メッシさん今まで代表お疲れ様!
おはよう、こんにちわ、こんばんわハリボーです!
いやー朝から雪は参ったなぁ。
こうなって来ると焼き牡蠣や蟹でお酒飲みたくなって来るよ本当。
今年も残りわずか悔いの残らない様にいこう!
それじゃあ本編へGO‼︎
感想待ってます!
「素材集めね。いいわよ!で、何処に素材を集めに行くの?」
「・・・まず杖の本体になるのは様々だが、今回は魔力の通りがいい魔樹の採取。・・・そして国外に出る事になるが、少し特殊な魔獣を狩に行く。」
「ちょっと待って・・・魔樹って枝一本でも数千万Jもするって言うあの!」
それ以外の魔樹って他にないだろう。
「えっとちなみに聞くけど・・・確か樹海の中から探すの?」
「・・・ああ、今回は一本だけ探す。」
「今日中に見つかる?」
「・・・まず無理だな。」
するとすごい苦い顔になっていく。なんか変なものでも食べたか?
「えっと・・・お礼させろとか言っておいてなんだけど、明日は週ソラの撮影入ってんのよ。そっちのギルドのミラと一緒に撮るんだけど。」
おっと?それは不味いな。魔樹は本当に見つけるのが困難だ。一日中探しても見つかるかどうか。明日に仕事が入っているのならば同行は無理だな。
ん?となれば案その3を採用できるじゃないか!
「・・・ではジェニー今回は貸にしておくと言うのはどうだ?・・・あいにく俺も今はこれ以上思いつく事は出来ないし、かと言って君の気持ちも複雑なままというのも嫌だろう?ならば今回はここまでだ。」
「〜〜〜〜〜〜ッ!はぁー分かった。そうしましょう。」
フゥー、なんとかなったか?
「すぐにここを立つの?」
「・・・ああ、色々準備もあるからな。」
「そっか・・・気をつけていきなさいよ?」
「・・・ああ、世話になった。」
俺が席を立つと彼女もそれに続く。
どうやら玄関まで見送ってくれるらしい。
「じゃあ気をつけてね。それと、マキナから伝言『研究所に貴方に見て欲しいものがある』だそうよ?行ってみたら?てか、行ける?」
見てほしいもの・・・か。
「・・・分かった。行く方法に関しては問題ない。魔力の位置の真実をいじった時に距離は把握している。」
「そう、じゃあまたね。」
「・・・ああ、また。」
さて、向かうとするか。
まずは研究所からだな。
ー次の日ー
パシャパシャパシャ!
「COOL!COOL!COOL!2人ともいいよ!じゃあ皆んな一旦休憩入れよう!」
「ふぅ。」
「ジェニーお疲れ様。」
「ミラお疲れ。」
週ソラのグラビア撮影現場。久しぶりにミラに会ったけど、本当に昔とは変わったわよね。
「そう言えばジェニー最近何かいいことでもあった?」
「え?なんで?」
「ん〜なんて言うか、心にゆとりって言うか撮影の時の笑顔が作ってる笑顔じゃなくて柔らかい自然な笑顔だと思って。」
そうかしら?いつも通りのつもりだったんだけど。
「・・・まぁ、心にゆとりっていうのは出来たと思うわ。」
「そう。」
「そろそろ撮影再開しまーす!」
「「ハ〜イ‼︎」」
さて、後半も頑張りますか!
・・・あ
「ねぇ、ミラ」
「ん?なに?」
「後でちょっと聞きたいことがあるんだけど。」
ー研究所ー
「・・・・・・・・・・・・・・・クソッ」
油断した。
前はゼレフが作った空間と人間界の空間が皆既日食とあの魔法陣によって繋がっていたからあんな無茶が通ったということか。
まったく、こんな事では師匠にしこたま叱られた後、地獄の様な実戦形式の訓練・・・ああ、ダメだ思い出したら吐き気が。
「まさか、1週間経って立つのがやっと。・・・向こうに戻ってもまた1週間ぶっ倒れたままになってしまうのか?」
ジェニーから聞いたマキナの伝言で、ゼレフの研究室がある空間に戻って来たはいいものの、魔力が枯渇し倒れたまま動くことが出来ずにいた。
そしてやっと立ち上がる事ができたわけだが
「『見て欲しいもの』ってなんだ?」
そう。見てほしいものがあるという伝言は分かったが、この研究所内の何処にあるかなどまったく聞いていない。
「・・・探すか。ハァー」
はてさて何処から探す?
