ハリボーです。クリスマスが近づいてきましたね。
今年はホワイトクリスマスにならないかもなぁ。
皆さんはどんなクリスマスを過ごすのかなぁ?
ハリボーは北海道で友人達と久々にパーティ!今から楽しみすぎる!
それでは本編へGO!
多くの感想をお待ちしてます!
※誹謗中傷はだめだよ。
ーラクサスsideー
「もうすぐだ。・・・もうすぐ。」
いつからか、フェアリーテイルが変わってしまった。どこへ行ってもギルドの話は大なり小なり聞こえてくる。
だが、大半はギルド連中が起こした問題や週刊誌に取り上げられた話題。いつからフェアリーテイルは、芸能事務所になった。
いつから舐められるようになった。
どれもコレも実力もねぇくせに、純粋に魔導士として上を目指さない馬鹿どもと、それを許容するじじいのせいだ。
変える。
変えてやる。
俺が・・・。
「ラクサス」
「フリードなぜ戻った?」
「ゲームオーバーだからな。人質の石化が解かれて仕舞えばマスターはもう動かない。」
ああ、エルザ程度にやられちまってたなぁ。エバーグリーン、お前はいつからそんなに弱くなった。
「俺かビックスローが行くべきだった。エバでは、エルザに勝てない事ば分かっていた事。判断ミ「関係ねぇよ」・・・ラクサス。」
ゲームが続ける事が出来ない・・・だと?なら、続けられるようにすればいいじゃねぇか。
「神鳴殿を起動させる。」
「なっ!」
「ゲーム続行だ。」
「待つんだラクサス!いくらなんでも神鳴殿は街の人達が!」
「フリード」
「!」
「俺のやり方についてこれないなら、消えろ。」
「・・・・・・・・・・・・いいんだな?」
「くどい!こいつは潰し合いだ!どちらかが全滅するまで終わらねぇ!」
「・・・で?」
「人多過ぎ。その中からピンポイントでラクサス探せって言ってもさぁ。無理だって。そもそも雷の属性を帯びた魔力を探せって言ってもさぁ・・・上のアレが邪魔で分んねぇよ。」
「・・・神鳴殿。」
マグノリア上空に現れた無数のラクリマ。その一つ一つに強力な魔力が感じられる。それがジャミング機能を果たして、ラクサスの魔力を感じさせづらくする要因になっていた。
「・・・お前なら破壊できるか?」
「全部?」
「・・・ああ。」
「そんなもん魔力をひと凪させれば簡単に。ただアレ
「・・・いや、いい。それよりも別の事を頼む。」
神鳴殿か。さっきエルザの魔力が近くで感じられた。
だとすれば石化した者が解放されたか?
もしくはエルザのみが解放されたが、戦力不利と見て起動させたか。
まぁ、過程はどうでもいい。
「・・・チッ・・・・・・めんどくさい事してくれる。」
「ケケケケケケケッ!いいね・・・お前の素がだんだんと出てきてるぜ。ケケケケケケケッ。」
「・・・黙れ。それと」
素が出ると言うより昔に戻りつつある感じだと思うがな。
「んで?別に頼みたい事ってなんだ?」
「・・・では頼む。」
「あいよ。」
ここで、それぞれが行う事を決め二手に分かれた。
ミストガンは歩みを進め、ラウムはミストガンが来た道に向かって飛ぶ。
「いいね〜本当にいい。思い出すなぁ。俺との戦い以来か?お前の本気。いやぁ、けど同じギルドの仲間?なんだろう。殺し合いにはならねぇか。それでも・・・ケケケ。ケケケケケケケケケケケケケケケッ!」
これから起こる事を想像し、思わず笑みをこぼしながら目的地へ向かって飛ぶ。それはすぐに見えてきた。
ーギルド 2階テラスー
「ちょっと!空に浮いてるアレなに!?」
「雷を纏ったラクリマ?」
「・・・神鳴殿だ。」
街を覆うようにして展開している神鳴殿を見上げる。
街の人々は『これもフェアリーテイルが用意した収穫祭の催しか?』などと、気になりはするが危険だとは微塵も考えていない。
「あんな数の雷の雨がこの街を襲ったら・・・。」
『惨劇』の文字がルーシィ達の頭に浮かぶ。
「そんな事・・・させるもんですか!スナイパーライフル換装!」
石化から復活したビスカが己の愛銃を手に...。
『おおおっ!』
浮遊していたラクリマを撃ち抜く。
カナやルーシィ達は口々にビスカを褒める。動かない的など銃の名手であるビスカにとってはイージー過ぎるが、それでも本人は得意げにこの調子で全て撃ち落としてしまおうと再び狙いを定めようとした時だ。
どこからともなく無数の電撃が襲った!
