ヴァンガード へっぽこカードレビュー in惑星クレイ   作:栗山飛鳥

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ありがたいことにリクエストを頂きましたので、現状のラスカリア構築論を書いてみました。
すでに次のパックで、ラスカリアにグルドーリ以来の革命が起きるレベルの新規が公開されておりますが、あくまで『月牙蒼焔』時点でのラスカリア論となります。
(だから私が気合入れて文章書いたら、論の根底を覆す新規が出るって言ったでしょ!?)

バカ話を書いている余裕は無かったので、いつものシャドパラ勢の掛け合いは無しとなります。
ただせめてもの物書きとしての矜持で、本文からはカロン口調で進めさせて頂きます。
なお私は他人のデッキ構築論とか一切見ないので、一般的な構築論とかとは構成が異なっている可能性がありますが、そのあたりはご了承ください。


ラスカリア構築論(2025/04/09)

■採用カード解説

 

3G4X2

まずはラスカリアの基本形をデッキログに投稿しておいたよ。

ここからは各カードの採用理由をダラダラ書き連ねていくので、こちらを参考にしながら見ていってね。

 

 

 

 

《夢刃の剣姫 ラスカリア・ヴェレーノ》

 

【役割】メインヴァンガード

 

ブリッツオーダーをプレイするたびに(アタックがヒットしなければ)ドローできる、何者の下位互換にもならない唯一無二の独自性を持つヴァンガード。

《夢刃泡影》を絡めれば、20000要求までのアタックであれば手札を消費することなく防ぐことができるのはなかなかインチキくさい。

そればかりか、バトルフェイズ中に目まぐるしく手札が入れ替わっていくので、対戦相手の計算を崩すのが非常に上手い。

公開されたカードをすべて記憶してくるような上級者との対戦でも輝くスキル。

カウンターチャージも可能で点止めにも強いはずだっけど……(次のカードに続く)

 

攻撃面も、ヴェレーノ名称の+5000パンプと、本体の★+1と最低限のものは備えている。

後列までパンプできるのは魅力なれど、裏を返せばブーストできなければ本領を発揮できないということでもある点は留意しておくこと。(最近のヴァンガードはだいたい前列に+10000パンプできるしねー)

これに優秀な連パン要員が加われば、攻撃面でもかなり強くなったはずなんだけど……(次のカードに続く)

 

全体的なパワーが低く、ペルソナライドできるか否かは死活問題なので4枚採用。

 

 

 

 

《ヴェレーノ・カポレジューム エラフス》

 

【役割】連パンできるエース?アタッカー

 

ラスカリアデッキにおける連パン要員だよ。

虫にしてはマッシブな見た目に反し、パワーはスタンド後に+5000されるだけ。

相手がG2以下であればスタンドできず、挙句の果てにこの程度の能力でCB1を要求してくる。(しかも条件付き)

要するに5パンしたければCB2が必要であり、カウンターチャージできるはずのラスカリアが、まったくコストに余裕がないのはだいたいこいつのせい。

作者のまわりでは

『スタンドするだけおじさん』

『スタンドしただけ偉いでしょお? エラフス』

などと親しみを込めて呼ばれているよ。

はっきり言ってメチャクチャ弱いんだけど、それでもメチャクチャ強いので、ラスカリアでは必須採用の4積みとなる。

自分でも何を言っているのかよく分からないね。

 

 

 

 

《ヴェレーノ・ソルダート グルドーリ》

 

【役割】デッキの潤滑油となる展開要員 準アタッカー兼ブースト面でのエース

 

ラスカリアデッキ最強最大のキーカードだよ。

展開できない、ブーストできない、全体的なパワーが低いという初期ラスカリアが抱えていた問題をたった1枚で解決して見せた稀代の傑物。

ヴェレーノは全体的に小粒なユニットが多いけれど、役割分担はしっかり取れているので、それらを使い分けられるこのカードは非常に有能。

ソウルで展開できるので点止めに強いのも魅力だが、ソウルコスト自体は2と決して安くないので、ソウルはすべてこのカードにつぎ込む覚悟で運用すること。

 

パワーも高く、最強のブースト要員であることはもちろん、エラフスが引けない立てない状況では前衛も任せられる器用なカード。

今でもこれを抜けばデッキはろくに回らないので、迷うことなく4枚採用!

