ガンダムビルドブレイカーズ:オルタナティブ   作:Wandarel

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皆さんお待ちかねぇ!
作者のワンダレルです。
さて前回、圧倒的な戦力差を日本中に轟かせ、ある意味世界にもその凄まじい強さを見せつけた湯の森シャイニングゼロ。
勝機ムードがただよっているなか、ただ一人雲行きの怪しい男がいました。
それでは!
ガンプラファイト!
レディーゴー!


第八話~準決勝湯の森シャイニングゼロVSチームアリメノール~

湯の森シャイニングゼロのメンバーは次の準決勝に向けて、ウォーミングアップを兼ねて組手をしていた。

そして、累計1999回目の組手で、レイカが勝利した。

「これで……それぞれが999勝999敗1引き分けね……。」

さすがのレイカも疲れていた。

そこで、ヒカルがある提案をする。

「ならよ、最後の一回は決勝終わった後にやって1000勝した方が湯の森最強ってことにしないか?」

「ほう、湯の森最強か。」

「いいですね〜♪私、俄然燃えてきました。」

「そんじゃ、お前ら約束な。決勝終わったら1000勝と湯の森最強を賭けた最後の戦いをしようぜ。」

「おー!」

「おう………。」


その夜、レイトは思い悩んだ。

(……クソっ、中途半端で終わらせたくねぇ。せめて、アイツらに花を持たせるまでは……。)