「ビスカ!」
「ウソッ!なんで!」
「生体リンクか!」
ルーシィにとって初めて聞く単語に思わず尋ねる。
生体リンク魔法。魔力により連結した、魔法というよりシステムに近い。神鳴殿の場合、攻撃すると攻撃した対象へダメージが帰ってくるように施されているのだと教える。
「じゃあ、どうすればいいのよ。」
「そんなの簡単だ!」
「ナツ」
「ラクサスをブッ飛ばす!」
「こっから出られねぇのにか?」
「今からこの見えない壁をぶっ壊して、ラクサスを探し出してブッ飛ばす!」
「・・・解呪出来ないなら力技ってか。バカじゃねぇの?」
「誰がバカだ!てか、さっきからオメーらはなんかいい作戦とかねぇのかよ!人の案にケチつけやがって!」
「ナ・・・・・・ナナナナナツ。」
「ラクサスを見つけて、ブッ飛ばして、あのラクリマも止めさせる!そんでもって俺の方が強いってことをアイツに教えてやる!もう昔の俺じゃねえ!」
「ナツ!」
「なんだよルーシィ!俺がこっから出る方法思いついたか!散々バカバカ言ってくれたんだ!なんかいいの思いついたんだろ!?」
皆の方を振り向けば視線は上へ。
カナは視線を逸らす事なくナツに言う。
「アタシらじゃないよ・・・受け答えしてたのは」
みんなの視線の先、そこにカナの言った言葉の答えがいた。」
体はカラスよりも一回り大きく艶のある黒。
羽根も美しくしなやかで、ホバリング音も極々微量それもあってかより神秘的に見える。血のように緋い3つの目と嘴の間から見える無数のノコギリの刃のような牙が見えなければ。
「なっ!」
「そんなにバカにはしてねぇだろ。まぁこれからバカにすることは多くなりそうだけどな。ケケケケケケケッ!」
ラウムがそこにいた。
フェアリーテイルに到着したラウムは、自身の到着が遅れてしまった事を悟る。
ホバリングをやめテラスに降りる。
「あーあちょっと遅かったか。」
ビスカを一瞥して一言。
ラウムに戦闘の意思はないがフェアリーテイルの面々はそうもいかない。現在の状況もあるが明らかに普通の鳥ではない。
目は三つに牙とはては言葉も喋る。
「鳥が喋ったーーーーーーー!」
「黙れクソ猫、腹わた食い散らかすぞ?・・・猫が喋ったーーーーーーー!」
ラウムにとっても己以外の動物が喋ることに驚愕を禁じ得ない。一瞬空気が緩むがそこは問題児達だがフェアリーテイルの一員、即座に気を取り直しカナが代表して前に出る。
「アンタなんなんだい?」
「あ?そう警戒すんなよカナ・アルベローナ。」
「なんでアタシの名前を!」
「ケケケッ、そりゃ相棒・・・あ〜ミストガンに聞いてたからな。」
「ミストガンに!」
「えっ!ミストガンってあのフェアリーテイル最強の一角って言われてる⁉︎」
「ルーシィ・ハートフィリアだな?そうそう、そのミストガンで合ってるぜ。俺はお前らに.神鳴殿は攻撃するなって伝言を伝えに来たんだが・・・一足遅かったみてーだしなぁ。」
ラウムの言葉にカナはバトルオブフェアリーテイルにミストガンが駆けつけてくれたことの安堵と、自分達の未熟さを痛感する。攻撃するまで生体リンク魔法を見抜けなかった自分達。しかし、ミストガンは見抜きコチラに伝言も飛ばしてくれた。
「・・・ッ!」
思わずキュッと唇を強く噛む。
「まぁ・・・そこの桜頭と「誰が桜頭だ!」鉄くせえヤツ「鉄くせえヤツだとこの鳥やろう!」が出れない原因はしらねぇが女どもお前らはギルドから出るな。」