古きよきメガコロニーらしいイラストも◎

 

 

 

 

《ヴェレーノ・ファミリア フィオリエ》

 

【役割】手札補充 序盤の主力でありG2止めのキーカード

 

《ヴェレーノ・ソルダート レフォノハイラ》

 

【役割】手札補充 中盤以降の主力

 

どちらもCB1で山札からカードをめくってヴェレーノやブリッツオーダーを手札に加えられるアド要員。

フィオリエは5枚めくりで、レフォノハイラは7枚めくってノーマルオーダーまでサーチ可能。

パワーもフィオリエは10000で、レフォノハイラは13000と、フィオリエはレフォノハイラの下位互換……と判断するのはラスカリア初級者が陥りやすい罠。

というのもパワーの上がる条件が、フィオリエは『Vがラスカリア』であればいいのに対し、レフォノハイラは『ヴェレーノが3枚』と、序盤では絶妙に満たしにくくなっている。(ラスカリアはG2まではヴェレーノに所属していないのである)

よって似たような効果なれど、役割はまったく違くて、フィオリエは序盤からガンガン攻めていく速攻とG2止めに使うカードで、レフォノハイラは中盤以降の抑えとなる。

 

細かいことを言えば、ラスカリアデッキでブーストするユニットはだいたいG3(ラスカリアかエラフス)になるため、ブーストが10000だろうと13000だろうと大して変わらないというのもあるね。

積極的に狙えるギミックではないけれど、フィオリエはブリッツオーダーならレガリスピースも持って来れるので、手札にあってもライドコストとしても優秀な《双つに連なる守護の法陣》や《天へと導く絆の翼》を手札に加えることができればグッと動きやすくなる。そういう意味でもフィオリエは序盤向きのカードと言えるね。

 

採用枚数は非常に悩ましく、今回は構築例ということで3枚ずつにしたけれど、フィオリエの方が序盤に欲しいカードであることを加味すると、フィオリエ4枚、レフォノハイラ2枚でいいくらい。

序盤からガンガン攻めていきたかったり、環境が超越デッキで埋め尽くされるようであれば、なおさらフィオリエを増やすべき。

裏を返せば、耐久やロングゲームが許される環境であるならばレフォノハイラが4枚になるんだけど……そんな環境はもう来ない気がするなぁ。

 

とにかくこの2枚は、プレイングや環境によって枚数を調整していく必要があるカードだね。

個性や、力量、環境を読む能力が反映されやすい箇所と言える。

 

 

 

 

《ヴェレーノ・ソルダート シディラッカ》

 

【役割】ブリッツオーダー回収による、長期戦に目を向けた耐久要員

 

後で詳しく解説するけれど、ラスカリアは1回目のペルソナライドで決着をつけにいきたいデッキ。

とは言え、ラスカリアのパワーではそう上手くいかないことの方が多い。

そこから相手の反撃を持ち前の守備力で耐え抜き、2回目のペルソナライドでトドメを刺すという展開も常に意識しておかなければならず、むしろそれこそがラスカリアの真骨頂。

 

首尾よくキルターンに仕留め切れるようであれば必要ないけれど、キルターンを1ターン伸ばしたい場面でこのカードは輝く。

できることは単純明快。

前のターンに消費したドロップの《夢刃泡影》2枚を回収するだけ。

ラスカリアにおいてはブリッツオーダー1枚がさらなるカードに化けるので、実質手札が4枚増えたようなもの。シディラッカが退場することを差し引いても破格のアドバンテージであり、ようやく《夢刃泡影》を2枚切らせたと思った相手からすればゲンナリだよね。

 

カウンターコストが2しか無くとも、そのターンに5パンして勝ち切れないようであれば、エラフスより優先して構わない。

ただし、シディラッカ自身のパワーが低いのもあって、シディラッカじゃなくレフォノハイラを出して5パンしてたら勝ってた……なんて状況もあるある。

フィオリエとレフォノハイラが構築面でのセンスを問われるカードであるならば、こちらはまさしくゲーム中のプレイングセンスを問われるカード。

 

主な活躍は終盤になるので採用枚数は少なめでいい。

ただ、欲しい時に無いと困る優秀なカードには違いないので、デッキ内のヴェレーノ名称を水増ししたいのであれば優先的に増やせるカードでもある。

いつもは2枚採用なんだけど、今回のレシピは安定仕様の3枚。

 

 

 

 

《夢刃泡影》

 

【役割】守りの要にして攻めの要

 

ラスカリアの代名詞(他のデッキでも使えるけど)と言っても過言ではない、真の主役!