そう思いながらコアガンダムαを見た。

コアガンダムαはレイトの意志に答えるかのように頷いた。

「頼むぜ、コアα……もしもの時ヒビキを守れんのはお前だ。」


準決勝当日。

昨日のレイカの活躍のせいか、やけに人が多い気がする。

「なんか、人多くないかヒカル?」

「まぁ、あれだけのことしたらそりゃこうなるだろ。」

「えー!レイカ怖ーい……誰のせいなのかしら〜……」

「「だからお前だよ!!」」

そんなことを言ってる間にチームアリメノールの面々が現れる。

華奢な男とヘッドホンを首にかけてる女性。そしてもう一人は細め女性が居た。

「あら、いい男じゃない〜♪」

ヒカルに向けて細めの女性がそう言った。

「アタシがアリメノールリーダーカマイ・リョウタよ。体は男でも心は女の子だからよろしくね☆」

「よ、よろしく……。」

さすがのヒカルもびっくりした。

レイカも驚きレイトもビックリした。

いわゆるオカマという類のイメージが大きく崩れるほど、綺麗な女性だとしか思えなかったからだ。

「そして、アタシの可愛い妹弟たちよ。」

「ども、湯の森シャイニングゼロの噂はかねがね聞いてます。カマイ・リョウタの弟、カマイ・アキラです。よろしくお願いしますね、アリネ・レイト。」

「おう、よろしくな。」

「やっほー、カマイ・リョウタとカマイ・アキラの妹にして釜井家の紅一点、カマイ・ハヤナでーす!よろしくね、レイカちゃん!」

「よろしくねぇーハヤナちゃん〜♪」

「ちょーっと待ちなさいよ!紅一点じゃないでしょハヤナ!」

「だってリョウタ兄男じゃん!」

「なぁんですってぇ!!」

「まぁまぁ、落ち着きましょうよ。ともかく、よろしく頼みますね?」

チーム全員と握手した。

そして、ガンプラが並べられていく。

「それでは!準決勝、チームアリメノールVS湯の森シャイニングゼロの試合を開始します!ガンプラファイト!レディーゴー!」

「カマイ・リョウタ、ガンダムAGE-2ヤークトアルケー、行っくわよぉ〜♪」

「カマイ・アキラ、Sin・スサノオ、推して参る!」

「カマイ・ハヤナ、ハイパーガンキャノン、いっきまーす!」

「フルアーマーAGE-2Breaker、タカミヤ・ヒカル、目標を破壊する!」

「コアガンダムα、アリネ・レイト!敵を殲滅する!」

「ガンダムアストレイ・ゴッドフレーム、デンノ・レイカ、敵を粉砕しまーす♪」

全員が並んだ。

ステージはソロモン宙域。

そして開始と同時にゴッドアストレイのトツカノツルギとSin・スサノオの強化サーベルのシラヌイとウンリュウがぶつかった。

それを皮切りに、ハイパーガンキャノンとフルアーマーAGE2-Breakerによる砲撃合戦も始まった。

そして、レイトは

「チェンジ!プラネッツマーズ!!」

マーズアーマーを装着して必然的にAGE-2ヤークトアルケーとぶつかった。

「あらあら、威勢のいい子♪」

「るせぇ!俺はオカマに構う趣味はねぇよ!」

「あら残念、なら力ずくでわからせるわァ!!」

隠し腕のビームサーベルとGNバスターソードの三連撃を見事、ヒートレヴソード二刀流で防ぎきった。

「あらら、あのお嬢ちゃんだけが強いも思ってたけど、どうやらそれと同等に厄介ね!」

「へっ!初戦でレイカしか見てねぇなら足元すくわれるぞオラァ!!」

そう言って、ヒートレヴソードの峰打ちでAGE2ヤークトアルケーを怯ませた。

「悪いが、伊達にレイカ達と模擬戦してねぇんだ、なめてかかったら痛い思いするぜオカマ野郎。」

「ほほう、痺れるわね〜……俄然やる気出ちゃうわ!」

一方、フルアーマーAGE2Breakerとハイパーガンキャノンは弾幕を貼り続けていた。

「アッハハハッ!楽しいねぇヒカルお兄ちゃん!」

「おいおい、人の事をお兄ちゃん呼ばわりしてんのかこの嬢ちゃん!」

『ヒカル、ミサイルポッドの弾薬が尽きそうよ。』

「OK、パージ頼むマリオン!」

(しかし、あのガンキャノンめちゃくちゃ弾幕張ってやがるな……こいつら思ってた以上に強いが、他のみんなは大丈夫か?)

その奥で、ゴッドアストレイとSin・スサノオが凄まじい連撃を繰り広げていた。

目に負えないスピード、通常なら見えそうにない。

だが、二人だけにはわかる世界である。

そして再び剣と剣が交わる。

「なかなかいい筋をしている、剣術士か?」

「いいえ、武闘家です〜♪」

そして再び金属音が鳴り響き続ける連撃が始まった。

(初戦の時に目をつけていたが、思っていた以上に危険だな。)

(なんだろう……妙に手加減されてるような気がするなぁ。)

レイカのこの違和感はすぐに分かった。

「リョウタ兄さん!兄さんの言う通りプランBの方がベストだ!」

「あらヤダ、やっぱり〜?ハヤナ!フォーメーション変えるわよ!」

「えー!……じゃ、本気だすからねヒカルお兄ちゃん♪」

そう言って、三機は一気に距離を取った。そして、ハヤナがとんでもないことをし始めた。

ハヤナがバトルエリアギリギリのラインまで向かい、何かを構えた。

「……くそ!レイト、レイカ!回避だ!」

「了解!!」

ハヤナのハイパーガンキャノンがツインサテライトキャノンをぶっ放してきたのだ!

「そっちとは射程が……ダンチなのよね!」

さらに、レイカに向かって凄まじい量の弾幕を張り始める。

「やーん!レイカ近づけなーい!」

さすがのレイカもこれは本音だ。

ミサイル、ビームスナイパーライフル、そして狙撃銃の的確な乱射がレイカの動きを大きく制限した。

「ちっ!」

レイトが援護に回ろうとしたが、背後の殺気に気が付き、すんでのところでヒートレヴソードで受け止めれた。

「あ、あっぶねぇ!!」

「妹の元にはいかせん!」

(クッソ!このままだとレイカもあぶねぇ!!)

