ダンロンガンツ   作:赤眼うさぎ

13 / 28
こんにちは、こんばんわ、おはようございます

今回は採点だけのためかなり短いです。

では、本編へ⋯


第五話【100点メニュー】

日向Side

 

転送が終わり、俺達生き残った者たちはあの部屋に戻ることができた。部屋にあるはずのゾクの死体は綺麗に無くなっていた。

 

さらに出発時より帰ってきた人数は少なく、ゾク二人とお婆さんと子供が戻ってきていない。エリア外に出てしまったか、田中星人にやられてしまったのだろう。

 

残り時間が【00:00:00】になった後、ちーーーん、と音が鳴る。

 

北条「今度は何が起こるんだ?」

 

鉄男「またあのロボットと戦うのか?」

 

今回新しく部屋に来た人たちは前回の俺達のように聞いてくる。それを見た加藤がこの後の採点について彼らに説明していた。

 

 

『それぢわ、ちいてんをはじぬる』

 

 

ガンツに表示されている文字が変わり今回の採点が始まる。

 

 

『イッヌ

 0てん

 ヤル気かんじられズ

 ナニかしてくだちい』

 

 

今回も犬は0点でガンツからは酷い言われようだ。犬に何を求めているのだろうか?

 

 

『チンソウ団①

 0てん

 目ツキ悪すぎ

 ヨメに弱すぎ』

 

 

鉄男「チンソウ団って俺か!?0点だし!コンチクショウッッ!」

 

次に表示されたのはチンソウ団とつけられた赤髪のゾク、根本鉄男だった。

 

 

『サダコ

 0てん

 喋らなすぎ

 ホモのこと見すぎ』

 

 

次に表示されたサダコは髪の長い女性だった。見た目と白い服からだろうか。本名はわからない。

 

加藤「ホモって誰のことだ?」

 

北条「し、死んだヤツん中にいたんじゃねーか?」

 

加藤の疑問に、何故か焦りながら美形の男、北条政信が答えた。

 

 

『ホモ

 0てん

 おとこみすぎ

 サダコにビビリすぎ』

 

 

ホモと名付けられた北条をデフォルメしたイラストが表示された瞬間、部屋にいる俺を含めた男たちは一斉に北条から離れた。

 

鉄男「マジかよ、コッチ近寄んな!」

 

北条「だ、誰がテメーなんかっ」

 

語るに落ちるとはこのことだろうか。顔を赤らめながら言ってるし、それじゃあホモだと認めてるようなものだろう。

 

岸本「みんなホモだからって嫌がらなくてもいいのに」

 

北条「ホモじゃねぇ、ホモじゃねぇって!!」

 

軽く震えながら叫ぶ北条に少し同情しながら採点に戻る。

 

 

『アポ

 5てん

 TOTAL 5てん

 ウッカリしすぎ

 あと95てんで終わり』

 

 

桑田「5点てことは、あのロボット一体で5点か」

 

玄野「前回のボスと同じじゃん」

 

桑田が倒したのは田中星人のロボット一体だけのため、あのロボット一体で5点ということになる。前回のねぎ星人のボス個体も5点であったことから、今回のミッションは難易度が高かったのだろう。

 

 

『かとうちゃ(笑)

 5てん

 TOTAL 5てん

 チョとだけ守れたね

 あと95てんでおわり』

 

 

加藤「本当は全員助けたかったんだけどな⋯」

 

玄野「気にすんなよ、加藤。俺のこと助けてくれたじゃねーか」

 

加藤がついた頃にはゾク二人は既に死んでいたようだ。お婆さんと子供は分断されていたみたいで、助けられなかったようだ。

 

 

『きょにゅう

 5てん

 TOTAL 5てん

 かとうちゃ見すぎ

 あと95てんでおわり』

 

 

加藤「え?」

 

岸本「え?あっ!ちょっ、違うの!誤解だから!」

 

前々から、岸本は加藤をチラチラと見ていることから少なからず意識しているのかもしれないな。

 

 

『けいちゃん

 5てん

 TOTAL 5てん

 ツギは、スーツお忘れズに

 あと95てんでおわり  』

 

 

玄野「そう言えばスーツ忘れて来てたんだった、よく生きてたな、俺」

 

加藤「やっぱ、けいちゃんスゲーよ」

 

スーツを忘れてきた玄野は、スーツがない状況でも一体倒していたようだ。

 

 

『ななみん

 10てん

 TOTAL 15てん

 ナイすそげキ

 あと85てんでおわり』

 

 

七海「まだまだ100点まで遠いなぁ⋯」

 

