「特急「かがやき」に乗って高岡へ。」
と、高山は言う。
「うん、今年のダイヤ改正で1往復を増便して、特急「白山」を1往復になったんだ。」
「ほう、特急「白山」を1往復したのか。」
「ええ、新たに自由席を導入したそうだ。」
「へぇー。」
「今頃、歩夢達は高岡か。」
「僕もいつか行きたいな。」
と、高山は言った。
「高岡と言えば、城下町巡りしようか。」
と、しずくは歩夢と侑に行った。
「ええ。」
「あっ、大伴家持だ。」
と、歩夢は家持の銅像を見た。
「じゃあ、高岡の大仏へ行って見ようか。」
「ええ。」
高岡市の大佛寺にある青銅製阿弥陀如来坐像「高岡大仏」。
地元の銅器製造技術の粋を集め、1907年より26年の歳月をかけて完成したものです。高さ16m。小杉大仏、庄川大仏と共に越中三大仏の一つです。およそ800年前、承久の乱をさけて越中に入道した源義勝が木造大仏を造営したことがはじまりだといわれています。その後、何度も荒廃や焼失といった危機にあいましたが、人々の願いにより再建を繰り返し、今の形となっています。境内入口から台座までまっすぐ伸びた参道を、大仏様の顔を拝みながら歩みを進めると、大仏様の目が少しづつ見開かれていく様子を見ることができます。高岡大仏は出来栄えの素晴らしさから「日本一の美男」と呼ばれるほど!高岡大仏の特徴である「円光背」には、阿弥陀仏の仏徳を一字で表現する梵字「キリーク」が頂点に配されています。
「うわー。」
「奈良よりすごいのね。」
「本当だわ。」
「でも、私の住んでる鎌倉とよく似ているわね。」
「そうでしょ。」
「後は、高岡と言えば雅美巡りもね。」
「そうよね。」
「あのー、すいません。」
「えっ。」
「写真撮っていただけないでしょうか。」
「いいですよ。」
と、カメラで大仏の写真を撮ることに。
「お願いします。」
「撮りますよー。」
と、写真を撮った。
「じゃあさ、山町筋へ行って見ようか。」
「うん、回って見ようか。」
「うん。」
「結構、古い街なのね。」
「ガイドによると、資料館などがたくさんあるんだ。」
山町筋は加賀前田家二代当主前田利長が高岡開町に際し、近隣の城下町から町人を招いて北陸道沿いに商人町を造ったことが始まりで、高岡は江戸期から明治期にかけ物資集散の拠点として発展し、中でも山町は商業活動の中心でありました。
今日まで残る町並みは、1900年の大火の復興にあたり、防火構造である土蔵造り主屋が建てられたことによります。それらの土蔵造り主屋に混じり、本格的な洋風建築の赤レンガの銀行や洋風建築の意匠を取り入れた主屋等も建ち、特色ある歴史的景観を伝えています。
「ねぇ、ちょっと体験してみない。」
「いいわね。」
そう言って、歩夢としずくは山町ヴァレーへ行って「Orii gallery 八ノ蔵」の銅板プレートの体験をしました。
と、歩夢は一軒の店を見つけた。
「ねぇ、ちょっとここの店に寄ってかない。」
「ああ、高岡の銘菓店だな。」
「そうなの。」
「あー、知ってる。」
「ここのお菓子は、とっても人気なんだって。」
と、しずくは言った。
「そうなのか。」
「寄って見ようか。」
「そうしよう。」
侑と歩夢としずくは、高岡の和菓子店へ寄ることにした。
歩夢達が来た和菓子屋は、菓匠 美都家。
高岡市にある昔ながらの和菓子店。江戸時代より知られる越中富山の丸薬「反魂丹」にちなんだ和菓子を製造・販売をする店として、昭和24年に創業した。高岡市ゆかりの歌人・大伴家持にちなんだ多彩な商品も好評。
「うん、美味しい。」
「この餅は黄な粉がかかってるね。」
「うん、これは越中万葉っていうお菓子なんだ。」
「他にも、家持巻や万葉ロマンのあるんですよ。」
「どれも、美味しそうよ。」
「うん。」
と、しずくと侑と歩夢も美味しそうにに食べていた。
「はい、高岡は万葉の歌人・大伴家持のゆかりの土地なんです。」
「ほう、なるほど。」
と、歩夢は言う。
「万葉集を書いたんですね。」
「ええ。」
「明日、万葉集の所をまわるんです。」
「そうですか。」
「ちなみに、富山は薬が有名で万金旦羊羹や反魂旦のあるんです。」
南と歩夢達は高岡の銘菓を買ってお土産にすることにした。
「これで、お土産は買ったね。」
この日、南と高山と歩夢達は高岡の大仏と和菓子と高岡雅美を堪能した。
一方、南と高山は公安隊に行方不明の捜索願が入って来た。
「おい、女性が行方不明だ心当たり当たって見てくれ。」
「わかりました。」
「早速、当たって見ます。」
と、捜索へ向かった。
上野駅
「えっ、昨日から連絡取れない。」
「そうなのよ。」
「どうする、これから私上野から列車に乗って高岡へ行って見るわ。」
「そう、じゃあ私は明日には高岡へ来れると思うから。」
「うん、じゃあ私は富山から乗ると思うからその時に高岡駅で会おう。」
「うん、お願いね。」
彼女は、上野駅で22時44分発の寝台特急「北陸」に乗り込んだ。
ピィーッ!。
寝台特急「北陸」は魚津を通り過ぎ、5時57分に高岡に到着した。
「やっと、高岡か。」
彼女は高岡で降りた。
ホームで降りると、駅前ではサングラスの若い男が話しかけてきた。
「あのー、私の友人知りませんか。」
「あっ、私の友人、知らんな。」
「そうよ。」
「それよりさ、俺とどっか遊びに行かないか。」
「いいわよ、私は。」
「そうか。」
と、その時。
「ああ、ちょっとちょっと。」
「あっ、やべぇ。」
と、男はそのまま走り去っていった。
「大丈夫でしたか。」
「はい。」
「君は、何しにここへ来たんだ。」
と、鉄道公安隊員が彼女に話を聞くことにした。
「あのー、私は友人を探しに友人を待っているんです。」
「ほう、なるほど。」
と、手帳にメモした。
鉄道公安隊の南と高山は捜索するために高岡へ向かうが。
次回、どんな展開になって来るのか?