ガンダムビルドブレイカーズ:オルタナティブ 作:Wandarel
かつて栄光を意のままにしていた三人を皆さんはご存知でしょうか?
そう、あの三人です。
彼らはどのようにして出会い、そしてどのようにしてあのような別れとなったのかを知りたいですよね?
それを今ここに紐解いていきましょう。
それでは!ガンプラファイト!レディーゴー!
夜、イチカがアルマから新しいシステムを頼まれせっせと作ってる中、レイカは部屋にてとある写真を見ていた。
それはひとつの思い出。
かつて、湯ノ森最強の小中高チーム「湯ノ森シャイニングゼロ」。
その栄光が詰まっていた三人の写真。
そして
師匠との出会いもこの時だった。
「……思えば、私も不貞腐れてたんだろうなぁ。」
レイカはその写真とゴッドフレームアストレイを見ながら過去を思い出した。
「本当に楽しくって、別れが考えられなかったな。あの時は。」
これはかつての栄光の三人の物語。
当時のレイカはもちろんとても強かった。
「さぁイチカ。ガンプラファイトしに行きましょ!」
「うん!お姉ちゃん!」
私は、妹の手を引き、いつものガンプラバトルが出来る公園に向かっていた。
「イチカはどんなプラモを作ったの?」
「ザク!それでそれで、私の大好きなガンダムを組み合わせたの!」
「ふふ、絶対かっこいいわイチカお姉ちゃんが保証してあげる。」
「えへへぇ……。」
イチカも私と同じでガンプラファイトも得意で、一緒についてきてもらっていた。
そして公園に着いた時、私達はいつも通り賑やかな公園だった。
「あ、イチカ。お姉ちゃんちょっとおつかい思い出したから少しここで遊んでて!」
「はーい!」
私は母さんに頼まれていた買い物を済ませるために近くにあった惣菜店を回って行った。
「あらレイカちゃんおつかい?」
「うん!おじさんお野菜のかき揚げよっつ!」
「はいよ!お会計四百円ね!」
「えーと四百円だから……はいおじさん!」
「はいよ!イチカちゃんがよく食べるから1個おまけでい!」
「ありがとうございます!」
昔から私は礼儀正しい子だった。
だからイチカ同様にこの湯ノ森商店街の人には愛されてた。
そして、私が公園に帰ってきた時私はイチカを置いていったことを一生後悔することになる。
「イチカー?イチカー?どこにいるの?」
イチカが見当たらない。
キョロキョロと周りを見るとイチカが公園の端っこで泣いていた。
「イチカ?どうしたの?」
「あの子が……私のザクがダサイって……かっこ悪いって……それで、デバイスも……。」
見ると、イチカのデバイスは父に頼めばなんとかなるレベルとはいえ、機能不全を起こすレベルで壊れていた。
そして、レイカはイチカの指を指した人間を見た。
それはこの辺りでは有名な強さの小学生ビルダーの女子
レイカは頭に血が昇った。
「……イチカ、少し待ってなさい。」
「お姉ちゃんが敵を討つ。」
レイカはゆっくりと近づいていった。
そしてベースに着くと同時に決着が着いた。
「くっそぉまた負けた!」
「ふふん、出直してらっしゃい!」
偉そうな態度。
間違いない。
「ねぇ、イチカのガンプラをバカにしたの?」
「あら?あの子のガンプラは弱い上に形も成り立ってないそして塗装もされて無ければヤスリがけも行われてないビルダーとして恥を知るべきレベルの子に教えてあげただけよ?」
「……あの子がどんな思いであのザクを作ったと思ってるの?」
「第一にガンダムとザクを組み合わせること自体がありえないわ。センスがないのよセンスが。その点抜かりなく揃えてテクニックもある私が勝つのは必然でしょう?」
「……そう。ならいいわ。」
私はデバイスをセッティングした。
「妹の仇討ちさせてもらうわ。」
「あらあら、姉ですか。どれほど粗雑なものか見せてもらいましょう。」
そしてフィールドが展開される。
フィールドは電子空間のカジノ。
そして、同時に自分と相手のガンプラが降り立つ。
「あら、なかなかに綺麗な塗装を施してるわね。あの子とは大違い。」
「………。」
「貴方のガンプラの名前は?こだわりがあるのでしょう?」
「……ガンダムアストレイゴールドフレーム
「素晴らしいわ、貴方のそのガンプラは私のガンダムフレームで歌を奏でてあげましょう。」
「……能書きはいらない。早く始めましょう。」
「……ずいぶんと頭にキてるのね。」
私の最初のガンプラファイトの始まりは怒りから始まった。
「絶対にあなただけは捻り潰す!!」
「な、何よこの力!?こんなのシステムにないはずよ!」
「つーかまーえた……。」
次回
ガンダムビルドブレイカーズ:オルタナティブ
〜栄光の三人編〜
第一話
〜妹の仇討ち〜
ガンプラファイト!レディーゴー!