一方で

「あら、君もAGE2をベースにしてるのね〜。お姉さんが相手をしてあげるわ〜☆」

「……アンタ、只者じゃないな。初戦ではあまり俺らの手の内は見せてなかったはずなんだが……。」

「オホホ、なぁに簡単よ〜、相手がこうされたら嫌だなと思うことが実現出来ればいいのよ〜。普段のお付き合いならそんな事しないけど、勝負の世界においては話は別。アタシ達かなり負けず嫌いだからね☆」

「なるほどな!」

ヒカルはすかさず、マリオンとの連携で弾幕を張り始めるが

「お行きなさい、ファングちゃん!!」

リョウタがファングを使いこなし、見事な迎撃を始める。

「くそっ!!」

「筋はいいのだけれど、まだまだね!」

『ヒカル、後ろ。』

「ぐっ!!」

思わぬところから攻撃をくらい、ダメージが入る。

「アタシ達三人にとって、アンタ達を含めて全員を倒すためのノウハウを鍛えてきたのだから残念で残酷なことを言うとすれば……。アンタ達の敗北は確定してるのよ。」

「な!?」

それは薄々と分かってはいた。

「コアチェンジ!チェンジ!プラネッツヴィト………」

「させん!!」

Sinスサノオのトライパニッシャーでアーマーの輸送をしていた機体を一部破壊され、レイトはマーズアーマーで戦うことを余儀なくされた。

「ちっ!!」

「湯の森シャイニングゼロの暴れ将軍……その異名に恥じない戦いを所望する!」

「ったく、テメェらの都合で俺の予定狂わされてたまるか!」

レイトもスサノオに挑む。

さらに、レイカの方も

「あっは!逃げろ逃げろぉ!!じゃないと死んじゃうよー!」

「このぉー!」

(分厚い弾幕と高火力で避けるので精一杯、ツインサテライトキャノンを掴んでいたらその間にほかの攻撃でやられちゃう!)

「アンタ達はいい強さを持ってるけど……世界に行くにはまだはやいわね。」

「………それはどうかな?」

ヒカルは不敵に笑った。

「行くぞ、マリオン!」

『えぇ、ヒカル。』

『EXAM-System-Standby』

「奥の手は、最後まで隠しておくもんだぜ……そうだろみんな!」

「あぁ!!コード承認完了……頼むぜ、コアα!!」

「コアチェンジは出来ないが、わざわざ隙を見せるか!ならばその首を貰い受ける!」

レイトが悪い笑みを浮かべた。

「エマージェンシーチェンジ!プラネッツナイト!!」

その瞬間、騎士の様なアーマーがすぐさま飛来し一気にドッキングした。

「ほう、騎士道か?」

「おうよ、武士道VS騎士道で勝負しようぜ……!」

「もっちろん、ヒカル!」

レイカは気合いを入れ、一気にハイパーモードへとなった。

「ゴッドアストレイハイパーモード……向かうところ敵なしね。」

「えぇー!金色になった!狙いやすくしてくれてありがとうー!」

ハイパーガンキャノンが撃つが、全て避けられる。

「あらあら、ここからはそうそうには当たらないわ〜♪」

全員がそれ相応の本気を出す。

「ふっ………それがアンタ達の答えね……きっと井の中の蛙だったのでしょう。みんな、遊びは終わりよ。本気で潰しにかかりなさい。」

「了解した。」

「了解〜♪」

そして、カマイ家三人が口を揃えて言った。

「「「TRANS-AM!!」」」

瞬間、カマイ家の全機体が紅く染まる。

「では、まずそれを貰いましょうか☆」

「!?」

気がつけば、肩備え付けていたライフルがファングと砲撃で持ってかれた。

「遅いわよォ!!」

「がっ!!」

そしてGNバスターソードでもう片方のキャノンも持っていかれた。

(この三人、まだ余力を!?)

Sin・スサノオの二刀流の猛攻が入る。

プラネッツナイトの盾でなんとかギリギリ防いではいるが、レイトの攻撃が当たらない。

「こんにゃろ!!」

「当たらんな、軸がぶれている。」

ランスでの対抗をシラヌイ、ウンリュウを使うまでもないと言わんばかりだった。

(ランスじゃどうにもならねぇ、なら!)

