ダンロンガンツ   作:赤眼うさぎ

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お待たせしました。

キャラが増えた影響で、だいぶオリジナル展開になってきたかなぁと思います。

では、本編へどうぞ


第三話【戦闘①】

日向Side

 

七海の狙撃で、空中に浮かんだ西を襲っていた田中星人の頭が破裂した。

 

日向「よしっ。大丈夫か西?」

 

西「あ、あぁ⋯なんとか⋯」

 

七海の方を見ると、その場で小さくガッツポーズをしていた。玄野達と合流することを七海に伝え、西を連れて橋の上にいる玄野達の方へ向かった。

 

玄野達と合流するが、新人達はいなかった。どうやらコンビニに行くと言って移動したらしい。

 

百田と王馬、桑田の三人も遅れて転送されてきたみたいで情報共有をしている。

 

レーダーを見てみると田中星人は数が多いみたいでさっき倒した個体を合わせて十八体はいる。

 

王馬「数も多いし、手分けしようか。俺と百田ちゃんでこっちの七体の方に行くよ」

 

百田「おう、任せろ!」

 

加藤「なら、俺は新人達を探しに行こうと思う。そっちの方にも五体の田中星人が移動してるみたいだからな。岸本さん手伝ってもらってもいいか?」

 

岸本「うん、わかった!」

 

日向「じゃあ残りの五体は俺と七海、それから桑田で行こう」

 

七海「うんっ」

 

桑田「りょーかいっと」

 

百田と王馬で一番数の多い七体のところへ、加藤と岸本で新人達のところへ向かう五体のところへ、残っている五体を俺と七海と桑田で担当することになった。

 

西「僕のスーツはもう使えないし、今回は安全そうなとこにでも隠れとくよ⋯」

 

百田「気にすんなって。後のことはこの宇宙に轟く百田解斗に任せておけ!」

 

加藤「けいちゃんはどうする?」

 

玄野「俺も、スーツねぇし西と隠れとくよ」

 

加藤「それなら、途中までは一緒に行かないか?移動中もし田中星人が来たらヤバイしな」

 

スーツの耐久力が無くなった西とスーツを忘れてきた玄野の二人は加藤についていき、安全そうな所を探して隠れることにしたようだ。

 

七海「じゃあ、私達も行こうか」

 

桑田「おう」

 

それぞれのチームごとに分かれ、俺達は目標地点へ移動を開始した。

 

日向Side Out

 

 

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美形の男、北条政信Side

【メンバー】

・北条政信(スーツ、Xガン)

・髪の長い女(スーツ、Xガン)

・ゾク(赤髪)(スーツ、Xライフル)

・ゾク(金髪)(スーツなし、Xガン)

・ゾク(茶髪)(スーツなし、Xライフル)

・老婆(スーツのみ)

・子供(スーツのみ)

 

俺は北条政信、バイクに乗ってて気がついたら変な玉のある部屋にいた。その部屋でオールバックの男にコスプレスーツを着せられて今度は外にいた。

 

しばらくはあの部屋にいたヤツらと一緒にいたが、玉に写ってた田中星人とかいうロボットが現れたくらいの時にゾクの一人がタバコを買いにコンビニに行くと言うので、それに続くように着いていった。

 

茶髪「なー、コンビニまで競争しねぇ?」

 

金髪「いいぜ、負けたほうが奢りな。てっちゃんはどーする?」

 

赤髪「俺はいいわ、ヨメに無駄遣いすんなって言われてるしよ」

 

茶髪「ははっ、鉄男のヨメさんコエーもんな」

 

金髪「よーいスタート!」

 

茶髪「あっ、まちやがれっ!」

 

しばらく歩いているとゾク二人がコンビニまで競争しようと言い、走って行ってしまった。残された俺と婆さんと子供、鉄男と呼ばれていたゾク、俺につきまとって来ているサダコ見たいな女の五人は二人のゾク達の走ってった方に歩いていく。

 

子供「おばーちゃん、おなかすいた〜」

 

老婆「もうちょっと待ってね」

 