ぴったり20000要求のアタックは意外と飛んでこないものなので(ラスカリアが相手だと敵も警戒してくるのでなおさら)、10000~15000要求くらいなら積極的にこのカードで捌いていっていい。

ブリッツオーダーをダラダラ抱えていてもまったく攻めには貢献してくれないので、ガンガン使って手札を循環させていくのが最優先。

こうして整えた手札で理想盤面を組み立て、痛烈なカウンターを喰らわせるのがラスカリアの本領だよ。

守備的なカードに見えるけど、後の先を取る、攻めの要という意識を持っておこう。

 

最悪のパターンが、温存しすぎて《夢刃泡影》(ブリッツオーダー)を使えなかったターン。

常にコスト不足に悩まされるラスカリアで、カウンターチャージ1回分をフイにするのは負けに直結しかねない。

 

もはや言うまでもなく4枚採用!

 

 

 

 

《天へと導く絆の翼》

 

【役割】ライドコスト ブリッツオーダーの水増し 趣味

 

ぶっちゃけラスカリアデッキにおけるブリッツオーダーは《夢刃泡影》4枚と盾1枚あれば十分なんだけど(理由は後述)、どうしても水増ししたいならレガリスピース級のカードが欲しい。

特に《天へと導く絆の翼》はライドコストという役割もあるので、手札に《夢刃泡影》が揃っているなら積極的に捨てていきたい。

ラスカリアはエネルギーがほどよく余りがちなので、余ったエネルギーの使い道にもなる。

ただし先攻でライドコストにしてしまうと、夢刃泡影が1回しか使えないターンができてしまうのは注意。

一方で後攻の場合はライドコストにしても、夢刃泡影3回分のコストが残り、なんとも両極端。

 

手札にあっても優秀で、このカードで相手のアタックを防いでの2枚ドローはとーーーっても気持ちがいい。

割とそれ目当てに入れている趣味のカード。

安定を求めるなら《双つに連なる守護の法陣》やノーマルオーダーのレガリスピースを入れておこう。

 

ラスカリアが偶然ドロップに落ちるシチュエーションはかなりレアで、ラスカリアをソウルとして吐けるタイミングもかなり終盤になるので、+25000はあまり期待しない方がいい……。

 

 

 

 

《四精織り成す清浄の盾》

 

【役割】完全ガードにしてブリッツオーダー

 

別にラスカリアのみならずあらゆるデッキに入っている汎用カードではあるけれど、ラスカリアはこのカードでももちろんドローできるので、よりおいしく活用できる。

また、フィオリエやレフォノハイラはこのカードも手札に加えることができるので、他のデッキに比べてこのカードを手札に加えやすい。

この点はラスカリアデッキの紛れもない長所と言えるね。

 

 

 

 

《海虹竜 ヴラニオーソ》

 

【役割】ライドコスト ブリッツオーダーの水増し G2の水増し

 

デッキにユニットを水増ししたいけど、ブリッツオーダーも水増ししたい。

そんなワガママな欲望を叶える期待の新星。

 

グルドーリは1ゲームに2回使いたいので、運用するなら他のソウルチャージ手段と併用したい。

ライドコストにもなるカードだけど、ユニットとしても優秀なので、エラフスが機能しない5ターン目までは積極的にコールしていっていい。

 

1ゲームに1回使えれば十分なカードだけど、序盤に引いておきたいカードではあるので、採用枚数は1~3枚くらい。

 

 

 

 

《緑宝獣 エルメイダ》

 

【役割】ソウルコストの補充 エラフスのパンプ

 

グルドーリ1回分のソウルを補充しつつ、パワーの足りないエラフスを強化し、20000ガードにもなってくれる。

ラスカリアの短所を補いつつ、長所も底上げしてくれる理想のパートナー。

このカードを引くことができれば、ソウルを消費するカードの運用が格段に楽になる。

 

採用枚数は、他のソウルを消費するカードや、他のソウルチャージ手段の枚数に応じて上げ下げを。

とは言え、パンプと20000ガードも便利なので2枚までなら腐ることはまずないよ。

 

 

 

 

《トマンネーヨ・トマティーヨ》

 

【役割】フィニッシャー

 

とにかく頼りないスタンドするだけおじさんのパワーを+10000することでフィニッシャーの域にまで押し上げる奥の手。

使い減りしないので中盤から使っていけるけど、キルターンでは、効果を使った後に他のカードで押しつぶして、少しでもパワーラインを上げていきたい。

 

ラスカリアはエネルギーがちょっぴり余るので、その消費先としても便利。

というかラスカリアの性質上、自ターンには確実に3エネルギー残るので、後先考えないでいいフィニッシャーであるこのカードはコスト面で噛み合いがよい。

 

パンプ以外にも色々できるエルメイダを押しのけるほどではないので、採用枚数は1枚。

けど、このカードを引けてたおかげで勝てたというシチュエーションは数多い。

2枚でもいいんだけど、そうすると絶対に腐るよなぁ……。

 

