ヴァンガード へっぽこカードレビュー in惑星クレイ 作:栗山飛鳥
●序
カロン「さて、今回のテーマは『フェスティバルコレクション2023』!
全国家のカードが収録されるお祭りパックだけど、今回五大国家はRRRサイクルが1枚ずつと、残るはバニラトリガーに再録のみと控えめ。
一方でリリカルモナステリオは『Lyrical Melody』初出メンバー5名の新規G3が収録され、実質的にはリリモナパックになっているよ」
ブラダ・マスクス「おおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
ファントム・マスクス「希望おおおおおおぉぉぉぉっ!!!」
マーハ「涙を流してまで喜ぶほどか!?」
カロン「というかまだマスク被ったままなんだね……」
ファントム・マスクス「疾く始めようではないか」
ブラダ・マスクス「うむ」
カロン「はいはい」
●《焼尽の精霊王 ヴァルナート》
①追加効果-スタンドしているリアガードを1枚選び『アタックしたバトル終了時、このユニットをスタンドさせる』を与える。選ばなかったら、1枚引き、手札からユニットを1枚コールする。
ファントム・マスクス「なんだこやつは!! リリカルモナステリオではないではないか!!」
カロン「基本はカードナンバー順なんで……」
マーハ「さすがに環境に多大な影響を与える可能性を秘めたこのカードをとばすことはできないな」
カロン「というかリリカルの強化にも繋がりますよ」
ファントム・マスクス「ならば聞こう」
カロン「ヴァルナートは、オルバリアに続くどんなデッキにも投入できる超トリガーだよ。
リアガードに、アタック後にスタンドさせる効果を与えるというシンプルな効果で、単純にアタック回数が1回増える!
そのユニットにパワー1億を振れば、1億アタックが2回!!
オルバリアの立場を限りなく危うくさせているね」
マーハ「リアガードを展開していない、スタンドしているリアガードがいないという状況でも、手札からユニットをコールできるので、最低限アタック回数を増やすという目的は担保される。
パワー1億と追加効果の処理順は任意なので、コールしたユニットに1億を振ることも可能だ」
ブラダ・マスクス「パワー1億と追加効果の処理順に関しては勘違いされがちだが、この後に紹介するカードでも重要になってくるので、これを機に覚えておくといい」
カロン「しれっと1枚引いてるし、相手がG1の段階でG3のユニットが飛び出してくることだってありうる。こっちの効果も大概強いよね」
ブラダ・マスクス「ネタではあるが、ニルヴァーナやユージン以外のドラゴンエンパイアでも、エスペラルイデアをコールする手段ができた。決まればアタック回数はさらに+1だ」
カロン「逆に言えば、ニルヴァーナやユージンでは自然に狙えるコンボだね。ユージンはオズワルドとの兼ね合いでドラグヴェーダが使いにくくなっていたから、その点でも嬉しい追加だと思うよ」
マーハ「このように序盤で引いても腐らず、終盤で引いた時の決定力も高い、非常に安定した超トリガーとなっている。
超トリガーが不安定な、リリカルモナステリオ、ダークステイツ、ケテルサンクチュアリの3国家に関しては、グリードンのようによほどヴァルナートとの相性が悪くない限り、挿げ替えてしまっても構わないだろう」
カロン「個人的にはストイケイアもブレスファボールよりこっちだね。
ドラグヴェーダとは性質が似通っているので、悩ましいのはドラゴンエンパイアかな」
マーハ「とは言え、これでゴルマギエルドがお役御免になるかと言うと、そうでもない」
ファントム・マスクス「なんだと?」
マーハ「というのも、ヴァルナートとゴルマギエルドで対処の仕方が変わってくるからだ。
ダメージ4、手札に余裕はあるが完全ガードは1枚の状況で、ダークステイツと相対した時のことを想定してほしい。
