ハリーポッター「僕の梟は何かがおかしい…」   作:蹴翠 雛兎

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死の森の番人(ルビウス・ハグリッド)梟の皮を被った怪物(ホロロホルル)

____あれから一ヶ月がたった。

 

あの後、次々と様々な事実が発覚し、慌ただしい生活を送っていたのだが、時間も経つと元の日常へと戻ってゆき、ダーズリー夫妻も自身の子供や甥っ子、その友人が魔法使い族である事を半ば強引に受け止めた為か、恵による説教やちょくちょく異常事態を起こす梟擬により気づかない内に否定していた筈の異常事態やスピチュアル的存在に慣れて始めていた為か、ちょっとやそっとでは驚かなくなっていっていた。というかなんならちょっとした異常事態が起きても、『そんなこともあるか』と、もはや完全に受け入れていた。

 

そして、現在、梟擬の飼い主である彼らはと言うと…。

 

 

「____ハリー。これらが売っている場所、見つかりませんね……」

「本当にね…」

「でも、見つからないとは言っても、まだメグミはいいじゃん!存在を隠していたとはいえメグミのお母さんは魔法使いで、必要なものの一つである杖をおさがりで貰ったんだから!それに比べて、ぼくたちは……」

「いえ、あれはそもそも父も知ってた上で二人ともその事を私に教えてなかった気がしますが。しかも、なんで隠していたかきいたら、誤魔化されましたし…。というかそれを言ったら、偶々私は杖を手に入れられただけで、それを抜いたら、私も必要な物は完全に揃えられてませんから、完全に五十歩百歩、どんぐりの背比べじゃないですか……」 

「……本当にこれらが売ってる場所どこなんだろうね?ヘドウィグ知ってる?」

「ホォホォホー、ホー(場所は知ってるけど、そのある場所の肝心な所在地は知らん)」

「知らなさそうだね…」

 

 

それはもう…

ものすごく困っていた。

 

それは何故か?

 

それは彼らの家庭事情が関係している。

 

ハリー・ポッター。

彼はそもそも、ごく最近に自身や家族が魔法使いである事を知った上、育て親であるダーズリー夫妻はマグルであり、その上そもそもそういったものから遠ざけられて育てられてきた。

その為、そういったものの知識は一切なしなのである。

 

ダドリー・ダーズリー。

彼も割とハリーと似たような状況ではあるのだが、違う点をあげるとするならば叔母が魔法使い族である. とは言え、マグル生まれの魔法使い族であり、遠ざける必要は殆ど無く、そもそもそういうのは絵本や漫画などの所謂空想上の存在でしかなかった。

その為、そう言ったものの知識は(以下略。

 

平賀 恵。

彼女に関してはハリーやダドリーと違い、そう言ったものと触れる機会は実はあったのだが、そもそもそれをそういう類とは認識しておらず、そもそも両親がその事をぼかし遮断していた為、気づくことすら難しかった。

しかも、彼女の両親がいる場所は、日本であり、イギリス生まれと言っていた筈の魔法使いである母親はなぜかそういう知識は殆どない。しかも、それを指摘しると、父親には苦笑いをして誤魔化され、母親には『知らない知らない!知らないものは知らないのよ!』と言われてしまった。

その為(ry。

 

故に揃えるものが揃えることが出来ず、三人とも困り果てていたのだ。

 

 

因みに。

梟擬はどうか…?というと、既にそういう知識(原作知識)はあり、揃えられる場所も一応はだが知ってはいるのだが、ただ肝心なその場所へ行くための道は知らない為、役立たず状態であった。

もはや打つ手無しである。

 

 

 

そうして、ロンドンを歩き回っていたのだが…時間はただ過ぎていくばかりで、自身達のペットはというと探している途中で寝てしまった為役に立たず、結局必要なものは見つからず、一旦昼食を撮るためにも諦めムードのまま自身たちの帰る家があるプリパッド通りに戻ったのだが…。

 

「____あれ?あそこにいるのは誰だろう…?」

 

ふと、ハリーが家の前をみると、黒っぽい茶髪で髭を生やした2mは越そうかというほどに大きな人物が突っ立っていたのだ。

しかもハリー自身はその人物には見覚えはない筈なのにも関わらず…何故か懐かしさを抱いていた。

流石にこの感覚に困惑したハリーはそこにいる存在にまだ気がついていない二人へと声をかけた。

 