ブレイバーズブレイドの変形をし、基本形態であるロングブレードモードで攻めるが、それはシラヌイに弾かれ続ける。

「その程度で私の首は取れんよ。」

(くそっ!くそっ!!もう時間が無ぇんだ!!俺はもう、いつ死ぬか分からねぇ!!)

「乱れたな。」

その刹那、プラネッツナイトの左腕を斬られ、持っていかれた。

「何を思っているかは知らないが、武士の前での油断は死を意味するぞ。」

「ぐっ………!」

(このままおわるわけにゃ!!)

「さらにさらにフルバースト!」

ハイパーガンキャノンの攻撃頻度が大きく上がった。

レイカはプラモトレースシステムの為に専用の周りの人間も見れるような透明なガラス状のフィールドがあるが、その動きを見ている限り、相当に苦戦している。

「くっ………。」

(弾幕を捌ききれない……!!)

「いっただきぃ!」

瞬間、装填が完了したツインサテライトキャノンが放たれる。

「!避けれない!アーセナル!フィンガー!!」

辛うじて大きな致命傷は避けれた。

が、瞬間、ゴッドアストレイも左腕を抉られた。

「ビームが効かなくても、物理なら問題ないよねぇ〜♪ご愁傷さまぁー!!」

徐々に湯の森シャイニングゼロのメンバーが追い込まれ始める。

快進撃もここまでか……。

もはや彼らに勝ち目は一切な……

『否ッ!!!』

「兄さん!!みんな!!がんばれー!!」

「負けるなレイカ姉ー!!!」

三人にだけ、ヒカル、レイト、レイカの三人には確かにヒビキとイチカの声が聞こえた。

「………そう……だな、例えここで終わるとしても……ヒビキの為にも、ちったぁ悔いのないようにしてぇしなぁ!!」

「………師匠、イチカ、みんな……この一瞬でもいい。私に力を……!!」

「…………やる気満々だな……、マリオン、一気にパージしてあれをやるぞ!!」

『……待ってたわ、その言葉を。』

戦況が大きく、そして、流れが変わった。


「ズッタズタに!してあげる!!」

レイカは、動かない。

弾幕が降り注ぎ、直撃する寸前、ゴッドアストレイを避けるかのような動きで弾幕が逸れた。

「……ハァ!?どうなってんのよ!!」

絶対領域(アブソリュートゾーン)………

レイカは、絶対領域へと入った。

ゴッドアストレイがハイパーモード以上に金色に輝く。

ここからは、一方的になる。

歓声が湧き上がる。

再び、湯の森シャイニングゼロというダークホースがようやく力を取り戻したのだ。

「一歩、二歩、三歩。」

「クソ!!さっきまで当たってなのになんで当たらないのよォ!!」

ハイパーガンキャノンがジャイアントガトリングを二丁で掃射する。

だが、当たるどころか逸れるばかりで近づいてくる。

そして、レイカは加速した。

「な、なんですって!!?」

瞬間、ハヤナは理解した!

弾が逸れていたのではなく、レイカが的確にピンポイントに弾幕を弾いていたのだ!!

そして、レイカは一瞬で背後に回り込むと、マガイクノタチでツインサテライトキャノンを無理やり引きちぎって投げ捨てた。

「こいつ!!」

ハヤナも反撃し、マガイクノタチが破壊されたが、その代わりにかなり距離を取られた。

「バカね!言ったでしょ!射程がダンチだってね!!」

ピンポイント射撃を行うが、当たらない。

「遅い、遅すぎるわ。止まって見える。」

コントローラールームのレイカを見てもわかるが、必要最低限の回避しかしてない。

そして、勝利の詠唱を始める。

「流派、冥王不敗の名の元に!私のこの手が深淵に染まる!!全てを呑めと揺らめき吠える!!」

一気に加速した。

ゴッドアストレイのリミッターを超えるスピードだった。

「天地壊牢ォォォッ!!アァァセナル!フィンガァァァァァ!!」

天地壊牢拳のパワーを掌に込め、アーセナルフィンガーでハイパーガンキャノンの胴を掴んだ!!

