やぁ、いつも通りの白川涼です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?私は元気です。リインが家族になってだいたい3年目ですかね、この3年間は大変よく急がしかったです。まぁ、その時の話はその内にでもします。最近はリインを姉さんと呼ぶのに慣れてきましたよ。いや〜慣れるまで中々時間がかかりました。姉さんはこの世界で初恋の相手なんで、因みに姉さんは戸籍上は俺と同い年です。なんでも姉さんの肉体年齢は18歳のままでストップしていて後5年、つまり俺が同い年になるまで成長しないそうです。蘇生の副作用で、俺としてはその方が色々と嬉しいです。何たって姉さんは養子扱いなんでこれで心置き無く……
「おーい涼、何をぼさっとしているんだ、現実逃避したところで何も変わらんぞ」
「姉さん、誰の所為だと思ってんの?」
はい、先までの説明は姉さんの言うとおり逃避行為です。何で逃避行為をしているかって?それはですね、今俺と姉さんは何処かもわからない山奥にいるからです……
では、また逃避がてら回想にでも入りますか。
ではどうぞ〜
「暇だな〜何か面白いことないかな〜」
今俺は、コタツの中でスマホをぼーっといじってます。世間では正月も終わり、社会人の皆さんや学生の諸君は多忙な毎日を送っているでしょう。残念ながら俺は学生ではないのでそんなこともなく、毎日が正月みたいなものです。え、苦行?ははは、残念ながら苦行は去年で終了したのでありません。たまに父さんに世界各地に連れ回されたり仕事を手伝わされる時以外は……この時はいつも大変です。父さんに色々と教えてもらったから父さんみたいに何でも完璧ではありませんが頼まれたことはそれなりにこなせます。
「涼〜」
「ん〜、どったの〜姉さん」
今来た姉さんは1年前から一応総務部で、会計として働いている。けど前の時がデバイスだったのもあり、異常な演算能力と母さんの花嫁修業で教わった色々(俺程じゃないけど色々教わってた、パソコンのエクセルの使い方とか)を駆使して物の2時間でその日の仕事が終わります。因みに姉さんは演算能力以外にレアスキルとしてユニゾンが使えます。
「涼、お前暇だろ?というか暇確定だな。というわけで私に付き合え」
「ちょっと待て、やっぱしだいぶ待ってくれ。何?暇だったら姉さんの用事に付き合うの確定なの?理不尽じゃね?」
「いつからお前に決定権が有ると錯覚していた?」
「なん……だと……、じゃなくて‼︎まずどういう内容か教えてくれよ」
「全く、しょうがない奴だな」
「どっちがだよ、どっちが」
「説明するぞ、テレビを見ます。山について番組がやっています。あら不思議、 私も山に行きたくなる。そして、よしなら、涼を強制連行して行くとしよう(←今ここ)ドゥーユーアンダースタン?(理解できましたか?)」
「アイキャントアンダースタン(理解できません)」
「だがもう遅い‼︎」
「何⁉︎」
気が付いた時は下に転移魔法陣が展開され、それで転移していた。山に着いたのはいいが(後丁寧に俺の靴とコートも持ってきてた)地球の何処かわからない山にいた。
はい、回想終了。最近姉さんが明るいのを通り越してる気がするが、まぁそれは置いといて今の状況を打開しますか
「姉さん、これは遭難する前にさっさと転移で帰ろう今すぐに」
「そうなんですか?」
「いや、今しょうもないこと言ってる場合じゃないからね‼︎」
「因みに帰る気は無いぞ?父さんにも言ってあるし」
「ちょい待ち、何故に?てかなんで父さんに言ったの?」
「心配されたら困るからな、1日ここにいる予定だし」
「OKわかった、とりあえずこれからのことを教えてくれもう、反論する元気がない」
「よし、なら説明しよう。さっき山に行きたいと言ったなあれでは説明が不十分だ。詳しく言えばランダムで山に行きマイ○ラ的なことがしたかっただけだ暇だから。というわけで今からリアルマイク○を始めよう」
「もう、めちゃくちゃだな……まぁ付き合うよどうせ帰っても暇だし」
