TSして人生やり直すことになったのでVtuberやる   作:減塩醤油

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第十四話 貴方の望みを言って。どんな望みもかなえてあげる!【七夕特別編】

あれから活動は軌道に乗り始め、徐々に見てくれる人も増えてきた。まだ登録者数2,000人にも届いてないから、そこまでの知名度ではないけど。

 

Utube自体、この時点では陽キャ向けの印象が強い。はじめたてしゃちょーさんやフィッシャーマンズさんが大人気なことからわかる通り、オタクはUtube地方に存在しない。今はニヨニヨ動画が流行っている時代だ。おそらくまだ見向きもされていないんだろう。

 

ニヨニヨ動画で活動をするのもありといえばありだが、あちらの生放送界隈にはどうしても参入しづらい。長い歴史の中ですでに有力配信者たちが陣取っており、権力一極集中状態なので新規は見込まれないからだ。

 

それに、顔出し配信している人たちにコラボのお誘いとかされても、こっちはバーチャルの設定が故に断らざるを得なくなってしまう。そうなれば向こう側と、そのファンの怒りを買うことは火を見るよりファイヤーだ。くわばらくわばら。なので今のところは、ニヨニヨには動画投稿だけにしている。

 

まあ近い将来、オタク君たちはUtubeへ大移動してくる。それまではこっちで地道に活動していこうか。

 

今はちょうど7月。何か七夕っぽいことをしたくて、こんな企画を準備した。この日のためだけに、新衣装を作ってモデリングまで済ませてある。

 

ツブヤイターでリスナーたちにも企画を手伝ってもらい、準備完了!開始のつぶやきをしてオープニングを流し、配信開始だ。

 

 

 

【#サクラ満開中】貴方の望みを言って。どんな望みもかなえてあげる!【七夕特別編】

 

 

「バーチャル世界からこんにちは!神様になった初風サクラだよ!」

 

いつもの衣装とは打って変わって、今日のために用意した新衣装を表示させる。

着物と羽衣で、天女っぽいデザインの衣装だ。かわいい。よく出来てるなぁ。(自画自賛)

 

コメント:こん!

コメント:こん!

コメント:かわいい

コメント:こん!

 

「今回はツブヤイターで告知した通り、#叶えてサクラで募集したお願いに応えていこうと思うよ!今のサクラは神だから、なんでも叶えて進ぜよう」

 

ツブヤイターで募集をかけて、専用のハッシュタグ付きで願い事を投稿してもらった。七夕にちなんで、短冊とか何かそんな感じで、お願い事を送ってもらっている。リスナーはサクラに願いを叶えてもらえる、私はネタを考えなくていい、まさにwin-winな企画だ。

 

コメント:俺の読まれるかな

コメント:年齢聞きたいですってあって笑ったw

コメント:何でもって...?

コメント:30代くらいでしょ(適当)

 

案の上、変なお願いとかクソみたいなつぶやきがいっぱい来た。女性に年齢を聞くヤツがあるか。30代とかぬかしてんじゃないよ!

 

「マジで変なの多くてさぁ、皆お願い募集タグのことゴミ箱だと勘違いしてない?」

 

コメント:草

コメント:ゴミ言うな

コメント:草

コメント:見られとるw

 

まっ、ええわ。許したる。変に遠慮したリプライばっかりになるより、こんな殴り合いの関係の方が気楽だし。

 

「よし!前置きはこれぐらいにして、さっそく本題に行こうか」

 

「願いは叶えてあげるけど、貴方たちが払う代償はたった一つ。今日は楽しんで帰ること!以上!」

 

コメント:仮面ノリダー電王やんw

コメント:かわいい

コメント:楽しみ

 

じゃ、そろそろ始めましょうか!

 

 

 

 

 

「いわしさんの願いは、彼女になって、だそうです。無理です。ハイ次」

 

私はまだメス墜ちとかしてないし、するつもりもない。男の一物をくわえ込むなんて嫌なんや。男の彼女なんてなりとうないんじゃ。女の子相手なら話は別だけど。

 

コメント:出落ち草

コメント:叶えろ

コメント:草

コメント:切り捨てるな

 

「サクラを彼女にしたって良いことないよ。せいぜい掃除洗濯料理イラスト動画編集モデリングくらいしか特技ないしぃ~」

 

コメント:多いな

コメント:自信たっぷり

コメント:自分大好きw

 

前世では1人暮らししてたし、これぐらいは朝飯前だ。こんな優良物件なかなか無いぞ。まぁ彼女にはできんが。

 

 

 

 

 

「げんま軍曹さんの願いは、単三電池、だそうです。え?これだけ?なんでも叶えるのに?」

 

何だこいつ、無欲ってレベルじゃねぇぞ!小学生のお小遣いですら買えるやつやん。

 

コメント:何でも..?

