遅くなったにも関わらず関係の無い話ですが、先日スマホを変えた私はマシンスペックによる問題でプレイできなかったプロセカを始めました。
その中でも草薙寧々ちゃんというキャラが本当に好みで、「トレーナー?」!?
「ソノオンナノヒト、ダレ?」
ち、違うんだテイオー!コレには訳が…!
「ボクイガイノオンナニナビクナンテ…お仕置きが必要みたいだね?」
ヤメロー!シニタクナーイ!シニタクナーイ!
という、担当ウマ娘とプロセカでの推しの声優が同じってだけで思いついたネタです。
すいませんでした、本編どうぞ。
「すいませーん、ピザの配達に来たんですけどー」
ここはブランシュ日本支部のメンバーが拠点にしている廃墟である。そんな場所に間の抜けた男の声が響く。
「…ピザだと?そんなもの誰も…」
「あっ!やっぱりアナタが注文されたんですね!もう~こんな山の中に呼ばないでくださいよ~」
「…頼んでは無いんだが…?」
「えー?でも確かにここに届けるように言われてるんですよね-」
その男は自身をピザの配達員だと名乗り、廃墟の門番をしている二人のうちの片方にウザがらみしている。
やがて絡まれている門番はめんどくさくなったのか、財布を取り出し男に問う。
「まあいい、中の奴が頼んだんだろ。いくらだ?俺が代わりに払う」
「そうですか!代金は頂きません!頂くのは…
君たちの命SA☆」
途端配達員と名乗る男は門番に強烈なパンチを繰り出す。そのあまりの威力に門番は背後にある壁まで一直線に飛んでいった。
もう一人の門番がギョッとして振り返ると壁からずり落ちてグッタリとする同僚の姿が映る。どうやら気を失っているだけのようだ。
そのことに安心したのも束の間、そもそも下手人が己の近くに居ることを思い出し、急いで向き直る…が
すでに男の拳は目の前に迫っており、門番を捉えながら高く振り上げられていた。哀れ門番、彼はギャグ漫画のワンシーンのように天井に突き刺さってしまったのだった。
「ヨシ!(現場猫)完璧なステルスキルだったな!コレには某段ボールに住まう蛇もビックリだぜ!」
先程の愚行を犯して門番を排除したにも関わらず、あたかもステルスでした!という雰囲気を出しているのは我らがオリ主橘総司だ。
「お前!何やってんだよ!正面突破とは言ったが、ここからなのか!?」
「そりゃそうでしょ、何言ってるの桐原君?正面突破なんだから正々堂々と玄関口から殴り込むのが当然でしょ?」
「…それもそうだな、俺が間違ってた。だが総司!これ以降今みたいな独断専行はするな!」
「俺あいつらが持ってた銃ごとき効かないんで問題ないっすよ」
「そうか、なら安心だ」
慌てて追いついた桐原と壬生を合わせて三人でコントを始める総司。しかし、ギャーギャー騒いでいたのと、壁や天井に何かがぶつかった音がしたので他の兵士が降りてきていた。
その兵士の目には壁に寄りかかり寝ている同僚、天井に首から突き刺さっている同僚を尻目にバカ騒ぎする高校生という字面では非常に理解に苦しむ光景が映った。
「…それで…あっ」
「「?…あっ」」
会話をしていた三人はどうやら新手に気づいたらしい。しばらく見つめ合う兵士と高校生達。
「…し、侵入者だー!?」
「畜生!叫ばれた!」
「他の敵も来るはずよ!」
「やってくれましたわね!?」
上から兵士、桐原、壬生、総司の順だ。総司の口調がお嬢様風味になっているのは置いといて、総司が相手を超速で殴り飛ばすよりも早く、兵士の叫びは廃墟中に響き渡った。
慌てたような足音が複数、恐らく敵の援軍だろうか。
「おい!敵が来るぞ!どうするつもりだ!?」