姉さんはたまにこういうめちゃくちゃな暇潰しをする。俺は強制参加で……まぁ今更だしいいけどね。というわけでどうやら姉さんはリアルでマイ○ラやりたいらしい。マイ○ラは皆さんご存知の通り、自由性の高いPCゲームで姉さんが俺の見てやりだし、そのままPCゲームにハマって行った原因のものである。
「じゃあ最初はどうするの?こんなところに家なんか建てられないし、1日じゃあ色々無理だろこれ」
「もちろんわかってる。だから安定の穴を掘って秘密基地的なものを作ろう、涼が」
「ちょっと待て姉さん、何で言い出しっぺの姉さんじゃなくて、俺がそれをやるの?」
「そんなもの服が汚れゲフンゲフン、私は山を散策して家具やら今日の食材を取ってこないといけないからだ」
「なんか聞きづてならないことを言ったきがするがまぁ、いいよ俺が作っとくよ」
「ありがとう、じゃあよろしく〜」
じゃあ始めますか、幸い近くにいい感の傾斜があるし、こんな事もあろうかとデバイスであるグローブを持ってきてるし、と思いつつグローブをはめ右腕に魔力を集中させるすると手に衝撃の塊ができ、そのまま構える。
「やっぱ服が汚れるのは困るな、インパクトアーマーっと」
説明すると文字通り、目に見えない衝撃の鎧で体を包み、その膜に外から触れると時速30キロの軽自動車にぶつかられるぐらいの衝撃で弾き返される。因みにそれは攻撃にも使えるし低燃費で使い勝手の良い魔法だ。
「せい!」
構えから一気に拳を突く、全身を使ったその一撃はアーマーの衝撃も加わり、いとも簡単にデカイ穴が出来た。瓦礫はどうやら衝撃で粉々になったらしくデカイ瓦礫は見当たらない
「よし一丁上がり‼︎じゃあ人が住めるように整備しますか」
というわけで、周囲から使えそうな物を取ってこよう
「ふぅ、食材は結構集まったな」
涼と別れた後、川で泳いでいた魚を魔法を使い取ったり、野生の果物や山菜を取ったりした。そもそも、何故私がこんな事を涼を誘い(強制)やっているかというと、簡単なことで涼と2人きりになりたいからである。まぁ、こんな事を言うというと言うことはつまり私は涼のことが好きなわけである。涼達と家族になり気が付いたら私は涼を意識していた。まぁ、涼は鈍感だから私の気持ちに気づいてない、それについては複雑である。
「よし、着いたな…おっ!中々いいじゃないか」
涼と別れたところに着くと、目の前の傾斜に人が入れる程の穴があり、その両脇に涼の魔力光の白色のスフィアがあり、穴には蔦が吊るされ自然の暖簾がなっている
「私も負けていられないな、 ブラッディソード」
私は食材などが入った鞄を地面に置き、使う魔法はブラッディダガーをそのまま剣に変形させた物を使う、剣の扱いはこの3年間で傭兵部の連中にしごかれたからお手の物である。
「とぅ!とぅ!へゃ!」
なんとなく声に出しながら木をきり丸太椅子と丸太机を作る、後焚き火用に枝と
「じゃあ、入るか」
身体強化を使い、家具を抱えながら暖簾をくぐった
空き過ぎた穴の入り口を人が入れる程の穴にして中を整理入り口に先に拾った蔦で暖簾を作りスフィアで穴を明るくして仕事を終えた。のんびり待っていると、沢山の丸太と食材を持った姉さんが入ってきてお互いに労いの言葉をかけて食事にした。料理は焼き魚とこれまた焼いた山菜、食後に果物が出た。簡単なものばかりだがどれも美味しかった。リインは母さんの花嫁修業をしたので3星のレストランレベルである。因みに母さんは5星以上の美味しさだ。
そんな感じて疲れた俺たちは姉さんに毛布を借り眠りに着いた。穴の中は案外暖かった。
「じゃ、帰ろうか姉さん」
「そうだな折角作ったし、また今度来よう」
「そうだね」
そういいながら姉さんは転移魔法陣を、俺は穴に認識阻害の魔法陣を展開してこの山を去った。因みにこの時俺は寝ている時の姉さんの寝顔は可愛かったなとか考えていた。
そしてリインもまた、涼くんの寝顔が可愛かったと思っていたのでした。さてさて、2人の恋は無事に実るのでしょうか。
やっと次回で原作組の介入フラグ立つと思います。後、涼くん達の3年間を作者の気分もしくは皆様の要望で書きたいと思います。もし、書いて欲しい!と言って下さる方がいるのであれば私、全力で書かせてもらいます。気が向いたらよろしくお願いします。