相手ヴァンガードのアタック時、相手の超トリガーがヴァルナートであると仮定する場合、どのように動けばよいか?」
ブラダ・マスクス「ヴァンガードのアタックを数値受けすればいい。
相手が1億をヴァンガードに振るなら、他のアタックを手札と完全ガードで防げるし、1億をリアガードに振るなら、そのアタックをノーガードと完全ガードで凌げばいい」
マーハ「正解だ。
だが、相手の超トリガーが予想に反してゴルマギエルドだったら?」
ブラダ「数値受けした時点で貫通される。
これまでダークステイツに対してはゴルマギエルドを警戒する場合、ヴァンガードのアタックに対して完全ガードがセオリーだったからな。
……なるほど、そういうことか」
マーハ「このように、ヴァルナートが強力すぎるが故に、ヴァルナートを警戒させて数値受けしたところをゴルマギエルドで刺す、といった構築ができるようになった」
カロン「競合先が強すぎるが故に、ゴルマギエルドにもチャンスが巡ってきているのは面白いね」
マーハ「ちなみにリリカルモナステリオとケテルサンクチュアリについては、いずれもVを数値受けするのがセオリーなので、ヴァルナートのおかげで使いやすくなったりはしていない」
ブラダ・マスクス「くっ……!!」
カロン「そんな超トリガー事情をさらにややこしくするカードを次は紹介するよ」
●《水界の精霊王 イドスファロ》
①追加効果-ドロップから1枚手札に加え、ユニットを1枚の★+1。
カロン「それがもう1枚追加された、クレイエレメンタルの超トリガー《水界の精霊王 イドスファロ》だよ。
イドスファロ最大の特徴は、ドロップからどんなカードでも回収できる!!
……んだけど、再序盤で引いちゃった場合はライドラインで捨てた、『その時に一番不必要なカード』しか回収できないし、最終盤に引いたとしても次のターンに繋がらなければ意味がない」
ブラダ・マスクス「強い場面が終盤に差し掛かった段階しか想定できないので、見た目の割に使い勝手は悪そうだな」
ファントム・マスクス「そもそも引いた時点でゲームエンドになりかねない超トリガーも多い中、次のターンを見越さなければならないというのが、超トリガーの性質と噛み合っておらぬわ」
カロン「それを緩和してくれるのが、やっつけみたいに追加されたクリティカル!
序盤で引いても最低限の2ダメージは与えてくれるし、終盤以降ならこれが決定打になりかねない。
今更ではあるけれど、パワー1億と★増加の抱き合わせはシンプルに凶悪だね」
マーハ「イドスファロが強いと言うよりも、どんなデッキであれ、その組み合わせを持つ超トリガーを使えるようになった点が最大の収穫と言えるな」
ブラダ・マスクス「リリカルモナステリオの超トリガーをケアしたい場合は、これまでヴァンガードのアタックを数値受けするのが基本だったが、イドスファロを警戒する場合は完全ガードしなければならなくなったということか。
まさしくカードプールにあるだけで価値あるカードというわけだな」
カロン「そうだね。今後、超トリガーを警戒してガードする場合、国家固有、ヴァルナート、イドスファロの3択から適切な対処方を選ばなくてはならなくなった。
ブラントゲート、ドラゴンエンパイアでもない限り、ヴァルナート警戒でいいだろうけど、そういう裏をかきたがるひねくれ者も一定数いるわけで……」
マーハ「とは言え、超トリガーの対処が完全なギャンブルになったというわけでもなく、相手のデッキタイプやプレイングからある程度の推測はできる。
今後のトーナメントシーンでは、知識や観察眼がさらに重要になってくるだろう」
カロン「そんな超トリガー事情をさらにさらにややこしくするカードを次は紹介するよ」
ファントム・マスクス「まだあると言うか!?」
●《艱難遮る碧の結界》
①ブリッツオーダー:【SB1】パワー+25000。ヴァンガードに『パワー1億以上の相手のユニットすべての★-1』を与える
カロン「それがこのブリッツオーダーのレガリスピース、《艱難遮る碧の結界》!