コメント:前のお願い叶えました?

コメント:単三電池w

 

「もしかして、サクラのツブヤイターのハッシュタグをメモ帳とかの代わりに使ったの?買い忘れないために?いや、別に良いけどさ..」

 

せめて、スマホのメモ機能を使った方がよくない?ツブヤイターでいちいち開くより楽だよ..

 

コメント:草

コメント:買い忘れることある

コメント:俺もつかお

 

 

 

 

 

「三日月さんは、絵が上手くなりたい、だって。いいね!これなら叶えられるよ!」

 

ようやく私に叶えられそうなお願いだ。とはいっても、いきなり絵が上手になる方法など無い。

 

コメント:サクラ上手いよね

コメント:気になる

コメント:ぼっちだったからとか?

コメント:お願いします

 

「分かると思うけど、いきなり上手くなることはないよ。毎日少しずつ好きな絵を描いたから、サクラは絵が上手になったんだ!」

 

コメント:叶えろ

コメント:もうただのアドバイスw

コメント:まあそうだよな

 

こればっかりは仕方無いやん。塵積ですよ諦めなければ!

 

 

 

 

 

 

「おてんとさんは、少年ジャンピュ買ってきて、だそうです。神様をパシるな、自分で行け。ハイ次」

 

神になんてことをお願いするんだ。普通の神様がもし神社とかでこんなことお願いされたら、信者の信仰心にショックで岩のなかに引きこもるでしょ。

 

コメント:パシリじゃんw

コメント:草

コメント:買って来いよw

コメント:しょぼいw

 

 

 

 

 

「雪兎さんのお願いは、サクラの胸が育ちますように、だって。....は?」

 

正直意味不明だ。これでもサクラは、BからCカップくらいの胸のつもりでデザインしてるんだぞ。こいつら、エロゲのしすぎで基準おかしくなってんじゃない?爆乳の見過ぎだよ!

 

コメント:草

コメント:サクラ胸なし

コメント:これは叶えられないw

コメント:ぺったん

 

「はぁ~?ありますぅ~。服着てるからそう見えるだけですぅ~。てか皆って、女の子の魅力はおっぱいだけだと思ってんの?」

 

コメント:違う

コメント:無いよりある方がいい

コメント:キレるな

コメント:しょぼい胸だね

 

まあ気持ちは分かる。ある方が確かにうれしい。だけど、自分が言われるのは心外だ。ぜってぇ許さねぇ!

 

「はーん、まあ別に良いし!サクラは自分の胸がパーフェクトだと思ってますし!ほら、次行くよ!」

 

 

 

 

 

「パンじゃんドラむさんは、ナンテンドー3DSが欲しい、だそうです。めっちゃ買ってあげたいなぁ~。サクラもゲームキューブおねだりしたもん」

 

あのときは恥ずかしかったなぁ。子供らしく親父に甘えておねだりしたっけ。親父、前世のときは全然買ってくれなかったのに、今回はすぐ買ってくれたんだよな。畜生、男女差別か?

 

コメント:歳ばれるぞ

コメント:20代くらい?

コメント:失言w

 

しまった、このお願いはトラップだった!普段散々気にしてるくせに、こんな時だけ警戒してなかった。..ひとまずはお茶を濁そう。

 

「そういえば、この前ナンテンドーが新作のハードの発売ほのめかしてたし、楽しみだよねー。..よし次!」

 

コメント:草

コメント:逃げるな

コメント:ごまかし方w

 

 

 

 

 

「かけるさんは、モンスター&ドラゴンズで強くなりたいそうです。最近流行の、あの引っ張るおはじき的なヤツね!こーやって引っ張って、ストライクショット!」

 

コメント:結構人気だよね

コメント:ガチャ引け

コメント:中高生かな?

 

私も前世で最初はしてた。途中で飽きてやめちゃったけどね。いつかガチャ配信するのもありだなぁ。私のポケットマネー消し飛びそう(小並感)。

 

「まずはクイーンバタフラーの運極を作ること!以上」

 

コメント:それが時間かかるんだよなぁ

コメント:まずはクイバタ

コメント:めんどい

コメント:やっぱりな♂

 

 

 

 

 

「セト・海馬さんは、ボルメテウス・ブルー・ドラゴンが欲しいそうです。..君浮気してない?大丈夫?」

 

それ違うやつやん!世界に四枚(三枚)の切り札はもういいんか?デッキの中でお前の嫁泣いてんぞ!

 

コメント:海馬w

コメント:ブルーアイズw

コメント:かっこいいよな

 

でもこんなお願いどないせいっちゅうねん!適当に答えよ...