「落ち着いてください桐原先輩、まだ慌てるような時間じゃありません。俺達が慌てるのは今日の夕飯を考える時だけで十分です」
「まだお昼時なんだけど…」
「ツッコミどころはそこじゃ無いぞ、壬生」
大量の敵が来るというのに、三人は余裕の表情をしていた。桐原と壬生はまだ僅かに不安感が残っているが、この後輩ならば大丈夫だろうという謎の安心感も持ち合わせているためだ。ちなみに総司は本当に余裕としか思っていない。
「いたぞ!奴らだ!」
「撃て撃てー!」
「!先輩方は俺の後ろに!」
「分かった!」
「でもどうするの!?」
「まあまあ、見てロッテブルガリアヨーグルト!」
「ブルガリアヨーグルトって何だ!?」
「何かは分からないけれど、なんとなくそれって明治?な気がするのよね」
その言葉の後にブランシュ側の兵士達が銃を乱射する。先輩二人は背後の障害物に隠れた故、棒立ちの総司を狙って放たれたそれは、総司の体に命中しても儚く弾かれている。
それを魔法師ではない兵士達は魔法防御によるものだと考え、息切れにさせようとさらに弾幕を厚くする。総司にはこの程度の銃弾効かないので、全くの無意味な行動ではあったのだが。
弾丸の雨の中、総司は弾かれて地面に落ちた弾を一つおもむろに拾い上げる。そして大きく腕を振りかぶりー
「ピッチャー第一投目、投げます!スリー!ツー!ワン!GOシュート!」
と言うかけ声と共に思いっきり投げ放った!
弾丸は銃から放たれた時よりも遙かに速いスピードで、兵士達を吹き飛ばしていく!吹き飛ばされなかった者達もこの光景には思わず唖然。そんな隙を総司は見逃さない。
「桐原先輩!壬生先輩!ジェットストリームアタックをかけましょう!」
「了解!」
「分かったわ!」
総司の呼びかけと共に隠れていた二人が飛び出してくる。
「「「ジェットストリームアタック!」」」
三人は掛け声と共に同時攻撃を仕掛けた!
壬生の攻撃は剣道部らしく竹刀を用いたものだ。美しく、洗練されている技は、喰らった兵士達をたちまち昏倒させていく。
桐原のは荒々しく、しかし研ぎ澄まされた剣技による真剣と高周波ブレードの斬撃で兵士の腕などを切り飛ばし、気絶させていく。
総司は状況がつかめないままの兵士達を拳で!(21歳)殴り飛ばしていく。そこには技も美しさも微塵も無い、ただの暴力である。一番酷い。
そんな三人の猛攻に非魔法師の兵士達が耐えられるはずも無く、あっという間に鎮圧された。
「すげえな総司!あの投げた弾丸で一気に吹っ飛ばしやがって!」
「弾丸じゃ無いです、ボールです」
「そ、そうか。じゃあボールで…」
「ボールじゃ無いです。ベイブ○ードです」
「オィィィィィィィィ!さっきからボールだとかベイブレ○ドだとか変えてんじゃねえよ!つか何だよベイ○レードって!」
「もう、桐原君?そんなに怖いと嫌われちゃうよ?それでさっきのって結局なんなの?」
「バニシングドライブです」
「オィィィィィ!?今度は黒子が始まってんじゃねえか!幻の
「でも、魔法じゃ無いのよね?純粋な身体能力だとしてもどうやって手に入れたのか…」
「企業秘密です」
「なんだ?お前の家の秘術かなんかなら聞かないが…」
「分かったわ!」
「何がだよ!?ヒントとか何も…」
「ズバリ!妖怪のせいね!」
「オイオイオイオイオィ!中身!(戸松遥)中身出ちゃってる!(天野ケータ)早く引っ込めなさいそれ!さっさとしないとオレっち、友達、福は内しちゃうから!」
中身が出てるのはお前もだと(坂田銀時)声高に言ってやりたいが此処はこらえて。
だがまだまだブランシュ攻略は始まったばかりだ。というわけで…
皆様の為にぃ~、
司一戦までダイジェストでお送りします。
ブランシュ攻略RTA、もう始まってる!