 

 

 

《天恵の源竜王 ブレスファボール》

 

【役割】超トリガー 億と★3によるイージーウィン狙い

 

★の乗るヴァンガードに、★の乗る超トリガーの組み合わせは言うまでもなく強力。

数値受けしてきた相手に対し、超トリを引いての3点ダメージは、Dスタンにおけるイージーウィンの代表格。(ラスカリアが数値受けしたくなるような低パワーなのがまた……

イージーウィンだろうと勝ちは勝ち。

勝ち筋を増やすために、超トリガーは★の乗るカードを選びたい。

 

つまり《水界の精霊王 イドスファロ》でもいいんだけど、ラスカリアはもとよりドロップからの回収やスペリオルコールを得意とするので、イドスファロで回収しておきたいカードがあまり無いんだよね。

完全ガードを回収できるのは魅力だけど、ラスカリアは完全ガードを使わずとも守りが堅く、完ガがドロップするタイミングが遅くなりがち。完ガなら盾を優先して使いたい状況も多い。

とは言え、ブリッツオーダーでは捌けない高パワーを防いでくれる完全ガードはやっぱり欲しい。

ラスカリアの長所を伸ばすならブレスファボール。短所を補うならイドスファロくらいのイメージかな。

イドスファロを使うなら、気持ち完全ガードを早めに消費しておくといい。

 

ここでは安定性を重視してブレスファボール採用。

 

 

 

 

《デュアルプレッシャー・ドラゴン》

《ティアーナイト コスタス》

《ティアーナイト ロティオン》

《晴朗の乙女 レェナ》

《戦場の歌姫 ドルセア》

 

【内訳】

★5

引4

前2

治4

 

前列にG3が並びやすいラスカリアでは、4000ブーストも2000パンプも生かしにくいので、効果★は非採用。

むしろ土壇場での5000ブーストが欲しい。

ソウルも欲しいデッキではあるが、ソウルを使ってアドを稼ぐデッキなので、15000ガードを切ってソウルを増やす意味はあまりない。

 

ロティオンは前トリガーというより、ソウルを増やす役割で採用。

これ1回でヴラニオーソ1回分が賄える。

《狂乱の令嬢》も強いので捨てがたいけど……

 

引はさすがに説明不要かな?

 

治は仮想敵に応じて効果付きトリガーと入れ替えてよい。

今回は一例なのでバニラ採用。

 

最低限のプレッシャーとして★4は欲しいので、★1枚なら、引、前(ロティオンでも狂乱でも)にチェンジしてOK。

逆に★7~8にして攻めに振り切るのも面白い。

ラスカリアのトリガーに関しては「絶対にこれでないと!」って正解が無いので、個性を出しやすい部分だと思うよ。

 

 

 

 

■採用しなかったカード解説

 

ここからは悪くはないんだけど採用しなかったカードを解説していくよ。

 

 

《ヴェレーノ・ソルダート ディローヴ》

 

【役割】準アタッカー

 

ヴェレーノの最高打点となるアタッカー。

連パンできるエラフスより優先されるものではないので、エラフスのコストが足りない場合や、エラフスが使えない先攻3ターン目に出す次善策になる。

次善策なので採用枚数は2枚くらいでいいんだけど、半ば4枚採用が強制される(実際は3枚でも回るけど)パンプ条件が足を引っ張り非採用に。

ただし、デッキをヴェレーノで統一したい拘り派(もしくはフィオリエの失敗が怖い心配性)なら優先的に4枚採用できるカードだね。

 

 

 

 

《ヴェレーノ・ファミリア メリアル》

 

【役割】5枚目以降のグルドーリ ヴェレーノ名称の水増し

 

グルドーリと比較すると2ランクくらい劣るけれど、そのグルドーリを蘇生できるので、いろんな意味で5枚目のグルドーリとなり得るスペックはある。

このカード最大の難点は、前列に置いてもパワーが低い上に5パンもできず、後列に置くとブーストできないと、出すだけで総力が大きく低下してしまうこと。

効果を使ったあとに上書きしてもいいが、手札消費が荒くなり、それはそれで危険。

 

ヴェレーノに所属するクセの無いG2ではあるので、1枚ヴェレーノを水増ししたい場合には候補となる。

運用するならスキルには拘らず、序盤から雑に投げていっていい。

相手がG1~G2の間であれば、手札に引き込みやすいG2というだけで偉い!