ファンタジーRPGに出てきそうなパーティが描かれた、ヴァンガードらしからぬイラストが目印だよ」
マーハ「このカードはパワー1億以上のユニットの★を低下させる効果を持つ。
1億アタックを直接防ぐのにも使えるが、このターン超トリガーさえ引かれなければ勝てるという状況で、あらかじめ超トリガーを予防するために出しておくのも有効だ」
ブラダ・マスクス「このカードの登場によって、エルドブレアス、ヴァルナートと言った、攻撃に特化した超トリガーは使いにくくなり、ドラグヴェーダ、ブレスファボール、イドスファロと言った、次ターンに繋がる効果を持った超トリガーの評価が少し上がったか」
カロン「それはそうなんだけど、1枚しか入れられないカードで、1枚しか入ってないカードが偶然めくれる状況をケアするのって、かなり状況が限定的だと思うんだよね。
追加効果を除けば、ブリッツオーダーとしては平々凡々なので、他のレガリスピースが入れにくく、《四精織り成す清浄の盾》を含めたブリッツオーダーも入らず、ソウルにも余裕があるようなデッキで、ようやく投入が検討できる……くらいのレベルだと思うよ。
ソウルコストくらいレガリスピース査定でまからなかったのかな?」
●《魂魄封ぜし禁忌の形代》
①山札かドロップからそれぞれ別名の、グレード3か4のユニットカードを2枚まで探し、公開されたG3をコールし、公開されたG4を手札に加える。
カロン「こちらはノーマルオーダーのレガリスピースだね。
聖杯ではサポートできないかったG4勢をサポートするカードだけど、G4デッキ以外でも使える懐の広さを併せ持つ」
マーハ「まずG4デッキで使った場合、G4へのライドを安定化させると同時、好きなG3を展開できる。
バスティオンなら選択肢には困らないだろうし、ニルヴァーナならば、マハーとエスペラルイデアを併せて手札に加えることが可能だ。
そうでなくとも大抵のデッキは1枚くらい優秀なリアガード用のG3をもらっているので、それをデッキに入れておけばいい」
カロン「面白いのはそれ以外の使い方だね。
G4が無くても、2種類のG3をサーチできるので、特定のG3をキーカードとするデッキと相性がいい。
グラムグレイスのフェルンバエル、ファヴルニールのエリゴース、ケイオスのミカニあたりかな。
このあたりはもう挙げていけばキリがないほど」
ブラダ・マスクス「タマユラ、猩々童子、およびその名前をコピーしたメガロノズチなら、アンプレセデンをスペリオルコールすることで、さらに1枚ドローができるな」
カロン「これらのカードをコールする場合、その1枚をサーチするだけでも十分価値はあるんだけど、他にG3を入れておくとさらにレガリスパワーを堪能できる。
ケテルサンクチュアリなんかは、バスティオンの影響で優秀な選択肢が多いね。特に《卓絶の天衝 ラグレール》は下手なヴァンガードより影響力が大きいカードなので、サーチができるようになった今、改めて目を向けてみてもいいんじゃないかな」
マーハ「特にキーカード以外のG3を採用していなくても、たいていの場合、デッキの中にヴァンガードと同名のカードは眠っているはずなので、ペルソナライドに余裕があり、とにかく手数が欲しい場合はそれをスペリオルコールしてもいい。
リアガードを手札に戻すことに長けたデッキなら、それを戻すことでペルソナライドの布石にもなる」
ブラダ・マスクス「変わったところでは、《パーリィ・アクスビートル》と《バルキィ・ソウスタッグ》をまとめてサーチすることもできる。
G4のサーチから、リアガードの展開、イロモノデッキの魅せプレイにまで幅広く対応する、魅力に満ち溢れたカードだ。
さすがはレガリスピースと言ったところだな」
●《聖卵祭実行委員長 クラリッサ》
①ドレスアップ-ファイト中「Earnescorrectリーダー クラリッサ」としても扱う
②V:ペルソナライドしているなら、このコストは【SB1】でも払える。【手札から「クラリッサ」を含むG3を1枚捨てる】ことで、山札かドロップから「目指せ!最強のアイドル!」を手札に加える。
③V:アタックがヒットした時、2枚引き、「Earnescorrect」を含むリアガードのパワー+5000。
カロン「さあ、ここからいよいよリリカルモナステリオの新規カードだよ」
ファントム・マスクス「待ち兼ねたぞ……!!」
カロン「トップを飾るはクラリッサ!