とりあえず、あの資料がたくさんあった部屋に向かうか。
「・・・フゥーーー」
まったくと言っていいほど何もないな。
隠し部屋があるのかとも考え、探ってみてもそれらしきものがあるわけでもない。
あるのは資料、本、資料、本、資料、本!
あとは
「このわけの分からない薬品の山と・・・
と言うか
「・・・なぜ鳥籠?」
実験体にでもする鳥を入れていた?それとも飼っていた?
まあどっちにしても、一つだけ仰々しくポツンと置かれている。
異様だ。
「・・・まさかコレが?」
いや、まさか見てほしいものがこの鳥籠だと?
しかし、研究資料なら分かるがそれであれば見て欲しい研究資料だとか本と言うはず。
とすると、本当に⁇
少し警戒をしながら触れてみる。
「・・・何もないな。」
本当にただの鳥籠だ。
「・・・重さも・・・・・・ふむ、こんなものだろうな。」
重さも変なところはない。
「・・・ここの部屋ではない・・・と言うことか。」
だが、この部屋にはマキナの言っていた『見て欲しいもの』はないと言う事が分かっただけ良しとしよう。
少し休んで、他に部屋があるか探すとしよう。
しかし、『見て欲しいもの』があるのならそれがどの様なものなのかも言うべきだろう。
『見て欲しいもの』があるだけでわ・・・ん?
『見て欲しいもの』?
「まさか・・・
しかし、見るにしてもさっきから見ているが・・・違うのか?見方が間違っている?とすればどの様に見る?
「・・・鳥籠・・・鳥・・・鑑賞!」
そうか!鳥籠は鳥を飼うのと同時に飼い主が鑑賞をするためのものでもある。
魔力を鳥の形を模して鳥籠の中に出す。
「・・・何も起きない。・・・コレでは違う。だが、近いはずだ。考えろ、鳥籠・・・鳥・・・鑑賞・・・飼う・・・世話?」
・・・チッ、分からない。だんだんとイラついてきた。
「・・・とりあえず魔力を解くか。」
魔力を解く為に手をかざす。
魔力はほつれ鳥籠の中は空に戻る。
「・・・ハァ、まさか本物鳥を入れる必要があるのか?・・・・・・!」
そうか!それを見落としていた!
鳥を入れなければ鳥籠は役割を果たさなくなる!
鳥を入れる時は、鳥を入れる為の出入口を開けら必要がある!
「出入口を開けて魔力を流し、鳥の形を!」
「・・・ウグッ!こ・・・これは!」
魔力が吸い取られる!勝手に鳥籠の中に持っていかれる!立っていられない!
「があああぁぁぁぁぁあああ!」
「だ、誰だ!」
近い!すごく近い所から聞こえてくる!
グッ!クソッ!一体何処に!魔力を吸い取られる量も減ってきた。臨戦体制をすぐに整えなくては!
魔力を吸い取られる感覚がなくなった!
即座に起き上がり残った魔力を練り周囲を警戒するが...。
「・・・いない?」
周りには誰もいない。バカな、どこに隠れている?
「そっちじゃない、こっちだよこっち。」
さっきの声が背後から!