 

 

 

 

《財厳者 タラスバキ》

 

【役割】どっちつかずのマルチプレイヤー

 

ソウルを増やし、エラフスをパンプし、ブリッツオーダーを回収できる。

エルメイダとシディラッカを足して2で割ったようなスペック。

盤面からいなくなるのも、盤面をヴェレーノで埋めたいラスカリアにとってはむしろありがたい。

 

これと言った弱点も無いんだけど、状況を大きく動かす影響力も無いので、ヴェレーノでないこのカードをわざわざ採用するかは熟慮したい。

 

 

 

 

《ハルシナトリィ・モルフォ》

 

【役割】なりふり構わない速攻アタッカー

 

ラスカリアなら比較的満たしやすい条件で20000打点となるアタッカー。

特筆すべき点は、相手がG1だろうと、自分がG2だろうと20000打点を出せること。

速攻に、G2止めに、序盤でこれほど頼れるカードは無い。

 

20000打点で殴るには、ドロップにブリッツオーダーを置き、ソウルを消費する必要があるため、採用するのであればこのカードの運用に特化した、独自の構築とプレイングは必須。

使うなら モルフォ>グルドーリ くらいの優先順位と気概で使うこと。

盤面を離れることもできるので、今後呪縛が流行するようであれば、メインアタッカーに昇格する可能性も……?

 

 

 

 

《双つに連なる守護の法陣》

 

【役割】ライドコスト ブリッツオーダーの水増し

 

どちらかというと、このカードこそがレガリスピース枠の筆頭候補。

手札にあってはシンプルなブリッツオーダーとして運用でき、ドロップにあってはガード値の調整に一役買うので、ライドコストとしても積極的に捨てられる。

 

コストを必要としないので他のカードの運用を妨げることもなく、ラスカリアなら書いてあること以上の強さを引き出すことができるので、とにかくコスト対効果の効率がいい。

 

注意点としては(作者も長いことカン違いしていたんだけど)自動能力はブリッツオーダーのプレイではないため、自動能力でアタックを防いでもラスカリアのドローは誘発しない!

それを差し引いても、《夢刃泡影》と合わせて35000要求を手札1枚で捌きつつ1ドローなんてこともできるので、やっぱり便利。

ドロップにとりあえず置いておけるブリッツオーダーなので、《ハルシナトリィ・モルフォ》などのドロップのブリッツオーダーを参照するカードを採用するならさらに加点かな?

 

 

 

 

《恩寵湛えし聖なる杯》

 

【役割】ペルソナ札の水増し

 

ラスカリアは耐久力が高く攻撃力が低いことから、ゲームが長期戦にもつれ込んでしまうことも多く、1ゲームに2回以上ペルソナライドの機会が巡ってくることも珍しくない。

ただし、ラスカリアはペルソナライドを安定化させるギミックに乏しく(せいぜいヴェレーノ名称をサーチできる手段が多いぐらいだけど、その程度なら今はだいたいのデッキができる)2回目以降のペルソナライドが安定しない。

先述した攻撃力不足を補うためにも、ペルソナライドできるタイミングでは絶対にペルソナライドしておきたいデッキなので、ペルソナライドを安定させるこのカードも採用候補。

 

ただし! ペルソナライドにはソウルを増やせるという側面もあるため(1回目のペルソナライドができなければ、2回目のグルドーリも使えない)ソウルを増やせないペルソナ札に、他のレガリスピースを押しのけてまで採用する余地があるのかはよく考えたい。

このカードを採用する場合は、ソウルチャージ手段も厚めに準備しておこう。

 

 

 

 

《その輝きは遠く空の彼方より》

 

【役割】除去対策

 

ラスカリアは盤面にカードを並べなくてはならないデッキでありながら、展開はさほど得意でもなく、除去が非常に苦手。

並べたヴェレーノを1ターン維持してくれるこのカードは相性がいい。

 

しかし攻撃力の低いラスカリアが1ターン耐えたところで、次のターンに勝ち切れる保証は無く、そうなると返しのターンで除去されてしまうのがオチ。

採用するのであれば、いつぞやのシラヌイ環境のような『環境トップがこのカード1枚で1ターン抑え込めるデッキである』ことが条件かな。

 

 

 

 

《甘やかな蜜に誘われて》

《罪過に廃絶の美酒を》

《艱難遮る碧の結界》

 

【役割】ブリッツオーダーの水増し

 

ラスカリアはブリッツオーダーを軸としたデッキであり、《夢刃泡影》以外のブリッツオーダーもたくさん入れたくなるのが人情ではあるが、それもラスカリア初級者が陥りがちな罠その2。

ラスカリアでブリッツオーダーを増やしすぎるとどういうことになるのか。

 

ラスカリア側が後攻を取った6ターン目(G3への初回ライド)をイメージして欲しいんだけど。

その時点で手札がブリッツオーダーばかりだと、ユニットを展開できない!

