ガンダムビルドブレイカーズ:オルタナティブ   作:Wandarel

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皆さんおまちかねぇ!
作者のワンダレルです。
さて前回、レイカとヒカルによる大激闘か繰り広げられ、圧倒的でもはや、神秘的な戦いを見ることが出来ました。
そんな彼らにも数奇な運命が待っているようです。
それでは!
ガンプラファイト!レディーゴー!


第六話〜栄光の始まり〜

あのゲリラバトルから二週間が経った。

私こと戦女神のゼロは凄まじい勢いで有名になった。

聞いたところ、決勝で倒したタカミヤヒカルさんはテレビや動画配信などでも取り上げられるほどに有名で、それをきっかけに……。

何故か小学校で表彰されることになった。

「おめでとう、レイカさん。」

「ありがとうございます!」

賞状を受け取って、私は自分の席へと戻った。

そして、長い話を聞き終わり、隣のイチカが寝ていた。

「起きて、イチカ。」

「んにゅ……。」

「あ、アルマさん来てるわよ。」

「え!?どこどこ!?」

「嘘よ〜♪」

「なーんだ嘘かぁ……。えへへ。」

「ふふふ。」

そう談笑していた。

「それでは、本日来賓としてお越しくださったソウゲツ・アルマ市長からの祝辞です。」

イチカとレイカが固まり同時に言った。

「「え?いたの?」」

壇上に登った市長は真剣な眼差しで私たち全員を見ていた。

「今回、デンノレイカというたった一人の生徒がこうして大きな大会に出て栄光を与えられた。しかし、君たちにもチャンスはある。今回の件で一層君たちはガンプラバトルへの思いが熱くなったはずです。この八木野小学校の皆さんにもこぞってガンプラバトルに励んでもらいたいものです。何はともあれ、レイカ君、優勝おめでとう。以上です。」

盛大な拍手が送られる。

隣のイチカに至ってはもう泣いている。

そして、その表彰は下校前の事だったので、いつも通りイチカと二人で校門を出た時、いかにも怪しい車があった。

「………イチカ。」

「分かってるよレイカ姉。」

イチカはモデルガンを取り出し、私は身構えた。

そして、車の扉が開いた瞬間

パァン!