その後配置されていた兵士達をボコボコにしながら進んでいく総司達。
するとここでキャスト・ジャミングを浴びせる不届き者が現れます。
桐原と壬生はダウンしてしまいますが、総司は平気な顔で立っています。
「な、何故キャスト・ジャミングが効かない!?」
「俺の体全体にストレッチパワーが貯まっているからだよ!」
訳の分からん発言をしながら歩み寄る総司。総司は懐から何かを取り出した。
それは何かの箱だ。見たところ食品らしきものだ。総司はその箱から包装された物を取り出し、さらに包装を解いてから振り上げた!
「カロリーメイトチョコ味のなんかこう角張っている部分をクラエー!」
「があっ!?」
総司が手に取ったのはカロリーメイトだったようだ。総司はそれを思いっきり敵の頭に叩きつける。
あまりの威力に敵は卒倒するが、そんな威力でぶつけられたカロリーメイトも耐えられるはずも無く、ボロボロに砕け散った。
「ちょ、チョコ味ー!?」
唐突に始まる茶番。
「おいどうしたんだよチョコ味!お前帰ったらプレーンの奴と結婚するって言ってたじゃないか!」
兵士達はいきなりの展開に頭が追いついていない。
キャスト・ジャミングのダメージから回復した桐原と壬生はその光景に涙を流していた。何やってんだこいつら。
「チョコ味をこんな目に遭わせやがって…!ブランシュ絶対許さねえ!ミツザネェ!」
「いやお前がやったんだ…」
「うるせえ!」
「グボっ!」
殴り飛ばされる兵士。周囲は戦闘体勢に入るが、もう遅い。
「コレはバラバラになっちまったチョコ味の痛みの分!」
「ぐはっ!」
「コレは大事な人を亡くしたプレーンの悲しみの分!」
「ごばっ!?」
「そしてこれは…!
カロリーメイトを食えなかった俺の憎しみの分だぁー!」
「「「お前がやったんだろ!?ぐわあー!」」」
「そして最後に!」
「何があるってんだ…!」
「カロリーメイトが結婚って何だー!?」
「「「いや知らねーよ!?うわぁー!」」」
これはひどい。
近年まれに見る責任の押しつけである。
「…敵は取ったぜ、チョコ味…」
それはお前なんだよなぁ…
「よくもやってくれたな、貴様らぁ!」
三人が広場のような部屋に入った時、激昂しながら現れたのはこのブランシュ日本支部のリーダー司一だ。
「いやー、それほどでもー」
「褒めてなどいない!よくも我が同胞達を…!」
仲間が大勢やられてしまった事に激しい怒りを見せる司。ここだけ見れば彼が主人公である。
「…だが、お前達の実力はよく分かった。ここでお前達を手に入れれば、並の高校生ごとき、相手になどならん!」
司は連れていた兵士達を下がらせ、一歩前に出て、髪をすくい上げる。
「見よ!これが我が魔法!『
そう言った司の目が光りだす。
「何だ…これっ!?」
「自由が…効かない!?」
桐原と壬生が驚く。どうやら彼らにも対処不能の魔法のようだ。
「我が邪眼を防ぐことなどできん!さあ、我が僕となれー!」
『
マインドコントロールの効果があるとされる魔法である。光波振動系の系統魔法と、精神干渉の系統外魔法の二種類がある。
並大抵の魔法師では扱えず、使えても光波振動系…所謂偽物とされるものしか展開できないのだが、どうやらこの司という男、
事実先程の言葉を最後に、桐原と壬生は何も言わなくなった。
「ふははは!やはり、我が邪眼からは逃れられ…」
「お二人とも、寝てないで起きてください」
「…は?」
ただ一人、総司だけが動き二人の肩に手を置く。その瞬間、司は自身の発動した邪眼が効果を失う…つまり、二人にかけた洗脳が解けたことを理解してしまった。
「…はっ!?今の一瞬、俺は何を…」
「どうやら精神干渉系の魔法でしょう。お二人には効いてしまうので下がってください」
「総司君は…?」
「俺には効かないんで」
それを聞いた二人はこの部屋の入り口の辺りまで魔法を使って退却した。
「な、何故邪眼が!?この化け物め!」
司が狼狽していることに焦りを覚える兵士達。しかし腐っても訓練された者達だ。リーダーの策が失敗したと悟り、目の前の敵に銃を向けた。
今だ兵士達は総司の防御のトリックを魔法シールドによるものだと考えているようで、今までの中で一番兵士の数が多いこの状況ならば倒せるだろうと銃を乱射した!
