ACE WITCHES:INFINITY   作:フェネック

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INFINITY
#0 壊れた世界-after World-


あの日......空は砕かれ、無数の光の矢が地球へと降り注いだ。

当時5歳だった私はその日の光景を今でも鮮明に覚えている。父に手を引かれ家の近くにある国が用意した地下の待避場所へと走っていた時のことだ。其れを見た。

 

 

1つの雲を突き破り光輝く落下物を。

それが地表へと突き刺さるように落着すると、辺りが震動し、逃げ惑う人々が叫び声を上げた。それが1回だけで終わるはずがなく、次々へと空から光の矢が降り注ぎ連鎖するように震動と衝撃波を感じた。

 

 

5歳時の私には理解出来なかった。

 

 

父と共に駆け込んだ待避場所は既に他の避難者でごった返しており、パンク寸前だった。俺と親父が入ろうとすると入り口に立っていた誘導係りの男が言った。

 

 

「もう此処は無理です! 600m先にある第4待避場に向かってください!」

 

 

「まだ私達以外に100人以上はいるんだぞ!?」

 

 

「このままだとこの場所も危険なんですよ!」

 

 

男の言葉に父は苦虫を噛んだかのように表情を険しくさせると「なら」と言って私の両肩に手を置いた。

 

 

「この子だけでも頼む! 私は外にいる他の避難者と共に隣の待避場所へと向かうから!」

 

 

「わかりました......すいません」

 

 

男が私を抱っこすると申し訳ない気持ちでいっぱいなのか、辛そうな表情でそう呟いた。すると、再び落着による震動が起きた。近かったのか、震動が大きく蛍光灯がチカチカと点滅を繰り返していた。

 

 

「そろそろ行かないと危険だな......後は頼んだよ」

 

 

父が待避場の出入り口から外へと出ると、徐々に閉まっていく扉の向こうで振り返りその表情に笑顔を作り私に言った。

 

 

「これが済んだら、後で2人で母さんを迎えに行こうな? それまでいい子にしているんだぞ?」

 

 

「わかった。いいこにしてる」

 

 

父が頷くと、扉はキィィと音を立て閉まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が見た──────父の最期の姿だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1994に長い楕円軌道を描く一群の小惑星を発見した。

それは木星軌道上の小惑星「1986VG1ユリシーズ」に未知の小惑星がぶつかり、出来た無数の「欠片」だった。

 

地球への衝突軌道であることがわかった人類はリベリオン、アウストラリス、オストマン、南アフリカ、ノイエ・カールスラントに隕石を迎撃破壊する超巨大地対空レールガン施設、通称「ストーンヘンジ」を建造した。

 

 

そして、1999年7月3日、隕石群が地球へと飛来────。

 

 

レールガンにより被害は極僅かに抑えられた。

世界秩序の崩壊を対価に。

 

 

これが未曾有の大惨事「ユリシーズの厄災」と呼ばれた。

 

 

既存インフラを失った世界経済は混乱した。

ユーラシア大陸では地域ごとに共同体として破綻を免れるように再編した。軍事予算をカットし復興への予算としてつぎ込んだ。

だが、それに伴い世界各地のネウロイの動きが活発となり、さらに追い討ちを掛けるように反政府勢力による紛争が激化。

 

各国は紛争によって生まれた難民を収容する特区を設け、受け入れを開始したが後にスラム化してしまい、環境は悪化した。労働者のデモ活動も行われていた。

 

 

そこに特区雇用と対ネウロイ戦支援を買って出る企業、軍需企業「ヴェルナー・ノア・エンタープライゼス」が名乗りを上げた。元々は各国の軍事予算削減、派遣傭兵部隊による軍事サービス業などがメインの企業だ。その支援を各国は快く受け入れ復興やネウロイ殲滅に大きく貢献したヴェルナー社はエネルギー開発や宇宙開発などにも手を広げた。

 

 

そして、もうすぐ20年を迎える現在。

難民特区の1つオラーシャ領のイユーリ自治区周辺では未だにユリシーズの厄災後の私腹を肥やした大国に恨みを持った反大国主義勢力「サンズ・オブ・トロイア」による過激なテロ行為が続いており、各国からAW(Asymmetric War:非対象戦)の相手となっていた。この対峙がいつまで続くのか、それは分からない。

 

もしかしたら

 

ネウロイ同様に永遠に続くかもしれない。それは人と人が互いに分かり合えない限りずっと─────。

 

 

 

 

 




どうも皆さん、フェネックですヾ(´ω`=´ω`)ノ
ええおっしゃりたいことは分かります「『その翼は何処へ』はどうした?」……すいません!!詰まってます。ですが、チョロチョロ思い付くことを書いてるんです。早めに出したいのですが、何故か思い付いたのが「エスコン:インフィニティxストウィ……?」本当にすいません。

それは置いといて(おい
どうでしょうか? AC:IF x StrikeWitchesは?
恐らくまだまだ手緩い部分が多いでしょうが......頑張ります。
で、実はまだ主人公の「リーパー」なんですが、まだ女体化(ウィッチ化)するか決まってないんですよ(汗
友人からは「男性のままで、ウィッチばかりのアローズに入社でいいんじゃないか?」とアイデア出されたんですが、皆さんはどう思いますか?

「リーパー」がウィッチ化



「リーパー」男性のままで

か、どちらがいいですかね?
感想の方にコメントしていただければ、自分としても決められそうなので……コメントアイデア次第ではどちらかになります。どちらになっても私は文句言いませんし、不満もありません。


皆さんのコメント待ってますヽ(0w0)ノ
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