《目指せ!最強のアイドル!》のサーチおよびサルベージ手段ができたことで、安定性が格段にアップ!
《目指せ!最強のアイドル!》をフル投入しなくてもよくなったので、デッキの拡張性も上がったんじゃないかな」
マーハ「もうひとつの能力は、1ターンに1回制限がついた代わりに、いずれかのアタックがヒットすれば2枚ドローできるようになった。
3枚ドローの可能性こそ無くなったが、相手がユニットを展開していなくても2枚ドローを望めるようになったので、こちらも安定性の向上に貢献している」
カロン「さらにリリカルモナステリオの新規G3は、ドレスアップという旧カードとしても扱う能力を持つ。
これでライドラインやサポートカードを引き続き利用できる他、デッキ内のペルソナライド札を増やすこともできる。
旧クラリッサは、新クラリッサと大枠は変わってないから足並みは揃うし、3枚ドローのロマンもあるので、新クラリッサを軸にする場合も、隠し味に少数採用してみてもいいんじゃないかな?」
ブラダ・マスクス「さらに今弾のクラリッサを語るにおいて欠かせないのが、サポートカードの存在だ」
カロン「Earnescorrectフォロワーだね。設定上、新規『Earnescorrect』カードが出しにくかった問題をフォロワーとすることで解決。
普段は手札から効果を発動することで『Earnescorrect』の活動をサポート。『Earnescorrect』に欠員が出た場合はコールすることで、とりあえず『Earnescorrect』名称を埋めることができる。
ただし、これらのカードは盤面ではバニラだったり、ソウルに逃げたり、パワー7000だったりするので、盤面に出すのはあくまで緊急措置。
最大値は正規メンバーの方が高くなってるよ」
●《祝福の聖天使 アレスティエル》
①ドレスアップ-ファイト中「双翼の大天使 アレスティエル」としても扱う
②V:メインフェイズ開始時、バインドゾーンから1枚手札に加え、山札を上から1枚バインドする。
③V:黒翼-【手札から1枚捨てる】ことで、山札から黒翼能力を持つカードをにコールする。
④V:白翼-このユニットがアタックしたバトル終了時、【CB1、手札から1枚捨てる】ことで、山札か手札から元々のカード名「双翼の大天使 アレスティエル」にライドし、ドライブ-1。
マーハ「新規G3の中で、旧G3と最も関わりが深いのは、間違いなくこのアレスティエルだろう」
カロン「他は入れても新規の下敷きだったり、入れてもいいかなレベルであるのに対し、アレスティエルは旧アレスティエルありき、新旧入り交えて動くデザインになっているよ。
新規5体の中で、一番好みなデザインだね」
ファントム・マスクス「我はカイリたんが一番かわいいと思う」
ブラダ・マスクス「俺はロロネロルたん」
カロン「そういう話をしてるんじゃないけどね!」
マーハ「新規アレスティエルの特筆すべき点は白翼効果だ。
アタック終了時、旧アレスティエルにスペリオルライドしてVによる連続アタックが可能となる。
旧アレスティエルは白翼効果で★+1されているので、★2のヴァンガードで追撃できるわけだな」
カロン「その際、リアガードにエルケエルがいれば、ヴァンガードが登場した時という条件が満たせるので、1枚ドローしつつ黒翼効果の相手ユニット-5000まで適用される。
これまで登場したヴァンガードによる連続アタックと比較しても、頭ひとつ抜けたスペックだね」
ファントム・マスクス「それでは新規アレスティエルの黒翼効果もさぞ強いのであろうな」
カロン「はい。手札1枚捨てて、山札から好きな黒翼ユニットをスペリオルコールできます」
ファントム・マスクス「……白翼効果と比べると地味ではないか?」
カロン「ところがどっこい! この黒翼効果で《秘めたる宝 フィナエル》をスペリオルコールすることで、手札からエルケエルをバインドすることで白翼効果も適用することができるんです!」
ファントム・マスクス「なんと!」
