・無論、吸収するには今までの比ではないだろう。だから、俺は魔力を補助する。デウス・エクス・マキナお前は」

 

「速やかに終わるよう、彼女のテイクオーバーをアシストすれば良いのでしょう?」

 

「・・・ああ」

 

「ですがテイクオーバーされる際、この世界空間の権限を持つ私が消失します。一時的にこの空間を制御している膨大な魔力を消失する事になるのですが、あてはあるのですか?」

 

「・・・俺が補っても良いが、向こうから持ってくる方が早い。そこは俺が何とかする。」

 

「分かりました。」

 

「ねぇ、アンタは本当にに良いの?」

 

「・・・構いません。敗者は勝者に従うそれが道理。それに、いつまでも待ち続けるというのは、悪魔・・・いえ機械といえど少し嫌になります。意思があるゆえにでしょうがね。」

 

「けど、私はアンタを」

 

「許さなくても良いのですよ。ですがコレだけは言っておきます。私をテイクオーバー出来れば貴女は強くなれる。そうすれば今後貴女は多くの者を守れるかもしれません。かつてここに来たあの者の様に。」

 

「・・・こき使ってやるわ!」

 

「どうぞご自由に」

 

「・・・早くしろ」

 

「そうね残りなんび・・・」

 

 

 

 

00:04.53

 

 

 

 

 

「ヤバいじゃん!」

 

 

「・・・だから早くしろと言っているだろう」

 

「いくわよ!それと外に出たら色々聞かせてもらうからね!マキナ!」

 

「マキナ・・・もしかしなくとも私ですか?」

 

「そうよ!文句ある!?」

 

「ハァ・・・どうぞご自由に・・・・・・マスター」

 

「ふふん!それで良いのよ。いくわよテイクオーバー!」

 

「レクイエム。向こう側の魔力の位置の真実と此方の魔力の位置真実を置き換える。」

 

 

 

 

 

 

00:00.00

 

 

 

 

 

 

 

 

ー楽園の塔 内部ー

 

「エルザ!!!!出てこいエルザ!!!!」

 

「ナツ・・・皆のことは頼んだぞ。私はいつもお前達のそばにいるから。」

 

「!」

 

 

 

ー楽園の塔 外ー

 

「見ろ!エーテリオンが空へ!」

 

「一体どうなっちゃてるの!ナツとエルザは無事なの⁉︎」

 

 

とある海域において、強大な魔力が空へと昇り突如としてこの世から消え去ったのだった。

 

原因は未だ不明。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最後の楽園の塔に吸収されていたエーテリオンは、エルザが取り込まれ、その中をナツが探し出しる解決するみたいな感じで描かれていたのを、一時的に消失する遺跡の魔力を補填する為にミストガンがレクイエムによって真実を入れ替えたということにしてみました。

分かりにくかったらすみません。
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