「ねぇ、ダドリー、メグミ」

「ん?なに、ハリー?」「なんでしょうか?」

「僕達の家の前に誰かいる」

「あ…本当だ、誰なんだろ?」

「宅配便とかではないですか?」

「わからない。もしかしたら恵の言う通り宅配便かもしれない……でも僕、何故かはわからないけれど、あの人のこと知らないのに関わらず懐かしく思っているんだ……」

「…ん、んんぅ?ぼくにはよくわからないや!けどさ、それってつまり、昔ハリーはあったことがあるということなの……?」

「そうかもしれない」

「だとしたら…魔法関係の方でしょうか?前に聞いた話だとハリーをこちらに預けたのはその方々らしいですし。それに、ハリーがあそこの人に懐かしさを感じるのも納得な気がしますしね」

「そうかも…」

「とりあえず聞いてみようよ!」

 

そうして、三人はその大男と呼べるような人物の元へと話を聞きに行くのだった_____。

 


 

___ヘドウィグです…。ハグリッドと出会ったおかげで昼食の後、無事ダイナン横丁へ行くことが出来ました。

ヘドウィグです…。最近、恵の母親と父親がまさかの人であり、なぜ、恵が魔法使い判定を何故受けたのか、その謎が解けたと共に驚きを隠せず、宇宙猫ならぬ宇宙梟になりましたとです。

ヘドウィグです…。恵が黒猫を飼って名前がちょむすけと名付けましたが、その黒猫はただの猫ではなく、浮遊魔法を使うFFの魔法猫、ゲイラキャットで、しかも何故かファイアが使えると来ました。完全に恵≠頭のおかしい爆裂娘になってしまったとです。

ヘドウィグです…この世界色々混ざりすぎてるとです。

ヘドウィグです…。ハグリッドに今なでなでされてます。

ヘドウィグです…ヘドウィグです…ヘドウィグです。

 

 

そんな風にどっか悲しみを背負った芸人さんのようなコントのようなことを頭からに浮かべ遠い目をするのは我らが梟擬のヘドウィグである。

何故、こんな事になってるのか?

 

それは、現在ハグリッドの口から語られている話が原因である。

 

「____それで、『確かにペンドラゴン先生にゃお世話になったが、だからこそ流石にそのお願いは出来ねぇ』と断ったんだが…どうしてもと言われてな、しまいには代々一族が大切にしている生物、リオレウスの卵をやるからどうかこの娘の成長の為にも、死の森に入れさせてほしいと頭を下げれてしまって、もうそりゃあ渋々了承することになったもんだよ」

「その娘はその後どうなったのですか…?」

「驚くことに5日後、俺んとこに生きて来よった。あん時は流石に肝を冷やした。ペンドラゴン一族は代々、魔法か剣のどちらかに秀でてるんは先生の話で知っとったが、まさか死の森の奥深くからたった5日で無傷で生きて帰ってくるんのは予想外だったからなぁ。思わず幽霊かと疑ってしまったわな。ただ、後々先生にそのことを話したんだが、その娘、一族で三人目となる2つの聖剣とトネリコの杖、全てに選ばれた娘だそうでな?そりゃあ生き残ることもできるかと納得したもんよ」

「へぇ…すごいなぁ。その娘。ぼくもその娘にあってみたいや…!」

「あやつ、今年入学のだからお前さんらもあえると思うぞ?もし会えたらあいつと仲良くしちゃくれんか?あいつどうも恥ずかしがり屋なとこがあってなぁ…友達ができるか先生も不安にしちょったし、俺すら不安なんだ。だからもし仲の良い友達が出来ればその不安も解消されるんだが…」

「うん、わかったよ!ハグリッド!…あっでも僕その子の名前知らないや」

「そういえばそうですね。ハグリッドさん、その子の名前って解りますか?」

「うんにゃ…確か、アルリア…アルリア・グレイ・ペンドラゴンちゅう名前だったな。右手の甲に刺青みたいな赤い痣がある、金髪蒼眼の可愛い女の子だ」

 

…とここまで来れば説明せずとも、分かる人には分かるだろう。

 

Fate/stay nightという作品におけるヒロインの1人でアーサー王、アルトリア・ペンドラゴンのIFの姿であるマスター・アルトリアがハリー達の同期であり、またFate/におけるアーサー伝説を元にしたようなアーサー伝説が歴史上に存在していたことが発覚した為である。

 

もはやいくつ重なってんだこの世界とこの時のヘドウィグは自身を転生したであろう神に問い正したい気持ちになっていた。

とはいえ自分を転生させた神が誰なのかわからないし、そもそも神様とか何者かが自分を転生させた…という可能性だけではなく、神様以外の何かが転生させる原因を作ったか、自然の摂理輪廻転生で普通に転生した可能性もあるのだが。

 

閑話休題(まぁ、そんなことは置いといてだ)

 

____気のせい…ではないよな。ハグリッド、さっきからずっと、チラチラとこっちを見ているし。まるでなんでこいつがここに?という目で。

 