後攻のラスカリアがブリッツオーダーをプレイしてドローできるのは7ターン目からになり、それまではブリッツオーダーを切れないわけだね。

ただでさえ後攻で出遅れているのに、エラフスの5パンも、ラスカリアの★も適用できないなんてことになったら、後はもうズルズル負けるだけ。

ラスカリアはブリッツオーダーを扱うユニットであると同時に、展開できなければ本領を発揮できないユニットであることは肝に銘じておこう。

 

また、ブリッツオーダーをプレイした際のドローでブリッツオーダーを引いてしまうケースもあまりよろしくない。

ブリッツオーダーでブリッツオーダーを引いてたら、たしかにすぐ負けはしないだろうけど、いつまで経っても勝ち切れないし、いずれは負ける。

 

ダラダラ書いたのでまとめると……

 

・後攻3ターン目でヴェレーノを5枚並べられない状況

・ブリッツオーダーをプレイした際のドローで、またブリッツオーダーを引いてしまう状況

 

この最悪のケースをケアするために、ブリッツオーダーは夢刃4枚、盾1枚(+レガリスピース)の少数精鋭がいいわけだね。

ブリッツオーダーはサーチする手段も回収する手段も豊富なので、《夢刃泡影》を2枚ほどサーチして使い回せば、ラスカリアのドローは十分堪能できる。

 

で、はじめに挙げた3枚のブリッツオーダーの解説に戻るんだけど。

これらは強力なブリッツオーダーではあるので、絶対に採用できないわけではない。

ただいずれもソウルを使うのが難点で、展開の要であるグルドーリの運用が阻害されるし、同じソウルを使うならユニットとしてもブリッツオーダーとしても見れる《海虹竜 ヴラニオーソ》というライバルもいる。

 

前者2枚は複数採用して真価を発揮するカードだし、後者は他にも入れたいカードがたくさんあるレガリスピース枠を食ってしまう。

やっぱりオススメはできないかなぁ……。

 

 

 

 

《必殺!タネマシンガン!》

《門外不出!アクアフォース秘伝の絶品カレー!》

《ゴースト・チェイス》

 

【役割】ブリッツオーダーを介した搦め手

 

むしろラスカリアでブリッツオーダーを水増ししたいのであれば、これらのうちのいずれか1枚だと思う。

いずれも限定的な状況で輝くカードであり、対戦相手に刺さるようであれば、G1ラスカリアで引っ張ってくるのが基本的な運用方法。

 

《必殺!タネマシンガン!》は連パンの抑止。

特に、リィエル・アモルタや、ヴァルガと言った、ディヴァインスキルで連パンしてくるタイプのデッキにはブッ刺さる。

 

《門外不出!アクアフォース秘伝の絶品カレー!》は超越対策。

ただ、普通に運用するなら20000ガード……よくて30000ガードくらいにしかならないだろうし、もともとノーコストでよかったような気もするけど。

 

《ゴースト・チェイス》は何かのメタカードというよりは、ラスカリアの動きに幅を持たせるカード。

ヴェレーノはコールされた時にアドを稼げるカードが多いので、グルドーリやレフォノハイラを回収してさらに出し直すことで爆アドに。

効果を使い終わったエルメイダを手札に戻して、20000ガードとして使うというウルトラCもあるので、完璧に決まれば拍手喝采!

 

 

 

 

■プレイング解説

 

 

●手札交換

 

最初の手札交換では、フィオリエ、レフォノハイラを最優先で確保すること。

初手に無ければ5枚チェンジでも構わない。

グルドーリもエラフスもブリッツオーダーもペルソナ札も大事だけど、フィオリエ、レフォノハイラさえ確保できていれば、それらは後からでもついてくる。

フィオリエかレフォノハイラが合計2枚初手にあるのが理想。

ただどちらか片方が1枚でも初手にあるなら、グルドーリ、エラフス、ペルソナ札も残して構わないよ。

優先順位を細かく書くなら

 

フィオリエ>レフォノハイラ>グルドーリ>エラフス>ラスカリア>ヴラニオーソ>天へと導く絆の翼(双つに連なる守護の法陣)>盾>夢刃泡影

 

みたいな感じかな。

ラスカリアがG3になるまではフィオリエの方がレフォノハイラより使い勝手がいいので優先。

グルドーリ、エラフス、ラスカリアはいずれも最終的には2枚欲しいカード。

使えるようになるタイミングが

 

グルドーリ⇒5ターン目

エラフス ⇒6ターン目

ラスカリア⇒7ターン目

 

