オレは奇跡の殺戮者だ!   作:古明地こいしさん

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賢者の石の手がかり

「この町だ」

 

オレはそう言って列車を降りる。

それに着いてくるエルリック兄弟

 

「そういえばニーナは元気かな?」

 

この重い空気を解すためにアルフォンス・エルリックは他の話題を切り出した

それにオレは淡白な返答をした

 

「国家が守ってくれてるからエリートのような暮らしで元気だろう」

 

それよりも国が破滅に向かっている事をこの2人は知らない

 

「すまない、この町に凄い医者がいると聞いたのだが」

 

「あら、お嬢ちゃん達もマウロさんに怪我を治してもらうの?でも怪我なんてどこも...」

 

「...あまり見せたくないのだが...火傷をしていてな...」

 

そう言ってキャロルは手袋の下に火傷のように見えるよう偽装したものを見せつける

これは水のエレメントで光を屈折させ、ズタズタになった屈折現象を見せているだけで、本当のところは柔らかい手だ。それを見たエルリック兄弟が騒ぎ出すかと思いきや、黙っていた

ここまで来ると用意周到すぎて恐ろしいとまで2人は思った

 

「場所だけ教えてもらえればあとは自分達で話します」

 

「分かりました...所で後ろの2人は?」

 

キャロルは聞かれる場合があるため、その辺は抜かりない

 

「兄のエドワード・エルリックとその護衛です。ね!お兄様」

 

「お、おう...(あとでぜってぇ殴ってやる...)」

 

そして場所を教えてもらったあとは...

 

「はぁ...これから先、オレはあんな演技をしなければいけないのか?」

 

「いつから俺がテメェの兄になった!?」

 

「身長的に合うだろ?」

 

「あ、兄さんに身長の話は...」

 

アルフォンスのフォローは間に合わずに

 

「よーし!殴る!こっちこい!」

 

「医者に会う前に怪我するバカがいるか?いや、貴様はバカか」

 

暴れ狂うエドワード、それを止めるアルフォンス。

虚ろな目で見るキャロルの3人がいた...が

 

「貴様が町医者のマウロだな?」

 

「あ、ああ。君たちは?」

 

「そら、ここからは貴様達の領分だろう?好きにしろ」

 

壁に寄りかかってただ話を聞く

 

「貴方がティム・マルコーさんですね?」

 

「っ!まさか軍の使いか!子供を使えば私を欺けると」

 

「待ってください!僕達はマルコーさんに何もしません...ただ聞きたいんです。賢者の石について」

 

「あの悪魔の研究に!?尚更教えられない。帰ってくれ」

 

「俺たちは元に戻るために賢者の石が必要なんだ!」

 

2人は払った代償を見せつけた。

マルコーは2人の熱意に一瞬押されたが、それでも

 

「...帰ってくれ」

 

「でも「エドワード・エルリック、帰るぞ」キャロル!?」

 

「人の感情というのは人それぞれだ。哀れだと捉える者もいれば笑って愉悦と捉える者もいる。そして思考を停止させ停滞する者もな...一度出直すぞ」

 

「...あぁ」

 

「アルフォンス・エルリックも行くぞ」

 

「....兄さん、キャロルってどこか大人びてるけど、僕達の事を考えてると思うんだ」

 

sideエド

 

アルがキャロルより数歩離れている中で俺に話す。

そしてそれを

 

「でももう少し話せば」

 

「もしマルコーさんがこれ以上関わらないでくれって言われても、兄さんは話すの?」

 

「ッ!だからアイツ...」

 

小さい体で歩くキャロルを見つめ、そのまま切符売り場に

 

「さっさとしろ、バカ兄。切符買って列車に乗るぞ」

 

「...アイツ、俺のこと財布かなんかと考えてないか?」

 

「まぁまぁ...アレ?」

 

キャロルの目が細ばったのを見て、後ろのアルの反応から、自分の後ろで何かあったのだろうと振り返るとマルコーが

 

「ハァッ、ハァッ...君達が真実を知っても絶望せず、その先の真実を見つけられるよう祈ってこれを渡す。私の研究資料がある場所だ」

 

「...「ありがとうございます!!」」

 

 

sideout キャロル

 

人と人の繋がりはどんなものでも繊細なものだ。それを切れても繋ぎ止める事ができる人間こそ、人間らしいというものだろう...

 

 

「キャロル!行くぞ!」

 

「...ああ」

 

そんなことを口ずさんでみたが...アイツらは繋がれるか、見ものだな

続きが気になるから書いて欲しいかどうか。これはもちろん情報収集なので、もし多ければ書く気力にもなります。まぁ下手だと思ったら遠慮なく言ってください

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