日向「一緒に頑張ればいいさ」

 

そう、一緒に頑張ればいい。俺たちだけではなく、この部屋の全員で。

 

 

『おおかみ少年

 18てん

 TOTAL 98てん

 後少しガンバ(笑)

 あと2てんでおわり 』

 

 

王馬「へ〜、あのデカい鳥は8てんなんだね〜」

 

百田「惜しかったな、王馬」

 

王馬「まぁね〜、次で100点行くだろうしイイけどね〜。カッコ笑いはイラッとしたけど」

 

王馬達の方でも大きな鳥が出たようだ。あの鳥の点数は8点らしい。

 

 

『ひなた

 20てん

 TOTAL 20てん

 この調子デ、ツギもガンバ

 あと80てんでおわり  』

 

 

日向「あれ?あの鳥人間10点なのか?」

 

七海「やっぱり、あの鳥人間がボス個体だったのかな」

 

王馬達が戦っていたという鳥と、俺達の戦っていた鳥人間はどうやら別個体だったようだ。

 

 

『ボスきどり

 23てん

 TOTAL 97てん

 あと少しガンバ(笑)

 あと3てんでおわり 』

 

 

百田「やっぱ100点行かねーかー」

 

王馬「点数ほぼ俺と一緒だね〜」

 

ここまでで、西以外のメンバーの採点が終わり、最後に西の採点が表示された。

 

 

『ニッシー

 10てん

 TOTAL 100てん

 すーつがオシャカにナった(笑)

 100てんメニューから選んでくだちい』

 

 

西「チッ⋯」

 

北条「100点メニュー?」

 

鉄男「なんなんだそりゃ?」

 

100点メニューに疑問に感じている新規メンバーに再び加藤とそこに補足で百田が説明をしていた。

 

西「ガンツ、100点メニューだして」

 

 

『100点めにゅ〜

 

 コの中から選ンでくだちい

 

 ➀記憶をけちれて解放ちレる

 

 ②つよイ武器と交換すル

 

 ③めもリー内から一人再生スる』

 

 

玄野「どうするんだ、西?」

 

西「僕は⋯⋯」

 

玄野が問いかけると西はチラリと百田と王馬の方を見た。

 

百田「お前の好きにするといいさ」

 

王馬「そうだよ、100点貯めたのは西ちゃんだからね〜」

 

西「僕は⋯、②番、強い武器、今すぐ用意して」

 

加藤「か、開放されなくて良かったのか!?」

 

西「借りを作ったままなのは嫌だからね」

 

加藤にそう聞かれると、西は俺と七海をチラッと見てそう言った。

 

ガンツに表示されていた100点メニューが消え、新たに文字が浮かび上がり、西の前になにかが転送されてくる。

 

 

『つよイ武器 その①

 

 なマえ Zガン

 

 【使イかた】

 円形の重力を撃ちます』

 

 

西の前に転送されてきた、Zガンと表示された武器は「Z」というよりも「コ」の形をしていた大型の銃のような物で重力を撃ち出す物だった。

 

桑田「へー、ケッコーデカいんだな」

 

鉄男「すっげ⋯」

 

七海「新しい武器⋯」

 

ゲームの様な感じがしたのか、七海は少しだけ目を輝かせていた。

 

西の採点が最後で、100点メニューの表示も消えた。

 

その後、新規メンバーを含めた犬以外の全員が連絡先を交換し、解散する流れになった。

 

今回の田中星人との戦いは、前回のねぎ星人と比べると難易度がかなり高くなっていた。この先もどんどん難易度が上がっていくのだとしたら、俺はこの先の戦いでも七海を守り続けることができるのだろうか。

 

いや、守りきってみせる。

 

そのためにも、持ってきたXガン、Xライフル、Yガン、ガンツソードなどの武器を練習して慣れなければいけない。

 

今日も七海を送り届け、家に帰る。

 

また明日から、七海と一緒に頑張ろう。

 

シャワーを浴びたあと、ベッドに転がると俺は泥のように眠りについた。

 

 

chapter2【黒玉が導く先は装甲ロボの巣窟】

 

END⋯

 

To Be Continued⋯




お読みいただきありがとうございました。

アニメ見てたイメージ的には、西くんは解放されたそうな感じしてたので迷いましたが、こういう結果になりました。あとチンソウ団その①はアニメ版が好きだなということでそっちをイメージしてかきました。

次回は田中星人編キャラ紹介をして、ガンツ序盤の絶望の仏像編です。

追記
2025/03/12 Ꮓガンに関しての説明を修正しました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。