なのでこの優先順位に。ただこの3枚の優先順位はほぼ同率と考えてもらって構わない。

グルドーリばっかり引いてても、蘇生先(主にエラフス)がいなけりゃ意味ないし、ペルソナライドできないラスカリアはそれはもう悲惨だしね。

 

次にライドコストとして切りやすいブラニオーソ、翼(もしくは法陣)と続き、ライドコストにならない盾、夢刃泡影と続く感じかな。

ブリッツオーダーの優先順位が低いのは、これらがラスカリアデッキで本領を発揮するのは6~7ターン目以降と遅いから。

そしてライドラインで確定サーチできるタイミングがあるからだね。

初手から欲張りすぎると、3ターン目に夢刃泡影3枚とかなって動きにくくなることもままある。

 

※《ハルシナトリィ・モルフォ》を採用している場合、優先順位はレフォノハイラとグルドーリの間となる

 

 

 

 

●1~2ターン目

 

基本的にこのタイミングでラスカリアにできることは無い。

G1にライドして(後攻ならアタックして)そのままターンエンドになるはず。

 

シディラッカかトマティーヨが手札にあるなら(そして相手に除去が無いなら)それらをV裏に置いてプレッシャーを高めつつ後の布石としてもいいけど、シディラッカはライドコストにしやすいカードでもあるので、そのあたりはまぁ臨機応変に。

 

せっかくだからここでライドコストの解説もしておこうか。

ライドコストで優先して切っていくカードは以下の通り。

 

エラフス>シディラッカ>翼(法陣)>ブラニオーソ

 

エラフスとシディラッカが最優先なのは、グルドーリで釣り上げる筆頭候補だから。

そしてこの2枚は、コストの関係上、同ターンに両者のスキルを使えるタイミングがあまりない。

だからドロップにこの2枚をスタンバイさせておいて、状況に応じてグルドーリで使い分ける運用になるわけだね。

 

ドロップに1枚あれば十分なので、2枚目以降のエラフス、シディラッカはライドコストとしての優先順位は下がる。

特にエラフスは盤面に2枚なければならないカードなので、2枚目以降のエラフスは最優先で手札に確保しておかなくてはならない。

 

また、シディラッカが手札にあって、手札にブリッツオーダーが2枚以上あるのであれば、ライドコストとしてブリッツオーダーを切り、5~6ターン目にシディラッカでまとめて回収という荒業もあり。

ただ後攻の場合はエラフスを優先したいので、この手が使えるのは先攻を取った時ぐらいかな……?

 

 

 

 

●3~4ターン目

 

先攻であれ後攻であれ、ここで1ダメージは受けているはずなので(2~3ターン目の相手アタックは必ず受けること!)ようやくラスカリアも動き出すことができる。

このターンに出すべきは、初手に確保したフィオリエとレフォノハイラ!

特に単体で10000打点を出せるフィオリエは、後攻でもヴァンガードにアタックが届く!

除去されても惜しくない(なんならグルドーリで蘇生させて、もう一度スキルを使うチャンスができる)ので、積極的に前へと立たせよう。

 

何故ここでフィオリエとレフォノハイラを使いたいかと言うと、終盤に向けて手札の質を高めていきたいのはもちろんだけど、カウンターコストを裏にしておきたいというのがある。

ラスカリアのカウンターコストの消費先として最優先はエラフスだけれど、先攻を取った場合、エラフスを運用できるのは7ターン目。一方、ラスカリアのカウンターチャージが適用されるのは6ターン目なので、その前にカウンターコストを消費しておかなければカウンターチャージ1回分が無駄になってしまう!!

治トリガーによる裏ダメージ回復も考慮すれば、2点までならフィオリエとレフォノハイラにコストを回していいよ。

 

ブラニオーソをコールする余裕があるなら、このタイミングで出しても構わない。(グルドーリ2回分のソウルが残せるかの安全確認は怠らず!)

 

ヴェレーノ純構築なら、メリアルやディローヴも入ってると思うので、ここで出していこう。エラフスが運用できる6~7ターン目になると、使えるタイミングがなくなるよ。

 

《ハルシナトリィ・モルフォ》を採用しているなら、このターン域での速攻が華。

夢刃泡影だろうとドロップに置いて、20000打点で攻め立てよう。

 

 

 

 

●5ターン目(G2止めをする場合)

 

ここで大きな分岐点。

こちらが先行で、相手が超越デッキだった場合、G3にライドしない(G2止め)という選択肢が浮上する。

ただし、グルドーリをはじめとした「ヴァンガードがG3のラスカリアであること」を要求するユニットが多く、手札にブリッツオーダーを抱えがちなラスカリアはG2止めが不得意。

