約2時間前 駒門管轄鎮守府
駒門「恐らく敵は先日南西諸島を攻撃した仕返しをしに来たのでしょう。貴女達を巻き込んで申し訳ないのですけれど長門達と連合艦隊を結成、これを殲滅してもらいますわ」
提督「天龍達は前衛として敵戦力を減らしてほしい。はじめての連合艦隊で慣れないと思うが気を引き締めていけ!」
天龍「へっ!上等じゃねえか!」
長門「頼もしいな。よろしく頼むぞ」
天龍「おうよ!天龍、第一艦隊!出るぞ!!」
長門「第1艦隊、抜錨!」
連合艦隊を組んで出撃した一行。
駒門「…まさかここでもあの戦い方をするとは思いませんでしたわ」
提督「あぁ、向こうでも基本6人編成だったろ?だからやってみたんだが…負けたよ、お前の部隊は強いな。流石だ」
駒門「当然ですわ!誰かさんの指揮で生き抜いた女が提督をしているのですから!」
提督「…強くなったな、麗香…。それと、戦競の事まさか未だに根に持ってるとは思わなかったぞ……」
駒門「当然ですわよもう!!…でも、もう良いですわよ…。意趣返し出来た事ですし許してあげますわ!」
16「蒼龍さんと龍驤ちゃんが確認したところ、駆逐級20、軽巡級13、重巡級8、戦艦級4!!!」
提督「中々の大部隊だな…!」
駒門「空母級がいないのが救いですわね」
その時提督のスマホに着信が入る。
画面を見ると自身の鎮守府からだった。
提督「俺だ」
アルマータ『閣下、こちらの海域に接近してきた敵は殲滅完了致しました。この後彼女達も其方に合流させようと思うのですがいかがでしょう?』
提督「…ん。わかった許可する」
アルマータ『かしこまりました。では』
現在 戦闘海域にて(天龍視点)
提督『状況は!?』
龍驤「敵戦力駆逐級5、軽巡級9、重巡級3、戦艦級4や!」
利根「じゃが皆最低でも小破しておる…それに比べ、向こうの戦艦級は無傷ときた…」
駆逐級の雑魚は減らしていけているものの、敵の物量はもちろん、重巡級と戦艦級の強さにオレ達は苦戦を強いられていた。
天龍「くっそ、雑魚が多くて本命にいけねえ…!」
長門「数を減らすことの集中するんだ!」
んなこたぁわかってる…!けどこのままじゃジリ貧じゃねえか!
金剛「だけど、あの戦艦級その隙を上手く突いてくるネー」
北上「木曾や暁ちゃん達と雷撃してもまだ居るんだもん…ウザすぎ…」
その時何処からかヘリのローター音が聞こえてくる。
そして同時にノイズ混じりの無線が聞こえてきた。
大和「聞こえる?こちら横須賀鎮守府所属憲兵、大和。今から援護するわ」
長門「憲兵だと?」
音が聞こえてくる方向を見るとヘリが2機向かってきている。
……ちょっとまて……なんで捕獲した空母を引き連れていやがる!!!!????
金剛「なんで空母級を引き連れてるネー!?」
提督『その空母級は味方だ。繰り返す、彼女は味方だ』
天龍「あの野郎……」
鈴谷「まさか実戦に出すとはねぇ~…」
この戦いが終わったらマジで問いたださねえと納得出来ねえ…!
動揺する長門達をよそに、アイツは艦載機を放ち、椿やベレーザも援護射撃を行っていく。
ってか何で空母用の弓と矢が使えてんだよ。
木曾「おいおい…憲兵の銃撃が効いてるぞ…!?」
比叡「しかも空母級が空母の弓を使って………何なんですかぁ!?」
長門「だが、奴らも動揺して乱れているぞ…チャンスだ!」
深海悽艦内でも艦娘じゃない只の人間の銃撃が効くとは思っていなかったのか、その攻撃で轟沈していく駆逐級と軽巡級を見て陣形が乱れはじめる。
長門「これより敵重巡級、及び戦艦級に突撃する!私に続け!!」
穴が空いた陣に突撃する長門達。
残った駆逐級や軽巡はそれを阻止しようとするが、そうはさせねぇ!
天龍「テメーらの相手はオレ達だ!」
(長門視点)
長門「ようやくお前達と殴り合えるな…」
予想外な援軍が来て少々戸惑ったが、お陰で敵主力と対峙することができた。
そんな中例の憲兵から通信が入る。
ベレーザ「援護しますわ」
長門「いや、その必要はない」
主砲を戦艦級の1人に向ける。
長門「戦艦同士の殺り合いなら、得意なのでな」
轟音と共に艤装から砲弾が放たれる。
そして砲弾は戦艦級に直撃、跡形も無く消し飛ばした。
飯塚「はは…マジかよ…あたいら束になってやっと勝てた奴を一撃かよ…」
ソーニャ「感心するのは後っ!来るわよっ!」
砲弾がヘリの装甲を掠める。
海上を見ると重巡級2体、対空射撃を行っていた。
蒼龍「やらせない!」
艦載機を放って、ヘリの護衛に入る蒼龍。
味方…?の空母級もそれに続く。
ヒリュウ「私も手伝うわ!」
蒼龍「え?あ、ありがとう…?」
一方木曾と北上はもう1体の重巡級の相手をしていた。
だが木曾は北上を庇って大破してしまう。
北上「木曾!」
木曾「問題ない!まだ撃てる!」
重巡級は弱っている木曾を集中的に攻撃していく。
北上「にゃーろー…流石にこの北上様も怒ったよぉ…?」
単装砲を撃ち、左右に動きながら一定の速度で接近していく。
重巡級はその動きに対応して、予測射撃を行う。
しかし
北上「あらよっと」
砲撃を避け今度は一気に加速。重巡級に突っ込んでいく。
重巡級は艤装を前面に向け、砲撃する。
だが北上は今度は滑り込むような動きで、重巡級の左に回り込む。
…この動き方、まさか
北上「へへーん…ビビった?」
更に振り向いた重巡級の頭部に一撃、砲撃を与える。
単装砲で威力が低めだった為か、相手は流血程度のダメージの様だ。
血を拭い、怒りを露にしながら北上を探す重巡級を、また距離を空けた所でこちらを見ていた。
北上「さっきの演習で面白い戦術見て試してみたけど…」
彼女を見つけ艤装を構える重巡級。だが足元で何かが光ったことに気付き、視線を下げる。
そこには北上の魚雷が数㎝先まで迫っていた。
北上「相手の注意を色んなところにやって最後にズドン。いや~こりゃぁ良いね~」
魚雷で爆散する重巡級を見ながらニヒヒと笑う北上。
面白いことをするじゃないか。
そこに木曾が駆け寄る。
木曾「やるじゃないか姉さん!」
北上「どうだい?これがスーパー北上さんの実力よ!」
木曾「オレも改二になったらやってみるよ!さて、蒼龍達の援護に行こう!」
北上「そうだね!いっちょやりますか~」
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