「……」
「姉さん、何不景気顔してんのさ。この会社は絶賛好景気なのに」
「涼、言わなくてもわかるだろ?というか何でお前はそんなに平常運転で居られるんだ?」
「そりゃ、父さんのお呼び出しだからね、もう何を言われても驚かないさ。姉さんのことを筆頭に色々あったし」
やぁ皆さん、涼です。今、上の会話の通り父さんにお呼び出しをくらいました。そのせいで姉さんの機嫌がひじょ〜に悪い。何で機嫌が悪くなるかというと、今姉さんの仕事が終わって、るんるん気分で帰り支度をしている途中で父さんのお呼び出しが掛かったからである。
「そもそも昨日にあんな無理難題な仕事を押し付けておいて今度は何だ?徹夜明けで帰って寝たいんだが……」
「まぁ、春だからマシだと思うよ。それに俺も手伝ったからなんとか2徹せずにすんだじゃん」
「まぁ、それについては両方感謝だな」
そんな会話をしていたら、父さんの仕事場に着いた。因みに俺は姉さんに拉致られて仕事を手伝うはめになった
「「失礼しま〜す」」
「おう、来たな」
「父さん、こちとら父さんのせいで徹夜明けな訳だ。早く寝たいから要件を手早く頼む」
「俺も早く寝たいからよろしく〜」
「わかっているよ、なら単刀直入に言う。涼、お前さんは来週から学校に行け」
「了解〜、ほんじゃあもう寝……はぁ⁉︎」
「いやだから、来週から学校に行けって言ったんだけど?」
「だけど?じゃねぇし‼︎今更感がハンパねぇは‼︎」
「それに、ならなんで私が呼ばれたんだ?」
「両方とも説明するつもりだ。まずはなぜ、学校に行くかだが涼って日本ではぼっちだろ?だから今の内に友達作れって言う理由だ」
うっ、痛いところをつかれた。俺は父さんと世界中を飛び回ってた時に外国で沢山の友好関係を作った。けど日本では何もしていないので父さんの言う通りぼっちなのである
「で、リインの質問は簡単だ。リインも涼に着いて行ってもらう、理由は涼一人じゃ不安だからだ。他に質問は?」
「はぁ、わかった。行けばいいんでしょ行けば」
「涼に同じく」
「よし、なら明日には引越してもらうか準備しておけよ?場所は東京の海鳴市だ。涼の中学は私立聖詳大付属中学だ」
「わかった」
「はぁ〜、めんどくさ」
「まぁいいじゃないか、2年間だけだろ?勉強面は問題無いんだから存分に青春してくればいいじゃないか」
「そうは言ってもな〜」
あれから家に帰り、準備をしてから姉さんと俺は速攻で寝た。今は自家用ジェットの中である。因みに、引越しに関しては全部白川財閥が誇る部署の一つである。運送部がやってくれている。
「そういえば、海鳴って何処かで聞いたことがないか?」
「そうだっけ?聞いた記憶がないけど……」
「まぁいいか、忘れるぐらいだから大したことじゃないだろ。私は昨日の疲れが残っているからもう一眠りするぞ」
「わかった、おやすみ〜」
「ああ、おやすみ」
そう言って、姉さんはアイマスクを装着して眠りに着いた。俺は読書をしつつこれからのことについて考えることにした。そして、俺と姉さんは軽く考えていた海鳴について後に後悔することを知る由もない
「ふぅ、やっと着いたな」
「肩凝ったよ」
白丸島から自家用ジェットと車を使って2時間半で海鳴の新しい家に着いた。因みに車の運転は父さんから偽装免許証をもらった姉さんがした。
「それにしても……」
「うん、かなりデカイなこの家」
家は車の窓から見ていたが大体学校から徒歩で40分程度の場所にあり、敷地は他の家の4倍だ。家自体は2階と、白丸島の家と違い普通だが横に広く二人で暮らすにはあまりにもでかい。
「まぁとりあえず入ろうよ姉さん」
「そうだな、入るか」
中ば呆然としつつ中に入る。中自体は一般的なものだがやはり通常よりも大きく空部屋も多い。
「生活に必要なものと私達の荷物は整理されてあるな」
「そうだねでも……」
「「はぁ〜」」
最初のデカイサプライズのせいでこれからの生活に一抹の不安を抱える俺達だった。
さてさて、涼くん達はこれからどうなるのだろうか
今回はだいぶ難産でした。フラグだけにしないようにとした結果、話の内容が飛び飛びになってしまったと思いますこんな駄文ですがこれからもよろしくお願いします