イチカがBB弾を男に直撃させ怯んでいるところを私が近づき、

「せいやっ!!」

みぞおちに肘打ちを決めた。

グエッと言って男が悶絶しうずくまったのを見て

「走るよイチカ!」

「ラジャ!」

二人は走って家まで帰った。

家に着いて、店番をしていた母さんに言うと。

「…………あ。言うの忘れてた。」

と小声で言った気がした。

ふと商店の入口を見るとさっきの男がいた。

レイカは構え、いつでも倒せるようにしていた。

「あぁぁ!!レイカ!ストップストーップ!」

「母さん!?」

急に母さんに抱きしめられビックリしていた。

「……やれやれ、君たち姉妹の連携は流石だね。」

見るとさっきの男は市長さんだった。

ん?ということは私たち……。

「市長さん殴ってたの?」

「ソウちゃんだって気づかなかった……。」

母さんによって頭に手刀を叩き込まれたんこぶが出来た二人が改めて状況を確認する。

「今日、イチカにも用があったのと私にも用があったんですねアルマかん。」

「そうとも。」

「ごめんねアルマ。ウチの娘達が…。」

「構わないさ、あの時も君とヨシモリはきっての武闘派にして脳筋だったからね。」

「え?何?今私バカにされた?撃っていい?ねぇ撃っていい娘達よ?」

「お母さんステイクール。」

「というわけさ、ご同行願えるかな?」

「分かりました。そういうことでしたら。」

促されるまま二人で車に乗った。

「戦女神のゼロ。君の戦闘力は素晴らしいものだったよ。」

「あら、ありがとうございます。」

「イチカと共に作り上げたプラモトレースシステムを完璧使いこなしてる辺りは流石は双子姉妹、そして、マスターアジアの一番弟子なだけはあるね。」

「レイカ姉は強いからねぇソウちゃん。」

「まぁ、それもあって折り入っての頼みがあるわけさ。」

市役所に着き、イチカにもついてきてもらう形で待合室へと連れていってもらった。

「既に役者は揃ってるよ。さぁ、入りたまえ。」

私は先陣をきって扉を開けた。

そして、その光景に思わず絶句した。

「ん?レイカ?どうして君がここに?」

「あん時のガキンチョ共!?」

「あ!ヒビキ君!」

「!イチカちゃん!」

まず目に入ったのが準決勝などの前に戦ったプラネッツナイトの人、アリネ・レイトだった。

「あら、プラネッツナイトの怖い人のレイトさん。」

「おい待てクソガキ、名前の前のやつなんだ。」

そして、同じクラスでイチカが仲良くしてると言っていたヒビキ君だった。

「あー、待て。となるとこのクソガキ二人はヒビキと同い年だったってのは知ってるが同じクラスだったのか?」

「そうなりますねぇ……。」

ヒビキとイチカは部屋の奥でガンプラを持って遊びだしていた。

そして、私はもう一人目に入っていた。

「……あ、やべ気づかれた。」

そう、決勝戦で戦ったタカミヤ・ヒカル。彼もまたここにいたのだ。

「お久しぶりですヒカルさん。」

「久しぶり。」

この状況を作ったアルマ市長が少し咳払いをした。

「さて、ここに君たち三人を集めた理由だが、突然だが君たちにはチームになってもらう。」

「「「………は?」」」

無論三人の答えはそうなった。そして真っ先に反論したのはレイトさんだった。

「おい待てよ、日本代表戦に出れるのは優勝者のレイカってやつだけじゃねぇのか?」

「ふ、何も1on1での出場とは言ってないだろう?僕は優勝者の基準でチームを作ると決めていたのさ。レイカ君、あのバトルの後の簡単なアンケートがあっただろう?それに答えてくれたからこそこのチームさ。印象に残ったバトルもしくはガンプラを二つ選出してもらった時、バトルはヒカル君、ガンプラはレイト君の二人を選んでいた。ということさ。そして、これは君たち三人に答えてもらってはいるよ。」

ヒカルさんが口を開く。

「なるほど、あのアンケートそんな感じだったのか……。確かに俺もゴッドアストレイとコアガンダムαとの戦闘が印象的だと書いていた。」

「……そういうことなら一応納得は行くが、正直上手くやって行けるか分からねぇな。」

「確かにそうですね。」

「んで、市長さんよ、アンタに言われてヒビキを連れてきたが、ヒビキはともかくあのちんちくりんはどういう理由でここに……。」

私はレイトさんがそれ以上言う前にレイトさんの机を割っていた。

「………誰の妹がちんちくりんですって?」

「…マジか。」

「妹のイチカはその小ささがいいんです!何故それがあなたにはわからないんですか!!」

「いやそこかよ!!」

「落ち着きたまえレイカ君。まぁ君たちがヒビキ君、そしてイチカがいることには疑問を持つだろう。理由は明白だ。イチカとヒビキには僕がまだ見つけれてないというのもあるが、僕が見るに二人には君たち同様の天賦の才があると思ったのさ。そして、プラモトレースシステムのテストプレイヤーとしてイチカを採用してる。そしてヒビキ君はレイト君、君の戦う勇姿を間近で見たいということで、イチカとヒビキ君をチームのサポーターに採用しようと思ってるんだ。」

「僕、兄さんやみんなのために頑張るからお願い兄さん!」

「………ったくしょうがねぇなホント。わかった。だが無理だけはすんなよ?約束破ったら怒るからな。」

「うん!」

ヒビキ君は目を輝かせて頷いていた。

「そこで、チーム名を考えてもらおうと思ってたんだが……。」

「「だが……?」」

三人が首を傾げる。

「手違いというかなんというか、イチカとヒビキが考えた名前を二人が書いて既に選手権の本部に出してしまったらしくてね。」

「ま、マジかよ……」

「あらあらイチカ、あわてんぼさんね。」

「チーム名は湯ノ森シャイニングゼロ……となってるのだが、こちらの手違いだ。訂正も兼ねて君達に……。」

「いや、それでいいんじゃねぇか?」

ヒカルさんがそう切り出す。

「二人のゼロと俺の名前がヒカルだからシャイニングゼロっていうチームにしたんだろ。なら甘んじてその名前を受け持とうじゃねえか。」

「ヒービーキー?」

「だって兄さん忙しそうだったから……。」

「よくやった!!」

「………えへへ。」

「まぁ、君たちがそれでいいならチーム湯ノ森シャイニングゼロで登録しておこう。無論、君たちの戦いのサポートは湯ノ森市長たる僕が全面支援することを約束しよう。」

アルマのその言葉に三人は一応納得はいった。

「リーダーはどうする?さすがにチームならリーダーいるだろ?」

ヒカルがそう提案した。

すると、ヒカル以外の全員がヒカルを指さした。

「……………え?俺?」

「年長ですもの。」

「年長だしな。」

「年長だからねぇー。ね、ヒビキ?」

「うん。」

「僕もそれで賛成だ。」

「えーえーそうですか俺に拒否権はない感じでですか。やってやろうじゃねぇかぁぁぁっ!!」

ヒカルが半ギレで叫んだ。

そうして、その日から部活動と同じような感覚で戦闘訓練やチューニングを行った。

チームワークの連携も兼ねてお互いを知るために何度も模擬戦をし続けた。

そうして半年の年月が経ち、全国日本選手権の会場へとたどり着いた。

「思えば長かったですね、ヒカル、レイト。」

「まぁ、ここまで来れりゃあとはのし上がるだけだろ!」

「レイカ姉達なら勝てるよ!」

「僕も応援するから頑張って!」

「そんじゃ行くか、湯ノ森シャイニングゼロ!」

「「いや、そういうのは恥ずかしいから無理。」」

「……俺よくコイツらと一緒にいて心無事だったな……。」

こうして、栄光は始まった。

この後の絶望を知ることも無く。




「第一回戦!湯ノ森シャイニングゼロVSチームクロノクル!」
「やるしかねぇな!」
「貫きます!」
「よし、約束だみんな!」
次回
ガンダムビルドブレイカーズ:オルタナティブ
第七話「光り輝くゼロ」
ガンプラファイト!レディーゴー!
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