カロン「黒翼はフィナエルだけを入れておけば運用できますが、せっかくですのでフィナエルがあらかじめ手札にある場合を想定して、少量の黒翼も混ぜておくのもいいですね。
容易にアタック回数を増やせる《彼方を目指して ピアエル》や、フェナエルを使いまわせる《天上リサイタル エマエル》あたりがいいでしょうか」
ブラダ・マスクス「これまでアレスティエルたんは白翼と黒翼で構築を分けるのが一般的だったが、このカードは格段に白翼と黒翼を混ぜて運用しやすくなっている。二面性のある自分を受け入れた、彼女の心の成長が伺えるな」
ファントム「やはりアレスティエルたんもかわいい」
●《みんなで歌おう ロロネロル》
①ドレスアップ-ファイト中「みんなに響け ロロネロル」としても扱う
②V:登場した時、山札を上から5枚見て、グレード3以下を1枚コール。
③V:ヴァンガードにアタックした時、オーダーゾーンから表の曲を1枚歌う。相手のヴァンガードがG3以上なら、【「ロロネロル」を含むG3をSB1】することで、このユニットのドライブ+1し、相手は守護者をコールできない。
カロン「ロロネロルは元が強すぎたからか、旧ロロネロルの繋ぎみたいななデザインになっているよ」
マーハ「まずは登場時にユニットを1枚スペリオルコール。
たったそれだけではあるが、旧ロロネロルは初動で歌うことしかできなかったことを考えると、ボード・アドバンテージを稼げるようになっただけかなり進歩している」
ブラダ・マスクス「ロロたんのサポートカードは、アドバンテージ獲得能力に優れたものが多いので、そこからさらに手札を稼ぐこともできるだろう」
カロン「そして新規ロロネロルは、表の曲が無くともさっそくバトルフェイズに歌うことができるよ。
《六花ふらくたる》でいきなり4回アタックするもよし、《茜色らんうぇい》による★2アタックでプレッシャーかけるもよし、《潮騒とわいらいと》で手堅く点を詰めにいくもよし、《爛漫はぴねす》でとりあえず引いとくもよし」
マーハ「さらに、相手がG3で、ソウルにG3ロロネロルがある場合、それをソウルブラストすることで、いきなりトリプルドライブ+ガード制限をかけることも可能だ。
今弾で登場した《淀みない進行 マリルゥ》と、別途ロロネロルを引いておく必要はあるのだが、ここまでできればロロネロルの課題であった初動の遅さはかなり緩和されるだろう」
カロン「ガード制限の適用を安定させたい場合、ライドラインをウィリスタにするのも一考の余地があるかな。
G1ウィリスタの効果で、手札のG3ロロネロルを簡単に入れることができるよ。
ただし、曲サーチができなくなるので、こんどはそちらが安定しなくなること。
毎ターン曲をセットしていきたいので、宝石オーダーを使うタイミングが限られる点には注意が必要かな。
G1ウィリスタ→G2ロロネロルと乗り継いでいくのがベストかも」
マーハ「以降のターンはいつも通り、旧ロロネロルにペルソナライドして★増加とガード制限と5回アタックで勝負を決めにいくといい。
とは言え、新ロロネロルにペルソナライドしても確実にトリプルドライブとガード制限がかけられるようになっているので、旧ロロネロルに大きく劣るわけでもない。
登場時効果とトリプルドライブでアドバンテージ獲得できる点と、ノーコストで動ける点から、継戦能力はこちらの方が上なので、1ターン耐久が必要な場合は、こちらにライドした方がいいだろう」
●《輝き満ちる光彩 ウィリスタ》
①ドレスアップ-ファイト中「煌めく光彩 ウィリスタ」としても扱う
②V:このユニットが登場した時、【手札から1枚捨てる】ことで、ソウルかドロップから宝石カードを1枚手札に加える。
③V:【宝石カードをSB1】することで、このコストでソウルブラストされたカードにより以下すべてを行う。
・「果てしなき蒼」‐山札を上から5枚見て、ユニットを2枚までコール。
・「揺るぎなき緋」‐このユニットのパワー+15000。
カロン「ウィリスタもクラリッサと同様、宝石のサーチ&サルベージが追加されたよ。これにより安定性と拡張性が格段にアップ!