ピンポロパンポンピンポロパンポン⋯

さらに歩き続けていると、頭の中に変な音が鳴り出した。

 

鉄男「なんだこの音?」

 

北条「ケータイか?」

 

老婆「変な音ねぇ⋯⋯」

 

ピンポロパンポンピンポロパンポン⋯

その音はだんだん大きくなってきている。少し前の十字路の方を見るとさっき走ってった二人のゾクらしき人影が倒れている。

 

二人とも頭が破裂していて、血と脳が塀や電柱に飛び散っていた。

 

北条「見ちゃだめだっ!」

 

俺は吐き気を堪えながら子供の目隠しをした。隣では老婆が見てしまったのか少し吐いている。後ろの電柱ではサダコがこっちの様子を見ている。

 

鉄男「信介⋯⋯春哉⋯⋯⋯」

 

老婆「この人たち、さっきの⋯⋯」

 

子供「おばーちゃん、どうしたの?」

 

老婆「見ちゃだめよ⋯」

 

北条「とりあえず、この辺は危なそーだし離れないか?」

 

鉄男「スーツ着てたあいつらならなにか知ってるかもしれねー⋯⋯さっきのところまで戻ろーぜ⋯」

 

婆さんと子供をゾク達の死体から離れさせるためにスーツを着てたあいつらの所に戻ることにした。

 

子供「おばーちゃん、あそこ」

 

子供が空中に浮かぶ何かに気づいて指をさしたその先には、空中に浮かぶ田中星人が二体いた。

 

鉄男「あいつらかっ!」

 

北条「マジ⋯かよ⋯⋯⋯」

 

「祐三くん?」

 

「祐三くん?」

 

田中星人は祐三くん?と俺達に聞きながら、俺と婆さんと子供、鉄男と呼ばれていたゾクの前に降りてきた。

 

そして後ろを振り返ると、サダコがこっちに走ってきたことに驚いたが、ゾク二人の死体のある十字路からこっちの方に三体の田中星人が歩いてきているのが見えた。

 

サダコとも合流したが、俺達は五体の田中星人に囲まれてしまった。田中星人の足下にはギョロ目のちっこい鳥が十匹程歩いている。

 

鉄男「おい!どーするよコレ!コイツら撃っていいのか!」

 

北条「俺に聞くなって!」

 

子供「おばーちゃん⋯コワい⋯」

 

老婆「大丈夫よ⋯」

 

俺、サダコ、鉄男は銃を持ってきていたからいつでも撃てるように構えている。いつまでも祐三くん?と聞いてくる田中星人を無視し続けているとだんだん表情が怒りだしている。

 

子供「うわぁぁぁあああんっっ!」

 

老婆「亮太っ!」

 

その状況に耐えられなかったからか、亮太と呼ばれた子供は田中星人にぶつかり、ちっこい鳥を踏み潰しながら走って行っちまった。婆さんも子供を追いかけて走って行った。

 

鉄男「あ、おいっ!待てっ!」

 

「クエーーーーッ!」「クエーーーーッ!」

 

ちっこい鳥を踏み潰されたからか、田中星人二体が子供と婆さんを追いかけていった。

 

「クエーーーーッ!」「クエーーーーッ!」「クエーーーーッ!」

 

それを追いかけようとした俺達を足止めするかの様に、残った三体の田中星人に囲まれた。

 

北条Side Out

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

加藤Side

【メンバー】

・加藤勝(スーツ、Yガン、ガンツソード)

・玄野計(スーツなし、Xライフル)

・岸本恵(スーツ、Yガン、Xガン)

・西丈一郎(スーツ死、Yガン)

 

俺達は新人達の行った方へ走っていた。

 

西「加藤、新人の誰か二人が死んでる。どーやら田中星人に囲まれてるみたいだし、新人助けるつもりなら急いだほうがいーぜ、ほら」

 

西からレーダーを見せられると人数が二人減っていた。そして残ってる人も星人を示す赤色の点に囲まれていた。

 

加藤「急ごう」

 