 

「拡張パックを買いなさい!多分出るよ!私の占いがそう告げてる」

 

コメント:雑w

コメント:無理でしょ

コメント:草

コメント:この前失敗してたやんw

 

 

 

 

 

「ダイコンさんから、初風サクラさんの年齢はいくつですか、だって。うわ、最悪なの拾っちゃった..」

 

うわー、酷いお願い引いちゃったな。バイトで時間が無いから、基本私は台本など作らない。今回はそれが裏目に出てしまった。さてどう答えるべきか...

 

コメント:39

コメント:60

コメント:10000

コメント:53

コメント:666

 

「そんなに年取ってるわけ無いだろ!なんだよ10000歳って!もはや妖怪じゃん」

 

唐突に大喜利大会みたいなコメント欄になってしまった。

なんだ、私の視聴者たち、別にリアルの私自身には興味無いじゃん。心配して損した。

 

コメント:でも実際は?

コメント:25あたりか?

コメント:草

コメント:妖怪なんでしょ(適当)

 

やっぱり駄目だわ。誤魔化そ。

 

「うるさいうるさい!この話終わり!次行くよ!」

 

 

 

 

 

「黒の剣士さんから、ロリ声配信してほしい、だそうです。うーん..」

 

これは実際、ネタとしては割とありかもしれない。ロリ配信をするなら立ち絵が必要だが、それは自分でつくれるし。声なら今まで散々練習したから出せるはず。

 

コメント:するの?

コメント:待ってる

コメント:おい黒の剣士w

 

「..あり、かな。ロリ声配信、いつかやってみるかもしれない..」

 

まあどっちも時間があれば出来るから、ある種のファンサービスだと思おう。多分そこまで恥ずかしくないやろ!

 

コメント:やったーー!

コメント:ロリだ!

コメント:ロリロリ

コメント:いつ?

 

「うわぁ、皆正直だね..いつやるかは言ってないのに。皆はロリコンさんなのかな?よし次」

 

 

 

 

 

「ダートさんのお願いは、僕の絵を見てください!だそうです。いいよ~ちょっとまってね」

 

おぉ、見るからに初心者さんが描いた絵。でも私も昔はこんな感じだったし、サクラのファンアートを描いてきてくれた人はこの人が初めてだ。

 

「私の絵じゃん!マジでありがとう、めっちゃ嬉しいな!」

 

これでも昔はオタクだった身。推しにファンアートを送ることがどれだけ難しいか知っている。そんな中送ってくれたダートさんには感謝しかない。

 

「ダートさん、ありがとね!...これを機に、サクラのファンアート用ハッシュタグを決めちゃうか!皆、何か書き込んで!」

 

コメント:どゆこと?

コメント:ファンアート用タグ?

コメント:俺らが出すの?

コメント:なんて?

 

そっか、まだファンアート用タグの文化なんて無いよね。視聴者からしたら、急に何言ってんだって感じだろう。

 

「えーっとね、今回の#叶えてサクラみたいに、ファンアートを見て欲しい時はハッシュタグをつけてほしいの。その方が、サクラだってすぐに見ることが出来るからね」

 

実際、世の中には「初風サクラ」ではないものの、「サクラ」が沢山あふれている。これまではツブヤイターでエゴサーチをするにも一苦労だった。検索しても、他の「サクラ」が大量にヒットするからだ。

ハッシュタグをつけてくれれば、幾分かエゴサもしやすくなる。それにハッシュタグでファンアートが増えてくれたら私のモチベも超アガるし。

 

ひとまずさっきの雑な説明で、なんとかリスナーたちにも通じたようだ。様々な案がコメント欄を流れ始める。

 

コメント:見ろサクラ

コメント:#サクラ美術展

コメント:サクラアート

コメント:#見てくれサクラ

コメント:サクラのアトリエ

コメント:サクラート

 

途中で某ゲームシリーズのタイトルっぽい案が通り過ぎたけど無視だ無視。爆発するうにぶつけんぞ。もしくはたる。

この案の中で一番ビビっときたのは...

 

「じゃあ、ファンアート用タグは#サクラートで決まり!皆、どしどし送ってちょうだい!じゃあ次いこう!」

 

 

 

 

 

「ラスさんは、お刺身に入ってる雑草をなんとかしてほしいそうです。..雑草なんて入ってたっけ?」

 

コメント:雑草?

コメント:パセリでしょ

コメント:パセリ

コメント:あれいらん

コメント:紫蘇とか?

 

あぁー、あれかー。確かに気持ちは分かる。お刺身の生臭さが染みついたパセリは、私もあまり食べたいものじゃない。千切りのダイコンはもっと嫌。

 

「おいしくないけど、あれ捨てるのもったいないよねー。わかるわ~。..ハイ次」

 

コメント:解決しろ!