されど、ウィリスタの進化はこんなものでは留まらない!」
マーハ「新規ウィリスタも、宝石をソウルブラストすることで効果を発動することができる。
特に《果てしなき蒼》をソウルブラストした時の効果はかなり強化されており、めくったカードを捨てることがなくなった」
カロン「これにより、山札切れの危険性が緩和され、デッキ圧縮もできるようになったね。ここでまた2段階のパワーアップだ。
めくれる枚数もさりげなく1枚増えてるし、パンプは無くなったけど些細な問題だね。
一方、《揺るぎなき緋》は強みのひとつであったインターセプト封じを失うだけに留まっており、ちょっぴり弱体化」
ファントム・マスクス「……む? よく見れば、宝石のソウルブラストは1ターンに1回ではないか。これでは片方しか使えぬではないか!」
カロン「ご安心を。そこは新規の宝石カード《交わり照らせ緋蒼の閃光》がカバーしています。
このカードは《果てしなき蒼》そして《揺るぎなき緋》としても扱われます」
ファントム・マスクス「!?」
カロン「毎ターンこのカードを使い続けて、蒼と緋、両方の効果を適用させるのが新たなウィリスタの戦い方です。
そしてこの《交わり照らせ緋蒼の閃光》、効果も蒼のパンプと、緋のドローを併せ持つ……のみならず、アタック時にリアガードをスタンドさせる効果まで!!」
ファントム・マスクス「!?!?」
カロン「ウィリスタにはもともと、スタンドできる《共に駆ける光芒 オフィリア》がいるので、コストはかさむものの連続攻撃はかなりやりやすくなりました。
ソウルにG3ウィリスタが必要ですが、ウィリスタはライドラインで手札をソウルインできるので、初手から使っていけます」
ブラダ・マスクス「抱えていた弱点がすべて解消され、その秘められたスペックを十全に発揮できるようになったウィリスタ。
躍進が期待できるデッキのひとつだろう」
●《天満月の輪舞曲 フェルティローザ》
①ドレスアップ-ファイト中「宵闇月の輪舞曲 フェルティローザ」としても扱う
②V:ソウルに「フェルティローザ」を含むG3があるなら、前列のゴーストすべてのパワー+10000。
③V:【CB1】することで、そのターン中、このユニットは『ドライブチェックでゴーストのノーマルユニットか「フェルティローザ」を含むG3が出た時、ユニットのいないRにコールしてよい。コールしたら、このユニットのドライブ+1』を2つ得る。
マーハ「フェルティローザのドライブチェックでめくれたゴーストをスペリオルコールする能力は、先払いの起動能力になったが、大まかな部分は変わらない。
《結い上げた憧憬 ハイルヴィヒ》を絡めて5回以上のドライブチェックができなくなっていたり、ダブルトリガーを引いてしまった場合などにコストの払い損になってしまう等の粗はあるものの、2体コールしてもCB1の消費で済むという点は、何にも勝るメリットだろう」
ファントム・マスクス「相変わらずの気まぐれぶりよ」
マーハ「また、ゴーストのみならずフェルティローザがめくれた場合も、それをスペリオルコールできるようになっている。
ただし、後述するパンプの対象にはならず、一度盤面に出てしまったフェルティローザをどかす手段は限られるため、スペリオルコールするのは、とにかく手数さえあれば勝てるような状況に限られるだろう」
カロン「新規フェルティローザで注目すべきは、ソウルにG3フェルティローザがある場合のパンプ能力だね。
ペルソナライドでも条件は満たせるけど、連続攻撃を得意とするフェルティローザでは、何としても初手から適用させておきたい。
既存カードでは《幽魂の抱擁 ベティーナ》が条件を満たせるほか、新規のゴースト《夜空を焦がす嬉遊曲 オルトゥード》でもフェルティローザをソウルに送れるね。
けど、特別なこだわりがなければ、ライドラインはウィリスタにした方が絶対にいい!!」
ブラダ・マスクス「やだやだ! フェルティローザが好きだから、ライドラインもフェルティローザにしたい!」