その時!総司はふと、
「やってみせてよ、総司君!」
「何とでもなるはずだ!」
「ガ○ダムだと!?」
₍₍(ง )ว⁾⁾
そう言うと総司は奇妙な踊りを踊り始めた!
₍₍ᕦ( )ᕤ⁾⁾ ₍₍ʅ( )ว⁾⁾
₍₍ ⁾⁾
₍₍ ⁾⁾
それはこちらでは一般的に『マフティーダンス』と呼ばれている。
₍₍₍(ง )ว⁾⁾⁾
この踊りは謎の力により、弾丸を全て回避することが出来るのだ!
₍₍ᕦ( )ᕤ⁾⁾ ₍₍ʅ( )ว⁾⁾
事実、総司には一発も弾丸は命中しない。
₍₍ ʅ( ) ʃ ⁾⁾
唐突に奇妙なダンスを踊り始めた総司に対して、それに構わず兵士は銃を撃ち続けるが、先程まで命中はしていた総司に全く当たらない!
こんな奇妙なダンスをしている奴一人に当てられないことに、兵士達は悔しさよりも恐怖が勝る。
この男は何なのかと。
兵士達を代表してか司が声を上げる。
「何なんだお前はぁ!?」
「騒ぐな…神経が苛立つ…」
その声音は普段の総司からは考えも付かないほど低いものだった。
「お前達が知るのは、このマフティーが友を傷つけようとしたお前達に断罪を下したことだけだ…!」
その言葉を最後に、姿がかき消えるほどの速度で動いた総司がその場にいた敵を全て沈黙させたのだった…
「はいもしもし…どうしたのですか?お父様?」
第一高校生徒会室、ここで真由美は衝撃の話を聞かされる。
「ブランシュ日本支部のメンバーが…渋谷のスクランブル交差点に縛り付けられている!?」
その後無事警察に保護という名のお縄についたブランシュ達、当初は口を誰一人割らなかったが、リーダーの司一の服に入れられていたメモの通り、警察官がカボチャをかぶったところ、おびえた様子で全てを自白したのだった。
魔法科世界の秘匿通信
・あの後アイネブリーゼでご飯食べた。
・実は総司めっちゃキレてた
はい。
はい。
ハジケましたね。今までで一番書くのが楽しかったです。
次回は以前の描写にある総司と雫のデーゲフンゲフン、散歩の話を書きます。その後に九校戦編です。
あと、カボチャ映ってないけど脳内で補填してください。
ダイジェスト云々は言いたかっただけです。
書き忘れていましたが、今回ブランシュのリーダーが強化されてます。光波振動系の偽物では無く本物の邪眼です。
でもコレ逆に総司に対して不利なんですよね。精神干渉系はまだまだ謎が多いとされていて作者の主観および考察の範囲ですが、対象のエイドスに干渉するものではないかと考えました。
すると総司の無効化の範囲に入ります。エイドスを正常にすれば洗脳が解けるから。
実は光波振動系のままだと逆に総司達負けてました。あくまで目が光ってるだけですからね偽物の方。洗脳はサブリミナル効果によるものなので総司じゃ無効化出来ません。目が光ったのを見て洗脳されてしまうから、総司の『異能』の範囲に入んないんですよね…
追記:運営様からマフティーダンスに使った歌詞にダメ出しされました故、表現で想像して頂きたく存じます。
別小説でキグナスの乙女たち編初めていいですか?
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駄目だね~駄目よ、駄目なのよ~