「が!!このぉっ!!」

すかさずマシンガンやバズーカを打ち付けるが、レイカは止まらない。

「あなた達なんかに……この湯の森シャイニングゼロが負けるわけがありません!!」

そして、レイカはそのままハイパーガンキャノンを粉砕した。

「助けて、お兄ちゃん!!」

その断末魔を最期にハイパーガンキャノンはブレイク判定になると同時に、過負荷に耐えきれなくなったゴッドアストレイが接続不能となり、再起不能となった。


同刻

「………ハヤナが敗れたか。」

「おいおい、安心しろよ。お前もすぐにぶっ潰してやるからな……!」

「ほざけ!!」

スサノオの連撃がどんどんとヒットしていく。

だが、簡単には終わらせない。

「行け!ビット!!」

ブレイバーズブレイドをビットモードに切り替え、攻撃し、ボウモードでの遠隔攻撃に変えたが、戦況は余り変わらない。

だが、レイトの目はまだ諦めていない。

しまいには、右足も持っていかれた。

「プラネッツナイト………ここでキメるぞ………。」

『あぁ、行こうレイト……君達の未来の為に!』

「切り捨て……ごめぇぇぇぇぇぇん!!」

Sin・スサノオが凄まじい勢いで迫り来る。

そして、剣を振り上げ、縦に切り裂いた……。

が。

プラネッツナイトは破格のスピードでSin・スサノオの背後に回りこんだ。

「何!?」

「………これで、決着(ケリ)つけるぜ!!」

プラネッツナイトがステージの太陽の後光を浴び、光り輝いた。

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

プラネッツナイトのブレイバーズブレイドが、コンマ二秒で変形し、本来なら片手では持てないものもあったはずだが、レイトの意地で振るい、ビットモードも食らわせ、宙に浮いていたシールドを利用しシールドブレードで貫き、片手でショートブレイドモードとロングブレードモードを持って切り裂き、クロスワインダーモードでスサノオの半身を砕き、そして、グラディウスモードでトドメを刺した。

「見事……武士道とは、死ぬことと見たりぃぃぃぃ!!」

Sinスサノオを撃破したプラネッツナイトは機能を停止した。

「………これが、チーム湯の森シャイニングゼロだ………へへ……。」

レイトはコントローラー席でへたりこんだ。

「アキラ!ハヤナ!」

「おいおい、よそ見してていいのか!!」

フルアーマーAGE2BreakerがAGE2ヤークトアルケーと鍔迫り合いになる。

「……アンタ達を甘く見ていたみたいね。文字通り、アタシとヒカル君で1VS1のガチンコよ!」

「いや、俺にはまだ人がいる!専属AIのマリオンと、湯の森シャイニングゼロのメンバー達だ!!」

AGE2ヤークトアルケーとフルアーマーAGE2Breakerがヘッドパーツをぶつけあった。

「マリオン、行くぜ!」

『アーマーパージ!』

「ぎえっ!!?」

フルアーマーAGE2Breakerがパージし、そのパーツが直撃した事でそこそこのダメージをAGE2ヤークトアルケーに与えれた。

AGE2Breakerが覚醒した。

「マリオン、皆、行くぞ!」

『えぇ!!』

TRANS-AM!」

EXAM-System-Final-Phase-Express

「『(わたし)達で決める!!』」

「やってみせなさい!!湯の森シャイニングゼロ!!」

GNバスターソードとセブンソードGがぶつかり合い火花が出る。

「ファングちゃん!!」

すかさず、リョウタはファングを仕掛けるが

「『見える!』」

ファングを全て破壊した。

近接攻撃のみの応酬でお互いがそこそこの損傷へ入る。

お互いレッドゾーンだ、次で決まる!