マーハ「ダダをこねるな!」
カロン「まあそういう人も多いだろうから、必ずそうしろとは言わないよ。
ただ、ライドラインをウィリスタにするメリットだけは解説しておくと、まずG1ウィリスタの効果で、G3ユニットをソウルインできるのは、ロロネロルやウィリスタで説明した通り。
その際に手札に加わる宝石をプレイすることで、なんとソウルも1枚増える!!」
ブラダ・マスクス「なにぃ!?」
カロン「フェルティローザのライドラインだとソウルを消費するので、フェルティローザとウィリスタのライドラインで、差し引き2のソウル差が生じてしまうことになる。
そして、フェルティローザでソウルがどれほど重要か……ごねるほどフェルティローザが好きなブラスター・ダークなら分かるよね?」
ブラダ・マスクス「むぅ……」
カロン「それだけじゃないよ。フェルティローザのライドラインはG3へのライド時にデッキトップを操作できるけど、これが超優秀な新規カード《夜空を焦がす嬉遊曲 オルトゥード》と嚙み合わせが悪い。
G2フェルティローザの効果でデッキトップにゴーストを乗せた後、先にオルトゥードを使ってしまうと、そのカードをそのまま引いてしまうことになってしまうんだ!」
ブラダ・マスクス「ぐむむ……」
カロン「オルトゥードは前列ユニットをどかせるカードなので、フェルティローザのアタックより先に使わなければならない場合がほとんど。
さあ? どうする? これでもあなたはフェルティローザのライドラインを使いますか? 現実を見なよ?」
マーハ「あんまりいじめてやるな……」
カロン「まあ、折衷案としてはG1まではウィリスタにして、G2以降はフェルティローザに乗り換えかな。
ロロネロルもそうだったけど、初期リリカルのライドラインっておおらかなんだよね。
G2フェルティローザと、オルトゥードとのかみ合わせが悪いのは事実だけど、先にエレオノーレでアタックして(オルトゥードでブーストしたらダメ)、デッキトップをエレオノーレにするというごまかす手段もあったりする(この場合、オルトゥードのドローはエレオノーレになる)。
G2ウィリスタのドローも捨てがたいけど、G2フェルティローザのデッキトップ操作も強いのは確かだからね」
ブラダ・マスクス「……じゃあ、それにする」
マーハ「あっさりと折れたな」
●《完璧な仕立て クロケル》
①R:このユニットが登場した時、【CB1】することで、山札を上から7枚見て、ドレスアップ能力を持つカードを1枚まで選び手札に加える。
ファントム・マスクス「よくてデッキに3枚しか無いであろうドレスアップを、たった7枚めくっただけで見つけだせと言うのか」
ブラダ・マスクス「しかもお代は先払い」
カロン「自称する完璧な仕立てが期限までに間に合わないことも多々あるだろうけど、そもそもEarnescorrectじゃないからクラリッサには入らないし、ゴーストじゃないからフェルティローザにも入らないんだよね」
ブラダ・マスクス「死んでからやり直せと言うことだな」
マーハ「言い方!!」
●終
ファントム・マスクス「よいパックであった」
ブラダ・マスクス「ああ。最近不足していたリリカル分が接種できた」
マーハ「なんだそのリリカル分というのは」
ブラダ・マスクス「それは主にリリカルモナステリオのカードに含まれる人が活動するためには無くてはならない栄養素のひとつでこれが不足すると眩暈肩こり倦怠感などの症状に見舞われ最悪の場合は死に至る一方で要領を守って接種すると睡眠の効果が飛躍的に上昇しお通じもよくなるという」
マーハ「真面目に解説されても困るんだが!?」
カロン「それではまた次回のパックでお会いしましょう」
ファントム・マスクス「さらばだ」
ブラダ・マスクス「定期的にリリカル分を接種させたマウスが通常の餌のみを与えていたマウスより3倍長生きしたというデータもあり最近ではがんの治療にも利用され学会でも注目を」
メガコロ分が不足してきた