そうして彼が見るのは自分のもふもふボディを愛でながら、ハリー達と楽しく談笑している男。

身長は3メートルは越そうかという文字通りの大男であり、毛は赤茶のような色、口にはモジャモジャの髭を生やしている。

 

…その人物のことを彼はこの世界に生まれるよりも前に知っていた。

 

ルビウス・ハグリッド。

ホグワーツにて死の森の番人をしており、ハリーの保護者兼友人であり、作中では様々な魔法生物を飼っていたことがあるらしい。

 

そんな彼がこちらを視るたびに見せる素振りだからこそ、ふと浮かぶ疑問。

 

___ハグリッド。もしかして俺の…俺の今の姿(フクズク)のこと、なにか知ってんのか?

 

知っての通り、彼は転生者である。

しかも身体は本来ならばこの世界にあってはいけない世界、モンスターハンターというゲームの生物であり、本当の姿はホロロホルルという梟にかなり似た姿の(ワイバーン)であるが、今はそれよりもかなり近い姿をしているフクズクという梟のような鳥になっている。

よほどの梟好きとかではなければただの梟としか思われず、たとえその類であったり、そうでなくとも一般の人物が図鑑等で調べられてしまったとしても、突然変異か新種かくらいにしか思われない。

それなのに、彼は知っていてその上で驚いているような目でこちらを時折見ている。

 

___俺のことを知ってなきゃあんな反応しないよな……まさか。

 

その時、ふと頭の中に浮かんだのはとある実写映画の存在。

しかし、梟擬は『そんなこと、ありえるのか?』とすぐに振り払う。

確かにそう考えれば筋が通るのは事実。だが、あれはうろ覚えではあるが、とある場所のとある条件下でしか行くことができないという話だった筈だ。

その上、あの後のことを考えると、最後は『あの世界への道』は破壊して閉じたものだと考えるのが妥当なのだ。

 

確信は持てない。が、筋は通ってしまう。

だが、そうであるとは信じたくない。

 

そんな終わりのない思考になりかけそうな所で__結果、彼は考えてもしょうがないかと一度打ち切ることにした。

実際、わからない知らない結末を自分や他人がどうこう言おうと結局はそのまま『わからないし、知らない』である。答えは当事者のみが知るのだから。

ならば、わからないなりに考え、知らないなりに動く方が良い。もちろん、状況や当人達の言葉などを元にしながら。

というのがこの梟の皮を被った怪物がこの時に出した結論であった。

 

ならば、話は早い。

ここからの彼の行動は非常に迅速だった。

いつもなら夜行性であるのもあって負けず嫌いが発動したハリー達のゲームやらに付き合って一緒に起きているのだが…。

 

『__ハグリッド。あんた、いつ子供達と共に出るんだ?そのまま魔法学校に行くんだろ?準備するのは知ってるが、だが俺たちの息子であるダドリー以外は半ば押し付けられたもんだとはいえ、俺達はこいつらの保護者だ。見守る義務がある。だからせめて出る時間くらいは知っておきたいんだが……』

『ん?たしか明日は…列車が11時に出発するから、ハリー達には8時にしちょったな』

『そう…なら、明日5時には起きないといけないわね。明日の朝…何しようかしら__』

 

 

というような、ハグリッドとガンギマリ状態のバーノン夫妻の会話を聞いていた為、すぐさま旅に出る為の用意と寝る準備を始めるのだった___。




〜ハグリッドの日記〜(一部抜粋・要約化/◆◆◆は汚れなどにより解読不可の意味を指す)
__ダンブルドアの頼みにより、ハリー達を向かいに行った時、ハリー達のペットとして買われているあの◆◆◆を見つけた。
一見、普通のよくいる梟に見えたが…あれは俺の記憶違いでなければ◆◆◆という地域から◆◆◆の方法で行くことができる、◆◆◆という所に生息する◆◆◆、◆◆◆である筈だ。
本来ならば、こちらに来れないよう◆◆◆によって◆◆◆ある筈なのに、何故あの生物がハリー達の元にいるのかは分からない。
しかし、もしもニュートさんが言っていたあの◆◆◆が◆◆◆事ならば…調査しなければならないだろう。
とりあえずこの事はダンブルドアに報告を。

ヘドウィグ(偽)に覚えさせるものは?

  • はがねのつばさ(ポケモン)
  • ゴットバード(ポケモン)
  • あやしいひかり(ポケモン)
  • ふいうち(ポケモン)
  • リフレク(FF)
  • ライブラ(FF)
  • ファイア(FF)
  • エスナ(FF)
  • レビレト(FF)
  • トード(FF)
  • ストプラ(FF)
  • ミュート(FF)
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