「小賢しいわね!なら!コレで決めるわ!!」

AGE2ヤークトアルケーがGNバスターソードを上に構えると、ライザーソードとなった。

「『なら、こっちも!!』」

AGE2BreakerもBreakerバスターソードを上に構え、ライザーソードにした。

「アタシ達が上へと行く!!」

「『(わたし)が破壊する……(わたし)達の意志で!!』」

「トランザムッ!!ライザァァァァァッ!!」

ライザーソード同士がぶつかり合う。

「『うぉぉぉぉおおおおおおぉぉぉっ!!!』」

「らァァァァァァァァァァっ!!」

三人の声が響き渡る。

ヒカルに響いてくる。

「ヒカルさん!がんばれー!」

「負けないで!ヒカルさん!!」

「頑張って、兄さん!!」

ヒビキの声が、イチカの声が、ツルギの声が………。

『私達で示しましょう、私達の道を!』

「行け!ヒカル!!」

「ファイトです!ヒカル!」

「マリオン、レイト、レイカ………。」

ヒカルは笑った。

瞬間、AGE2Breakerのライザーソードの出力が大きく上がった。

そして、AGE2ヤークトアルケーを呑み込んだ。

「俺が……俺達が!!湯の森シャイニングゼロだっ!!!」

一気にステージごと破壊して、バトルエンドの音声が流れた。

その瞬間、わっと歓声が上がった。

「決着ー!!!準決勝を制したのは湯の森シャイニングゼロ!!圧倒的、そして圧巻の戦いでした!!皆さん!彼らの戦闘に!彼らの勇姿に拍手を!!」

拍手と歓声が会場に響き渡った。

「負けたよォ……。」

「ハヤナ、また次がある。その時に勝とう。」

「……うん。」

「……アンタ達。」

相手チームアリメノールのリーダー、リョウタが声をかけてきた。

「お見事ね☆是非、決勝でも勝って欲しいわ!アンタ達の勇姿は私が、私達アリメノールが見届けたわよ!しゃきっとなさい!!」

「えぇ、ありがとう。アンタもまた立派なガンプラマイスターだ。」

「ありがとう〜☆そんじゃ、またいつか会いましょ!」

「あぁ!」

「次は武士道の勝利を貰う!あえて言おう!覚えておくがいい!必ず、リベンジを果たす!」

「おうおうかかってきやがれ!次も騎士道の圧勝で終わらせてやらァ!」

「次は負けないもんね、べーだ。」

「あらあら、可愛いわね〜♪次も私は負けないわ〜♪」

それぞれが握手し、リーダー同士でハグを交わして、準決勝はおわった。


そして、決勝が準決勝から二日開けてからの開催となっているため、各自がダイバーシティ東京でうろついていた。

かたやお土産に、かたやガンプラバトルにと勤しんでいた。

レイトもまたその一人だった。

夕方でもうすぐ日が落ちる時間帯だ。

「母さんや父さんにはお土産買ったし、そろそろ帰るか。」

(………アイツもきっとあっちで。いや、気にしてる間はないな。うわ、咳でそう。)

ゲホッ…ベショ……

「んあ?」

ふと足元を見ると、血が出ていた。

「うヴっ!!」

そこからは噴水のごとく吐血し、レイトは倒れた。

「がはっ……かひゅ……ひゅ……。」

(息が……出来ねぇ……!!あぁ、くそ……もう少しだけ……持って欲しかった……。)

「人が倒れてるぞ!」

「救急車!救急車呼べよ誰か!」

(……あぁ、コアα、みんな。お前ら……こんな結果で満足か……?俺は……嫌だね………。あぁ……ヒビキ……。)

レイトの意識は……そこで途絶え、夕日が完全に落ちた。

そして、湯の森シャイニングゼロは……。

栄光の光を失った………




「………レイトが………?」
「嘘だ……嘘だって言ってよ兄さん!」
「………そんな……どうして……どうして……!」

次回、ガンダムビルドブレイカーズ:オルタナティブ
第九話~栄光の終末~
次回も!
ガンプラファイト!レディーゴー!
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