「なんで⁉︎」
「納得いかないね。なんでアンタ・・・えーとっ「ラウムだ」OKラウム。なんでギルドをでちゃいけないのさ。こうしてる間にも刻々と時間が迫ってる。早くラクサス達を探し出して止めないといけない。」
「分かってるよそんな事。」
「でしたらなぜ私達にギルドから出るなと?」
「・・・誰お前?」
「元ファントムの、ジュビアと申します。この度正式にフェアリーテイルに加入しました。それで理由は?」
『あーなるほど最近ね、そりゃ教えられた中にいねーわ。』と呟くラウムに痺れを切らし暴れ出す者が1人
「ミストガンの相棒かしらねぇけどラクサスは俺が「それだよ」へ?」
「だ〜か〜ら」
瞬間、その場の全員の肌に鳥肌と冷や汗が流れ出す。
魔力の濁流とも表現出来そうな感覚。魔導士である自分達が膝が震え出しているにも関わらず、視線だけを動かせば街の人々は収穫祭の準備に精を出している。
影響が出ていない。否。
単純にラウムが緻密に魔力を操作し、街の人々に影響がないようにしているだけ。
「お前らの実力じゃあ足手まとい、役立たず、邪魔なの。最低限今のを軽くいなすぐらいしてくれねぇと相棒やラクサスってやつと対等にやり合うことなんざ無理だぜ?だから相棒は俺に伝言を頼んだんだろうが、お前らがこれ以上傷つかない為に。」
ここで一同は気づく。生体リンク魔法の事を教えるだけではなかった。ここまでが伝言だった事を。
魔力を引っ込めたラウムはいまだに固まったままのカナの肩に飛び乗る。
「大丈夫だって相棒は強いし刻限までにはラクサスってヤツを倒して解決だ。」
それでも納得は出来ない。おんぶに抱っこは嫌だ。皆そう思うが先の魔力以上が荒れ狂う場で、はたして自分は役に立てるのだろうか?
そう考えると、やはり伝言通りギルドでミストガン、すでに捜索に出ているエルザのどちらかがラクサスを倒す事を祈るのが1番いいのかもしれない。
視線を向ければ声の主のナツは、真っ直ぐに歩きカナの肩に止まるラウムの目の前で止まる。
「ふざけんな!そんなんで納得できるか!ラクサスは俺が倒すってもう決めたんだ!見えない壁もぶち破ってラクサスを探し出して倒す!そんでもってミストガンもエルザも倒して俺が1番になる!」
フーッと鼻息を大きくはく。ナツらしい回答。
俺がなんとかするからお前らは安全なギルドにいろ。そもそもキチンと言う事を聞くやつではなかったと皆は笑う。・・・ただ1人は。
「耳近くで大声出すんじゃないよ!」
「ぶべらっ!」
「なんで相棒も倒すことになってんの?やっぱバカだなケケケッ.。」
これは止めても無駄かと嘴を自身の羽毛中に突っ込み弄る。カナは何してんの?と目線をよこすがしばらくして目的のものを咥え出す。
「レビィって言うやついる?」
「私だけど」
「はいこれ。」
「これって・・・魔法に用いられる語学書。」
「お前、文字魔法に精通してるんだってな。もし桜頭が何が何でも行くって聞かなかったらお前に渡せって言われててな。この術式の文字の主体の大半が載ってるらしいから手助けにはなるとよ。あとはお前の頑張り次第。」
「!」
ナツが言う事を聞かないことなど織り込み済みで文字魔法に精通するレビィの手助けになるように語学書を持たせる。
一体どこまでお見通しだったのか。
「レビィ!」
「うん!任せて!術式あたしが解く!」
「じゃあ後はご勝手に。早いもん勝ちだから頑張れよ〜」
戦いは動き出す。