南と高山は、事件の推理を話すため所轄の高岡中央警察署へ向かった。
会議室には富山県警・捜査一課の江守警部が現場に来ていた。
「何、事件の足取りが分かったのか。」
「はい。」
「鶴岡、時刻表を持ってきてくれ。」
「はい。」
「では説明します。」
「ええ行方不明の友人は、東京から京都まで新大阪行の最終便に乗って京都へ行き、京都からは夜行急行に乗っていた事が分かりました。」
「それ、本当なのか。」
「はい。」
東京発21時18分 新幹線「のぞみ303号」
京都着23時33分 下車
京都発23時58分 急行「きたぐに」
金沢着04時02分 下車
金沢発06時13分 特急「北越1号」
高岡着06時42分 下車
「そして、高岡駅前ロータリーで若い男に会い、車で連れ去った。」
「なるほど、被害者の女性の足取りはこういう事か。」
「そうです。」
「と言う事は、被害者の女性は何処にいるんだ。」
「ええ、恐らく高岡の伏木辺りと考えられます。」
「と言う事は、犯人は伏木から氷見付近と考えられますね。」
「ええ。」
「犯人は、車で通るとしたら高岡駅前を通り、156号線、江尻から国道8号線、そして8号線と156号線を通り続いたと館得られます。」
「なるほど。」
「よし、捜査班は伏木周辺の捜索だ。」
「了解。」
「いやー、これも南さんと高山さんたちのおかげですね。」
「いいえ、僕はそれほどでも。」
「しかし、よくわかったなのぞみ最終便と急行「きたぐに」と特急「北越」に乗ったって事は。」
「私もちっとも気が付かなかったわ。」
と、小海は言った。
「鶴岡、よくわかったね。」
「うん、その女性は夜行急行に乗ったんじゃないかとピン!と来たんだ。」
南と高山達が乗ったパトカーは、伏木付近にやって来た。
伏木港
「よし、捜索開始。」
「はっ。」
早速、捜索を行った。
「おい、怪しい建物を発見した。」
と、高山は南と鶴岡と小海に言った。
「あっ、やっぱり伏木で監禁されていたんだ。」
「小三村 聡子さんですね。」
「はい、あなたは。」
「鉄道公安隊です。」
「大丈夫ですか、小三村 聡子さん。」
「はい。」
「よし、これで女友人を救出した。」
「ええ。」
「これで、事件は解決したね。」
と、小海は言った。
「おっ、見つかったか。」
「はい、空き倉庫で監禁されていたんですよ。」
「そうか。」
伏木港で小三村 聡子が救出し、事件は解決した。
「あー、よかった無事で。」
「朝子、夕子。」
「聡子ーッ。」
「よかった、よかった。」
「やっと、事件は解決したな。」
「ええ。」
そして、数日後誘拐殺人犯の桑田と川井と馬込を緊急逮捕された、何と桑田らは売春組織の一員だった。
高岡駅
「南さんたちも、とんだ高岡の事件になったんだよね。」
「ええ。」
「高岡へ行ったら、こんな捜査をするとはな。」
「あっ、「かがやき」が来たわ。」
と、かすみは言った。
帰りは南と高山と歩夢達は高岡発13時08分の北陸本線・信越本線経由の特急「かがやき7号」に乗って東京へ帰京した。
特急「かがやき7号」の車内にて
「高岡の旅は楽しかったよ。」
「私は、雅美は楽しかったわ。」
「ところで、お土産は買ったのか。」
「ええ、買ったわよ。」
「お土産は何といっても、高岡の銘菓だよ。」
「そうだな。」
「あっ、見て海が見えるよ。」
「わっ、本当だ。」
劇中の列車ダイヤは92年3月のダイヤを使用しています