玄野「加藤、俺は少し離れさせてもらうぜ。流石にアレに接近すると足手まといになっちまう。西はどうする?」

 

西「スーツがオシャカになったんだ、僕も離れておくよ」

 

加藤「わかった、終わりまでどっかに隠れていてくれ。新人達連れて合流するから」

 

岸本「あ、あたしも頑張るからっ」

 

スーツを忘れてきたけいちゃんとスーツが死んだ西の二人はそう言って近くのガレージにある物陰に隠れていた。

 

この時は気づかなかったが、五体で新人達五人を囲っていた田中星人達は、既に三体と二体に別れていた。同時に新人達も三人と二人に別れていた。

 

目的の場所に着くと、赤髪のゾクと美形の男、サダコみたいな女性の三人が田中星人に囲まれていた。

 

鉄男「クソッ!また囲まれたぞ!撃っていいのかよコレ!」

 

加藤「撃て!撃たなきゃ死んじまうぞ!」

 

俺は咄嗟に撃てと言ったが、星人とはいえ生き物を殺すのには抵抗がある。けど、殺らなきゃこっちが殺られてしまうから、仕方ないから、と気持ちを押し殺した。

 

俺は走りながらY字型の銃を撃つ。バシュッと音がして三角形のワイヤーが飛び出し、背中を見せていた田中星人を拘束した。そして先程西に教えてもらった通りにもう一度トリガーを弾くと、キュインという音とともに、田中星人は転送されていった。

 

残りの二体の田中星人には新人達が銃を撃っているが、予想以上に素早い動きで空中へと避けながら浮かんでいった。後ろから、ぎょーんという音が聞こえ、空中にいた田中星人の一体の胴体が破裂した。

 

岸本「あ、あたった」

 

後ろから岸本さんが撃ったみたいで、X字型の銃を構えていた。

 

残りの一体は不利だと判断したのか、そのままどこかへ飛んで行った。

 

鉄男「ははっ、すっげ⋯⋯」

 

北条「助かった⋯⋯」

 

サダコ「ハァ⋯ハァ⋯」

 

新人達三人は息を切らせながら、助かったことに安堵しているようだ。

 

加藤「なぁ、他のヤツらはどうしたんだ?」

 

新人達の中にいるはずのゾク二人と子供とお婆さんがいないことに気づいた。

 

鉄男「信介と春哉は、頭が爆発して死んじまってた」

 

北条「子供と婆さんはどっかに走ってったぞ。止めようとしたが、田中星人に囲まれちまって⋯」

 

鉄男「そういや、あのロボット二体、ガキとババア追っかけて行かなかったか?」

 

慌ててレーダーを見ると、けいちゃん達の隠れているガレージ付近で移動している青点二つとすぐ後ろに赤点が三つあった。

 

加藤「さっきのヤツ、逃げたんじゃなくて子供とお婆さんを追いかけてったんだ。助けないと!」

 

そう言い走り出した俺に、岸本さんと鉄男、北条、サダコみたいな女性の四人は着いてきた。

 

 

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討伐数

七海千秋⋯田中星人ロボ✕1

加藤勝⋯田中星人ロボ✕1

岸本恵⋯田中星人ロボ✕1




脱落者
・中島康介(ゾク、銀髪)
・西川信介(ゾク、茶髪)
・沼田春哉(ゾク、金髪)

生存者
・百田解斗
・王馬小吉
・西丈一郎
・犬
・桑田レオン
・玄野計
・加藤勝
・日向創
・七海千秋
・岸本恵
・根本鉄男(ゾク、赤髪)
・北条政信(美形)
・鈴村貞代(サダコ)
・杉本カヨ(おばあさん)
・杉本亮太(こども)

読んでいただきありがとうございました。
最後、加藤くんの思考の中で北条たちの名前が出てますが、描写はありませんが軽く自己紹介したあとということで。サダコは基本喋りませんのでそのままです。

一応予定では田中星人編はあと二話から三話くらいを予定しています。戦闘二話、採点と(非)日常で一話くらいで考えてます。完成までもうしばらくお待ちください。
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