G2止めをするなら最低でも

 

10000 10000 10000

 

みたいに前列に10000を並べて3パンするか

 

10000 10000

10000

 

みたいに相手にトリガーを引かれてもリアガードのアタックが通るような布陣は組み立てたい。

このような布陣が組めず、手札がエラフスとブリッツオーダーばっかりみたいな場合は、素直にG3にライドした方がマシかなぁ……。

 

なお、G2止めをすると決めたなら、いっそグルドーリをコールしてしまうのも一考に値する。

もちろんスペリオルコールはできないけれど、10000ブーストと5000パンプは適用されるので、ヴェレーノを3枚並べることさえできるのであれば、かなりG2止め向けのスペック。

そうなればレフォノハイラも13000に化けるので、かなり強力な布陣が組めるようになるね。

 

 

 

 

●5ターン目(先攻の場合)

 

先攻の場合、エラフスの連パンも、ラスカリアの★+1も適用されないので、やることはあまりない。

最低限3回はアタックを通したいので、それができる布陣を組めるのが理想。

 

次のターンは5パンしたいので、狙われやすいエラフスは温存できるのであれば温存したい。

そのエラフスの連パンに必要なカウンターコストにも注意。まだフィオリエ、レフォノハイラにコストを割いて構わないタイミングだけど、ものすごく点止めされそうーみたいな空気が感じとれたなら、1枚は表で残しておこう。

 

ただ、あくまで優先順位は

 

1.3回アタックを通せる布陣を組むこと(1枚くらいトリガーを引かれても3回のアタックが届くのが理想)

2.エラフスの温存

3.カウンターコストの温存

 

であることを留意してほしい。

ロクにユニットが並べられないのに、エラフスを出し渋ったり、フィオリエやレフォノハイラのスキルを使い渋ったりする必要はないということ。

 

 

 

 

●6ターン目(後攻の場合)

 

先攻ではやることのないラスカリアだけど、後攻なら後攻でブリッツオーダーでドローできるタイミングが遅れるので辛いのがラスカリア。

ただラスカリアはカウンターコストに余裕がある方が動きやすいので、序盤は積極的にダメージをもらっていくのも悪くない。

3点……治トリガーが見込める展開であれば4点までは許容範囲。

さすがに5点は許容できないので、前のターンでラッシュを受けた場合は、《夢刃泡影》でダメージを抑えて、このターンにシディラッカを使って回収するというプランも検討が必要。

 

このターンでは、エラフスの連パンも、ラスカリア★+1も適用されるので、遅れを取り戻すためにエラフス2体を含めたヴェレーノ5体を並べるのが目標となる。

よってゲーム開始時から、その目標に着地できるよう手札とコストを調整しておくのが大前提。

このターンで慌てたってできることは限られてるからね。

 

 

 

 

●7~8ターン目

 

ペルソナターン。

このターンで仕留め切るのが理想だけれど、ラスカリアデッキの攻撃力の低さから、そう上手くいかないことの方が多い。

次のターンに耐えきれる算段が立たないならこの時点で全力投入するしかないけれど、ラスカリアは9~10ターン目にもつれこむことも手札交換の時点で(ひいてはデッキ構築段階から)見据えておきたい。

 

基本的にはエラフスで5パンすべきターンだけど、カウンターコストが2しか残っていな場合、5パンするか、シディラッカでブリッツオーダーを2枚回収するかは、まさしく運命の分かれ道。

エルメイダも、手札に温存するか、出すか、出して他のユニットでさらに上書きするかで、返しのターンの手札の質が段階的に変わっていく。

 

 

 

 

●9~10ターン目

 

ここまできたら、よっぽど変な展開になっていない限りお互いに消耗しきっているはずなので、もうアドバイスなんて必要ないはず。

持てるすべての戦力を投入して勝ち切れ!

以上!

 

 

 

 

■簡単なまとめ

 

 

・エラフスが5パンできるターンは必ず5パンする!!

 

 

ラスカリア初心者はまずこれだけを意識してデッキを動かしてみよう。

シディラッカとか小難しいことは考えなくていい。まずはこれ。

そのためには序盤にどのカードを切ればいいか、どこのアタックを防いで、どこのアタックを受ければいいかがゲームをプレイするほどに見えてくるはず。

 

 

色々と気を使う点は多いけれど、プレイングが勝率に反映されやすいタイプのデッキなので成長が実感できるのは、使っていて楽しい部分である。

是非ともいろんな人に手に取ってもらいたいカードだね。




まだまだ全然書ききれた気がしないので、ラスカリアに関する質問等、いつでもお待ちしております。
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