バッ!と振り返るが誰もいない。
先程大量に魔力を吸い取ってくれた鳥籠があるのみ。
しかし、先ほどと違うのは鳥籠の中に一羽の怪鳥がいる事だった。
「よぉ、久しぶり?いや、違うか。初めましてが正しいな、こうやって面と向かって話すのは。夢の中じゃあ会話できないからな。」
「・・・お前、まさか!」
「ほんとこうやって向かい合うのは久しぶりだな、俺を喰ってくれやがった人間。」
俺の魂と混じり合ったはずの化け物がそこにいた。
だが、夢でいつも見る姿とは違う。
体はまるでカラスと鷹が混じった様な姿に赤く怪しく光る目が3つ。
口からは鋭く尖る小さな牙が無数に見える。
なにより・・・
「お前・・・ちっさ」
「あ、そっちに驚く?」
夢の中ではギルド並みに大きかったはず。なんだその姿?確かに普通ではない・・・が。
「ケケケッ、しかしヨォこの装置を作ったやつは天才か?はたまた狂人か?魔力に意志を作り出すタァ恐れいったねぇケケケッ!」
「・・・魔力に意志を?」
「おおよ、この装置の中に魔力を流す。するとそいつに魂魄魔法の一種だろうな、それが作用して意思ある魔力になる。さらに流し込む量を増やせばこんなふうに肉体を持つことも出来る。まぁ見ての通りこの装置に収まる程度の大きさに限定はされるみたいだけどヨォ。ケケケッ!」
意思ある魔力・・・言わばコレは
「・・・ゼレフ書の悪魔を生み出す装置の原型⁉︎」
「ゼレフ書の悪魔?なんだそりゃ?」
流石に知らないか。しかし、俺の中にいたヤツとこうやって向かい合うのは少し緊張する。
「まぁどっちにしろ運が良かったな。俺が最初から意志を持ってたから吸い取られた魔力がその程度で済んでんだぜ?感謝しろよ〜。」
「・・・つまり、さっき吸い取られた魔力は全てお前の肉体を作るためだけに使われたと?」
「しょゆこと」
だとすれば一体、この鳥籠に収まる範囲とは言え意思と肉体の両方を初めから生成するとしたら、どれ程の魔力が必要なんだ。
思わず想像しただけであるはずなのに冷や汗が流れ落ちる。
「・・・回収して評議員に封印管理してもらうとするか。」
「ああ〜そいつは無理だろうさ。見てみろよ。」
言われて鳥籠を見ると、所々ヒビが生じている。
「さっきみてぇに魔力流してみな。」
言われるがまま再度流し込む。しかし、何も起こらない。
「俺を作るのでやっとだったみたいだな。それとガタが来てたんだろうコイツはもうただのガラクタだ。ほれ」
そう言うと化け物は少しだけ魔力を放出し、鳥籠をいとも簡単に破壊した。
「お前!」
「ふぃー、ああちょっとの間なのに窮屈だった。」
クソッ!機能を失ったとしても歴史を解き明かすにあたりかなりの価値を有していたはずの物をコイツ!評議員で駄目なら師匠に依頼しようとも考えていたのに!
「おいおい、そう怒るなよ。前世からの仲だろ?まぁ殺し合った仲だけどケケケッ!」
は?
「・・・前世?」
「あ?夢で見てんじゃん?あれオレとお前の前世。」
あの夢が?オレの前世?
「なーる、まさかと思っていたが本当に前世とまでは考えてなかったか。けどよ気がつく瞬間はコレまでに多くあったはずだぜ?それをお前は見て見ぬ振りをして来ただけ、いずれはお前自身で気付き認めてただろうさ。」
ぐっ、確かに薄々感じてはいたし師匠にもそんな予想はされていたが・・・クソッ!
「認めたくねぇと・・・分かる分かるぜ?オレも一緒だからヨォ。なんせ・・・この俺様がまさか人間風情に殺されて最後には喰われちまうなんてヨォ。」
するとヤツの3つある目が怪しく赤い輝きが増す。
俺も何も言わずに杖を持った手に力を入れる。
「なぁおい、再会の記念にヨォ〜俺から提案があんだけど聞くか?」
「・・・聞こう」
「ケケケッ、俺はヨォこの世界にお前が転生してからお前の魂に混じったせいで窮屈だった。喰われたかりを返せてなかった。だからヨォ、いっちょ殺し合おうぜ?」
「・・・」
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