コメント:この神役にたたねぇ

コメント:草

コメント:逃げんな

 

 

 

 

 

「よさひささんから、初風サクラさんにまたホラーゲームをやってもらいたいそうです。嫌ですね!」

 

このお願いめっちゃきてた。「魔女の館」とか「恐怖の雑木林」とか、丁寧にリクエスト付きで。死ぬほど怖いって折り紙付きのゲームたちじゃん。

 

コメント:やって

コメント:ホラゲしろ

コメント:にげるな

コメント:やれ

コメント:叫び声聞かせろ

 

嫌だよ!前にやった「ブルーベリー鬼」でさえあんだけ怖かったのに、もうしたくねぇよぉ。私絶対失禁するで。

 

「やだー!皆サクラが怖がってるのみて楽しいの?えっち!変態!」

 

コメント:いいから

コメント:あく

コメント:逃げるな

コメント:楽しい!

 

くそ、鬼畜しかいねぇよ私の視聴者!自分がするわけじゃないからって高見の見物しやがって!

 

 

 

 

 

「ソンゴクウさんは、ドラゴンズボールを七つ集めてシェンロンに願いを叶えて欲しいらしいです。ちょっと待って、サクラに頼めよ!なんなの、私が願いを叶えるって信用して無かったの!?」

 

コメント:悟空楽するな

コメント:サクラいらないね

コメント:草

 

言わずもがな、シェンロンはドラゴンズボール七つで願いを叶えてくれるお方だ。願いを叶えて欲しいという願いを叶えて欲しいとは、どうしたことか。

 

コメント:実際叶えてないじゃんw

コメント:サクラ叶えてない

コメント:じゃあ一個ぐらい叶えろ

コメント:無理でしょ

 

「何かサクラがオオカミ少年みたくなってんじゃん!わかったよ、次に来るお題は絶対に叶える!どんなお願いだろうが、何だって叶えてあげるよ!」

 

 

 

 

 

「じゃあどんなのが来たかな。えーっと...」

 

やばい、ついカッとなってあんなこと豪語したけど、本当に変なお願いだったらどうしよう。もしも「顔出して」とかだったら引退します。

 

コメント:言ったな

コメント:ん?さっき何でもって?

コメント:ドキドキ

コメント:ん?

 

「...それでは、叶えるお願いはこの人のです!雑魚風サクラさんのお願い、初風サクラに友達が出来ますように!だって。....くそがぁ!余計なお世話だよ!!!」

 

何だよ!私別にそこまで心配されるほどぼっちじゃないし!これまでだっていなかったわけじゃないし!バーチャル設定守ってるだけだし!

 

コメント:無理だわ

コメント:これも無理だね

コメント:叶えてみせろよw

コメント:一番出来なさそう

 

「違うから!今はまだ私がいるバーチャル世界に人がいないだけなの!きっといつかは人であふれるようになって、私は友達いっぱい、コラボに引っ張りだこなリア充になるんだからぁ!」

 

コメント:無理でしょ

コメント:諦めろ

コメント:できっこない

コメント:はいはい

コメント:嘘乙

コメント:妄言廚w

コメント:必死すぎw

コメント:草

 

何で私が視聴者にこんだけ言われなきゃいけないんだ。皆私のことコミュ障だと思いすぎじゃい!なめとるやろ!

 

「あーあ、神様の力きれちゃった!ついでに私もキレちゃった!もう皆の願い事なんて叶えられませ~ん!皆が変なお願いばっか送ってきたからですぅー!」

 

Vtuber増えるもん。ホントだもん。コラボは出来るか知らんけど。視聴者たちのバカ、もう知らない!

 

コメント:うるさい

コメント:自業自得

コメント:これまでに叶えられたお願い0

コメント:達成0

コメント:かなうわけ無いw

 

 

 

 

 

 

 

...まだまだ募集で集まっているお願いは残ってるが、そろそろ良い時間になってきたのでここで締めようかな。読めなかったお願いには申し訳ないけど。

 

「今日は見てくれてありがとね。今回は試験的にお願いを募集したけど、皆意外に投稿してくれたからこれからもこういったやつするかも。次やるときは変なヤツばっかり送ってくるんじゃないよ!フリじゃないからね!それじゃ、また明日。バイバーイ!」

 

コメント:バイバーイ

コメント:フリだな

コメント:任せろ!

コメント:バイバーイ!

コメント:また明日

 

 

『配信は終了しました』

 

 

 




Sakura Ch. 初風サクラ

チャンネル登録者 1,964人




作者が忙しくなって、コメ返すら出来なくなりそうです..でも全部見てますよ!
アドバイスも応援も、全部励みになります。コメントありがとう!
人気作家にでもなった気分だぜ。モチベあがるなぁ~

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